| 2011年01月15日(土) |
あれから10年も〜♪ |
というわけで。
この先10年も〜♪
いや、歌ってる場合じゃなくて。
来月の14日で、当サイトも10周年になりますねということです。
ぼそっとツイッターで呟いたら、思ったよりも反応があってびびりました。 私に言わせれば、これだけの年月を使って何もしてないに等しい自分のサイトの三条さんに、いや、惨状に目を覆うばかりで「見ないで、こんな私を見ないで!」な感覚なんですが。
でも「おめでとう」といわれると、それはそれで嬉しくなってしまいますなぁ。 (単純ですみません)
そんでもって、惰性人間な私に言わせれば、開設1年だろうが2年だろうが、定期的に更新して、きちんと作品を完結させて、その完結作が一つ二つ三つと増えている方々の方が、ずっと立派でしっかりした作品を作ってると思うのですよ。 そういう方々が10年続けたら、ホント、素晴らしいサイトになってると思うんです。 実際、そういう方々が一杯いらっしゃいますしね。 ネットの世界は広大です。ホントに。
そんなんで。 ついに二桁突入ですが、更新履歴を見ればわかるように
たいした活動のしていない10年間です。
いや、ホント、惰性だけですよ。 本物のオンボロ車だってもう少し走りますよ。 一生懸命かき集めても、実働4年ぐらいだと思うんですよ。
私は山奥の空き地に捨てられたオンボロ2CVですから、ブレーキ壊れて坂道をゆるゆる下って、ようやく9合目まで降りてきたようなもんですから。 ……相変わらず、よくわからない喩えですみませんが、自分の正直な気持ちはこれなんですよ。はい。
昔から当サイトを知っている方々には慣れっこでしょうが(って、そんな気長な方は2、3人ぐらいしか居ないと思いますが)、オンの事情やら何やらで
「次は○○を××ぐらいに更新します」
といっておいて、
「△△を□□に更新しました」 (註・別シリーズを三ヵ月後に)
なんてことを兵器でやる……もとい、平気でやってきましたからねぇ。
日記だって、月に一度書くかどうかだったし。 たまに愚痴るし……orz
まあ、そんなこんなも、10年目なので、少し改善しようかと思ってます!
毎年、年末年始に言ってるような気がしないでもないですが……orz
10年目の記念は、完全読みきりの中編になる予定です。
主従関係企画というものがありまして、そちらに参加できたらしようと思って書いておいたものなんですが
ある意味、血の雨が降り過ぎているので自主規制しました。
企画なら、もっと、青春のキラキラした奴の方がいいよなぁと思って。
企画の締め切りは四月末に変更したことですし、もっと別な形の主従関係のネタも思いついた(思い出した?)ので、まあ、いろいろ手探りしようかと。 書くのが間に合わなくても、読み専で楽しませてもらおうかと思ってますし。
そんなんで。
以前、日記に少し書いていた、「東方六十州の話」を10周年の記念に更新する予定です。
いつものことながら、二月に暫定更新とか、三月に完結とかなるかもしれませんが、まあ、そこはそれで。
諦めてください(私も諦めてます)……orz
もちろん、当日にボーンと更新できればいいなぁとは思ってるんですよ。ええ。 ただ、実行が伴わないだけで。
そんなんで。 一応の予告というか、予防線(?)でした。 では、また。
ツイッターを見てたら、今年の振り返りをされている方が多かったので、自分もやってみようかと思って。
寡作人間というか、ダメ人間なので、ぜんぜん更新されていないから振り返りらしい振り返りにならないけど、まあ今年は去年よりガンガン書いたような気がしたので、やってみようかと。
で。
更新履歴を見てびっくり。
RTXしか書いてねぇ……orz
しかも、二ページしか進んでねぇ……orz
どーいうこと? それでも、2ページ進めただけでもよいかと思ったり。外伝じゃなく、本編ですよ。 よーがんばった。うむ。 (ダメダメです)
美雪ちゃんのことは、登場させた時からあーなる予定立ったわけで、もっと早くあーなる予定だったんですが、酒上博士の周辺がえらく長々と続いてしまったもんですから。 なので、美雪ちゃんの件がとりあえず落ち着いたのが、ちとうれしいといえばうれしい。一つの目標をクリアしたので。スプラッタですが。 次は、この戦闘の終了なんですけどね。 っていうか、弥彦の能力のことなんですけどね。 それがかけたら、とりあえず第一部的なパートは終了なんですが。 ら、来年中にできる、か?(すでに弱気)
たくさん書いてると思っているのは、たぶん「ハーメルンの黄昏」を書いたからですね。
今年一番の成果が、オンライン文化祭に参加できたことで。 その時に、久しぶりにきちんとした読みきり短編(中編?)を書けたこと。 これは自分にとっても大きな収穫でした。 いつもと違う手法で作成したこともありましたけど、「枚数を考えてストイックに&自分の書きやすい方法でとにかくつくる」を目標に出来上がったものが、ハードボイルドSFと評価されたことに驚き&納得したり。
「ハーメルン」は103枚ですが。 たぶん、枚数にあわせて削ってなければ、200枚になっていてもおかしくなかった話なので、今年はたくさん書いたなぁという印象の大半は、「ハーメルン」のせいですね。推敲した回数も含めて。
以前にも書いたんですが、私の悪いところは、プロットとして点を決めたら、その点と点の間をほとんど決めずに書き始めるところなんですよね。
で、脱線する。
簡単にいうと、プロットの時点で決めていた状況に対して、その状況を少しでもリアルにする為のエピソードを思いつきで入れる。 で、そのエピソードを膨らませ続ける。
これがダメ。ほんと、やっちゃダメだとわかってるのにやっちゃう。ダメダメ。
ハーメルンは枚数制限があったので、半分書いたところで枚数確認して、予想していた枚数より長すぎるということで、余計なエピソードを削って。 三分の二まで書いて、またいらないエピソードを削って。 全部書いてから、また(以下略)
そんなんで、推敲の第一歩はエピソード削りからなんですよね。 まあ、ハーメルンは枚数制限があったから、そういうことができたので。
自分勝手にかける連載で、エピソード削りなんてできるわけがない……orz
「フラミンゴの話」だって、今だからいいますけど、ヒャクニチハシラと雨宿りのエピソードは、最後の場面を書くところで「あ、あれ使えるな」と思いついただけですから。 最初から計画して入れたエピソードじゃないです。 最初は、あの世界観を強化するエピソードのつもりで書いただけです。深い意味はなく。 ある意味、船長よりタチの悪い無計画さです。 逆に、盗賊の話は最初から予定通りで。 ナグサの最後はプロットの点として設定していたので、盗賊の話はプロットのもう一方の点として設定してたんですよね。 家に向かう途中でその話をするとは決めていましたが、たき火を囲んでするというのは、全く考えていませんでした。
でもまあ、そんな無計画さでも、お話は作れてしまうもんですね。
というか、今までそうやって作ってきたんですよね……orz
でも、今年はオンライン文化祭に参加して、ハーメルンを書いて、なんかいろんな意味で「護身開眼!」……じゃなくて。 何かに目覚めた気分です。 個人的に、すごくステップアップできたような気がしてます。 自分が「物語を書けてない」という、致命的な欠陥があることに気づいたり。 いろんな人の作品や人柄にふれて、いろんな見方にふれて、あらためて自分の視野の狭さに気づかされたり。
来年は、それを生かしてガツガツ書いていこうと思ってます!
例のごとく、予定は未定ですけど……orz
とりあえず、年明けには読み切りを出す予定です。 単独で読める作品になる予定です。 なので、本格的に連載再開は三月ごろかなぁ? それも未定ですね。はい。 書きたいことはたくさんあるんだけどなぁ。
ま、そんなんです。 振り返りになってませんが、ま、そんな感じです。 はい。
体調不良にかまけていて、いくつか感想をいただいていたことに気づきませんでした(滝汗)
すいません、どうもコーヒー断ちしてから、疲れやすくなってしまって。 ……逆ですね。コーヒーで疲れをごまかしてきたんでしょうけど。 禁煙者の気持ちが少しわかりました。
そんなんで遅くなってしまいましたが、返信です。
>中井かづき様
丁寧な感想をありがとうございました。 自分の作った話を分析されると、非常に照れるもんですね(赤面) 小道具や名称、エピソードの全般は、ちみちみ追加したり変更したりして配置して、当初の予定より苦労したもんですから、指摘していただけて少し嬉しかったり。 「福祉省の作業は世界のバックアップ」……これは目から鱗でした。作り手自身が、クローンと本体は交換可能な体としか思っていなかったのですが、確かに「本体を保存する=過去の人類を保管する→元に戻れる手段を残しておく」事は、バックアップに他なりませんよね。 考えようによっては、あの赤い夕日ですら、福祉省の残そうとしている無形文化のバックアップなのかも……(ドキドキ) 更に「クロウの悟り」については、私も指摘されてハッとしました。確かに、あそこで赤い街を見なければ(水色の街のままであったなら)、もしかしたら変化を受け入れることはなかったかもしれませんね。正しいと思っている過去の景色を現実として再現されたからこそ、彼の悟りや新たな覚悟も生まれたのかもしれません。それが彼らの世界の夜明けに繋がればいいなぁとは思います。 新しい視点と、丁寧な感想をくださって、本当にありがとうございました。 今後も精進します!
>小高まあな様
こちらこそ、ご一緒させていただいているのに不義理をしていて申し訳ありません。近いウチに必ず! 「おもしろかった」と言っていただけるだけでありがたいのに、想像もしていなかったディック御大の名前が! ディック御大は偉大すぎて「電気羊〜」ぐらいしか読んだことのない半端者ですが(滝汗)、比較していただけるなんて光栄です。 もっともっとかっこいい話を書けるようになりたいなぁと思ってますんで、これからも精進します! 本当にありがとうございました!
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