MEMORY OF EVERYTHING
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2003年09月13日(土) 『ありがとうございます』

「Yちゃんの『ありがとうございます』は、本当に“ありがとうございます”って思ってる感じがする」

って言ってくれて、ありがとう。
そう聞こえるように、心を込めて。
言ってるんですよ。


2003年07月29日(火) 伝染

人の、「鬱」な気持ちが伝染する傾向がある。

たとえばネットで、落ち込んだ内容の日記がある。
それを読む。
読んだ私も、心が沈む。

何故なら、その内容は必ず自分にも反映できるものだからだ。

以前からよく思っていることだが、
私という人間は他人の欠点ばかり集まってできているのではないか?

これも、それも、どれも。
一人称を「私」という「私」に置き換えてみたとしても、過ぎるくらいに通用する。

マイナスな気持ち。

前向きを掲げるサイトでは、いえないから。


2003年07月07日(月) 彼女の不思議

申し訳ないけど、
「ありがとう」と言えない人を私は軽蔑します。


2003年06月17日(火) あちらに書けないこちらの本音

大学が面白くない。完結に。「面白くない」。

早く来て前方の席を取っていたのに、
出席表を回しやすくする為、と突然席指定されて移動させられる。
黒板もスクリーンも遠くて見づらい。
広い教室なので後方は話し声で溢れかえってる。
「あと2分ある」とギリギリまで授業をする先生。
結局回ってこなかった出席表を書く為に、教室中が混雑・混乱。
次の授業に間に合わない。
賢くないシステム。
面白くない。

「今日は2段落やったら終わりにする」と宣言した先生。
あと30分は早く終われたのに。
途中に挟まれたある生徒との押し問答さえなければ。
『森鴎外読んだことある?』(授業は英語だが、内容理解の為か毎回文学の話ばかり出る)
『ないです。キライなんで』

読んだことないのにキライとか言えるんだ、へー。

『昔の作品を読むといいよ。山田微妙、幸田露伴……読んだことある?』
『ないです。そういうの好きじゃないんで。最近のでも面白いのありますよ』

私も読んだことないけどさ。一応私たち文芸学専攻な訳ね。
読んだことをないのはむしろ恥じるべきだと思うのね。

会話の細部まで思い出せないけど、もっとイライラする内容だった。
結局文学なんて大して知らないクセに、先生に食いついて無駄な時間浪費しないでよ。
決して好意をもてる先生じゃないけど、確実にオマエよりはいろんなこと知ってるよ。
面白くない。


交友関係に飽きた。
自分がどんな人でいればいいのかわかんない。
多分、いてもいなくてもおんなじなんだろう。私は。
『あの先生ムカつく』とか、
『次の授業サボろーよ』とか、
『あの人カッコ良くない?』とか、
『この前飲みでオールでさー』とか、
全部下らない会話に思える。
高尚な会話、というのがあるわけでもないけど。
一緒にいても別に話すことなんてない、と思ってしまう自分が「クライ」のはわかるけど。

ちょっとした意地悪とさりげない配慮の不足を見せられて、そう思ってしまった。

面白くない。



疲れた。


2003年05月21日(水) どんなに

「彼氏いる?」
「いないわ」
「ウソォ」
「ほんと」
「好きな人いなかったんだ?」
「いたけど、振られたのよ」
「ウソ、なんで? そんな可愛いのに」

「簡単よ。私の好きな人が好きだった人は私よりもずっと強くその人の心を動かしたのよ」


2003年05月13日(火) あさ

カラスの鳴き交わす声が、

朝を告げる日もあると思い出した。


2003年04月28日(月) 曇天・ときどき・晴天

どうせなら、
「アンタなんかキライ」と
はっきり言ってくれればいいのに


2003年04月10日(木) 望み

皆幸せになりたくて、あがいてる。

この青い空の下で。


2003年04月01日(火) エイプリルフール

携帯電話のメールボックスを覗くと、いつでもそこにある名前。
最後のメールは3月1日。
一言の文章も送られてこなくなってから、1ヶ月経った。
「エイプリルフールか……」
気付いたのは少し遅かったかもしれない。紛れもなく今日は4月1日だ。
桜前線も足音を経てて駆け寄ってきた。
嘘をつけなかったあの日吹いていた冷たい風も、もうここにはない。

嘘をつく。
そんな簡単で残酷な行為が、許される日だ。4月1日。
鈍い温度の携帯電話を握って、ゆっくりとボタンを押していった。
メールボックス。
3月1日。
見慣れた名前。

返信。



どうせ簡単にバレる嘘だ。
1ヶ月も断絶状態だった後で、突然にこんなものを送って信じられる訳がない。
送信。
胸が躍ってきた。なんと返してくるのだろうか。
『嘘つけ』
それでもいい。
『騙されるかよ』
それもいい。
そうしたら『やっぱりね』と私が返しておしまい。
万が一、もしこの嘘が見破られなければ。
そうしたら、鼻で笑ってやる。
『バカね、今日はエイプリルフールでしょ』

携帯電話が震えた。小刻みな振動が全て終わってから、開いた。
新着。
1ヶ月ぶりの名前がそこにあった。

そして本文を読み、私はそのまま動けなくなった。


『会いたいと思ってた』


・・・バカね。ひっかかるなんて。
今日はエイプリルフールだって・・・知ってるでしょう。
『会いたいと思ってた』。
たったその1文が頭の中を駆け巡って、行き場を無くしているようだ。
出口は私の送った言葉しかない。
しかしそれは、偽りだ。幻の出口は通れない。
『会いたいと思ってた』。
駆け巡る。頭を抜けて、心臓までやってきて、暴れ出す。
そして指が。
真実を打ち出す為に動き始める。今日という日を裏切る、「真実」を・・・

『わ』
『わたしも』
『私も』

『あ』

突然の振動が、ボタンを打つ指から、機体を握る手から全てを揺るがした。

新着。
名前。

『なんて、嘘。騙された? 今日、エイプリルフール。』




だるい指で、言葉を作った。

『私も、嘘だったから』

送信。
送信完了。
メールボックス。
送信済みメール。
名前。
本文。


「好き」


削除。


2003年03月21日(金) 寂しがりや(笑)

めちゃくちゃいっぱいメールを出して、
変な充足感があって。
ウキウキしながらメールチェックして・・・
誰からも返事が来ないと、つまんないよね(笑)

メールを書くのは凄く好きだけど、
書くのに疲れないわけではない。
だから、たくさん書けた日は満足できるんだー(笑)


ゆり |MAIL

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