Subterranean Homesick Blues...YANG(ヤン)

 

 

秋も冬もなく - 2003年12月17日(水)

この部屋の暖房はもう初日から
最高にきいていて、
秋がこようと冬がこようと
真夏の状態だ。
俺は、部屋にはいった途端に
Tシャツになる。

俺以外の男も女も暑いという格好ではない。
平気な顔でいる。
どういうことだ。
俺は、暑さに強いからだをつくってきた。
寒さに強いからだをつくってきた。
もう何年も。
俺の野性に餌を与えていたといってもいい。
この都市はいつか消えるという思い、
長くは続いてはいけないという思い、
または、ここから違う世界へいくという思い、
それに備えているからか。
よくわからない。

とにかく、エアコンを切ってくれ、
体温は自分で調節させてくれ。


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かわいいやつ - 2003年12月16日(火)

コンピューターは得意気に何でも
やってくれたり、
だだをこねて何も言わなくなったり、
面倒が見きれないがほっておけない
かわいいやつだ。

そして、時にはお前と俺を結びつけたり
洒落たことをやってくれる。


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ナイアガラ - 2003年12月15日(月)

ナイアガラの血とでも呼んだら
いいのだろうか。

大瀧詠一のまわりに集まった
音楽家たちの作り出した音楽は
特別なものがあったことは
間違いないだろう。

十代だった俺は、その真っ只中に
いてラジオから雑誌からレコードから
すみからすみまで吸収していった。
今では彼らから独り立ちをしたつもり
だが、自分にも同じ血が流れていること
を感じる。

自分のナイアガラはどこへ流れていく
のだろうかと思う。




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