蒼粒子

2003年02月11日(火) 山田風太郎にマジハマリ

今更だけど、山田風太郎にハマる。むむー、ここまで面白い本を今まで読まずに来たとは。不覚。玄人筋の評判高いし、絶対面白いのはわかってたのだが……高校生の時、『警視庁草紙』じゃなくて『忍法帖』に手を出していればなあ。でもいつか読むだろうなとは思ってた。時代背景的に今ままでの自分にはヒットしなかったってことかな。とまあ、いろいろ言い訳しつつも、声を大にして言おう、『面白い!』。
いきなり『魔界転生』を読んだ。今回映画化されるという話を聞き、映画公開の前に読んでおかなくては! とか思って。何故。映画の方も興味ありあり。窪塚くんの天草四郎より、佐藤浩市の柳生十兵衛のほうが気になるね、私は。公式HP見に行ったんですけど、十兵衛の右眼が開いてるよーな……気のせい? でも開いてたら、如雲斎との対決はどうなる??
いやもーほんと面白いよー。大河ドラマの『武蔵』も笑いながら見ちゃうもんね(笑)! 「すご!」の連続。一番ウケたのは牧野兵庫頭のセリフ、「なに? ……魔界転生衆などと仰々しいことを申して、わしの屋敷でいばりちらし、したい放題、羅刹の欲望をみたしながら、思えば何もかも役に立たぬ奴」(爆)!!
いま読んでいるのは『柳生忍法帖』。これも負けず劣らず面白い。相変わらず十兵衛がカッコイイので、忍法帖制覇か迷ったけど、先に十兵衛三部作にいくことに。本屋に売ってないからネットで注文して待っているところ。『柳生』の方は、十兵衛がモテ過ぎて困ってるのが笑う!



2003年02月10日(月) 明日君と出会う僕

試験が終わってやれやれ〜っと帰宅して夕方に爆睡。おかげでたまたまテレビつけたら、演劇集団キャラメルボックスの西川さんが……イェーイ、らっきー! ってチェック甘いよι トーク番組かと思いきや、それは前フリで「えーそれではこれからご覧頂きます……」やば!と慌ててビデオ録画。後で調べたら『深夜劇場へようこそ』という番組だった。
『銀河旋律』『広くてすてきな宇宙じゃないか』の2本立。深夜なのに「私はこーゆうドラマを見たいんだーッ」と、唸りながら最後まで見てしまう。終わったら3時を余裕でまわっていたι 個人的には『銀河旋律』が好み。タイムトラベルができるようになって、法で堅く禁じられている[過去の人間との接触]によって過去を改変する人間があらわれて……大切な人との出会いがなくなってしまったら? ある日突然、大切な人がそばから消えてしまったら? というストーリー。はるかの「誰かが待っている気がして」という台詞がはじめの「はじめまして 明日君と出会う……」につながるところがツボだった。
あ〜一回劇場へ見に行きたいなー。って何年言ってるんだろうか……ι



2002年12月18日(水) 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』

ハリポタの中ではこの作品が一番完成度高いと個人的に思っている『秘密の部屋』。映画館は女子高生がいっぱいでびっくりー。全作同様、期待を裏切らないすばらしい出来。スネイプ先生の出番が少なかったけど……(涙)。原作ファンを裏切らない真摯な姿勢には脱帽。ただちょっと原作では伏線を張り巡らして最後に「おおーっ」と言わせるところが、映画ではご都合主義な感じになってたのが残念といえば残念かな。あとやっぱり見てみたかったヒュー・グラントのロックハート先生(笑)。

映画館にあった『T.R.Y』の立て看ちょーカッコいい! でも喜春姐さん若すぎ!


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里村朋佳

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