ムッキーの初老日記
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好きな人がいたら、申し訳ない。初めに謝っておく。 私が一番苦手な芸能人は、多分 松野明美 だ。
そこそこ苦手な人だと 「わ!○○だ、この人の○○な所がいやなんだよね」などと 分析しつつ貶しつつも、番組が面白ければ見続ける事が出来るし 「へえ結構いい所もあるね」などと、見直す事もあったりなんかする。
だが。 松野明美に関してだけは、そういう事は一切ないと断言する。 彼女が現れた瞬間に、急いでチャンネルを変える。 彼女がしゃべり出す前に!一言の言葉も発しないうちに!
急いで!(゜口゜)!早く早く(゜口゜)!!
彼女のどこがイヤだとか苦手だとか、口にするのも嫌なのだが 簡単に言ってしまうと、一番駄目なのが話し方だ。
どうしてあんなに前のめりにつんのめって話すのか。 騒がしく、品がなく、知性のかけらもない。 いやこれは言い過ぎだったら申し訳ないが、 もしあったとしても、全く見えなければ、無いと同じだ。
私にとって、彼女の話はノイズでしかない。 とにかく見ていたくないし、声も聞きたくない。
最近はあまりTVにも出ないのでホッとしているが たまに出てくると、楳図かずおの漫画ばりに
ひいぃぃぃ(゜口゜)ぃぃぃ!!
となって、チャンネルを変える。
だが、私は彼女を否定するものではない。 彼女がいなければ、ああこんな事は非常にバカに見えるな。とか 人としてこうはなるまい。とか、思えないもの。 だからどうぞそこにいてください。・・・・・嫌いだけど。 (↑ここ、チーちゃま風^^ 参考日記 )
ものすごく前置きが長くなってしまったが・・・|∇・)・・・
結局何が言いたかったかと言うと、実は先日、松野明美のような女性が ファミレスで熱弁を振るっている場面に遭遇し、げんなりしてしまったのだ。
ご婦人5、6人連れの中の一人で、一際声が大きくジェスチャーも大きく なんと時折立ち上がるほど興奮し、つば飛ばし飛ばし話していたのだ! どことなく面差しも松野っぽかったのがおかしい。
そのグループの人々もグッテリだし、周囲もうんざりだった。 私は連れの絶倫の倫ちゃんと
ああはなるまい。ああはなるまい。(-_-;)(-_-;)
と題目のように唱え、彼女達が帰るのをひたすら待った。
そしてああいう人を アケミングしてる と言うことにした。
アケミングしないように、気をつけながら年を重ねたい。
+・+・+ 夏限定!オッサン君味 +・+・+
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2006年07月07日(金) |
美輪明宏音楽会後日談 |
実はオッサン君も美輪さんが大好きだ。 私が録画した「オーラの泉」をたまに観ては 「美輪っち、いいこと言うな〜」などと感心している。
先日美輪さんのコンサートから帰ってきた私に奴が話しかける。
オ「面白かった?」
ム「うん、面白かったよ!すごいオーラだったよ!」
オ「へー。で、美輪グッズは売ってたか?」
ム「美輪グッズ?ないよそんなの。CDと本ぐらいだったよ」
オ「なんだーステッカーとかバスタオルとかキーホルダーとか なかったのかーつまんねーなー」
ム「永ちゃんじゃないんだからそんなのないよ。 それにもしあったってステッカーなんかどうすんの」
オ「車に貼るんだよもちろん。」
ム「え!美輪さんステッカーを!? なんて書いてあるやつを!?」
オ「 ヨイトマケ 。( ・∇・) もちろんカタカナで」
ぎゃはは(T凹T)はははは!
嗚呼オッサン君、今年で四十路。
※車はイメージです
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先日、劇団ひとり似ともっぱらの評判の実家の母を訪ねた。
私は赤いTシャツを着て行ったのだが 私をじーっと見て母が言った。
あんた…そのTシャツ、
猫ひろし みたいだね ( ・∇・)σ
Σ(゜口゜)!!
母「半ズボンはいたらいいんじゃないか。 でもあんたはデカいから猫でかしかもね! ( ^∀^)あははは・・・」
ム「・・・・・・・・」
母「手をこうやって(ジェスチャーつき)、なんて言うんだっけ?あそうだ
アムステルダム!アムステルダム! 」
ぎゃはは(T凹T)ははははは!
嗚呼我が母、65歳。 お母さんそれはポーツマスだよ・・・。
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2006年07月05日(水) |
ふくしま紀行【3】バカ・カルテット |
福島のサカモトちゃん宅には、昔はよく泊りがけで遊びに行ったものだが ここ数年はなかなかそういう機会もなく、今日は本当に久々の訪問になった。
当時、まだサカモトちゃんの娘、ナッツはまだこの世にいなかった。 それが今はこうして存在して、小学生になって、お茶出しなど手伝っている。 月日は流れるなあ・・・などと一人しみじみと物思いにふけってみた。
あの頃。私とオッサン君=水戸チームと サカモトとキッテン(サカモトの元ダンナ)=いわきチームは 年に4、5回は泊まりがけで遊んでいた。
ムッキー「夜はよくトランプとか人生ゲームとかやったなぁ」
サカモト「やったねえ。で、負けると罰ゲームでね!」
ムッキー「そうそう!顔に筆ペンで落書きしたり!」
サカモト「ぎゃははは!やったやった!」
倫ちゃん「ええー( ・∇・)!顔に!?ヒゲとかキズとか?」
サカモト「いやそんな生ぬるいもんじゃなかったよな」
ムッキー「そうそう。もう最後の頃には真っ黒になっちゃってな」
サカモト「勝ったのに描いちゃったりさ、何がなんだかわからない状態だったな!」
ムッキー「夜中でテンション上がっちゃってたんだわな。シラフなのに」
サカモト「写真残ってるよ確か。ナッツ、2階からアルバムもって来て」
ナッツが持って来てくれたアルバムを開くと、「あの頃」のみんながいた。 ふざけてばかりいて、転げまわって笑い、写真ばっかり撮っていた頃。 しかも、遺影に使えそうなまともな写真は1枚もなかった。
サカモト「あ!あったあった!これこれ!」
倫ちゃん「どれどれどれ・・・・ ええっ(゜口゜)!?」
倫ちゃんは絶句し、その後スローモーションで崩れ落ち 声を出さずに笑い、のた打ち回まわり、もうちょっとで死ぬ所だった。
倫ちゃんを殺しはぐった写真がこれである。
サカモト ムッキー キッテン
明らかに描き過ぎである。
眉毛鼻毛は当たり前。私に至っては、瞼の上に目まで描いている。 しかもこのポーズは一体・・・ オッサン君が撮影したので写ってないが、奴もとんでもない顔だったのは間違いない。
倫ちゃん「バカだよ・・・あんたらバカカルテットだよ〜(;Д;)いでで〜」
ムッキー「まあまあ、若い頃ってのはみんなこんなもんだよ。なぁ」
サカモト「そうそう、みんな通る道だよねぇ」
だが倫ちゃんは写真の日付を見逃しはしなかった。
「若い頃って言ったって、これ93年1月の写真でしょ。
と言うことは、28歳じゃん!
若くないじゃん!
もういい大人じゃん!」
( ・∇・)ハッ!( ・∇・)!
初老になった今でも、やろうと言われたらきっと断らない。
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2006年07月04日(火) |
ふくしま紀行【2】サプライズ坂本 |
起きたら、土砂降りだった。 台風でも来てるのかってくらいの、横殴りの雨。 その上、地震まで起きた。
「さすが美輪様だよ…( ・∇・)ふふ…」
などと、揺れながら考える。なんとも今日の相応しい幕開けだ! 今日は福島県いわき市での美輪明宏さんのコンサートに行く日だ。
同行者は「倫ちゃんの倫は絶倫の倫」でお馴染みの、倫ちゃん。 そして福島には、サカモトちゃん母娘が住んでおり、 コンサート前に会う約束をしている。雨や地震などなんのその、だ。
朝雨女の腕まくりとはよく言ったもので 案の定昼前にはすっかり雨も上がり、快適ドライブでいわき市についた。
サカモトちゃん宅で、お手製の美味しい昼食をいただいて あとはサカモトちゃんの一人娘のナッツと4人で なんだかんだと思い出話などしながら、楽しく過ごした。
時間に余裕があるからちょっと買い物でも行こう、と言うことになり サカモトちゃんの運転で近所のお店を回ったりしたのだが 思ったよりも道路が混んでおり、ちょっと時間が気になりだした。 サカモトちゃん宅からコンサート会場までは車で20分弱。 私の車を先導して連れて行ってくれる事になっていたのだが
「このまま私の車で行っちゃおうぜ! ムッキーの車取りに戻ってたら、開演に遅れちゃうしさ」
とサカモトちゃんが言い出した。さすがに恐縮した私、
「ええ!そんなの申し訳ないよ!大丈夫だよ 今から行けば間に合うよ。一回戻ってよ車まで」
「いいっていいって!送って行くよ! 帰りはまた迎えに来るからさ〜気にすんな〜」
と言って、そのまま会場に向けて走り出した。 確かにその後も道がとても渋滞した事もあり、会場についたのは 開演時間ぎりぎりであった。
私と倫ちゃんを路上で降ろしたサカモトちゃんは
「ほんじゃ!頃合い見計らって迎えに来るから!電話してね!」
と言ってにこやかに走り去っって行った。
「いい人だね〜」 「なー、いい奴なんだよ」
とシミジミ言い合いながら、会場へ入る列に並んでゆっくり歩いていたら 倫ちゃんが
「あれえ?あれ、サカモトちゃんじゃない!?」 「あホントだ!どうしたんだろう???」
見るとそこには、さっき別れたはずのサカモト母娘が。 そして、奴らは私たちに気付くとニヤリと不敵な笑みを浮かべ 手に持った何かをこちらに向けた。
なんと、それは、今夜のチケットだったのだ!!
えぇーー(゜口゜)(゜口゜)ーーっ!
そう、実はサカモトちゃんも今日のチケットを持っていたのだ。 なのに今の今まで言わず、驚かしてやろうと黙っていたのであった。 後から聞いたら、地元のTV局のプレゼントで当たったそうで チケットが届いたのがほんの3日前だったそうだ。
やられた・・・・。やられたよ。
昔から人を驚かすのが大好きな奴だったけど、まさか今日やられるとは。 40目前になっても、まったく変わってないじゃないか。 人間の本質なんて、初老になったからって そうそう簡単に変わるものでもないと言うことを 私はサカモトを見て改めて実感した。
サカモトに乾杯( ・∇・)/
同じく美輪さんファンのネット友「哲ママ」も同じ会場に来ていたのに 人ごみに流されて会えなかったのが唯一心残りだけれど
あとは、我が2006年7月1日に悔いなし。である。
+・+・+ 夏限定!オッサン君味 +・+・+
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ムッキー
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