■2008年12月02日(火)
  ― 11月30日のボウリングスコア ―
1ゲーム目 : 158
2ゲーム目 : 169
3ゲーム目 : 174
Ave.167

 あまりに日記をつけていないのもどうかと思って、とりあえず、最近のスコアなど書いてみました。

 年末進行で大忙しの日々ですが、なんとか元気にやってます。ボウリングもドラムも相変わらずがんばってます。

 早くも来年の展望と目標を。来年はいろんな意味で転換期が訪れそうな予感!1年後に「今年はたくさんのこと経験したなぁ!」と言える、充実した年にしたいな。

 ところで先日FMラジオで放送していたのですが、「人生の転換期」という言葉、要注意だそうです。「手相詐欺」っていうのが最近増えていて、その手口は街角でいきなり手相を見たいと言い出しては「あなたには、今、人生の大転換機が訪れています!」などと煽って、その後に高額の自己啓発セミナーなどに誘って騙すらしいの。皆さんもお気をつけて。

 「幸せ」は、占いの中でなく、そのヒトのココロの中にこそ存在するもの。



■2008年09月30日(火)
  ― 沖縄旅行 2日目 ―
 この日も前日と似たような天気で空にはどんよりとした雲。朝はボートが出せるかと心配したけど問題なく出発!よかった!
 ボートに乗る人が増えていて、皆さん、かなりのベテランといった雰囲気。昨日以上に「皆さんにご迷惑にならないように!」と緊張感がちょっぴり強くなる。
 そんな気持ちをお見通しなのか、同じショップのダイバーさんが昨日に引き続き、いや、それにも増して親切にしてくださる。飲み物やお菓子をわたしてくれたり、エントリーの準備を手伝ってくれたり…。お世話になってばかりで恐縮。
 私もベテランになったら初心者さんには親切にしてあげなきゃ。でも、何事もマスターするのに人の3倍はかかる運動音痴な私は、100本やってやっと普通の初心者並みのレベルになるんだろうなぁ。
 こんな調子だから、ダイビング時は、自分のことであれこれ精一杯でBFの動向を気にかける余裕がまったくない。海の中でも、BFを見失うこと数回。これじゃあダメよね、BFは私の大事なバディさんなんだから…、と反省反省。
 1本目は水納島近くのポイント、「ヨスジの根」へ。岩の根っこにさまざまなオサカナが住み着いていて、それをゆっくりじっくり眺めたり写真を撮ったり、比較的のんびりできるポイントでした。こういうダイビングだとストレス少なく、エアの消費もゆるやか。
 初めてウツボを間近で見たし、小さなエビも至近距離でじーっくりと観察。小さな生き物のかわいらしい動きは、見ているだけでもかなり癒されちゃう♪
 2本目のポイントは「ラビリンス」。初心者でも楽しめる「ほどよい地形」があって、ちょっぴり冒険気分に浸れた。
 ここでは、初めて自力(?)でウミウシを発見!これまではガイドさんが見つけたウミウシを手招きで教えてもらってた。正直、ウミウシに対しては「あんなちっこくて、クニョクニョしているのの、どこが面白いのかよくわからない」と、あまり興味がわいてこなかった。が、自分で見つけたウミウシはかわいくて、喜びもひとしお。
 この日は他にも「ミナミハコフグ」や「ハナミノカサゴ」などにも遭遇。ミナミハコフグの姿に、BFが飼っているミドリフグを思い出してしまい、「家でイイコに留守番しているかしら」と心配になっちゃう。













 午後からのダイビングも楽しみにしていたのに、うねりが出てきたのでボートが出せなくなっちゃった。ビーチダイビングに期待をかけたけど、こちらもコンディション悪く無理とのこと。仕方なく、近場の海岸でシュノーケリングでもして遊ぶことに。
 向かったのは備瀬のビーチ。海に入るとすぐオサカナの姿がいっぱい。ここでしばらくサカナと泳ぎまわって楽しんだ。浅瀬だから雲間から太陽の 光が届いて、水がとてもキレイ。
 シュノーケリングは、残エアを気にかける必要はないし、ウェットスーツ着てるから温かいし、プカプカ浮くから疲れないし、少し疲れてもすぐ岩場で休憩できるし、の〜んびりできてとてもよかったわ。





■2008年09月22日(月)
  ― 沖縄旅行 1日目 ―
 先日の連休を使って沖縄へ「ダイビング修行の旅」をしてきました!
 3泊4日の予定で、一日に3本はボートダイブやって上達できるように頑張っちゃうもんね!…と張り切って旅の計画を練ったの。最初は石垣島に行くつもりだったんだけど、旅行計画を立て始めたのが時期的に遅かったようで、連休の石垣島への飛行機便はどれも満席。しかたなく沖縄本島に行き先を変更。
 肝心のダイビングポイントは「ボートですぐに行けるトコロ」が希望。去年、体験ダイビングで行った、那覇からケラマへの船旅は、「船酔い地獄」でホントにツラかったので…。BFが、ダイビング雑誌を読んだり会社の同僚のベテランダイバーに聞いたりして検討した結果、本島北部の「本部」という地域へ行くことに。
 ウキウキと旅支度や下調べをしていたら、出発の2日前になんとフィリピン沖で台風13号発生!なんで〜?!ここ何週間も沖縄はずっと晴天だったのに、よりによって!
 台風が発生してからというもの、ネットで天気予報をこまめにチェックするのが習慣になり、それは出発直前まで続いた。高気圧があれば、台風はこちらにやって来るまい。高気圧ガンバレ!フレーフレー高気圧!と急に「高気圧応援団のにわか団長」になる私。
 結局、出発日当日の沖縄は雲でときおり小雨。心配していた海の状況はなんとか小康状態(?)で、ボートも無事出航してこの日は1本ダイビングできた。ボートには、他のショップのベテランダイバーさんたちも含め数人が乗船。みんなに迷惑かけないようにしなくちゃ!…と、なるべく早めにエントリーの準備をするよう心がける。一緒のダイビングサービスを利用している二人のダイバーさんはとても親切で、ボート上でも海の中でもいろいろ助けていただいた。
 行ったポイントは「瀬底島第二ブイ」。本来ならエダサンゴの群生が素晴らしい場所なんだって…。が、海の中の視界の悪さにびっくり!一緒に潜ったダイバーさんいわく「今日は伊豆より透明感低い」。これじゃあせっかく沖縄まで来た意味ナイじゃん!
 おまけにどうもウェイトが少々重かったみたいで、もともと苦手な中性浮力がますますできない。思わずフィンワークが、小さく多く、しかもかなり煩雑になっちゃう。沈みそうになるのをあわててなんとかしようとしたら、珊瑚に指をついてしまい、ポキっと先が折れてしまった…、うわ〜(泣)。ごめんなさい、ごめんなさいっ!!! わざとじゃないとはいえ、罪悪感でいっぱい。やっぱり、中性浮力を早くマスターしないと、自然にもヒトにも迷惑をかけてしまうなぁ、と反省。



↑このエダサンゴをポキっと…。あ〜ん(泣)!



↑下の方でヒラヒラしているのはウミヘビ。



■2008年09月19日(金)
  ― 夏のサボり魔/痛い出費 ―
 この夏の間、「DAYS」に日記をつけるのをサボりまくってました!
 BFに「日記、つけないの?」と促され、友人にも「全然更新してないじゃん!」と指摘され、やっと重い腰を上げたしだいです。
 日記をつけていなかった夏の間に何をしていたかというと、特にダイビングを頑張ってました。
 サイパンで講習受けてやっとの思いで取得したオープンウォーターのCカード。習ったことを覚えているうちに、8月末に日帰りで伊豆へ、9月中旬に3泊4日で沖縄へ行って潜ってきたの。
 沖縄旅行記や海中写真などは後日まとめるとして…。
 まぁ、ダイビングってのはとにかくお金がかかるね!
 ダイビング料金そのものはもちろん、使用器材の値段も高い。BCやレギュレータなどの重器材は高くて手が出ないけど、フィン・ブーツ・マスクなどの軽器材ぐらいはレンタルじゃないほうがいいだろうと、一通り揃えてみたの。でも、フィンだけで2万円台だもの…少し痛い出費だわ。さらに痛かったのが、ダイブコンピュータだった…。

 ダイブコンピュータとは…
 [Wikipediaから引用]→水深の履歴から減圧の必要性、手順などを計算しダイバーに指示する電子機器である。略してダイコンとも言う。ダイビングから上がった時、減圧症を防ぐため、体に溜まった窒素があとどれくらいで抜けるかを計算する必要がある。これまでにはダイブ・テーブルを利用して計算していたが、ダイビングコンピューターを利用すると、その計算の手間が省ける。

 …と、このような器材なの。

 (注)無減圧限界時間や残留窒素時間などの理論を理解した上で使わないと、最新のダイブコンピューターでも減圧症になっちゃうので、ダイコンに頼りすぎずに、無減圧ダイビングを行うよう、常に注意を払わないといけないのです。

 ダイコンは精密機器でもあるせいか、これがまた泣きたくなるような高額なのだ。でも、いざ購入を決めて、ダイコンの価格をいろいろ調べてみると意外にピンキリで、上は十何万円だけど下は2万円台程度。低価格な商品でも十分な機能を備えているから、初心者の私には、まずは安めのクラスのものでも十分だわ。
 BFは私の3倍以上の値段の最新型を購入してたけど…、高額のものを思い切って買っちゃうのは、BFの「ダイビングに対する本気度」もかなり高いということだよね。
 そうは言っても、毎週伊豆で潜るとか、ましてや冬にドライスーツで潜るとか、そこまでの本気度はない模様。私も、夏にキレイな海の中の景色をのんびり楽しめたらなぁ…と思っている程度なので、二人とも典型的な「リゾートダイバー」になるんだろうな。
 でも、やるからにはもうちょっと上手くなりたい!下手くそだしビビり症だし、そんな私だから、講習ではさんざん怒られて毎日ベソかいてたんだよなぁ…。いつかまたサイパンで、講習時のインストラクターさんにガイドでお世話になるようなことがあったら、ちょっとは成長したなと思ってもらいたいじゃない!
 …ということで、今後も「ダイビング修行」は続きそうです。



■2008年08月01日(金)
  ― きんとき ―
 1週間近く夏休みをとったからしかたないのだけど、サイパンから帰ってきたら仕事の山!
 連日、遅くまで会社にいて土曜日も出勤している有様で、だいぶ疲れてるのに、日曜日には会社のウォーキング会主催の山登りに行ってきました!さらに疲労が重なりそうなことをわざわざやってしまう私は、もしかしてマゾなヒトなのかしら?
 身体の疲れとはウラハラに気持ちはかなりハイテンション、子供時代にピクニックして以来の山登りに内心ワクワクしてたの。でも今回はピクニックと違ってちゃんとした「登山」だもんね、初心者向けの山とはいえちゃんと登りきれるか、体力だけが自慢の私でも自信が少し揺らぐ。
 今回チャレンジするのは箱根の「金時山」。頂上まで1時間半の行程。初心者にはちょうど良いかな。
 ウォーキング会のメンバーと箱根で待ち合わせ。登山前に金時神社にお参り。登山の無事を祈って、さぁいよいよ出発!
 ここ数日、横浜は30度以上の真夏日が続いてた。箱根は横浜よりは少し涼しいし、登山道は木々に囲まれて直射日光はなかったけど、それでもすっごく暑かった!!!
 10分登っただけですでに汗だく。天然サウナかっていうぐらいの汗の量に自分でもびっくり。
 でももっと驚いたのが、「汗をいっぱいかきつつ、山に登る」という行為が意外にもとても気持ちよかったこと。「頂上はまだかなぁ」と考えながら、ひたすらこつこつと少しずつ登っていく…。仕事でもドラムの練習でも地味にこつこつやるのが好きだし、性格が登山向きなのかも?
 登り始めてから1時間半をかなり過ぎていたけど、なんとか頂上に到着!この時点で着ていた洋服は絞れそうなくらい汗でぬれていた…が、そんなこと気にならない清々しさ!雄大な景色を眺めながら頂上で食べたおにぎりはとっても美味しかったわ。食後は気持ちよくなって昼寝もしちゃった。
 頂上には先客の小学生の団体がいて、驚いたことに彼らはあまり汗をかいてない…!ハードな登山をしたあとだというのに、そこらへんを賑やかにはしゃぎまわっていたよ。…やっぱり若いモンには負けるわね。
 夜になって帰宅すると、BFが「登山で疲れただろうから…」と、スタミナメニューの夕食を作ってくれた。わぁい♪ シャワー浴びてさっぱりしたところで、ビール飲みながらスタミナ食を食べて…ああ、いい気分!…って、私ったらなんだかオヤジ化してない?!



■2008年07月21日(月)
  ― ただいま! ―
 サイパンのダイビング講習旅行から無事に帰ってきました。自分のおうちに帰ってきて心からホッとしてるよ。何回も旅行してるけどこんな気持ち初めて。
 …というのも、ダイビング講習がめちゃめちゃキツくて、サイパンでは毎日半ベソかいてたの。
 昨年、発熱でキャンセルした講習を主催してたのは、ネットでも悪評ばかりの某ダイビングショップだった。再挑戦のときには「もっとちゃんと教えてくれるショップでやりたいな」って思ってたら、念願叶って、サイパンのショップのインストラクターさんは大ベテラン。御本人も「ウチは厳しくやりますよ!」って宣言してた。これならしっかり講習できる、と安心したんだけど…。
 よかったぁ…と思ったのは始めのうちだけで、想像以上に厳しい先生でまいりました!
 もともと運動音痴で心配性の私だから、講習中は当然、失敗が多い。失敗するたび、たくさん注意されて怒られて…。すると「失敗しないようにしなくちゃ!」ってますます緊張して体に力が入っちゃうし、何か間違えるとパニックになって落ちついて考えられなくなって、結果、もっと大きな失敗をしてしまうという悪循環。
 実際、かなり危険な失敗もあり、血相変えて怒られました…「こんなことしてたらホントに死ぬよ!」って。
 ダイビングは一歩間違えると命を落としたり重大な後遺症を引き起こしたりするから、危険な失敗にはインストラクターさんが怒鳴るのも当然なんだけど…、自分が悪かったとはいえかなり落ち込んでしまった。
 講習は約2日半で修了したので、その後の数日でファンダイビングを6本やったんだけど、講習の続きのように相変わらず怒られてばかり。
 毎日、ショップからホテルに帰る道で落ち込んでは半べそかいていた私を、何度も励ましてくれたBFのおかげもあって、最後の2本ぐらいでようやく少し慣れてダイビングを楽しめるようになってきたの。
 …とこんな具合に、泣いてばかりのダイビング講習だったけど、やっぱり厳しいインストラクターさんに習ってよかったと思う。安全にダイビングできないと、楽しむこともできないものね。それに、毎晩のように楽しい飲み会を開催してくださって、昼間の厳しい表情とはうってかわって、夜は陽気に酔っておしゃべりが楽しくて優しいインストラクターさんでした。
 毎日海に出てたから、かなり日焼けしちゃったし、シミも増えちゃった。40代目前のお肌に、この状況はまずい!日焼け後のクイックケア方法などがあったら、皆さん教えてください!それから、近々会うお友達は、私の黒い顔を見て驚かないようにね。



■2008年07月13日(日)
  ― ボウリングスコア/行ってきます! ―
 またまたボウリングスコアの記録が滞ってしまった…。ちゃんと毎週書こうと思っていたのに〜!

【4月19日のスコア】
1ゲーム目 :139 2ゲーム目 :135 Ave.137
【4月29日のスコア】
1ゲーム目 :144 2ゲーム目 :135 3ゲーム目 : 191 Ave.156
【5月3日のスコア】
1ゲーム目 : 175  2ゲーム目 :164 3ゲーム目 : 185 Ave.174
【5月10日のスコア】
1ゲーム目 : 154 2ゲーム目 :154 Ave.154
【5月17日のスコア】
1ゲーム目 : 143 2ゲーム目 :195 3ゲーム目 : 157 4ゲーム目 :135 Ave.157
【5月24日のスコア】
1ゲーム目 : 146 2ゲーム目 :178 Ave.162
【6月7日のスコア】
1ゲーム目 : 133 2ゲーム目 :156 3ゲーム目 : 204 Ave.144
【6月14日のスコア】
1ゲーム目 : 129 2ゲーム目 : 159 3ゲーム目 : 163 Ave.150
【7月12日のスコア】
1ゲーム目 : 145 2ゲーム目 : 179 3ゲーム目 : 126 Ave.150

 ここ3ケ月ほどは平均150以上はいっているのでいいカンジといえばいいんだけど…。以前より安定してきていても、やっぱりレーンコンディションをつかむのがヘタ。自分の好みのコンディションと少しでも違うと、その感覚をつかむまですごく時間がかかっちゃう。コレ、なんとかしないと…。

 私とBF、旅先でもボウリングすることがあるけど、明日からのサイパン旅行では無理だなぁ。ダイビング講習がピッチリのスケジュールだし、そもそもサイパンにボウリング場はあるのかしら?
 …と思って今、調べてみたら…あったあった!私たちが泊まるホテルのあるガラパン地区にあるんだって。不思議なのは、いつも「CLOSE」の看板が出てるけどちゃんと営業はしているらしい(営業時間は18時から24時)。
 これならもしかして講習終わった後に行けるかも?! 体力と精神力と時間の余裕があったら行ってこようっと。
 サイパンの週間天気予報を見てみると、どの日も太陽マークが輝いている♪ 良かった。荒れた天気で海洋講習はさすがにイヤだもの。講習後のファンダイビングの日は、透明度バッチリのお天気になっていますように。
 実はダイビングマニュアルをまだ全部読み終わってない…。飛行機の中で最後の予習…ってことになりそうよ。ああああ〜どうしよう〜(←子供時代、夏休みの宿題を8月31日にやるタイプだった私)。

 では明日から元気よく行ってきま〜す!



■2008年07月09日(水)
  ― 心配! ―
 来週の月曜日から、ちょっと早めの夏休み。サイパンでのダイビング講習に挑みます。昨年、出発直前に高熱を出して泣く泣く断念したダイビング講習に、やっと再チャレンジできるんだなぁ…と思うと、なんとなく感慨深い。
 が、そんな感情に浸っているヒマはなかった。サイパンでお世話になるダイビングショップから「マニュアルを購入して熟読しておくように!」と宿題が出たよ。うわ〜!!!
 1週間も夏休みを取る訳だからその前にやっつけるべき仕事がた〜くさんあって連日の残業。勉強する時間があるかなぁ。今週あたりからやっと仕事も落ち着いて、いざ勉強に取り組んではみたものの、それにしても時間が足りない。
 でも!去年も学科講習だけは事前に受けたので、基礎知識は少しはあるハズよ…と少し自信を取り戻してマニュアルを開いてみると…意外に厚い。学習内容もかなり深いし。通勤時間帯やランチタイムに読んではいるけど、全5章中、現在第3章の途中までしか進んでいない。出発まであと4日。大丈夫かなぁ。

 考えているうちに、他にもいろいろ心配になってきてしまう。

●学科講習が全然理解できなくて晩ご飯の時間まで居残りさせられたらどうしよう?!
●もともと運動音痴で泳ぎが得意じゃないし、実は水がちょっぴりコワい私にとっては、限定水域の講習だけでも大変そう!水の中でマスクやレギュレーターを外してまた着けるなんて…そんなことできるのかしら?!
●親友のOちゃんは海洋講習がずいぶんつらかったみたいで「死ぬかと思った!!!!!!」って言ってたなぁ。ああ、私もそういう気分になりそう!
●ダイビングは楽しいけれど、一歩間違えると、体に障害が残ったり命にかかわることもある。慌てん坊の私が、水中でトラブルが起きても落ち着いて行動できるのかしら?!

 すでにCカードを持っている友人たちもみんな、こんな心配をしたのかしら? 私から見ると、みんないとも簡単にダイビングを楽しんでいるようで、苦労の痕跡などちっともないように感じる…。でも、普通の人は簡単にこなせるのに、私にしてみたらすごくすごく大変なことだった…というのは経験上よくあるんだよなぁ(小さい頃は跳び箱や高飛び、大人になってからは車の免許や英語の勉強がそうだった!)。
 とにかく講習が終わって日本に帰る頃には、そんな心配がすべてなくなっているといいんだけどね。

 かなり厳しいモノになる予感がするダイビング講習旅行だけど、唯一の楽しみは食!ガイドブックを眺めては、ステーキショップの分厚いお肉の写真に見入ってばかりいる私。元気よく講習をこなすためには、美味しいモノを食べなくて体力をつけなくてはね!



■2008年06月25日(水)
  ― お願い! ―
 いつも会社で「ひとりランチ派」な私だけど、珍しく女性の同僚を誘ってランチに出かけた。
 一緒に出かけたのは同僚のMさん。実はMさんは第二子を妊娠中で、お腹がかなり大きくなってきた。真夏になる頃には産休に入る。上司に「Mさんが仕事や産休・育休のことで困ったことや相談したいことはないか…。こういう話題は女性どうしのほうがいいだろうから、彼女に話してみてくれる?」と頼まれて、快く引き受けてランチに誘ってみたの。
 実は、普段はお互いにあまり雑談やおしゃべりはしない私たち。Mさんとは席が離れているし、私は「ひとりランチ」ばかりしているし、仕事上の接点もそんなにはなかったし。一日に言葉を交わすのは朝と退社時の挨拶だけ…なんてこともしょっちゅう。
 でも、これはやっぱり良くないのかな。私は「副主任」であるので同僚や部下のことを十分に理解しなくてはいけない立場で…。企業としても「妊産婦の従業員」への保護と理解とフォローは、とっても大事なことなわけで…。それに何よりもMさんには健康な赤ちゃんを産んでほしいし…。
 ということで、珍しい「ランチタイム」となったわけ。Mさんとお話して、臨月を前におおらかに過ごしているように見受けられ、仕事も体調に無理のない程度にこなしているらしく、ひと安心。産休・育休中の扱いや我が社の制度について一通り説明して、あとはフツーに雑談。
 その雑談の中で驚いたことがあって!
 Mさん、いま、ホントにお腹大きくて、どこからどう見ても「妊婦!」であることは間違いないのに、行き帰りの通勤電車内で席を譲ってもらったことがほとんどないんだって。
 電車の座席に座っている人の目線の前には、立っているMさんの大きなお腹があるのに…、今まで起きていたのに急に寝始めたり、読書をして気付かないフリをするんだって。
 朝の通勤時はサラリーマンの男性が多く、でも男性はまず譲ってくれることはないんだって。じゃあ、女性なら? 女性だったらわかってくれるんじゃないの?
 と思ったけど甘かった。Mさんはお嬢さんの保育園お迎え時短勤務なので、夕方には帰宅するのだけど、その時間帯の電車内は、学生の女の子やおばさま方の集団でいっぱいらしい。でも誰も譲ってはくれない。
 席を譲ってくれないのは「おばさま方」、というのがさらに驚きだった。だって「おばさん」なら育児や出産を経験したことがある人が多いだろうに…。
 反対に、一度、白髪のご老人がMさんに席を譲ってくれたことがあって、Mさんは感激のあまりナミダが出たと言っていた。
 …このお話を聞いて、私は本当に悲しくなった…。日本はどこかおかしい!ニッポンジンはどうかしてる!
 嘆かわしい気持ちになっていたところ、今朝の電車で久しぶりにすがすがしい光景を見た。修学旅行とおぼしき中学生たちが、積極的にお年寄りに席を譲っていたの。
 ああ、良かった! ニッポンもまだまだ捨てたもんじゃないな、と胸をなで下ろしたよ。
 
 とにかく!
 妊婦さんにはどうか席を譲ってあげてくださいね!
 (もちろん、お年寄りや障害のあるヒト、赤ちゃん連れのヒトにもね!)



■2008年06月19日(木)
  ― 定規 ―
 中学時代の親友、Eちゃんと久々に飲み会。前から楽しみにしていた約束だったので、仕事が忙しかったけど、この日のためになんとかがんばって時間を作ることができた。良かった♪
 「お食事会」ではなくあえて「飲み会」と表現したのは、Eちゃんは私の親友の中でも数少ない「お酒を飲むが好きなヒト」だからだ。会うといつも、ビールやワインをた〜くさん飲みながらいろんなことを語り合う。根が明るいEちゃんなので、話もはずむし、陽気にほろ酔いして楽しくて…。とっても心地いいひととき。
 とはいえ、Eちゃんも今や一児の母。もちろん前みたいに頻繁に飲み会はできないけど、この日は、ご両親がお子さんを見てくれたので、こうして私と会うことができた。お仕事に、家事に、育児に、毎日忙しいEちゃん。この日はいい気分転換になったんじゃないかな。
 忙しいはずなのにEちゃんはいつも自然体。自分を取り巻くさまざまな状況を、さらりと受け止めて、でもしっかりとした足どりで、一日一日を楽しく明るく過ごしているカンジ。同じ女性として、ヒトとしても「ステキだな」って素直に思える。
 Eちゃんのすごくいいところは、決して「自分のモノサシで他人をみない」ところだ。
 妻であり母であるEちゃんと独身まっしぐらの私。趣味や興味あることもかなり違う私たち。なのにいつまでも仲良くいられるのは、Eちゃんのその「いいところ」のおかげでもあると思う。
 知人のなかには、私に良かれと思って、たぶん親切心で、私にさまざまなことを諭したり忠告したりする人もいる。きっと、その人と私の考えかたや物事の捉え方の相違が、そうさせるんだよね。
 私のことを気にかけてくれるのはありがたいし、心配をかけて申し訳ないな…と思う。でも、たまに「お願い!私のこと信じてそっと見守ってて!」という気分にもなる。
 でも私も誰かにそれと同じようなことを、うっかりしちゃってるかもしれない。知人として「アドバイス」とか「忠告」することも時には必要かもしれないけど、その人の「生き方」や「たいせつな思い」を根本から否定したり覆すことは、したくないし、私もされたくない。
 私も、Eちゃんのことを世間一般の杓子定規で見たりしない。誰が何と言おうと、Eちゃんも私もお互いに、シアワセにイキイキと人生を過ごせたら、それですべてはOKなんだよね。




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