手術成功。安堵。
深夜に帰って来た弟と母と私の三人で、CTUの父を見舞う。 全身麻酔が残ってるので、口元に酸素マスクやナースコールを手に縛り付けられたりしているが、シモ関係の管が痛いとごねるだけ元気そうだ。
だが、十時間待合室のソファで無駄話をしながら(内心オドオドしながら)待っていた家族は全員筋肉痛。 いや、マジで。
祖母には自宅待機をお願いし。 祖父の病院で半日を過ごす。
隣のベッドが片付けられていく意味を考え、片付ける人たちの会話の裏を想い。 いつか来る悲しむべき未来を描き、ちょいと涙ぐむ阿呆一匹。
明日は父の手術。
| 2004年07月14日(水) |
たのんますよ、マジで。 |
いつもどおり、ばあさんと連れ立って、じいさんの病院へ車で移動。 ……。 嘘。 いつもどおりじゃなかった。
後カーブ二つ分で病院が見えるという場所に来たところで、後部席(ばあさんはシートベルトの締め方がわからないので、後部席に好んで座る)から、咳き込む音。 「なに、どうしたの?」と聞いても返事なし。これはやや耳の遠くなってきたばあさんには聞こえなかったのかなと思い不問に。 で。 駐車場について「着いたよ〜」と振り返った途端。
後部座席&ばあさんのズボンが――(涙) 吐いちゃったらしい……(涙×2)
聞いてみると、昨日の夜も、家に帰った途端吐いたとの事。 だから今朝はおかゆを食べたとの事(そのおかげか固形物はほとんどなかった)
慌ててビニール袋を取り出し、また何かあったらここに吐くよう指示。 びしょ濡れのズボンのままでは見舞いになんぞいけないし、体調も心配なので、駐車場から引き返し。ごめん、じいさん……。
帰り道も吐き通し……(いろんな意味で号泣もの)
帰ってから、ばあさんに安静にしているよう何度も言い含め(とはいえ、このばあさん、実の息子がどんなにやめるよう言っても炎天下で庭の草むしりしては気分が悪くなる人だから、無駄なような気もしたけど) 一人、愛車(とはいえ……潔癖症の母の車だよ……)をごしごし拭くのは、かなり凹む作業でした。 私の運転がまずかったのかと、自己嫌悪。 そういえば最近、図に乗った運転が多かったなあと自己反省。
夕刻。 父の見舞いに行って報告すると「……あの人はいつもそうだから」 「へ?」と私。 「最近なかったけど、タクシーでもバスでもなんでも、車酔いする人だから。いつも帰ってきてから吐いてたから。そんなに気にする事じゃないよ」 「……」 「でも、吐く前に『停めて』とかいわなかったのか?」
言ってたら停めてるって! そういう時の袋用意するって!
「そうだよな〜。困ったもんだよ、お袋にも。意地にならなくていいところで意地を張るんだから」と深刻な表情の父。 とりあえず、明日は念の為ホームドクターの所へ受診させる事を決めて(変な病気の初期症状だったら困るので) ちょっとだけ安堵。
っていうか。マジでドキドキしましたよ。 現在五人の住んでる家で、三人が入院したらシャレにならんと……(涙)
そうそう。 今年、私は大当たりの年らしいです。宝くじを買うよう薦められました。 家に蛇が出たので、ますます縁起がいいと。
だけどね。 私の星、今年は羅喉星らしいんですよ……(号泣)
↓羅喉星 http://www.tctv.ne.jp/tobifudo/butuzo/9yosei/91ra.html
マジですか……?(遠い目)
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