こころのままに
2006年10月29日(日)  逃走
市の学校全体の作品展を見に、大きい公園に行った。
公園全体を使って、作品を並べて展示してある。
去年は紙粘土の作品を出展した。
今年はぷーの学年の展示はないのだけど、甥の焼き物作品をお目当てに。
公園に着いてまず最初に、ぷーはゲームコーナーのストラックアウトをやりたがった。
このストラックアウトのコーナー、去年もあったな。
行列に並んで、チャレンジしたけど、三つ開けられず、もう一度並んでやると聞かなくて困った。
結局泣いて大騒ぎしてもう一度やったんだけど。

ストラックアウトは作品を一通り見てきてから後でやろうと提案し、まずは作品を見に行った。
全体に見てから、甥の作品の前で記念撮影をして、いざゲームコーナーへ行ったらなんと終了してた!
ぷー、ママが後でにしようと言ったから悪いと怒る怒る。

このあと、気を取り直して、どんぐり拾いをしようとしても、ぷーはずーっとぐちぐちぐちぐち文句言い続けている。
しばらく受け流していたけど、あまりのしつこさにいい加減頭きてブッチン!!
怒られたぷーはさらに機嫌を損ね、泣きながら公園内を逃走。
普段は何もない芝生の広場も、たくさんの作品が置かれてるせいで、探しても探しても見つからない。
こういう時、嫌な想像ばかり頭によぎってしまい、すごく不安になって焦ってしまう。
1時間近く探しまわってやっと見つけたけど…。
はあ…。すごい疲れた…。
パパにも叱られ、車に戻ってもふてくされてて。

再度、気を取り直して、
「ドライブスルーでマック買っていこうか〜?」
「…。(無言)」
「ぷーは何にする?」
「食べたくない…。」
「ほんとにいらないんだね?」
「……。…やっぱり食べる。」

家に着いて、チキンナゲット食べる頃にはもうケロッとしてるんだよね、これが。
2006年10月27日(金)  トラブル多し。
10月はトラブル続きだったなあ。
学校で足をけがして、お母さん迎えに来てくださいと電話かかってきて病院連れて行ったり、鉄棒から落ちてけがしたり。
そして今日また先生から電話があった。
友達とモノの取り合いでけんかしてつかみあってお互いひっかき傷が出来た。
まあよくある事だから、さほど驚かないけど、先生の説明と、ぷーの言ってる事が違ってて、ぷーが先に手を出した事になってた。
それに対して、ぷーはすごい納得がいかないようで怒っていたので、先生はもう一度、お互い話し合いの場を持ってくれると言ってくださった。
ぷーの言葉を信じるならば、やられたからってやりかえしたぷーも悪いんだけど、その順番を逆にされたら、やっぱりしっくりこない。
だからと言って、私が相手のお母さんに、実際はおたくの子が先にやりましたなんて言えないし。
はー、昨日からの頭痛がやっとおさまってきたと思ったのに、一気に疲れた。

全然関係ないのに、横からけんかに加わってきて、おまえぼっこぼこにしてやるぞーとか言ってくる子もいるんだって。はあ…。
そうかと思えば、どちらが悪かったか、しっかり見てて、味方してくれる友達もいるそうな。

私としては、話はじっくり聞くけど、子どものけんかにはなるべく介入せず、自分で解決する力をつけてもらいたいと思う。
やったらやりかえせとは教えてない。
でもやられっぱなしで泣いてるようでも困るけどね。
言葉があるんだから、話し合いで解決するように言ってる。
それでも細かいけんかはしょっちゅう。
男の子って、そんなものなのかな。
ハラハラする事が多くて絶対寿命が縮んでるよ…。
大きいけがしたり、けがさせたり、お願いだからしないでね。
ほんと頼みます。
2006年10月04日(水)  勝ち負けじゃないよー。
先日、運動会だった。

演技種目、ちょっと恥ずかしそうだったけど、楽しそうに踊ってたな。
50m走、4位だった。ビリじゃなかった事に感動! よく頑張ったね。

すべての種目が終わり、閉会式後、一緒に帰り道を歩いた。
今日はよく頑張ったね〜とほめてあげたいのに、ぷーは、
「負けて最悪だ〜…、最悪だ〜…。つまんない! 最悪の一日! 悔しい…。」
と、ものすごい不機嫌。
白組が負けた事を本気で悔しがってる。
「勝っても負けても、一生懸命頑張ったんだから、それでいいんだよ」
なんて言ってみても、
「じゃあ、ママは、一生懸命頑張ったのに、負けても悔しくないワケ!?」
と、食い下がってくるもんだから、また言い争いに…。

あとから思うと、ここで、「うんうん、そうだね、悔しかったねー」と、気持ちに寄り添ってあげればいい事だったのかなと思う。
でもその時は、ぷーの運動会を「楽しかった」で終わらせてあげたいって気持ちが大きくて、「最悪、つまらない」なんて言ってるぷーの思いをどうにかして変えたかった。

深夜帰宅した夫に話すと、「小さいうちから、勝ち負けなんてどうだっていいって冷めちゃってるよりいい」と言われた。
そういえば私は小学生の頃から、運動会の紅白の勝敗で、本気で悔しいとか思った事ないな。
負けても一瞬「あーあ」って思うぐらいだった。
親子なのに性格似てないな〜ってつくづく思う。
真正面から向き合ってぶつかると、ほんと疲れるよ。
まあ何はともあれ、終わってほっとしたけど。
2006年09月23日(土) 
ぷーを叱ること、もうやだよ。疲れたよ。
どこまで言い聞かせればいいの。
人をばかにしたり、傷つけるような言葉は許せないよ。
冷静に落ち着いて言ったって、輪をかけるように反抗的な態度。
思わず顔に手が出てしまった。
悪いのは私なのかな?
ぎゃんぎゃん泣いても、すぐけろっとするから、その場はおさまっても、
ぷーが寝た深夜、静かになって、じわじわと自分が嫌になる。
ゆるぎない態度でいられない。


2006年09月09日(土)  おまわりさんにビクビク
昨日の虫捕り。
一通り森の中を探したものの、クワガタ発見に至らず、あきらめて帰ろうと言うと、
「ヤダ! もう一周して探したい!!」
と怒りと悔しさをあらわにして主張。
虫除けスプレーしてるのに顔まで蚊に刺され、もうほんとに帰りたかったし、もう一周したからっているとは到底思えないし、真っ暗になっちゃったら怖いから、
「暗くなったら怖いから、帰ろう」
と言ったんだけど、まったく納得してくれず、ぎゃーぎゃー泣き出す始末。
しかも虫捕り網で叩いてきた。
いつもだったらこの時点で完全にキレてるんだけど、近所の家の人が何事かと外に出てきて見られてる気配がしたから、まずは車に乗せる事に。
とは言ってもそう簡単にあきらめて車に乗ってくれないから、
「こんな薄暗い所で子どもが泣いたり騒いでたりしたら、おまわりさん呼ばれちゃうよ」
と言って車に乗せた。

車に乗せても、捕れなかった悔しさで怒り泣き状態がおさまらないぷー。
それにつられてか、甥っ子も泣き出してしまった。
そんな子ども達に「まずは落ち着いてママの話を聞いて」って言っても、今度はいつおまわりさんが来るのかと、「いいから早く話せ〜!!」と車の窓から外をキョロキョロ見ながらさらにエキサイティング。

それでも私は精一杯落ち着いて、虫捕りについて話した。
虫捕りは、捕れる時と、捕れない時があるものだという事。
沈没船探しや、埋蔵金探しなど、何年も見つからなくても、頑張ってる人もいる事。
それでもぷーは
「最悪だ〜! 今日は最悪の日だ〜!!」
と騒いでるから、これぐらいの事で最悪って言うなと。
捕れなくても、みんなで虫捕りに来た事をママはいい思い出にするよと。

ほんと子どもって自分勝手で、親の気持ちなんてまったく考えてない。
普通あんまり母親が虫捕り連れてってくれないんだからね。

一夜明けて、今日は一日穏やかに過ごせた。
ぷーの方から、昨日の事を謝ってきたりした。
いろいろ考えたけど、夏休み明けで残暑厳しく、連日の運動会の練習なんかもあって、疲れとストレスがたまってるからなのかもしれないね。
去年の今頃は朝の集団登校拒否って形であらわれたもんな。

今日、夜コンビニに行った時の事。
買い物をすませて、車に乗った瞬間、コンビニの駐車場内に2台のバイクのおまわりさんが入ってきた。
ぷーは身をひそめ、
「ママ、早く車走らせて!!」
昨日の事件でおまわりさんが探しに来たのかもと思ったみたいよ。

お風呂から出て、腕に赤いあざみたいなものが出来てるのを気にして
「これなんだろう」
「昨日森で虫に刺されたんじゃない?」
「違うよ、虫じゃないよ」
(はいはい、また取りあえず反抗ですか…)
「じゃあ、悪い子の印をつけられちゃったのかもよ?」
「……そういう事ってほんとにあるんだねぇ…。バチか…。」
いや、多分虫刺されだけどね。
バチが当たったって思うって事は、悪かったって思ってるのね。
なんて思ったのもつかの間、
「ああ、いいこの印か〜。今日はいいこだったから」
なんだそのいきなりのポジティブは。
さっきおまわりさんにビクついてたのはどこいったんだか。
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