蒼粒子

2004年08月12日(木) 土方さんは一生懸命なんだ

何故にそのおいしいポジションに源さんがいるのだ……ーっ。
前回の、総司が土方さんの俳句をからかうシーンに大喜び、これからふたりのラブ度がどんどん上がっていくに違いない!!!!! という私の期待はものの見事に裏切られました(T-T)
「源さんにだけは」源さんにだけなんですか、土方さん!!
パチの「私も大人になりました」には鼻水が出そうになりましたが……。
いよいよ『新選組!』も次回は山南脱走……。最近の苦悩する山南さんは素敵すぎます。多分一番お互いのことを解りあってるのに対極にいるふたり、というのを前に描いたことがあるので、最近のふたりの対決ぶりがすごく嬉しい。山南さんが背筋をぴっと伸ばしているのに対して、土方さんが前屈み気味なところもいい。
----------
2年ぶりにまたモデムが壊れた。ので携帯から日記を書いてみましたが……いきなりパスワード間違えた……。



2004年07月23日(金) 太極旗を翻して

本日『ブラザーフッド』を鑑賞して参りました。
8月いっぱいは上映してるだろう、と甘く見ていた私は、二日前に映画館からのメルマガを見て愕然。
「どわーっ、23日で上映終了だとう?!」
たまたま今日休みだったので、朝の初回を駆け込みで(寝坊した)見てきました。

予想通り、ジンテ兄さんはかっこよすぎです!!!!! 
弟への溢れんばかりの愛情が、その優しい笑顔に滲みまくり!!!
正直言って婚約者、弟に負けてました……(いや、勝負の対象ではないが……)
そしてそんな兄を取り戻すため、真っ黒けになって走り、戦う弟・ジンソクの姿は健気で、これまた兄を思う気持ちが、その瞳にうるうると滲んでいます!!!!!
しかし……私が号泣したのは、チャン・ドンゴンやウォンビンが出ているシーンではなく、じーさんになったジンソクが、
「50年間待ち続けたのに、どうしてこんなところにいるんだよ」
「あのとき兄さんのそばを離れるんじゃなかった……」
とつぶやくシーン。
あ、また思い出し涙が……。

そういうミーハー心を満足させてくれたというのとは別に、ものすごく勉強になった映画でした。
自分がいかに、朝鮮戦争という悲惨な出来事に無知であったかということを思い知りました。日本も無関係ではないんですよね。この朝鮮戦争が、日本の経済復興の足がかりとなったわけですから。
同胞同士が血を流し合う、やりきれなさ。
仲間でさえ信じることが出来ず、疑心暗鬼になる悲しさ。
人間同士が殺し合う、愚かさ。
いつでもどんなときでも。
今私たちが甘受している平和は、
そんな多くの犠牲の上に築かれた平和なのだということを
忘れてはならないと思います。



2004年07月21日(水) 吐血ではなく喀血

つ、ついに総司が池田屋で喀血してしまいました!! いつはくのかドキドキしながら見てしまいました……。
勉強不足なため、現在の定説がどうなっているのかわからないんですけど、「この時期に喀血してたら、もっと早くに死んでるはず」「いや、病状が重い=喀血とは必ずしもいえない」みたいな論争(?)をむかし何かの本で読んだことがあって、「大河で池田屋喀血、やるんかなあ……」と気になってたんですよね。何かというと一個人の(しかも年くってからの)回顧録ということで、信憑性を疑われてしまうパチの『顛末記』ですが! ことこの総司の喀血に関する証言については、結構信頼できるような気がするのです。だって、あれだけの斬り合いをやって、みんなどっかしら傷を負ったり、返り血を浴びたりしてる中で、総司だけが違ったから印象に残っていたといえるのでは? まあ、ドラマ的には絵になりますよね!! この先新選組は死に向かっていくので、胸が痛みますが……。
暗がりの中の戦闘シーンとか、土方さんのカッコつけすぎな(笑)登場の仕方とか、見所いっぱいでございました。望月亀弥太の「どういてですか!!」には涙。どうも土佐弁に弱いようです、私。長州弁も大スキー。久坂さんに是非、しゃべらして欲しい。
前回の池田屋前夜の回も日記に書こうと思ってたんですが〜ハジメさんステキすぎ〜。どうして拷問の仕方をハジメさんに訊くの土方さん〜。


 < 過去  INDEX  未来 >


里村朋佳

My追加