Subterranean Homesick Blues...YANG(ヤン)

 

 

いたずら - 2003年12月20日(土)

ナイアガラのさらに奥、
源流から今も途絶えることなく
流れてくる清らかな音。
手のひらですくって
口に運ぶ。

遠い昔の音。
すべてがクリスマスソングに
聞こえてしまうロネッツのサウンド。
スペクターの創り出した音は、
この時期にあまりに合いすぎる。

俺の記憶をくすぐって、
いたずらをはじめる。




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変わらぬ光景 - 2003年12月19日(金)

貿易センタービルの跡地に
また、巨大なビルができる。
もっと違う活用法はあったはずだ。
アメリカに対する日本、とても
複雑だ。

日本の街角で、西洋人に英語で
問いかけられる、シンプルなことだ、
ここへ行くにはどういったらいいかとか
そんなことだ。
そして、とまどって、恥ずかしがって、
笑ってごまかす日本がそこにある。
あいかわらずの光景に俺は悲しい
気分になる。


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探しにいこう - 2003年12月18日(木)

ヒップホップが蔓延していて、
気分が悪くなる。
もちろん、その中の一部はいいもの
もある。
音楽のコラージュの安直な方法に
見える。
ポップミュージック自体、コラージュと
はいわれることがある。
新しいものはなく、すべては記憶の中に
ある組み合わせによるものだという。
何がいいのかわからなくなってきた。
数年前はもっと心に届く音楽があった。
俺がいけないのか、それとも時代なのか。
まあ、どちらでもいいさ。
探しに行こう。
動き回ろう。
とどまってはいけない。


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