猫の足跡
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あれだけ引っ掻き回しといて、この結末か…ってな感じで怒り心頭というよりも脱力腑抜け状態です。
件の企画書(0822参照)を持って、遠路はるばる某所でプレゼンしたら、 この段になって初めて出てきた先方の「課長」が「う〜ん、やっぱりこうやってちゃんと提案の内容を聞くと、一部分だけでなく当初の提案どおり全体をやるべきだと思うんですよね」といきなり180度方向転換…。これまで話を進めてきた課長補佐ってば顔面蒼白。
しかも、課長からは同じ料金、同じ期間で全体も出来ちゃったりしないかな〜という虫のいいサウンドも混ざってたりして…(やんわりお断りしましたけど)。
お〜いっ、どうなっとるんじゃ。
課長補佐君よ。うちに頼むとか何とかほぼ決まりのようなこと言っといて、根回しちゃんとできてないのかしら?予算×××万円取ったとかなんとか言ってたけどどうなるんでしょうねぇ。
というわけで、この件、またもやペンディングになったようです。
次にお声がかかるのは12月くらいかしら…(笑)、まあ、そのときは、一部の導入もきっぱり断ります(予定)。
まったく、お役人様の仕事の進め方には開いた口がふさがりません。日頃の構造改革論議とか、石原都政、田中県政のやり方には色々と問題があるなあと、その下で働く多くの公務員の方々に深く深く同情しているのですが、いざ、一緒に仕事をすることになると、やはり『役所の仕事』には無駄や他人任せの責任逃れが多いことを実感します。 上(または外)からの改革はむちゃくちゃだし、中にいる人間には、改革する気もないし、法や過去からの経緯でできないことはたくさんあるし、そもそもどこに問題があるか分っていないのではないかと思うわけで…。
そこで、個人的には、『公務員は民間企業で3年以上勤務した経験を有する者のみ採用とする』というのが一番の解決方法ではないかと思うわけです。まあ、今いる人たちが一巡するまでに何年もかかるので、即効性はないのだけれど、やはり「予算に対する考え方」や「プロジェクトの効率的な進め方」を身に付けた人たちが、実効性の高い改革を自ら行うことが一番ではないかと。もちろん、今いる人たちを民間企業に派遣するという方法もありますが、それだと「元に戻る」が前提なので「お客さん扱い」されて余計に悪いこともあるのではないかと懸念もされますし…。
勝手な意見なので当事者の皆さんには色々言い分はあると思いますけどね。
2002年09月03日(火) |
大山が見えないのは寂しいけれど |
午後から健康診断なので(なのに?)、一緒に行く女の子3人で早めに仕事を抜けて、近所の40数階建ての職住近接小洒落たビルでお昼食べてから行きました。
体重が増えるのはいやだけど、美味しいもの食べるチャンスは逃さない…女ってよくばりよね。味はまあまあでしたが値段は高すぎる。1800円のパスタランチってちょっとひどいと思いません?
夕方からは、某所でプレゼン…。うちの会社の人数規模が少ないのがちょいとネックになったかもしれない…。マンパワー確かに足りないしなあ。 どうかなあ、きっと取れないだろうな、と思いながら、自宅最寄り駅を降りてとぼとぼ歩く帰路…。ふと横断歩道の真ん中で顔を上げると、西の空がバンっ!とひらけました。
夕間暮れの、水色から薄紫色に変わりつつある空に、紅色の鮮やかな雲がいくつもいくつも、幅広のリボンみたいにたなびいていて、息を呑みました。
東京に住んでいると、いつも周りを建物に囲まれているので、空がとても狭くて息苦しいと思っていたけれど、こんなところから、西の端が見えるんですね。
ああ、きれいだ。この一瞬を偶然見ることが出来て、良かった。
はかなくて、鮮やかな風景に、不覚にも涙が出そうになりました。
昨日は、ホントにぐったりだったわ(笑)。
で、その疲れを癒し、気持ちの良い週末気分を取り戻すべく、昼前から代官山にお散歩に出かけました。
白いシャツに、ジーンズ、紺のリュックを肩にかけて、歩きやすい底のしっかりしたサンダル履いて一人でさくさく歩く…あ〜、本来の自分に戻ってすごく幸せ。人間、無理はいけませんね。
代官山は、おしゃれな女の子で一杯。目の保養には最高ですね。やっぱ、こういうコがいいよねぇ。うんうん。
T嬢の誕生日プレゼントを選んで、ついでにカードも探して、雑貨や洋服を見て…お昼になったので、洒落たイタリアンカフェでパスタランチ食べて、女の子の楽しみを満喫。
おんなじ女子度を高めるんだったら、こっちの方がぜんぜんいいなあと思った次第です。何をしたわけでもないのだけれど、昨日の後だけに、命の洗濯をした気分。私って対人ストレスに弱いなあ。
2002年08月31日(土) |
私、がんばったのに。 |
というわけで、ぱーちーです。
まず、結論から言いましょう。許せんっ!!!!騙された!!!!
パーチーは5時からということだったのですが、せっかくT県から出てくるTちゃんと楽しもう、秋物も見たいし。と2時に有楽町で待ち合わせました。
会うなりTちゃんってば「あっらー、蚊取犬ちゃん。そんな服持ってたのね〜〜?どうしちゃったの?」と絶句。
「どうしちゃったの、ってあなたが脅かすから…。これでもがんばったんだけど、駄目かしら?アタシ、スカート一枚買ったのよ、コレ」とちゃんとこれまでの顛末を白状すると、Tちゃん大爆笑。 「あんた、服買ったわけ〜、あはははは。」 「いや〜、がんばった、えらいよ。女子度アップへの道はこうじゃなくちゃね。」 「いいよ、なかなか、全然駄目じゃないってば。でも、非番のスッチーみたいで隙がなさすぎる。頭良くて金かかりそうな女に見えるから、男を寄せるにはもうすこし、甘さを入れないとね」と矢継ぎ早にやさしく厳しいお言葉。そして、「おかし〜〜、蚊取犬ちゃん誘ってよかった〜〜。やっとこういうの一緒に楽しんでくれるのって最高よぉ、げらげら、楽しいでしょ〜」と笑いが止まらないTちゃん。後ろで、デパートの店員さんが、目を点にしていたのが忘れられません。ちなみに、Tちゃんは白の洒落たノースリーブニットに、アシンメトリーのフレアスカート。足元は華奢で高そうなサンダルとなかなか女子度の高い装いです。
失礼ねぇ。と思いながらも、一応の評価を得てほっとしたのも真実。そうなると欲も出るわけで、某化粧品屋が新規出店した記念で無料メイクサービスをしていたのに申し込みをして、プロのメイクさんにお手入れしてもらいました。「どんな感じにしますか?」と言うので、「すこし甘口のやさしい感じにしてください」とお願いしてみると、これはすごい、さすがプロだけあって、ふんわりとした感じにしてくれました。Tちゃんもびっくり。
諸氏の助力を得て、めでたく出陣にこぎつけ、目的のビルにたどり着きました。どんな人が来るんだろう、とどきどきしながらエレベーターを待っていると…女の人が二人やってきました。お、参加者か???
???え、参加者なの???というようなお二人。年の頃は30歳前後。そしてどう考えても彼氏いない暦も30年?という感じ。化粧ッ気もろくにない、そもそも日常のお手入れすらしていないんじゃないかという、くすんだ、日に焼けていない色白の肌。そんなブラウスどこで売っているの?と言いたくなるような白いアナクロニズムに満ちたブラウスにフレアロングの洒落っ気も何も感じられないスカート。田舎のさびれた駅前商店街の自称ブティックでしかお目にかかれないんじゃないかしらという装いです。
思わずTちゃんと顔を見合わせてしまいましたね。…???って。
会場に入っても、どう考えても努力の足りない女ばっかりで、げっそりしました。Tちゃんも「どうしちゃったんだろう」と驚くくらい。一人もノースリミニワンピなんていやしません、それどころか膝丈スカートだって半数以下!もう、男性がどうこうではなくて、来ている女性見るだけで戦意喪失状態。だって、受付のおねぇちゃんが一番可愛かったんだもん。 私ら2人だけ、妙に頑張っている雰囲気で、金かかりそうな女に見えて明らかに浮いている…「うちら、サクラみたいだね」
男性は、みなそれなりにちゃんとした感じのサラリーマンが多くて、割とまとも。「え〜?大丈夫?」という人はおりませんでした。男性15人くらい。女性も同数で、まずは全員とお話しましょう。その後でいいな、と思った人の番号を4人分書いて事務局に渡すと、今度は自分をいいなと思った人の番号を渡してくれるので、それぞれとフリータイムでお話しましょう。というお時間、そして、最後は、総括して今後も連絡が取りたい人の番号を書いて事務局に渡すと、めでたくカップルができあがり。または、連絡がとりたいと思ってくれた人の連絡先が事務局から渡されてさようなら。という進行でした。
まず、全員とお話…。一人5分の持ち時間で15人と話すなんて、もう人間業じゃないです。お互いに自分のプロフィール書いたシートを交換して(見せるだけであとで回収)、更には誰と何話したか各シートを渡されるのだけれど、ただただ流されるだけでした。ココの段階でむちゃくちゃ疲れて、思わず「Tちゃん、アタシもう疲れた」と言ってしまいました。来ている人には失礼だなあと思ったけれど。一応、誰とでもフレンドリーに、嘘は一切交えずに素の自分でお話したつもりでしたが、どう受け止められたんでしょうか。職業なんかも嘘つかなかったので、敷居が高そうに見られたかもしれません。
ここで、私をいいなと思ってくれた方は5名だそうで。次のフリータイムに突入。ハイ、これもまた結構疲れました。年収2000万医者とかいうお兄さんがけっこう積極的で、あとで飲みに行こうよ友達も一緒でもいいから電話して、とこっそり電話番号下さったりしたのですが、やはり、そういう女(医者とか金持ち目当て)に見えるんかなぁと、自分を客観的に見てしまいました。ちなみにTちゃんとこにもその医者は行っていました(笑)。 その後にも声かけてきた人たちって割と自分に自信ある系ばっかりで、ちょっと好みではなかったのが残念。
さて、結果として私にご連絡先を下さった方はいらっしゃいませんでした。まあ、私も誰の名前も書かなかったからほっと一息なんだけど。 そしてそして、決して上玉とは言えない私たちが目立つくらいのあんなメンバーばかりだったのに、ちゃんとカップルができたのにはビックリでした。まあ、結婚を真剣に考えるのであれば、ああいう、家をちゃんと守ってくれそうなタイプは男性的にマルなのかもしれません。あんまりスレてなさそうだし。 何ら収穫のなかった私たちは、飲んで憂さ晴らしです。「何よあの女たち!!」ワインを酌み交わしながら、まるで、ピーコかという罵詈雑言で、ストレス発散。女子度を高めようなんてどこかいってしまいました。気が付けば…。
Tちゃんと別れて家に向かう帰り道のわびしかったこと。 これで、今年の夏が終わるなんて…。私の夏を返して!
2002年08月30日(金) |
なんだかんだ言いつつスカート買ったバカ女 |
さて、女子度のアップだ、ぱーちーだ、と騒ぐのはいいけれど、本当に、そういういわゆる「男好きのする服」を1枚も持っていないことに愕然となったので、この際だから購入することにいたしました。
とはいえ、たかが出会い系パーチーに労力使ってそのうえ金を使うのはバカらしい…どうせモテなくて自虐するだけなのに…という、醒めた自分と戦い、
一方で、自虐しに行くからには、せめて悔いなく見た目だけはなんとかしたほうがいいんじゃないか?駄目は駄目なりに、努力もしないで負けるは悔しいのでは?という妙なプライドもむくむくと湧きあがり、
ついでに、たまにはひらひらしたスカートの一枚でもはけば、少しは女のコらしい考え方や振る舞いが身につくかもしれない!という虫のいいことまで考え出すに至っては、葛藤やこれいかに。私の繊細な神経はいかれてしまいそう。
※ここで、Tちゃんだと、「綺麗になって素敵なお金持ちの彼氏と出会ってばら色の人生」っていう妄想…ゲフっ…いえ、シナリオを描くことができるからうらやましい限りです。
もう、悩むのもばかばかしいので、とりあえず横並びの好きな日本人にあわせて、きっちり真っ向勝負しに行こうじゃないか。と。まずは手持ちの洋服、靴、かばんをチェック! 靴とかばんはある程度コンサバがいいわけだろうから、黒とベージュのコンビの小さめハンドバッグ。金のチェーンがアクセントのラブリーなフォルムが箪笥の肥やしになる最大の理由であった一品を掘り出してまいりました。よく、型崩れもせず立派に生きていてくれたねぇ…。と涙。靴は、最近買った仕事用だけどまあまあのストラップつきの黒のパンプス。
ここまで、よーし。
さて、問題の服。スカートに合うトップスがまずあるかどうか…。お仕事系は却下だし。かといってアウトドア系はまずいし。ワンピ買うのはバカらしい。せっかくだから同じ買うなら今後もつかえそうなスカートにしようと思っているし、それにあわせるものとしたらどんなものがあったっけ? う〜む、うむむ。綿シャツ系は駄目。ジャケットは辛口しか持ってないからねぇ。これもだめ。あたらしく買うのも癪だし。ごそごそ漁っているうちに、プランタンのバーゲンで買った薄いブルーのシャツブラウス。シャリ感のあるポリ・レーヨン・麻の混紡で、比翼仕立てのちょっと長め丈。ウエストに細い同じ生地の紐ベルトがついていて、前か後ろでリボン結びにするタイプが出てきました。おうおう。これだ!色とリボンで甘さを出して、襟やラインはすっきり辛口。こいつにスカーフでも首にひとつ巻けば、なんとか形はつくだろう。
あとはスカートだけね!! とここまでが昨日の夜の顛末。今日は気合が入ってますから、仕事でお客さん先を4時に終わったら直帰にして服を見るためにダッシュ!…本当は、なかなかイメージに合う&サイズが合う服が見つからないだろうから十分な時間が必要だっただけですが。
まずはお客さん先から一番近いところにある丸井でスタート。丸井からってあたりに、気合が入っているんだかいないんだか、取り組み姿勢のアンバランスさがよく読み取れますね。我ながら。
まあ、上のほうの階からふらふらと見て降りてきて、今ひとつだなーやはりどこか銀座あたりにでも出ないといかんかなーと思っていると、セレクトショップ風の店が目にとまりました。あ、この店センスがいい感じ。 入ってみて、いくつか見ていくと、やはりなかなかです。よし、試着してみよう。ということで、2枚ほどスカートをはいてみると、案外サイズもぴったり。丈やラインもイメージどおりでいい感じでした。
安易だけどここで決めちゃえ。と、思ったところで大問題。バイアスチェック風の柄物だったのだけど。黒×こっくりした臙脂、濃紺×セルリアンブルー、こげ茶×ベージュの3色がありまして…。どれにしようか非常に迷ったのです。センスのよさは臙脂かなあ。トップスに合わせるならブルーだし、着まわしが良くて無難なのはベージュだし…。
うんうん言って悩むこと10分近く。結局「ブルー、お似合いですよ」という店員さんの一言(あれは、「もういいかげんに決めてよ」の、うまい翻訳だったと思います)で決めましたがこれでいいのか?安易だなあ。8900円という値段も気合のアンバランスが見事に表れていますよね(笑)。
まあ、予想外に早く決まったので、帰りに自由が丘でお茶してほっと心を癒して帰りました。ああ、やっぱり、こういうの疲れるなあ。
さて、後は風呂入って、爪塗って、本でも読んで音楽聴いて寝るか。 で、家に帰って一式あわせてみましたが、まあまあかな。確かに普段と比べると明らかに「仕事度」が下がって、「おしゃれ度」が高まっている感じはします。が…それが「女子度」につながっているかどうかはちょっと疑問。自分で言うのは何だけれど、「可愛い系」ではなくて「キレイ系」になってしまっている気がするので…。ただ、膝丈スカートなんて久しぶりで脚さばきや座り方に気を使う点はよいことでしょう。体全体の動きがおしとやかになっているみたいでうれしいです。
少なくとも、第一弾としてはそれなりに努力をしたのだから、後は、ベテランのTちゃんの判定・アドバイスと、パーチーの厳しい洗礼を受けて、次の高み?に向かいましょう。
別にたいしたことはない一日だけど、色々ちいさい楽しみがあった気がします。
・会社の近所でコンビニ開店。ソフトクリーム(コーンなし)を配っていたので、それをもらって、ヨーグルトに「たらみ」のフルーツコンポートをのっけて、その上からソフトクリームをかけて「即席ヨーグルトサンデー」を作成。午後のデザートを楽しみました。
・朝日選書「橋はなぜ落ちたのか−設計の失敗学」購入。アサヒ・コムの書評で取り上げられていたので、読みたくなったものです。まだパラパラめくった程度だけれどおもしろそう。物理をちゃんとやっていたらもっとおもしろいんだと思うけど。
・急にまともな野菜料理が食べたくなって、家で調理。メニューは「ツナオクラの和え物」「焼きナス」「里芋の煮付け」もう、むちゃくちゃ満足。そういえば、ここのところスポーツクラブ通いに夢中で、ちゃんとしたご飯作っていなかったからねぇ。
8月16日〜21日分更新しました!!
会社に行ったら、上司が「金曜日に、お客さんから電話があって、どうしても7日じゃないと予定が取れないって言うんで、出張入れちゃったから」と…。
あの…7日って土曜日なんですけど。私、もう予定入っているんですけど。
「休日出勤になっちゃうから、もちろん振替休日決めてね。もし、何かもう予定が入っているようだったら、僕一人で行くから大丈夫だから」
え、え〜と、そうおっしゃられても、一応、主担当制を敷いていて、神戸某社の主担当は私と先回伝えてきたばかりなんで…いきなり「土曜日なので蚊取犬は来られません」ってわけにはいかないでしょう…?
このあたり、この上司とは絶対に相容れない部分なのですが、彼は、思いっきり善意の人なのです。だから、「お客さんも満足させたい。蚊取犬に負担をかけたらかわいそう」→「予定があるなら僕が行けばいい」になるのです。お茶事件のときも、「蚊取犬だけにお茶入れさせるのは大変」→「みんなでやればいい」という単純な図式でだけ結論を持ってきて、大変な思いをしたのでした、そういえば。
この人には、決して「負担をかけたらかわいそうだから交替される」側の人間の感情や、周りがそれをどう受け止めるかということは気にならないんだろうと思います。「それがいいことだ」と信じるとまっしぐらだし。で、こういう件に関しては、いくら本人や周りが意を尽くして説明しても、議論は平行線をたどるばかり…。いい人なんだけどね、同僚も私も今までこの性格でどれだけいらぬ苦労をしたことか…。
ほんとにいい人なんだけど、世の中の常識が通じないんだよね〜。はあ(ため息)。
で、そんなバカな!と怒り・嘆きつつ、7日は出張と相成りました。今、必死で夜の部に少しでも早く参加する方法を模索しています。いざとなったら空港までタクシー飛ばして、空路羽田に一直線かしら。
2002年08月25日(日) |
幼馴染がお水の花道! |
ってのは大嘘で、単に某地方都市で高級クラブのピアノ弾きを始めたというだけなんですけど。
それでも、お水の世界を垣間見ることができてなかなか楽しいらしいです。ホステスのおねぇさん(ってY嬢は言っているけれど、大半は年下だろうと私は踏んでいます)たちはみな、とても優しくて、ぽーとしたY嬢を「先生」と呼んでいろいろ親切にしてくれるそうです。中には酔っ払ったお客さんが「俺はこのお姉さんと飲みたいんだ」とか言いながら絡んでくることもあるようですが、そうすると、ホステスさんたちがうま〜く「ね、○○さん、ピアノの先生はお酒飲んだら、弾けなくなっちゃうからだめなんですよ。また今度にしましょ、ね、それよりも、お好きなあの曲弾いてもらいましょうよ(はあと)」とかなんとか言いくるめて撃退してくれるとのこと。「私にはとうていまねできない技なの」…そうでしょうねぇ。 そして、マネージャーの心配りときたら、すごいらしい。「ちょっとね、風邪気味で体調悪いし疲れてるな〜とか思ってると、誰にも何も言ってないのに、“どうしたの、元気ないね”とか気を使ってくれるんだよ〜、なんか素敵なの」とぽわ〜となっている様子。「いや〜それができるからマネージャーやってるんでしょう。お水のおねぇさんたち束ねるには、顔色一つでなんでも分からなくちゃ」と言ったら、「そうだね〜、私、ひょっとして好かれてるのかも、ってドキドキしてたんだけど、違うに決まってるよね〜」……ごめんっ!!傷つけちゃったかしら???もしかしたら、ひょっとすると、そうなのかもしれないけれど、あなたの男を見る目のなさだけは良く知っているから、やっぱり断言しちゃおう。「違うって。みんなにそう思わせるのがマネージャーの腕の見せ所なんじゃない?」
そんな彼女の唯一最大の悩みは「ジャズピアノがうまく弾けない」ことだそうで…、ちょっと耳の肥えたお客さんからは、「もうちょいまともに弾ける曲は無いのか」といじめられ、また、弾けない曲のリクエストに苦しめられたりしているんだとのこと。「でね、お店のバーテンさんが慰めてくれたんだと思うんだけど“前の人は上手だったけど、おじさんだったから華が無かったんだよ。やっぱり若い女の子じゃないとね。Yさんが入ってくれてよかったと思うよ”って言うの。私、すごく傷ついちゃった」
確かに、プロとして仕事をしている以上、本業が貶されて洋食を褒められてもうれしくないものですからねぇ。やっぱり、何の仕事にせよ、プロとしてお金を貰うのは色々大変なんだなぁ。 というわけで自由が丘のイタリアンで美味しいパスタ(小柱とトマトとアスパラのソースが絶品でした)その他を食べつつ、あっという間に3時間。 いやはや、予想通りこの業界の話は外から聞くなら本当におもしろい。今後の報告も期待していますよん!
※フレンツェン、来シーズンのザウバー移籍決定!おめれとう。 やっぱり、F1界はいいドライバーを見捨てないんだなあ。と一安心。 今シーズンの鈴鹿でハインツの走りを見られないのは残念だけど、来年を待ってます。
“出会い系ぱーちーに行くのだ”という話を、ネタとして振りまくってたら、様々な方面から反響が!! やはり、自分で行く気にはならなくとも、興味があるのは当たり前。私自身がそうでしたから、サービス精神満点でネタ振っちゃうもんね。そもそも、30過ぎて出かけるなんて自虐そのものなんだから。
誘ってくださったTちゃんからは前述のとおり厳しい通達が出ていたので、そのあたりを中心に色々と嘆いていたら……
K嬢からは、「あなたがその格好してたら、コスプレですって。OLの。(言い過ぎゴメン)でも、見たぁーい!」 T嬢からは、「貸すって! ピンクやブルーのひらひらふわふわワンピや、シックでフェミニンなノースリーブワンピ」 C嬢からは、「蚊取犬、仮想パーティーに参加か?ワタシのボディコン赤い革スーツでセクシー路線だ!」 N嬢なんて、「大きな猫を背負って、ぜひ奮闘を。いい男が見つかるようであれば、私はさらに大きな猫を背負って参加しますので、報告を希望します」
などと言われ…。日頃の「女子度」の低さに深く反省。
そうだよね。あたしが男だったら、髪くるくるしてて、ペールピンクの膝丈ノースリワンピに薄手の白いカーデしょって、小さいバッグ持って、パンプス履いた華奢な子がいいもん。ピンク系の口紅塗った顔で、にこ、って微笑まれちゃったら、もうイチコロよね。
見た目も性格も自分がそうなれないことは百も承知だけれど、そこに近づく必要はあるかもしれないと、日頃の自分のあり方を振り返った蚊取犬でございました。
お洒落はしても、その路線は明らかに「好感度」を意識したものではないし…。日頃、かわいいといわれるのは無理だからと、カッコいい路線を追求してたのがいけないのかしら。
さて、当日まで約一週間。どうしましょう。にわか女子度アップに驀進すべきか?「ありのままのワタシを受け入れてくれる心の広い男性」を探すべきか?
本来の幸せを追求するなら後者なのだろうけれど、それでは、せっかく清水の舞台から飛び降りて自虐しに行く意味がない…。まあ、とりあえず見た目だけでも改善を図るとしましょうか。できる範囲で。
件のTちゃんは、白金女学院に入るとか言ってます。スゴイ! (白金女学院ご存知ない方はぜひgoogleででも検索してみてください、すごい世界が目の前に広がります)
2002年08月22日(木) |
270円×2、440円×10、1040円×1… |
ことの発端は今年の5月。12月新体制移行の仕事について打診をいただいたところからになるのでしょうか。
通常だと、十分な期間のように思える仕事ですが、相手は某お役所。
普通の民間企業なら1ヵ月で終わらせる事務処理の話だけで、「いや〜うちは色々あるので3ヵ月は必要です」って言うような輩。そのペースで逆算すると9月の頭までには納品できていないといけないということになります。おまけに、普通なら先にあるべき「設計方針」はこれから決める…とのこと。 同行した同僚と思わず視線で「こりゃ無理だね」と愛…じゃなくて意思を確認しあったのはいうまでもありませんでした。
普通だったら(普通が続くところがこの件の異常さを物語っているなぁ)、断ってしまう案件なのですが、一応、役所がらみの仕事なので、断るのもまずいかなぁっていう保身と、一度受けちゃえば、あとは美味しいという野心があって、「スケジュール的に全体入れるのは無理だから、一部だけ今期やって、あとは来年度にしましょう」っていう提案をしたわけです。当然、一部だけやるといってもスケジュールが厳しいのは変わらないので、「大至急、所内の体制をまとめて、着手しないと間に合いませんからどうぞよろしく」と言ったのに…。 いつまでたってもお返事が無いので、同僚と二人「これは、ぽしゃったね。ラッキー!」と通常であれば「その後ご検討はいかがですか」と営業電話かけることもせず、地中深く埋めて、なかったことにしてから数ヶ月…。
地雷が爆発しちゃいました。
いけしゃあしゃあと「前にお見積もりいただいた件ですが、予算確保できる見通しになりましたので、お願いしたいと思いまして、ただ、最近の情勢上、ズイケイが困難ですので一応入札という形をとりますので、もう一度企画提案をお願いしたいんですが、それに際しては、統一の仕様書を各社に提示しますので、一応御社にお願いしたいと思っていますから、仕様書を一つ提示いただきたいんですが…。他の会社にはそれに沿って企画するように言いますから」
あ、あの…ズイケイってナンでしょうか?仕様書ってウチは道路工事の会社じゃないので、仕様とか成果物とかそういうものはないんですけど…。
とはいえ、以前にも某なんたら事業団とかなんたらかんたらという役所系のところと仕事した時の嫌な記憶をさらって、「ズイケイ」=「随意契約」=「オープンに競争させずに、役所側から一企業を指名して発注すること」だったか、「仕様書」=ああ、なんか適当に納品日とかスケジュールとか成果物(○○規定一式とか○○マニュアル一式)とか書いておけばいい意味の無い代物だったなあ、とか思い出しましたよ。
だが、その前に、重要なことを忘れてませんか?役人さん。
「同じ条件なら、スケジュール上、9月納品は無理です。前の提案の時にもぎりぎりで設定したのはご記憶のとおりですので、これからやるなら、最低3ヵ月は納期を後ろに伸ばしていただかないと受けることは出来ません」と言い放つと、「うぐぐ」という反応があって、「そうですか、じゃ、ちょっと検討させてください」と引き下がったと思うと、2分後に「検討の結果、半年延ばすことにしました」
キミ達、ホントに検討したのかい!?@*+|¥%&#!?
で、今更仕様書のフォームを作れだってさ。大至急。
ええ、作りましたとも、こちとら弱小財団ですから。で、来週、それに沿った企画書持って再度4社でプレゼンですって。一応の出来レースしなきゃいけないんですって。うちはまだしも、当て馬にされる他3社はホント酷い目にあわされてることになりますよね。 そんなことに時間とるより、さっさと着手したほうがいいと思うんだけどな。この給料(税金)泥棒。
役人はみんな死んでしまえ!!!あたしはさっさと仕事終えて今日は会社の馬好きでTCKなんだよぉ!!!!!
そんなこんなで若干遅刻しましたが、大井競馬場にダッシュで参戦。 電話で連絡取り合って集合することになっていたのだけれど、なんとなく、パドックとスタンドの間くらいの発売所で会えるんじゃないかな〜と思っていたら、本当に見つけちゃいました!会社のメンバー(IGさん、IMくん、SHさん、KWくん)。「あたしってば、今日はツいてるかも!」と思ったのが良くなかったのかしら。
5レースやって、当たったのは440円×10口だけ…とほほ。
他のメンバーも270円×2口、1040円×1口のみ…ショボイ、ショボ過ぎる。
社会人なら、30過ぎた男なら、せめて500円単位で買ってほしいなあ。でなかったら200円総流しで当てまくるとかさぁ…。うちの会社、所詮、お堅い財団だから小心者が多いということが良く分かりました。10倍以下の馬券に100円単位で賭けるんだもん。 まあ、人それぞれですから。こういうことは…でもさ。
というわけで、帰りの飲み会は、悲しく浜松町の安居酒屋。リベンジを誓うメンバー諸氏でございました。「次は天王洲のフレンチだ〜もっと頑張ったら、そのまま飛行機乗ってすすきの豪遊だ〜」と皆さん息巻いていましたが、だとしたら馬券の買い方変えなきゃね…。
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