2003年08月09日(土) |
京極夏彦の新刊ゲット |
発売日に買う気まんまんだったのに、台風のため断念。だって濡れたらいやだもんね〜。じゃなくて、バス待ちの間にびっちょびちょに濡れて、乗ったバスが冷房効き過ぎで濡れた服が寒い寒いで、しかも大渋滞。「早く帰らせろ!」との思いから断念。う〜。 で、今日買いました! 書体が変わりましたよね。私この「を」に特徴のあるフォントが好きなので、ちょっと嬉しい。京極さんのこだわりでしょうか。講談社は読みやすいけど、フォントは春陽堂の乱歩の方が……って、あんた……。岩波文庫は匂いが酸っぱいよね(だから!)。 いま念願の図書館でアルバイトをさせてもらっているのですが、工業関係の専門書ばっかり扱っているところなので、ちんぷんかんぷん。『塑性と加工』臭はすごい! とか『システム制御』の匂いは……。とかどんな会話だよ! な話をしています。本を扱えるのは楽しいのだが、いかんせん扱っている本が(__;) すっごい古い『科学朝日』は面白かったですが。この先どんな本が出てくるのだろうか……。
2003年07月24日(木) |
森江春策シリーズ一気買い! |
最初に読んだ森江シリーズは『地底獣国の殺人』で、これはかなりツボでした。しかしよく考えてみると、活躍するのは別の人達なので森江シリーズではあるが森江メインではない。だってー年齢も風貌も不明ι その次に読んだ芦辺作品は『殺人喜劇のモダン・シティ』。これも面白かったんですが森江シリーズにあらず……。で、やっとたどり着いたのが『怪人対名探偵』! これは期待通り乱歩チックな世界で楽しませて頂きました♪ でも結局これ以外本屋さんで手に入らなかったので、ネットで手に入るものを片っ端から注文してしまった……ι うにゃにゃにゃ〜。
2003年07月04日(金) |
『天上の愛 地上の恋』完結……それもしらん間に |
偶然立ち寄った本屋で、ふら〜とコミックス売り場に行ったら、「うそ〜10巻まで出てる!」しかしとっさに自分が何巻まで持っていたか分からなかったため、出直すことに。 そして確認の後、思いついて妹にメールを送信。『9巻と10巻買ってきて!』……程なくして妹から電話が……「ごめん、1冊分しかお金もってないねん」だー!! とりあえず9巻だけ買ってきてもらい、次の日同じ本屋に出かけていくと、「ない!!」。誰だよ〜と自分の記憶力の悪さは棚に上げて、顔も知らない10巻を買っていった人を呪う私。しょうがないので、日を改めて他の本屋へ探索に行くと、「なぬ? 11巻まで出てたんかい! しかも完結って書いてある……」。結局11巻しかなかったのでそれを買い、10巻を手に入れるまでは読むまいと封印するもつかの間、次の日にはビニールを破って読んでしまう。嗚呼、私って。 この日記を書いている今も10巻は手元にないのですが、さすがは加藤知子というかヨカッタです。ラスト。やられました。歴史物って結末変えられないし、読んでる方も知ろうと思えば知ることができるじゃないですか。例のキャメロンの大作『タイタニック』だって、最後には船が沈むと皆が知ってるこんな映画当たるわけないって言われてましたし。そこをねー、加藤さんはやってくれたなって感じで。『異国館ダンディ』から好きだったんですよ〜。ご存じない方のために解説すると、この『天上の愛 地上の恋』はオーストリアの皇太子・ルドルフ(え〜っと、ハプスブルグです! エリザベートの息子だから、呪われしヴィッテルスバッハの血も流れているのね)のものがたりです。結構この辺のお話好きなんですよ。同様に氷栗優さんの『ルートヴィヒ2世』もおすすめでございます。飛行機嫌いを克服して、いつか行ってみたいヨーロッパ。そんなことを思いながら、ノイシュバーンシュタイン城のパズルとかやってしまう私って……かなしい。
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