つまらん事で家族と喧嘩する。 その後、ダイエットの一環であるウォーキングに行ったら、どんどん歩く歩く。 そのまま、どこかわからんところまで彷徨いこんでしまいそうだった(父も一緒だからまず無いことだが)
夜、うろうろと歩き回りたくなるのは私の悪いクセの一つだ。 放浪癖ではなく、感情の矛先をガソリンにして動くらしい。
この、怒りでムカムカしながらひたすら歩く事にデ・ジャヴを感じると思って記憶をさらうと、どうやら十年近く前の『ちょっとおかしかった頃の自分』に行き当たった。 神保町を当ても無くフラフラグルグル歩き回ってた頃の自分だ。 なんだかわからないけど、家に帰ってはいけないような気がした。一人部屋なのに。 焦っていたんだと思う。
私の場合、どうやら怒りと焦りは近似値のようである。
夕飯を食ってうたた寝してたら起きたのがちょうど日付が変わるごろ。 困った。眠れん。 仕方が無いのでPS2を起動しようとする。弟が東京に戻る前に独立戦争記を堪能しておかなければならないからだ。 と。 レンタルで借りてきたm-floが明日までだと思い出して愕然。堪能しつくしたとはいいがたいので、PS2を起動させるのはストップ。自分、CDはモノカキしながら堪能するのが常だから。そもそも、独立戦争記をするには目が痛すぎる。眼精疲労って奴だ。で、目薬をさすのがやたらと下手なので我慢我慢。PCのモニターはどうなんだと言われればそれはそれ。
気がついたら朝の四時。ふむん、四時間m-floづけか。なかなか結構(っていうか、このCDは買うな)でした。
っていうか、なぜ私は『白月』用の原稿をはじめてるのだ?(しかも、途中まで書いたものを差し置いて、新しく書き出してやがる……)
っていうか、『正義の〜』が八割方できてんだから、さっさと書けよ……自分でもよくわからん……。
えー。 家族的にちょいと良い事があったので、夕飯時に外食したんですよ。 あいかわらず、料理も白ワインもトークも大変おいしゅうございました、ビストロのママさん(絶対に見られないが)
さて。 ほろ酔いの私は、深夜モードに移行するのが常……だったんですが、連日の疲れや親知らずを抜いたというアクシデント(?)により、少々疲れていたらしく、日付を超えたところでうとうと……。 持病によりやたらと眠る母親と、本日アルバイト先で引越し作業を手伝っていた肉体労働者な弟は既に就寝。 では私も……と思ったら、目の前に一つのペットボトルが……。 それは母が豆腐屋さんから買ってきている豆乳で、いわゆる保存料が入っていないので早々に処理しなければならない品。 そういえば、もう半分眠ってた母親が「寝る前までに飲んでおいてね〜、折角買ってきたのにもったいないから〜」とダラダラ命令していたのを思い出し、ではさっそくと手に取る。
ここでちょいとわき道にそれましょう。 世の中には二種類の人間がいるというのは、よく聞くフレーズです。 赤信号で渡る人間と渡らない人間とかね。 ここで私がいいたいのは、貴方は「置いてあったペットボトル飲料を振ってから飲むタイプか、そのまま飲んでしまうタイプか」っていう事です。
私は基本的に後者です。 ポリシーがあるわけじゃなく、単に面倒なので振るのを忘れてしまってるだけなんですが。 なので、どうも沈殿物がありそうだと感じる飲み物は、半分ぐらい飲んでから軽く振って濃度を均等にします。
もう一度いいます。私は後者です。 ペットボトルを振らない派です。
その私が深夜、ペットボトルに入った豆乳を目にし手に取り
無意識にシェイクシェイクシェイク……
即座に上がるプラスチックの打撃音、そして水音。
蓋がどこかにぶつかって跳ねたらしい音を聞きながら、ぶちまけられた豆乳の溜まりを一人呆然と眺めるほろ酔い人間の私。 ……豆腐臭い(涙)
母上……、ペットボトルの蓋は基本的に捻って閉める為についてるんです……被せるものじゃありません。いや、確認しなかった私もアレだけど……(涙)
酔いと眠気とショックで呆然としながら床を拭く深夜でした。 みんな、ペットボトルの蓋はちゃんと確認しようね!(よい子のおねえさん風)
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