こころのままに
2003年07月08日(火)  歯ブラシ/親子丼
お弁当のあと、ぷーは毎日みんなで歯を磨いている。
いつもお弁当袋の中に歯ブラシも入れているのに、今日はうっかり入れるのを忘れてしまった。
帰ってくるなり、
「ママ、歯ブラシを入れるの忘れたでしょ」
「ごめんごめん、忘れちゃった」
「でも大丈夫だよ。○○くんに借りたから♪」
え? ハブラシを借りた〜?
「ハブラシは借りちゃダメだよ〜」
「でも食べたあとはちゃんと磨かないと虫歯になっちゃうんだから!」
今度から絶対入れるの忘れないから、ハブラシは貸したり借りたりしないんだよ。
分かったかなぁ・・・。


夕飯の仕度をしてる時、
「ママ、今日のご飯はなあに?」
「今日は親子丼だよ」
「親子丼なんてはずかしいよ〜。
 ママは大人丼で、ぷーちゃんは子ども丼にしてよ〜」
だって(笑)。
2003年07月07日(月)  七夕まつり
幼稚園で七夕まつり。
親は自由観覧だったので行ってみた。

コーラスグループのお母さんたちの歌に感動。

「小さい花や大きな花
 一つとして同じものはないから
 NO.1にならなくてもいい
 もともと特別なOnly one」

お母さんたちのハモリが美しくて、詩の一つ一つにもジーン・・・。
思わず泪がこぼれそうになってしまった。
園児たちもみんな真剣に聴き入っていた。


園児たちの願いごとが書かれた短冊で飾られた大きな笹を園庭で燃やした。
ぷーは「アバレンジャーになりたい」って書いたらしい。
もくもくと煙りを上げて燃える笹を見ながら、園児たちは皆、手をあわせて願っていた。

家に帰ってから、
「なんてお願いしたの? ママも“みんなが元気でいられますように”って短冊に書いてお願いすればよかったな」
って言ったら、
「アバレンジャーになりたいだよ。
 世界の平和を守るためにね。
 そうしたらママのことも守るから大丈夫だよ〜」
なんて、なんとも勇ましい答えが返ってきて可笑しいやらうれしいやら。


雨が降ってきて外に出たくないし、ぷーと一緒にカップケーキを作った。
ぷーは混ぜるの担当。
オーブンで焼いてる途中、椅子に乗ってずーっとケーキが膨らむところを見ていた。
「大きくなあれ、大きくなあれ、怪獣みたいに大きくなあれ」
なんて唄いながら。

きれいに膨らんでなかなかの出来上がり。
砂糖は入れずにメープルシロップで作ったんだけど、甘過ぎずおいしく出来た。
ぷーは大喜びで二個いっぺんに食べてた。

そんなに食べて、夜ご飯ちゃんと食べられるんだろうか・・・なんて思ったけど、夜は夜でオムライスをペロリ。
オムライス、久しぶりに作ったせいか、ぷーはすごく喜んで、
「わ〜、オムライスだー。うれしいなー。ママどうもありがとう!!」
ってすごく喜んでて、オムライスぐらいでそんなに喜ぶならもっと作ってあげようと思った。

そのあと、遅く帰ってきた夫もぷーと似たような感じで久々のオムライスに喜んでいて面白かった。

2003年07月06日(日)  冷や汗
隣の家の女の子とぷーは外で遊んでいた。
家の前で遊んでる分には見通しもいいし、時々車が通るけど、気をつけるように言い聞かせ、子ども同士で遊ばせていた。
でもまだまだ心配で、あまり過保護になってはいけないと思いながらも、10分置きぐらいに窓から様子を見ていた。
途中、ぷーが手押し車を取りに来た。
そしてまた遊びに出て・・・。
10分ぐらいしてまた様子をみた。
あれ、ぷーがいない。
隣の女の子の家にもいない。
女の子は家にいた。
ぷーが手押し車を取りに戻ってる間に、女の子は家に戻っていたようだった。
向かいの家にもいない。
一人で公園に行くわけがないと思いながらも、一番近くの公園まで走って見に行ったけどいなくて、もう一つの公園にも走って見に行った。
公園には誰もいなかった。
シーンと静まり返った公園を見た瞬間、『どうしよう、どうしよう・・・』と頭が真っ白になった。
『とにかく落ち着いて探さなくては。警察にも早く連絡した方が・・・。』いろんな思いが駆け巡りながら、「ぷーちゃん!」と叫びながら走って家に戻った。
そうしたら家の前にぷーが近所の赤ちゃんを抱いたお母さんと一緒にいた。
どうやらその人の家にあがって遊んでいたらしい。
ホッとしたのと同時に汗がだらだら出てきた。
「ごめんなさい。勝手にあがっちゃって」
「ううん、あがって遊んで行く?って言ったら来たから」
まず私はぷーにママに言わないで勝手に人の家に入ってはいけないと言い聞かせた。
それから家に入るまでのわずかな間に、その女性は息を切らせて汗を流してる私に、まるで堰を切ったようにいろんなことを質問したり話したりした。
腕に抱いている1歳になったばかりだという赤ちゃんの離乳食のこととか、私の歳はいくつかとか、いつからここに住んでるのかとか。
家は近所だけど、時々顔を会わせた時に軽く会釈したことがあっただけの女性。育児で大変なのかな、子どものことを話せる人が身近にいなくて寂しいのかな、と思った。
そう思った瞬間、私は何も言えなくなってしまった。
ぷーが家にあがろうとしたとしても私が知らないところで家に入れないで欲しいと言おうと思っていたのだけれど。
きっとこの人は自分の育児で精一杯なんだ。
ぷーには私がよく言い聞かせればいい。

最近、長崎で4歳児が連れ去られビルから落とされるというとても痛ましくて許せない事件があり、私は自分に置き換えて考えたり、テレビを見ながらなんども泣いたり奮えたりしていた。
今日はその事も含め、いろんな不吉な考えが頭に浮かんだ。
取り返しがつかない事がないよう、もっと私も気を配り、ぷーにももっといろんな事を教えていかなくてはいけないとあらためて思った。
2003年07月05日(土)  フランダースの犬
さっきテレビ(キッズステーション)で「フランダースの犬」の最終回をやっていて、ぷーと一緒に真剣に見ちゃった。
もう号泣・・・。
せめて絵の才能が認められたことを知らせてあげたかった。

ネロがルーベンスの絵を見て横たわったところで、
「この子、かわいそうだね。おじいちゃんも死んじゃったんだよね」
とぷーが言ったけど、目が泪でうるうるしちゃって、
「そうだね」
としか言えなかった。
そうしたら、
「ママが真剣にマンガを見てるなんて信じらんなーい」
なんて言われちゃった。

安らかな顔で、大好きなパトラッシュと一緒に天国に旅立っていったネロ。
かわいそうだけど、
ルーベンスの絵を見ることが出来てよかったね。
アロアのお父さんがわかってくれて、よかったね。


2003年07月04日(金)  プチ遠足


今日は水族館までプチ遠足。
ぷーは何日も前から、
「あと3回寝たら・・・」
「あと今日と明日寝たら・・・」
「今日寝て明日起きたら・・・」
とすごく楽しみにしていた。
そんなふうに楽しいことを心待ちにしてるぷーの様子を見ているだけで、私まですごく幸せな気持ちになれる。
今日は親の付き添いはなしで、先生と園児だけで幼稚園バスに乗って行ったんだって。
ぷーはバス通園じゃないから、幼稚園バスに乗れただけでもうれしかったみたい。

帰ってきて、
「どんな魚がいた?」
って聞いたら、
「噛みついたら絶対に離れないのがいたよ」(どうやらスッポン)
「あと大き過ぎるお魚。丸食べ出来ないぐらい大きいの」
うはは、水族館でも食べること考えてたのか〜。



今日はお弁当にさくらんぼを三つ入れた。
からっぽのお弁当の中にはさくらんぼの種が二つ。
「お友達にさくらんぼ、あげたのね」
「うん、○○くんにあげたらすごい喜んでたよ」
「よかったね〜」
「でもね、△△くんも欲しがったんだけど、ぷーちゃんのが一つになっちゃうからあげなかった」

う〜ん・・・。4歳児なんて、そんなものなのかなぁ・・・。
Will / Menu / Past
Mail / My追加