suzu3neの雲収集家な日々

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2008年06月04日(水) れでぃおれでぃお。

ほら、あるでしょ?
調べ物してたら、そのまま電子の海で溺れちゃう時。
WIKIなんて危険海域だよね。
海流が繋がってるから、あっという間に大洋のど真ん中さ。

そんなんで。
巡り巡ってここにたどりついちゃって。

自分、一人暮らししていた頃、よく聴いてたもんですから。
懐かしいやら面白いやら。
今は自宅周辺の電波状況や、ローカル局で提携してないので、聴くのが一苦労(≒聴けない)なんですが。
代わりに、夏冬の有明で行われる某巨大イベントで、ログをまとめた本を毎回購入してるわけですが。
(年に一回ぐらいしかいかないからなぁ。そして毎回、一気に五冊ぐらい買うので驚かれる)
しかたないじゃないか、聴けないんだもん……雰囲気&言葉だけでも楽しみたいのよ。

で。
読んでるうちにテンションあがっちゃって。
最後の方は声に出して笑っちゃいましたよ。
特に語録とか。
「ポリス沙汰」「スクールエスケイパー 」「スメルライス」「シュリンプ名グリーン」なんかは、リアルで聴いてたから更に笑う。
読んでいて面白かったのは「イタミサーティーン 」「グループ・オニシックス」。
意味は是非、WIKIを読んで確認してください。すぐ気づくだろうけど、やっぱり答え合わせは楽しいもんです。
もはやわかるようでわからない領域に達っしてるしなぁ(爆笑)

そんなんで。
不思議なもんで、声に出して笑うってすごくすっきりするもんなんですね。
気分も晴れやか。
(これが言いたかったらしい)

ありがとう、痴豚様。
いや、マジでマジで。


P.S.
リアルタイムで聴いていたのに、手に入らないとなると欲しくなるものってありますよね。
今更ながら、ラジオの企画で作っていた「スイシ隊(orショウシ隊orヘンシ隊)」のCDが欲しいです。
「子供の夢を壊すコツ〜♪ ビーチサンダルで葬式〜♪
 ここ〜が、変だ〜よ♪ オレ〜以外〜♪」
っていう歌の出だしが、頭の中でグルグルする時があります……orz



2008年05月31日(土) 動画メモ・ファンダメンタル特集

あいも変わらず、自分用の動画。やっぱりPSBで。
……しかし、こんなにこの人達にはまるとは思わなかったな……。自分でも不思議。
で。
今回はPSBのアルバム「ファンダメンタル」に入っているものと、そのツアーのライブ映像で、メモメモ。


「We are the Pet Shop Boys」



ツアー中盤からOPになったらしい(?)
どちらもファンの人が作った動画だけど、上の人のプロモや映像のチョイスが私の感性に近いような気がする(笑)
下のものはスライドだけど、ジャケ写が中心でカッコイイのでペタリ。
二つとも、TMの「ナイツオブザナイフ」のプロモみたい。バンドの歴史を知ってる人間は、見てるウチにじんわり泣ける。
歌詞はいわずもがな。途中、ボイスチェンジャー部分で曲のタイトルを並べたり「What Have I Done to Deserve This?」のサンプリングの入るところがたまらない。

「West End girls, The Sodom and Gomorrah Show (7)」



ライブの二曲つづき。でも自分、「West End girls」はあまり好きじゃないんですよね。
とういうわけで、自分が押すのは「The Sodom and Gomorrah Show」への衣装替えの早さ&安っぽい光り物だらけの軍服。個人的に笑いです。皮肉たっぷり。この曲はいつも軍服でやるんですけど、深読みすればするほどアレになるので(しなくてもアレですが)あえてしない方向で見てます(笑)

っていうか、この人たちのライブ、舞台装置やダンスがほとんど理解できない……最近のものはまだしも、昔のものは特に……orz
曲は好きなだけに、更にorz
ある意味、ゲイ文化の深さを思い知ります。暗くて深い河があるのね……orz


「Integral」



アルバム出た後だと思うんですけど、シングルにもなった曲。でもシングル曲の小洒落たテクノバージョンより、軍隊調(?)のこっちの方が、ID法への抗議としてはわかりやすいと思うんだけど。チープな分だけ、理解しやすいし。
ライブの見所は、アドレナリン出てるニール。こんなニール初めて見た。いや、ライブ映像はほとんど見てないから、知らなかっただけかもしれないですけど。
すごくシンプルなのに、悪の軍団風味のGメン歩きがたまらない(笑)
それと、いつもはクリスのドッペルゲンガー(笑)やってるダンサーのお兄ちゃんが、この曲のテーマに合わせてか、スーツ&眼鏡で踊ってる姿。カッコイイ。
あー、やっぱり自分、メガネスキー(スーツver)なのね……orz
何度も言ってますけど、この曲、自分の作品に出てくる〈E.A.S.T.s〉(っていうか、レザミオン)のイメージなので。
「One world
 One life
 One chance
 One reason
 All under
 one sky
 unchanging
 one season」

「Sterile
 Immaculate
 Rational
 Perfect」

この歌詞にグラグラ来ます。

これに「Twentieth Century」の動画を追加しておきたいんだけど、見あたらないのでおしまい。
最近、このアルバムでは「Twentieth Century」が一番好きになってしまったので、今になってこの曲が最後の一曲でないことがある意味不思議。まあ、「Integral」が一番先の未来って感じなのかも知れませんが。

そんなんで、今回のメモはここまで。



2008年05月26日(月) 「我が愛しの」

タイトルの後ろに「ホームズ」をつけた人。
同士よ、こんなところにいたのか(笑)

でも名作だよねぇ、あれは。ジャンルがジャンルでなければ、みんなにオススメしたいのだが……おまけに絶版だしなぁ……(ものすご〜く、凄く遠い目)



閑話休題。


ウチのサイトのリニューアルを計画し、ちびりちびりと作ってる最中なのですが。
久しぶりにプロフィールを書こうと思ったら、無駄に長くなってしまい。
まあ、そうそう修正する場所でもないし、これぐらいでいいか〜と思ってる今日この頃。
好きな音楽、好きなTV(というか、特撮/苦笑)、好きな小説家なんぞを書いていった先に……。
何を血迷ったか、好きな画家を追加してみたり。


日記で何度か書いてますが、自分、ダリが好きだったりします。
ダリの作品の、ダブルイメージの手法とか。
「ナルシスの変貌」なんかはまさにそれで。
タイトルが読めないし日本語タイトル忘れちゃったんだけど(苦笑)この絵とかも好きな部類。
カマンベールチーズや柔らかい時計やアリンコだけが彼じゃない(笑)
何よりも、彼の生き方や精神の方が興味深いんですけどね。作品より、彼自身が作品って感じで。
もちろん、彼に全く才能がなかったわけじゃないだろうけど、何よりも「天才を演じきった男」として凄いと思うのですよ。


でも、彼より大好きな画家がいて。
その御方を紹介したこと無いなぁ〜と。


知る人は当たり前に知ってる、後期ゴシックのヒエロニムス・ボスっていう画家さんなんですが。
知ってる人ならすぐに、私が好きだということに納得してくださるに違いない(笑)
ダリも影響を受けてるみたいですが、彼とはまた違った意味で大好き。

なにがって、その想像力が。
その化物の造形が。
それなのに人間くさい化物が。
いや、人間くさいが故に愛おしい?
自分なんぞ、この画家が抱くある種の人類愛を感じさえしてしまうのですよ。

有名な「快楽の園」の「音楽地獄」も嫌いじゃないし、地獄の責め苦を受けている人間も苦悶らしい苦悶の表情はあまり見られないんですけど、やっぱり凄惨なところがあるでしょう?
その分だと思うんですが、特に「聖アントニウスの誘惑」に出てくるクリーチャーが、ファンタジック&ビューティフル(?)で輝いて見えますよ。
悪夢もまた夢なり。

で。
そんなマイフェイバリットなボスさんを紹介するに良いリンクは……と探していたら。
そんな愛らしい(個人差有り)化物たちを、フィギュアにしてる企業が外国にあるとな!
しかも、Bunkamuraで買えるとな!


こんなフィギュアが!


……。
…………。
………………。



高ッッ!!!!



「Fish With Mast」とか「Bird With Letter」「Monster Playing The Harp」ぐらいなら飾っても家族に文句いわれなさそうだけど、他のになると大分人を選ぶしなぁ。
(「Ear With Knife」なんて、絶対に嫌がられる)
弟はともかく、家族は私の悪趣味な部分を知らないし(苦笑)
それにしても大部分を「聖アントニウスの誘惑」からチョイスしてるのは個人的に拍手喝采なのだけど、ある意味一番危険なモンスターだろうと思われる、聖アントニウスの隣にいるピンクのドレスの女がフィギュアになってないのはどういうことだ?(いいがかかり)
ドレスの裾がトカゲ系のしっぽにしか見えないので、自分解釈ではクリーチャーなんだが。
それと、かの有名な「Tree Man」が安っぽいのだが……(大泣き)


と、まあ。
長く当サイトと自分におつきあいくださってる方はご存じかと思いますが。
自分、あまり売り物に文句を言うタイプではないのです。
それだけ、どれだけ思い入れがあるかわかっていただきたい(笑)



それにしても、当サイトのリニューアル後の新プロフィールページ。
まるで私がナンセンスモンスターと不条理系ドロドロメキョメキョグチャグチャ好きみたいになっちゃったなぁ……orz
いや、嫌いじゃないんだけどさ。

あらためて、自分の趣向の偏りを感じただけで……orz

少しだけ言い訳させてください。
自分は人間の想像力を愛してます。
良き夢も悪しき夢も、それを見て表現できる人間を尊敬しています。
それ故に、人間に絶望しつつもどこかで人間の良識を信じたりしてます。
根拠なんか一つもないのにね。
そういう意味ではおめでたい人間です。
それだけは確かです。お間違いなきよう。

(いやぁ、今回の分を書き始めたときには、こんな真面目なシメになるとは思わなかったなぁ/笑)


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