犬のおやじの日記...犬のおやじ

 

 

次期戦闘機。 - 2005年08月18日(木)

現在自衛隊が運用しているF-4(ファントム)が老朽化のための退役に伴って
次期戦闘機の策定に入るそうです。F-4は30年以上前の戦闘機ですが、いまだ世界の国々で活躍している名機であります。現在日本はアメリカ製のF-15イーグルを制空戦闘機として100機ほど、アメリカと日本で共同開発したF-2を支援戦闘機(偵察、攻撃機)として80機ほど運用してます。
次の戦闘機は何になるのか、メカヲタとしてはワクワクするところですが今のところ、有力なのはF/A-18(スーパーホーネット)、F-22(ラプター)、ユーロファイター、ラファールなどがあがっているそうです。
F/A-18は今のところ最新戦闘機ですが、そろそろ最新でもなくなる。しかし安い。
F-22は最強。これ最強。しかし値段も最強。一機220億円するとも言われ、開発国アメリカですら揃えられない。(高すぎといわれているF-2でも120億円)しかも、最強ゆえアメリカが売ってくれるのかという疑問も。
ユーロファイターはヨーロッパ各国で採用されているマルチロール戦闘機です。ラファールはそのユーロファイターの開発からフランスが飛び出し、自力で開発した戦闘機です。性能には問題ないといわれていますが、日本はアメリカ以外の戦闘機を運用した経験がないのです。


なぜこれほどまでに強い戦闘機が必要か。
日本の周辺には脅威となる国が結構あります。F-15は3日に1回はロシア戦闘機の領空侵犯を追っ払いに行ったり、中国は空母こそ持っていないものの、ロシアのSu-27を300機配備しつつあります。弾道ミサイルをもつ北朝鮮もいます。
これらの脅威に対抗するためにはミサイル基地を叩くことのできる戦闘攻撃機、日本ではなんでかしらんが戦闘機の数を300機ぐらいだったかに制限されているためSu-27300機に対抗するための少数精鋭格闘戦闘機が必要になります。戦闘機の技術は工業技術の結晶。工業技術向上のためにも個人的には自国で最強の戦闘機を開発して欲しいのですが、そんな気はあんまりないらしい。F-22かF/A-18に落ち着くと思われます。さらに個人的にはグリペンもありかと。

てことを書いていると、平和を願いつつも平和を維持するために平和を脅かす者に対抗する策を採っていくのは当然って思えてこない?

戦闘機や護衛艦が日々がんばって護ってくれているからこそ、「戦争はんたーい!」「自衛隊憲法イハーン!」なんて運動が銃も持たず安全のうちに行えるのです。





...

女王の教室 - 2005年08月15日(月)

賛否両論あるらしいドラマを犬のおやじ見てない。
賛成意見は
最近の権利と自由の主張をするが、義務と責任を勘違いしている
人々に警鐘を鳴らす番組であることから、現実の社会は厳しいんだから
あれぐらいの主張のある番組でいい。

否定意見は
いじめの場面や厳しすぎて学校が嫌になるような場面を見せては
悪影響が出る!

と言った感じ。
賛成意見には、社会人が現実の今の子供に腹を立てていて、社会の
厳しさを教えてやれみたいなことを主張されますが、学校とは社会
の一部を学ぶ場なので、ある程度デフォルメされた社会でいいのです。
発育期に現実社会を体験させてしまっては子供にとって過度の
ストレスとなり上手いこと適応しきれません。子供なんだし。
否定意見には、過激な場面を一切否定する、臭いものにふたをする的
考えになりますが、逆にデフォルメされすぎた社会では現実との
ギャップがありすぎて社会に出たとき上手いこと適応しきれません。
もしくは対応できない子供の社会が出来上がる。

今の日本は否定的意見の元で育った子供な大人がいっぱいいます。
賛成意見を述べている人も、実は「大人はこんなに厳しいんだぞ!
お前らも考えろ」な子供のことを一切考えていない現在の自分の
立場のみで述べた自己主張をしていたりするわけです。

さて、現実の学校ではどうなのか、女王の教室なのか?
現在では小学校教師のほとんどが「しつけができていない子供」、
さらには「しつけされていない親」を相手に孤軍奮闘しています。
この状態でヒトではなく人間を創るにはどうしたらいいか。

「しつけを小学校でする。(教育はできない)」

「しつけができているものとみなして教育する。」

女王の教室のやり方は後者の最右翼的やりかただな〜





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