小学校の頃から利用していたスポーツ洋品店が閉店することになりまして。 そんな事を知らずに過ごしていたら父が血相を変えて
「おい、こんないいジャケットが1000円だぞ!!!」
いや、気持ちはわかるけどさ……二枚抱えて飛び込んでくる話題じゃないって。 夕刻、家族で夕飯の材料を買い込みつつGO。
うわー。駐車場いっぱいだー。
いつもこれだけ入っていれば、潰れずにすんだのにというのは心の中にしまっておく。
ほら、あれだ。 宣伝BBSに書き込んだ直後は、三倍以上来客があるのと一緒だ。
家族で繰り出したワケは、スキー用品を買い揃える為。 我が家は私が高校に入るまで、毎年冬には某県にスキー旅行に出かけるのが慣習だったもので。 その頃から全く新しい道具も衣装も買っていないという物もちの良さ。 流石にグローブに穴が開いたり、靴のサイズが合わなくなったりといった不具合が出てきたので、なにはともあれスキー靴を物色。
うわー。半額以下かよ!(唖然)
熱心に靴を探す我々を他所に、父が熱心に板を物色。
うわ、最近の板って、みんな先端が丸いのか! しかも短いッ!
昔は身長より二十センチ長い板(自分基準)をはいていたんですが、今の板はみんな身長より短いんですか? そうなんですか? そんなんでスピードでるんですか!?(スキーに関しては軽いスピード狂の気があり)
うっわ〜。スキー界の流行に完全においてかれたよ〜。 自分が中学の頃全盛だったア○ミック(ブランド名)なんか見つけだせやしねよ〜(棒読み)
とりあえず、めぼしいブツを選んで買ってきましたが、「また明日、掘り出し物がないか見に行こう」と語る父と母。
楽しいですが、今月の家計が心配です……。
| 2005年01月24日(月) |
だって私が一番長く乗ってるわけで。 |
明日、日頃私が乗り回している母の車を車検に出すということで、急いで車内清掃。車に持ち込んでいた雑多なものを回収する事に。 まあ、レシートやなにやらは仕方ないと思うんですよ。 誰がいつどれだけガソリン代使ったかわかるようにしているので。 ついでにいうと、ゴミ箱やら何やらが一杯になっちゃうのも仕方ないと思うんですよ。車の中でおにぎり=朝食が基本の我が家なので。 でもね。
このおそろしいまでに詰め込まれていたカセットテープの山はなあに?
デッキって、カセット一本しか入らないじゃない? こんなに持っていても仕方ないでしょ!? 夕刻の寒風吹きすさぶ中、憤怒のあまりガチャガチャ回収していて気づく。 各人の専用テープ(当人しか聞かないテープ) 母……3本 弟……3本 私……7本
私が原因かよ……。
ま、まあ、この他に「私と弟専用」(林檎やTMGE、カヒミなど)と「母と弟専用」(揚水やボサノバ関係)もあったから……総数30本だと思えば三割未満だし。ね?(言い訳)
僕の手はどこに伸びているのだろう? この手は誰に見えているのだろう? 僕にさえ見えないこの手に、誰が触れてくれるだろうか? 僕は手を伸ばす。 貴方に向かって伸ばす。 貴方はそっぽを向いたまま、僕の知らない誰かと話す。 僕は手を伸ばす。 僕を見ているあの子の頬に。 笑ったあの子は彼方の鳥に手を振っていた。 僕は手を伸ばす。 明後日の光に照らされる幻覚は、僕だけのもの。 僕は手を伸ばす。 伸ばす。 すり抜けるものばかりでも、僕はこの手に触れようとしたものを覚えている。 僕は手を見る。 手を見る。 僕にさえ見えないこの手に、誰が触れられよう? この手は誰に見えているのだろう? 僕の手はどこに伸びているのだろう?
僕は手を作る。 僕の手を作る。 今は輪郭しかないけれど、誰かが気づいていると知っている。 僕は手を作る。 僕の手は僕の手を取る。 そしてこのワルツの彼方に君を見つける。 もしかしたら、もう見つけてしまったのかもしれない。 僕には手が見えないからわからないけれど。 君の為にもいつか必ず、僕は僕の手を作りあげる。 作り損ねたすべての手を、僕はみんな覚えているから大丈夫。
みんな覚えているから大丈夫。
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