仕事から帰ってくると、ワゴンの上に階下からのいただきもの。 慌ててお礼を言うために階段を下りてみると、 和室の襖が開いていて、中からは義父母の声がする。 『あの〜…』と言おうとして、一瞬声を呑んでしまった。
4cmほどのゴキブリがこちらに向かって走ってくる。義母は気付かない。
『お義母さん、ゴキブリ…!』と言いながら、殺虫剤を探そうとしても 勝手が分からない階下じゃ右往左往するのが精一杯だ。 すぐ傍に義父のスリッパが目に入ったが、これで叩くのも気がひける。 そうこうしているうちに義母が、『どこ?』と襖の辺りを覗き込んで
…いきなりだん!!と踏みつけた。 (ちなみにその時の義母の足元は綿靴下一枚。)
私、硬直。目は義母の足元から離れない。
『見つけたら、すぐやらなきゃダメなのよー。』と笑いながら 踏んだ右足の靴下を脱ぐ。後には伸びたものが一匹。 チラシ一枚でゴキブリを掴もうとすると、 まだ完全に逝去なされておらず再びカサコソ動き始めた。 しかし義母もさるもの、慌てず騒がず掴み取って丸め、 『まだ死んでなかったみたいだけど、これで大丈夫でしょ。』と
両手でむぎゅうとプレスする。
絶対に圧死しているであろう力の入れ方で。
ええと、私何しに来たんだっけ…そうそう、お礼言わなきゃ。 何とかお礼を言って居間に戻っても、先程の光景が焼き付いている。 驚いたまま相方にそのことを話していたら、彼はあまり驚かない。
『だってさ、ゴキブリは噛むとか引っかくとかしないだろ?』 ……そりゃそうだけど、やっぱり気持ち悪いよ。
『俺、子供の頃さぁ、よくゴキブリに 洗剤かけて火ィつけたんだよね。 ねずみ花火みたいに、くるくる回るんだ。』
うげげげげ。
そういえば中学の担任に青森出身の先生がいらして、東京に来るまで ゴキブリを見たことがなかったのだそうだ。 上京後初めてゴキブリを自分の住まいで見つけた時、 珍しいからと暫く飼育していたという話を聞いたことがある。
踏みつけるのも、火をつけるのも、勿論飼育なんてもってのほかだ。
拙宅の思いきり近所にファミレスができて約半年。 いくら環七へ通ずる道とはいえ、最初は『こんなトコに?』と 思わずにはいられなかったが、案外繁盛しているらしい。 仕事帰りに横を通るとタクシーやスモークを貼った車などで 駐車場は常にほぼ満車だから。
ところがこのファミレス、一度も行ったことがなかった。 外でゴハンを食べるということがあまりないし、 もし食べるとしてもファミレスとファストフード店にはまず入らない。 夜であれば尚更、居酒屋へ足が向く。
そんなわけで夜行くことは殆どなさそうなので、 遅くまで寝ていた昨日の昼に行ってみることにした。
ランチにはちょっと早い時間だったが、家族連れなんかで結構混んでいる。 あと目立つのは、比較的年齢が高めな方々。 拙宅の周辺は都内でも高齢者が多い(らしい)ので おそらくはご近所の方々なのだろうと思う。 隣のテーブルではそんな方々が、ドリンクバーの意味と 使い方が分からずに少々モメ気味。
申し訳ないけれども、店員さんを囲むようにコーヒーの淹れかたを 集団で聞いている後姿がちょっと面白かった。
毎年この時期に用意する『モノ』が届いた。
そろそろネタにも尽きかけている中見つけたこの一品 話にゃ聞いていても実物を見たのは初めてである。
これ。
…さて、何でしょう。
故障で暫く放っておいたVAIOを、修理に出すことにしたのが数日前。 相方がウォークマン用に音楽ファイルを保存したいだけらしい。 よってネットもメールもいまだに興味を持たず、 修理したとしても、ネットへ繋げることはしなくていいと言う。
見積もりの結果、HD交換で約4万かかるそうな。
4万…微妙な数字だよなぁ。 5年近く前に買ったものにそれだけの修理代を出すか否か。 しかもメモリは64しかないときたもんだ。 もう少し出せばそこそこのものを買えることも考えた。
(返す返すももつくづくSONYの身勝手さにゃ腹が立つ。 何でモニターが『専用』でなきゃいけないんだろう。 モニターが何でもなくても、HDDが壊れればそれまでだし。)
でも、今回は修理してもらうことにした。
やはり『壊れたら捨てる』というのが、何だか許せなかった。 おそらく直ったら直ったでその遅さに苛立つかもしれないが それは追々メモリを増設したりしてある程度までは持っていけるだろう。 もっとも相方が不満を漏らせば、の話。 私自身はノートで今のところ間に合わせてしまっているから デスクトップに触ることもないのだから。
そういえば階下で義父が使っていたデスクトップは 20年近く頑張っていた。
ちょっとばかり今日は真面目なハナシ。
日本サイクリング協会(以下JCA)で加入していた 『サイクリスト保険』が、その販売を打ち切る旨の通知が来た。 車やバイクの自賠責保険と同じようなものであるが、 あまりにも加入人数が少ないというのがその理由らしい。
たかが自転車、されど自転車。 ママチャリだろうがロードレーサーだろうが、 他人様にぶつかればそれは一瞬にして凶器にもなるわけで 自分もおそらく怪我は免れまい。 いくら安全運転を意識していても、どこかに落とし穴がある。
余談だけれども昔事故った時に、当事者の奥様から 『自転車が車道走ること自体、間違っている』と言われたことがある。 どう考えてもご主人のことを棚に上げておっしゃった言葉としか思えない。 でも、そうお考えになる方がおいでなのは 哀しいかな現実でもあるのだ。
だからスポーツ車に乗り始めた頃からずっとこの保険に入っていた。 JCAに入ったのも、ほぼこのためだけだったと言っていいくらい。
他に自転車保険を販売する会社は多々あれど、 ここのは車体そのものにも保険をかけられたから、入っていたのになぁ。 (購入して4年も経てば、殆ど価値のないものになってしまうのだろうが)
そんなわけで、昨日からまたあちこち検索をかけている。
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