以前別なところで、年末時代劇の『竜馬がゆく』が思いのほか良かったという話を書いたのですが、市川染五郎の竜馬はさておき、高杉瑞穂の以蔵が哀しくて哀しくて、すごく良かったのです。思い返してみるに、『竜馬におまかせ！』では反町隆史が（コメディーだったとはいえ、近藤役の阿南健治とか高杉役の寺脇康文とか清河役の西村雅彦とかかなりはまってる人が多かった）、上川隆也主演の『竜馬がゆく』では長瀬智也が以蔵役でした。そんなわけで私の頭の中では何となく以蔵は陰のある男前なイメージがあったのですが、歴史関係の本を読んでみると結構な書かれよう。司馬遼先生の『竜馬がゆく』ではわりと好意的な描かれ方をしていますが、おなじ司馬遼先生でも『人斬り以蔵』ではそうでもないというか……。何が言いたいのかというと、「以蔵はどうして映像化されると男前なの？」という素朴な疑問。ただそれだけ。まあ沖田総司にも同じようなことは言えるかと思うのですが、彼の場合は結核＝早世＝美人という、明治期に広まったらしい美人薄命なイメージが先行してしまったゆえ、かつ司馬遼先生が『燃えよ剣』のなかで沖田が美人であると設定したからなどいろいろ理由が考えられますよね。しかし以蔵の場合は……なんでなんだろう？
しかし司馬遼先生の影響力は絶大だなあと思う今日この頃。『燃えよ剣』のすごい所って、土方歳三のかっこよさもさることながら、沖田総司のキャラクターの可愛さにもありますよね。それを継承してくれてるのが三谷さんだと私は思うのです。

　今頃になってセブンイレブンに噂の新選組フィギュアを買い求めに行きました。いや、だいぶ前に友達に教えて貰って、一度買いに行ったんですが、その時には品切れだったのです！　もう手に入れるのは無理？と思ってたら再入荷しておりました。まめにチェックできるところにセブイレがないので、運が良かったといえば良かったかも……。しかも「こういうときは深く考えない方がいいのだ」と本能に導かれるままに一番手前のをとったら、洋装の土方さんでした。うわーい♪　なかなか男前です。ちなみにシークレットは桂小五郎らしいです。微妙な感じ。だからといって河合耆三郎とかだったらあれだしな……。山崎さんとか、容保さんとか。ないしょにしといたほうが良かったのかな〜。知りたくなかった方、すいません。
　今たまたまニュースを読んでたら、サントリーの緑茶・伊右衛門が売れすぎて一時出荷休止らしい。「こだわりとコマーシャルがきいた」からだそうですが、きっと京極ファンが買ったに違いないわ。現に私もそれで欲しいと思ったもの。うちの妹みたいにイエモンが好きで反応してる人もいるから、きっとネーミングがよかったんだわよ（野島香世ちゃん風）。

　先日の大河ドラマ『新選組！』、すっごい可愛かった総司〜♪　さすが藤原くん、蜷川さんにその可愛らしさを仕込まれた（以前『近代能楽集』だったかの舞台稽古で「もっとかわいらしく！」と指示されていたのを見たんですが）だけのことはありますね！　もうあの月代を「な、撫でたい……」と思ったのは私だけではないでしょう。しかも土方さんの「総司は俺が責任持って預かるよ」には……やられました。参りました。三谷さんに一生ついて行きますッ……!!　テレビの前でニヤニヤしっぱなしです。
　で、DVDに録画した番組を編集しようと思っていつものように部分消去したつもりが、何故か番組の始まりでインして終わりでアウトになっていて、気づいたときには肝心の番組部分だけがきれいさっぱり消えていたのです！　だー……（Q_Q)↓　この大河のためにレコーダーを購入したも同然なのに、なんということだ。しばし呆然。土曜日の再放送にかけます。重大ニュースとかで飛びませんように！
　先日郵便局に行ったら、郵便局の広報誌『郵政トピックス2004年3月号』に土方さんのことが載っていたので、思わず貰って来ちゃいました。しかし……「……ついに35歳の若さで戦死…。その直前、歳三はある若者に『日野の故郷へ届けるように』と函館で撮った写真を託しています。」ある若者って!!　名前載せてくれ〜。テッちゃんの名前を載せてくれ〜。そういえば『新選組！』のおわりの佐藤家の子孫の方のお話にも土方さんがテッちゃんを可愛がっていたことが出てきて、嬉しかったな〜♪
　ふー試験三日前なのに現実逃避気味に日記更新してます。どうしてこうテスト前ってマンガ読みたくなったり描きたくなったりするんでしょうかね。ちなみに昨日読んだのは『ゴッドチャイルド』2〜4巻なり。