入院二日目。 病院にパソコンを持ち込んだものの、モーターのあるものは一日100円かかるということで、使う日は朝から使おう、なんて思っていたけど結局夕方に。
というのも、午前中に診察があり、その後子供の心拍を取り、とやっていたらすぐお昼。その後少し本を読む内友人がやってきて、二時間以上しゃべって帰って行った。
・みおつくし料理帳最終巻 ・小説現代 8月号 を借りる。
するとあらまぁもうこんな時間。お風呂だわ。ということでシャワーを浴びて。 もうここから居眠りでもしたら夜眠れないのが分かっているので、今漸くパソコンを出したところ。 日記はできるだけ付けられるといいなと思う。 子供は32週で、一人が1880g、もう一人は1550g。一人の成長が少し遅れていて心配はあるけれど、大丈夫とのこと。 ちゃんと診察があるとやっぱり安心。 でも、談話室に2時間もいる私はきっと、不良患者なんだろうなと思う。
朝は卵焼きと焼き魚とのりとご飯。 昼はうどんと天ぷらと花豆の煮もの。 夜は何かな?
あんまりお腹は減らないけど、やっぱり食べるのが楽しみ。
管理入院一日目。
危険なほどお腹が張ったり、子宮経管が短くなったりしているわけじゃないけど、今日から入院してくださいと言われれば、入院するしかないですわ。 だた、確かに、本人にはつらいとかキツイとかないから、ついつい油断してしまいそうになる自宅安静より、確かに病院にいたほうがいいのかもしれない。 里帰りしたときと同じように、自分より家族のほうが安心している。 医者は近いほうがいいし、入院したほうがなおいいし、という感じ。
10時に手続きをして、心拍を2人分(一人20分ずつ)確認して、と諸々やっていたらお昼になった。 おいしくないと聞いていたご飯を旦那さんと一緒に食べてみる。(旦那は眺めているだけ) ナスの入ったカレーの野菜和え、カリカリ梅干しとしそのご飯、みそ汁なし、という感じ。 味付けが薄いかも、とは思うけどガマンできないほどじゃないかな。もともとそんなに濃い味じゃないので。 でも毎日こんな感じだったらさみしいなぁと、プレート全体を眺めてみる。プレートが大きいので隙間が目立つだけで、全部食べるとかなりお腹いっぱいになった。計算されているんだなぁ。
寝ているのが仕事の状態だったので、入院してもそれは変わらないけど、やっぱり暇。 旦那は一度家に帰り、私はその間図書館で借りた本を読む。次に借りたい人がいるらしいので大急ぎ。
・ママはぽよぽよザウルスがお好き 1〜4 少し古い漫画だけれど、それなりに面白い。3,4巻は1,2巻の焼き直しのようなストーリーが多くて残念。
・図書館戦争 前々から読んでみようと思っていた一冊。戦闘ものというより乙女ロマンスでした。これは確かにちょっときゅんとくる。 設定はこうだから、と言われて、はいそうですか、と受け入れられれば楽しく読めると思う。 あと2冊借りてあるので、シリーズを読み終わったら、ネット上の二次創作を読むんだーと楽しみにしている。
その間、4人部屋のほかの3人には旦那さんがやってきて、2〜3時間ゆっくりしていった。 カーテンを閉めて、結構ラブラブしてるぞ。いいのか? と思っていたら、この部屋の住人は、私以外は歩行も極限まで禁止ということで、談話室へ行くという選択がないからそうなるらしい。 廊下に出たら車いすでしか移動しちゃいけないとのこと。入院期間もすごく長いし、大変そうだ。 私にはそこまでの制限はないけど、私語がいいなら次から私も部屋でゆっくりできそう。
で、旦那戻ってこないかなと思ったら、どうやらまた姪っ子につかまったらしい。 夕飯の時間になって、自分の夕飯(カレー皿)を籠に詰めてやってきた。 一緒に夕ご飯を食べたけど、居た時間は30分くらい。 今日の夜の花火大会、姪っ子と行くんだって。どんだけ好かれてるの。
夜になって、帰り際にほっぺにちゅーしてもらっちゃった、というメールが来たよ。 デレデレ顔が目に浮かぶわもう。
自由になる最後の日だ、と思っていたら、父が姪っ子を呼び出してしまい、一日中家の中が騒がしい状態に。 旦那は姪っ子の相手をして戻ってこないし、なんだかいつもは平気な姪っ子の汗の匂いがなぜか胸に来る。
午後は少しだけ旦那と一緒の時間があって、でも、子供の名前を決めなくちゃ、などとやっていたら疲れて寝てしまった。一つの事を集中して続けられない。
そしてまた夜になって旦那大好きな姪っ子が旦那を独り占めに。 しびれを切らせて、旦那返してもらえますかね? と母に言ったら、ようやく解放されて戻って来た。 それで少しだけ二人きりの時間を過ごして、でも体力的に続かなくて結局寝た。 実家じゃなくて自宅だったらもう少しゆっくり過ごせたのにと思うとちょっとさみしい気がする。
次に帰ってくるときには子供付で、ほんとに二人きりになれるのは十数年後から先なんだなぁとしみじみ思った。
|