兎に角日記
三日に一度は兎に角と書いてしまう。

2003年08月27日(水) 職業訓練に申し込みする。

ぎりぎり派遣さんからの書類が間に合って(無理に急いでもらってしまった。ありがたや)、何とか明日には職業訓練校に入学するための手続きが取れることになった。
ハローワークで私の担当になってくれた方は、なんだかとても人当たりの良い人で、ハローワークと言うところは、言ってしまっては何だけど、もっと荒んだ雰囲気の場所かと思っていたので意外。
定員に入れる確率はとても少ないと思うんだけど、受かったらば、初めてきちんとPCの勉強をすることになるので頑張りましょう。

初めての街で、まだインターネットに繋げられていないというのは、結構不利だと思う。今回、市内や他県のハローワークの場所、安いプロバイダー、派遣会社への道筋、分からない事が多すぎて、苦労してしまった。繋げられてさえいれば、あっという間に調べられるのに。
市内の公共施設で、ネットを使える場所が無いかと聞いてみたが、どうやらこの市にそういった施設は無いようで、引っ越す前に下調べしておけばよかったとつくづく感じた。

プロバイダーに関しては、先にちょっと調べてはいたのですが、こちらでの電話番号が決まっていなかったために、NTTからの正確な距離がわかっていなかった。で、どうやらADSLに加入できる距離であると分かったものの……なんと、ここは光ファイバー対応地域だそうな。
ヤッタ! ちょっと高くても、光は一度体験してみたかったんだよな〜。なんて思っていたら。
「空きがありません」
とのこと。この地域で、光ファイバー契約している世帯が、解約するか引っ越すまで、ウチには回ってこない、そしてADSLも使えないんだそうな……色々探し回ったプロバイダーも、アナログを念頭に入れて探すところからやり直し。もう面倒くさいし、初めに話を聞いたローカルネットでいいかなと考え始めた。

難しいもんだね。引越しの前も後も。

では、また明日。



2003年08月26日(火) 迷子

早く街に慣れようと、色々とうろついている毎日なのですが、なんだか道が覚えられません。
この街はご城下だったため(上田と違って、戦国以降の)道が全て碁盤の目状になっています。
なので、出かけていく時には注意してどの辺りに何があり、どこを曲がれば家に戻れるか、注意しながら動きます。
ですが、ああ、この街の信号機はアクセスがすごーーーく悪い!!!
それで、きっと私は気が短いんでしょう。ここの角を曲がっていけばきっとあそこに出るはず、……と、曲がってみるのですが、失敗するする。
思い浮かべていた場所に出られないのは、なんだか悔しい。
余計に時間を食ってしまったりして、むっとしたり。

アクセスが良く、上手く目的地に抜けられる裏道。
食品が、雑貨が安い店。

ちょっとだけ、上田が懐かしい……。
おいしい食べ物やら、あっちでしか買えない物、食べられないもの。
うーん……ないものねだりか〜〜。

では、また明日。



2003年08月25日(月) リリー /1953年 米

「リリー」を見ました。十年ぶりです。
実家のある市の図書館で貸し出しをしている事は分かっていたし、タダより良い物は無いというわけで、今までビデオ屋で見かけても借りてこなかったのです。

久しぶりに見た感想は、「こんなにツボをつかれる設定だったのか〜!!」でした。
なんでしょうね、ヴィクコレファンならグラっときてしまう……かもしれないミュージカル映画。
思い切りあらすじを最後まで書いているので、途中まで読んで映画を見てみるもよし、最後まで読んでみるのもよし……。
リリーはもっと美人だと思っていたけど……ファニーフェイス。山田○○に似ている…けど、可愛く見えてくるからいいや〜。

あらすじ:
両親を失い、知人を訪ねて町にやって来た16歳の純真な少女、リリー。しかし彼は既に亡くなっており、身寄りの無いリリーは途方に暮れる。そこに、巡業にやってきていたサーカスの団員、プレイボーイのマーカスがやってきて、トラブルに巻き込まれた彼女を救い、リリーは彼に一目惚れしてしまう。
後を付いてくるリリーを、サーカスに誘い、一度は手を出しかけたマーカスだったが、彼女の純真さと年齢に呆れ、体のいい厄介払いをしようと、彼女にサーカスでの仕事を与えておいて首にするという方法を思いつく。
だが、彼が言うまでもなく、今まで働いた事の無かったリリーは、ウェイトレスとしての仕事を上手くこなせず、首に。
もうマーカスに会えなくなる事に落ち込みながら、夜も更け、とうとうサーカスを後にするしかなくなった前に、曲芸用のはしごが目に入る。
「昇ってみよう」
はしごに手を掛けるリリー。だがその足元はおぼつかず、そんなりリーに気付いた男が一人。人形遣いのポール。第一次世界大戦で足を負傷し、ダンサーとしての道を諦めざるを得なかった彼のことをリリーは、マーカスと比べて年も上だし、無愛想で人に冷たい、短気で怒りっぽい人間だと思っていた。
「リリー、こっちに来てよ。ナイショの話があるんだ。さあ、荷物はそのまま、兎に角僕のところに来て」
ポールは人形舞台の裏に。いつも使っている人形を操ってリリーをはしごから降ろし、人形との話に夢中にさせる。
リリーと人形の掛け合いに、夜とはいえ次第に人が集まり始め、最後には大喝采が起き、リリーは人形劇に大人を集めるために、雇われる事となる。

人形劇は連日盛況となった。そして密かにリリーを好ましく思っていたポールの気持ちは、人形を通してリリーに触れるたび、高まっていく。
だがリリーは、マーカスと離れずに済むのだという事だけが嬉しくて、人形が自分を愛してくれていることだけが嬉しくて、人形を操っているのが誰か、考えもしない。
ある日、リリーに給金が支払われた。彼女はサーカスに行って人形と飴玉を買うが、ポールにこっぴどく叱られてしまう。
「もっとマシなものを買え。他にほしいものはないのか」
現実の彼は密かに抱えた嫉妬の心も手伝ってリリーにいつも厳しかったため、リリーは逃げ出す。
そして、いつもの人形劇。
「リリー。欲しいものが何でも手に入るとしたら、何がほしい?」
「分からないわ」
「僕には分かるよ。君は自分を愛してくれる人がほしい」
「分からないわ」
「私が愛しているわ」
「僕も」
4体の人形と声色を使って演技するポールの顔は無表情である。
「……僕もだ」

リリーは青いドレスを買った。今までのぼんやりした灰色の服を脱いだリリーは生まれ変わったように綺麗で、しかしボスはそれを褒める事が出来ない。きっかけが掴めず、やっとなんとか服のことでリリーに話しかけることが出来たまさにそのとき。
興行の看板でリリーは、マーカスがサーカスから出て行く事を知る。町のホテルにスカウトされたのだ。
「悲しそうだね、リリー」「恋人に去られてしまうのさ」「繋ぎとめて置けないなんて」「君の望みは?」
「ないわ。彼は私の恋人じゃない。お願い。他の話をしましょう」
リリーはマーカスを人形遣いのためのトレーラーハウスに誘う。マーカスはリリーが可愛らしいだけではなく美しくなった事を知り、リリーを口説こうとするが、そこにポールがやってくる。
マーカスは寝台に指輪を落としていった。リリーは彼の忘れ物を届けようと走るが、ポールに止められる。
「いかん」
―― でも指輪が。
「よせ」
尚マーカスを追おうとするリリーの頬を、ポールはつい、打ってしまう。

そしてリリーは自分で指輪の正体を知った。マーカスは既に、舞台のパートナーと結婚していたのだ。リリーはマーカスのトレーラーを訪れ、指輪を返す。
「人は成長するわ。…たとえば恋から覚めるとき。迷惑をかけてごめんなさい」
リリーは自分の意志で、サーカスを出て行こうと決める。
「出て行くなら。一緒に連れて行って。君が居ないなんて耐えられない」
人形が彼女を呼び止める。
「私も愛しているわ。でも……」
「ボス(人形遣いの取りまとめをしているポール自身の事)が嫌いなんだね?」
「いつも私を庇ってくれたわ。まるで私の心が分かるみたいに」
「君に忘れられるのは嫌だ」
 彼女の両肩に触れ、頬に触れる2体の人形。
「…震えているのね」
そして彼女は気付く。カーテンを開ける。そこに立っていたのは、無表情なままのポールその人で。
「大きな仕事の契約が来ている。君に抜けられると困る」
「私が馬鹿だったわ! あんまりにも人形が身近で、あなたが動かしているなんて思っても見なくて!」
「これは、仕事だ」
「……もう違うわ」

 サーカスははるか後ろ。リリーは一人、まっすぐに続く道を歩いていく。
―― 人形たちが好きだったわ。
―― でも、人形は誰だった? …人形は……。

 リリーは元来た道を駆けていく。そして行き着いた先は、ポールの腕の中。    <END>

いや、あらずじといいますか、全部、丸々……訴えられたりしないだろうか(汗)
あのですね〜。年の差とか、抱きついたら足が届かない身長差とか、無表情で怖そうな顔とか。
たまんなかったです。ハイ。

では、また明日。


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