まゆ日記
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旦那のお友達が奥さんと去年生まれた6カ月になる女の子ちゃんを連れて見舞いに来てくれた。 ここからは片道3時間くらいかかるとこから。
旦那が倒れて手術・入院・転院とその過程をいちいち旦那のお友達に報告するのも、見舞いにきてと催促するように思えて躊躇していた。 一年後に新聞に取り上げていただいたのを機に、ちょうどいいとコピーを旦那のお友達に片っ端から送り、いまこんなかんじなんですと報告し。
コピーを送ってすぐに電話をくれたのはこの人だった。
「近く行くから。 あんちゃん(彼は旦那のことをこう言う)は、一回あっちの世界に逝っちゃった人なんだからそれはともかくさ、どうよ。 まゆぼうさんがまず第一なんだからさ。 大丈夫なのかよ。 何より自分最優先しているのかよ」
そんな言葉をくれた人だった。
披露宴に来てくれて、 「やっぱりあんちゃんと結婚するんだと思っていた」 とにやにやしながら言った一ヶ月後に結婚した(で、当然旦那はその披露宴に呼ばれた)彼はこの時の奥さまと数年後離婚し、3年前に別の人と再婚して、その奥様を連れて旦那に会いに来てくれて、会えずじまいの私にはどでかい大根と白菜をくれていった。
だから今日会うのは15年ぶり。
お子を彼が見るのは初めて。
だったわけで。
旦那も嬉しそうだったし私もお子を彼と彼の奥さまに会わせることができたしとにかく、嬉しかった。
旦那のためだけに片道三時間の距離を運転してくれる彼が本当にありがたかった。
こんなお友達、つくれた旦那をあらためて見直してみたりするまゆぼうである。
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