| 2003年12月10日(水) |
非・黒髪の彼の名は。 |
ふと。 今年はず〜〜〜〜っと、ホームズホームズ騒いでいたなぁと思い出して。 怪盗紳士×名探偵のCPは、しばらく自分のスタンダード萌え決定だなあと、自分を憐れんでみたりしてます。 ここで一句。
疲れてる 時こそわかる 萌えのツボ すずみね(御粗末)
ま、そんなセンスのない句と読み手の馬鹿はおいといて、まだこの話は続くのですが。
自分が最初に読んだホームズの本(もちろん、ジュブナイル版ですが)って、どこにしまったのかわからなくなってて。どこの出版社か忘れてしまった上に、カバーを外して持ってたからどんな装丁なのかもわからなくなってしまっているという事に気づいて、買いなおすことすらできないかもと、ちょっぴり悲しくなったりして。
ついでに挿絵がカ○ジみたいな絵のホームズで、怪しすぎだったり不敵すぎだったりで。今見れば笑いと共にしみじみと味わって眺めることもできるのになあと残念だったりしてるわけで(当時はただ薄気味悪い奴にしか見えなかったホームズ/笑) そういえば、あの本はちゃんと黒髪で描いてあったなぁとも思い出したわけですよ。
小学生むけマンガのホームズって、なぜか茶髪風がおおくありません? (逆にワトスンが黒髪だったりしてる)
N○Kもそうですが、やけに「英国紳士」っぽくみせようとしてて、変に健全かつ他国人的記号を入れようとしていません? そうなると、やっぱりイメージが「非・黒髪」になってしまうんだろうか――そんな風につらつら考えていたんですよ。
で。 はたと気がつく。
いたじゃん、「非・黒髪」のホームズ。
否。 「赤髪」の英国人名探偵 ヘルロック・ショルメスが(笑) (ルパンシリーズ参照)
そうか。世にある「黒髪じゃないホームズ」って、ショルメスなんだ! ということで。 茶髪風のホームズを見たらショルメスと脳内変換して読みましょう! ……私は8bitCPUなんで勘弁させていただきますが。
私信:築音さん、ユダヤランプのラストって、最高に萌えません?
12月……。 6月の試験にむけて、勉強もそろそろ追い込み時期となりました。現役の人たちも本格的にはじめているでしょう。年齢だけロートルの受験生一年目である自分は、模試の結果を見て「まだこれしかできねぇのかよ!」と、いやな冷汗をかいております。 という事で、試験関係の近況報告。身内だけわかればいいやという投げやり感で。
********************
相変わらず、一般教養がネックです。数的は当たりの付け方だけうまくなりました。計算で正解まで出せた事はほとんどありませんが、近似値までは出せます。なぜか。なにが間違っているのかわからないのが敗因でしょう。まあ、小学生の頃からケアレスミスの多い子供だったんで、途中計算が間違っている事が4割を超える高確率なんですが。しかし自分の事ながら4割って凄いな。野球なら4番バッターだ(自慢にならん) 専門は、法律の出来る時は経済がダメで、経済のできてる時は法律が(以下略)そんなんで、人並みには取れるようになってはいるんですが、決め手に欠けてるのが現状です。
世の中には文系と理系がいて、それが五割ずついると仮定して。 自分は文系だから理系の一般教養問題が出来ないのは当たり前として。 でも模試の結果で理系問題の正解率が五割(つまり理系の大部分が正解してる&文系にはわからん問題ってわけですな)とか出てるとムッとしたりして――勉強してないんだからできないのが当たり前(っていうか、半ば捨て科目)なのに、不毛な体力と精神力を消費する私は、実に単純明快な体育会系です(苦笑)
とはいえ。 六割とるのが目標と言われる試験において、ずっと五割代前半をうろうろしている身としては、どうにも焦りが出てきてしまい。 その分、勉強もがんばらなきゃいけないわけで。
9時半に家につくと、もうぐったりです。 何もできません。
PCを立ち上げても、ネットで知り合った方々の日記と掲示板をチェックするだけで精一杯です。 マンションでさえ、頭の中が飽和状態で、掲示板をチェックしてもレスの文章を考えて打ち込むまで2、3日かかってしまいます。超のつくスローペース――っていうか、瀕死。
*********************
先生から進められて気晴らしに受けた、漢字検定の準2級に受かりました。なので、次回は2級を受けます。今度はちゃんと検定用に勉強しないとやばそうなので、そちらもぼちぼちやらないと。 でもそっちにエネルギー使うなら、もっと別のことをしたいのが本音ですがね。あまり勉強していない刑法や、比較的点が取れるといわれてる地学の勉強するとか。 ……連載書くとか、短編書くとか。
いや、まずは睡眠だな。マジで。 慢性的な睡眠不足。変なところで船長状態。……自分のキャラながらイヤだなぁ〜、おい(笑)
まあ、そんなんで。ちょっとした近況報告という名の愚痴でした。
| 2003年11月30日(日) |
アイデン&ティティ。 |
私がこっそりみうらじゅん氏のファンになったのは、タイトルにあるこの本から。 みうら氏ファン的には外道なのかもしれないけど。
今から見るとカッコ悪いんだけど、あの頃はあれが普通だったんだろうなぁ〜、カッコイイぐらいだったんだろうなぁ〜みたいな言葉が、チラチラ見え隠れするのも一興。 でもどうなんだろう? 20過ぎてから見るのが、一番ぐっとくる作品かもしれない。それと「芸術を仕事に」しようとしている人とか。 とりあえず、映画化されるというので(中村シドウも出るのかよ!? びっくりだ)、地方の私はビデオになるのを待つとします(受け身体質)
そのみうら氏が、インタビューだか本だったかで言ってたんですが。 うろ覚えなので間違ってるかもしれませんが
「自分はAのような作品を描いてるといわれた時ショックだった。 その後、好きだったBの作品にも似てると言われた。 でも、考え方を変えた。A+B=CのCが自分なんだって」
こんな主旨ことを述べていまして。 読んだ当時にも細々ラノベを書いていた自分としては、とても救われた言葉でしたね。 「類型ってなんだ?」「自分的文章とは?」「自分らしい発想って?」「キャラ造詣とは?」etc.etc.……。 なんて、0.03半人前なのに(半人前ですらない)、悶々と考えていましたな。
ようするに。 「書けばわかるさ、書いてみよう!」(イノキ風) そう思ったり。
今でもよく悶々と「自分の作品とは?」なんぞ考えてますんで、吹っ切れたりはしていなんですが(笑)
*****************
で。 某所の方もぼやいてましたが
なんでこの界隈 11〜12月になると、何かしら問題がおきるのかなぁ?
とりあえず「元型論」でも勉強してください。そんで、学術文庫の「神話学」関係の本でも読んで、ついでに誰のでも良いから「物語論」でも読んで。今なら大塚氏のラノベ論やら人身御供論だってあるじゃないか。
ねぇ、これだけ「型」の研究がされているのに、文学が保ってられるのは、書く人のフィルターで、いくらでも「型」の世界が、表層的に変化するって事なんだよ?
それが一緒に見えるのは、「言葉」をないがしろにしている、物語の冒涜者だけだって。
今度の事件がどうなるのかわかりませんが、とりあえず、魔女狩りが早めに収束することを願います。
――っていうか、人というのは懲りない生き物なんだねぇ……。
|