猫の足跡
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「さかのぼり更新」敗北宣言します。
最近仕事が暇なもので、プライベートが充実一途をたどり、更新がなかなか進みません。 (っていうよりも、会社で仕事の合間に書くことが多いので、短時間で効率的な仕事をすると、日記かいてる暇が無いってだけかもしれませんが…)
いまさら三月はじめの内容を書いてもしょうがないので歯抜けはあきらめて、ちまちま思いつくままに更新します。
書きたいことはたくさんあるのに…。嗚呼無念。
とりあえず、3/25、4/3〜4/7を更新。
実家を建て替えることになったのは先刻ご報告のとおり。今日は、詳細設計の打ち合わせがあり、「おとーさんがヘンなこと言い出したときのために」とかり出されて同席しました。
………いやー、とんでもない家になりそうです。
壁は赤レンガ的な色と風合いの石貼り風。白い窓枠と出窓、緑色の屋根、木の玄関、カントリー調のオールフローリング…。
レースのカーテンが窓からひらひらと翻り、芝生の上には白い大きな犬、そして、扉からは白いワンピースを着た金髪にそばかすのあるの美少女が…とでも言わんばかりの設定です。
でも、でも。たった数十坪の我が家でそれをやるんですか?お父様。住むのは中高年夫婦だけだし、隣は鉄筋屋さんの作業所なんですよ…。
シンプルかつシックな家を!というワタクシの必死の願いと抵抗も空しく、30代後半と思われる設計士さんまで、うれしそうな顔をしながら「この壁に白い窓枠、私もやりたいんです」とぬかしおった(社交辞令抜きで、やりたかったんだろうな〜。急に表情が変わって生き生きしちゃうし、それまで割と控えめだったのに、がんがん「こんなのはどうですか」なんていうご提案出しはじめましたからね〜)。
オトコの少女趣味にはほとほと困ります。ご近所さんで話題の家になることは間違いないでしょう。これで、屋根に風見鶏がついていないだけまだましというべきか…。
昔から、オヤジにはその気がないとはいえませんでしたが、まさかここまでとは…。 確かに、私の幼少期の部屋は「野の花がちりばめられている白い壁紙。ボンボンが付いた淡いオレンジ色のカーテン。同色のギンガムチェックの布で縁取られた白いベッド。ピンク色の作りつけの戸棚」と少女趣味爆発だったことを記憶しています。今になって思えば、あれは父親の趣味だったのか!?(母は、私に男の子のような服ばかり着せていたので、そういう趣味でないことは確実)
ため息の出る週末でございました。あ〜疲れた。
お父様、還暦もとうに過ぎたことですし、もうすこし現実を見られてはいかがでしょうか。
2002年04月06日(土) |
モータースポーツの振興とファンサービスについて |
FISCO(富士スピードウェイ)でFポン(フォーミュラ・ニッポン)の予選を見てまいりました。 全日本F3000などという名称で、まだモータースポーツ・バブルが頂点を迎えていなかった頃の開催を一度見に行ったきりで、実質初観戦です。
【Fポンの印象】 朝、東名御殿場インターを降りる車はかなりの多数。富士山・山中湖に行く車と分かれ、FISCO方面に向かう車に限定され、台数は多くないがこんなもんか…と思ったのはつかの間。FISCOへの最終コーナーで、各車直進してしまうではないですか…。おやおや?
正面には、まだまだ桜が咲き誇る「富士霊園」…。お墓に負けるなんて…(泣)。
当然、駐車場もガラガラ。グランドスタンド脇にびしっと横付けです。う〜ん、雰囲気としては、土曜日の地方競馬場ってカンジかなあ。そこからよたったギャンブルオヤジを引いて、カメラオタクをプラスしたイメージ。
まあ、閑散としつつも、天気はいいし、土手の草っ原でほけ〜としながら、疾走するマシンを見るのは、レース観戦気分は盛り上がらないけど、個人的には好きなシチュエーションです。まさにピクニック・デートだなあ…。と、のんびり進行でヘアピンに腰をすえ、午前中練習走行を眺めました。
F1との違いは…。まず、音が全然違います。同じ3リッターなのに、全然迫力がありません。最初はマシントラブルかと思ってしまったくらい…(笑)。更に言えば、サポートレースのヴィッツなんて、静か過ぎて車が走ってるかどうかわからない(爆)
そして、セッティングの決まってない車が多いのも気になりました。多分、テストにかけるお金と時間がF1とは段違いというのが最大の理由だとは思いますが、ステアリングの修正やタイヤスモークが多くて、素人目にもアンダーがでてるのとかが分かりました。
…そう、例えて言うなら、高校野球とプロ野球の違いみたいなものでしょうか、スピードと迫力、技術の違い。やはりF1は世界最高峰なんだなあと改めて実感。
【チーム、ドライバーについて】
のんびり見てしまったのがいけないのか、上記F1と比べて物足りない印象をもってしまったためか、あまり記憶がありませんが一応寸評。
まず、チームXBOX IMPALの車は、黒に緑でとても精悍な印象。でも、メインスポンサーがあのマイクロソフトであることを考えると、なんとなくコース上でフリーズする姿が目に浮かんでしまうのは気のせいだと思いたいです。本山選手は(好き嫌いは別として)速いですね。 ARTAはマシンの色が美しくない。Mシューのヘルメットの色のようです。
話題の新人、山本清大選手は、やはりまだまだ未熟な印象で、がんがんオーバーテイクされています。まあ、1983年1月生まれのまだ19歳になったばかり、日本でのフォーミュラカー経験なしどころか、カート経験しかないという、言ってみれば「超」初心者がいきなり日本最高峰のフォーミュラレースに出てきてしまったんだから、しょうがないでしょう。車で鈴鹿を走ったことも無い選手が、107%タイムをクリアして予選通過するんだから、もしかしたら凄いことなのかもしれません。前回の鈴鹿に比べて明らかに進歩しているようでもありますし、今後を期待したいと思います。目指せ、日本のライコネンってとこかな?
この山本選手。スポンサーがこれまた凄い…って私はよく知らないんですけど、アダルト・ビデオの会社「ソフト・オン・デマンド」が全面スポンサードらしいです。(確かにマシンはレモンイエローに黒い「ぶち」と異彩を放っておりました) で、レースクイーン(RQ)に現役AV嬢!ということで、かなり話題になっておりまして…。おもしろそうだったので、ピットウォークのお時間には、ピット前のスタンドから望遠レンズを構えて、噂のRQとピットウォークチケットまで買って入る熱心なファンの動きを観ることにいたしました。
【ピットウォーク観察】 まるでデモ行進の先頭のように、テープに導かれて、ファンがピットロードに入っていきます。
結構人数が多くて、ざっと200人くらいいたので驚きました。各自、自分の好きなチームのピットにわらわらと集まる…という寸法なのですが、人垣ができているのはどうやらRQが出てきているチームばっかり。
でもね…、不況なんですね。予選だからかもしれないけれど、RQを用意しているのはわずか3〜4チームしかなく、寂しい限りでした。われらがソフト・オン・デマンド・ノバには残念ながらAV嬢RQは出てきてくれませんでした。ピットウォークで群れていたカメラオタクのお兄さんたちも期待はずれだったようです。
【マッチに見た正しいファンサービスの姿】
さて、今回初めてこういう光景を眺めた感想を結論から言うと…
「マッチに惚れました」この一言に尽きます。
昔から、レースに対する真摯な姿勢には好感を持っていましたが、あらためてそれを間近で見せてもらいました。チーム監督として、オリンピック・コンドー・レーシングを率い、若手ドライバーに活躍の場を与えていることもそうなのですが、やはり、芸能生活で鍛えた人だけあって、「正しいファンサービス」の提供には頭が下がります。
ガレージ内にファンが入らないよう、ピット前にテープを張るのはどこも同じです。でも、監督自らその前面に出てきて、関係者と打合せ(または取材を受けている?)姿を見せたり、ファンと話をしたり一緒に写真に収まったり、サインを書いたり…。そして、チームのドライバーにもきちんと同様のサービスをさせていたのは、コンドー・レーシングだけ。
他チームは、RQをピット前に立たせて、写真撮らせるくらいが関の山。ピットウォークの終了ぎりぎりになって、追い出しがかかってから、やっとドライバーがちょこっと出てきて最後まで残っていた「ごく熱心な」ファンと写真をとるくらいでしょうか。ARTAやPIAAナカジマなどはファンサービスのかけらも無いという状態です。
レースに集中したい、というチーム関係者の気持ちもとても良く分かります。RQを用意するのは、ファンサービスの一環かもしれません。やはり、本当にレースが好きなファンであれば、レースカーを近くで見たい。ドライバーや監督に応援のメッセージを伝えたり、レースを控えた生の表情を知りたい。というのが正直な気持ちであって、ここに応えるのが本当の「ファンサービス」なのだと考えるのです。 わざわざ遠くまで来て入場料と駐車場代金払って、そのうえに高いお金払ってピットウォークチケット買った人たち相手にきちんとサービスしないでどうするんでしょう。本当にレースの邪魔になるんだったら、「レースの準備舞台裏をみせてあげまっせ」って触れ込みで金を取るパドックパスとかピットウォークチケットとか売らなければ良いわけでしょう?
もちろん、レースでいい走りを見せるのが大前提で、この点においてもコンドー・レーシングは全く手を抜いていません。荒聖治選手、金石勝智選手と粒をそろえて、表彰台をいつでも狙える体制を整えています。
というわけで、マッチからは、「レースを観に来てくれたファンへの感謝」「モータースポーツをもっと好きになってもらいたい」という「レースを愛する気持ち」がひしひしと伝わってきました。ともすれば芸能人の片手間趣味的に扱われがちなところを、レース界でもそれなりの認識をもたれているのは、こういうところなんだな、とワタクシ蚊取犬は「マッチ応援」を誓ってしまったのであります。
レース中継にろくでもない芸能人集め、車メーカーヨイショの連呼で空疎な盛り上げをはかるテレビ局や、ファンサービスに背を向けて、走ることが仕事だとイキがるレース関係者さん。モータースポーツファンを増やしたければ、もう少し、頭と心を使いましょうよ。このままでは、日本のMSは衰退の一途をたどるばかりだと思います。
【お昼休み】 せっかくのピクニック日和なのでお弁当を作ってゆきました。アスパラベーコン巻き、ツナ入り卵焼き、豚肉コーラ煮(こればっか!)、おむすび、果物、その他多少の付け合せっていうメニューです。昔の私だったら絶対こんなことしないだろうなと思いつつも、「きっと喜ぶんだろうな〜」とやってみました。「フツーのオトコをきっちり攻略するには、まず舌から」ってわけではありませんが、あまりにも、簡単に落ちたので笑えました。 (間違ってもこの日記を見せる気はないけれど)一応、忠告しましょう。オトコたるもの、女にもてたかったら、「久々にまともな飯食った気がする」とか「ラーメン屋のチャーシューよりうまい」とか女を増長させるような言葉を安易に口走ってはいけません。あ〜馬鹿なヤツ(笑)。
【予選】 Fポンの予選は2ヒート、周回規制はありません。したがって、各ドライバーはタイヤをどの程度温存するかという計算はあれど、実質自由に周回を重ねることができます。 で、これがつまんないんですよ。どの車がアタックしてるかが全然分からないんですもん。ぼ〜と見るしかなくって、おまけに寒くなってきたし、けっこう苦痛でした。
と思っていたら、道上龍選手が100Rでコースアウトしてクラッシュ、マシンから出られないとのアナウンスが…。安全性に関しては疑問符の折り紙つき?のFISCOだけに、非常に心配です。コースにドクターカーとレスキューカー、ヘリが向かい、必至の救出が行われ、大事をとって東海大病院にヘリで運ばれていきました。太田選手の件が良い教訓になったのか、FISCOの対応は概ね迅速かつ安全性を重視したものだったと思います。 ※道上選手は額とほおの骨折及び顔面挫傷、腰椎の圧迫骨折で回復までに1ヶ月以上、復帰は夏ごろになるとのことですが、心配された下半身の麻痺はないそうです。一日も早いご回復をお祈りします。
【帰路】 彼氏Yの誕生日が近いので、お祝いをしようかと某所一軒家のレストランに予約を入れる。時間が結構あったので、御殿場プレミアアウトレットに立ち寄り、しばらくショッピング(正確にはウインドーショッピング)。「う〜ん、すごいフルコースデートだなあ」としばし感動(笑)。
しかし、この後に大どんでん返しが…。東名で起きた大事故の直後についてしまったため、渋滞で約一時間以上ロスし、せっかくの晩御飯が水の泡!!泣く泣く予約をキャンセルして、我が部屋近くの「牛角」で焼肉を食べる羽目に…。あああ。残念。そして、牛角で満足して、うれしそうな顔してるどっかの誰かさんにさらにがっかり(そういう奴だとわかってはいましたけどね…)。
プランタン銀座の特別セールが職場から徒歩1分の場所で開催されていたので、会社帰りにお買い物。
4時からのお買い物っていいわ〜〜。ゆっくりモノを見られて。あ〜幸せ。
血迷って真っ白いジャケットと黒のトートバッグなんぞを購入してしまいました。どちらも私の買い物リストには過去上がったことのない代物です。後悔すれど、時既に遅し。
最近、仕事がヒマなせいか、金遣いが荒くなって困ります。収入と労働時間は比例し、支出と余暇時間とは比例する…この現実とどう向き合っていくかがここ数ヶ月の重要課題のようです。う〜〜〜む。
2002年04月04日(木) |
健康第一、無理は禁物 |
スポーツクラブでのこと。プールでのアクアビクスに備えてプールサイドのシャワーを浴びようと歩いていたら、目を洗う場所に立つ中年男性とすれ違いました。 妙に赤黒い顔だな〜酒の飲みすぎかなあ、と思っていたら…
シャワーを浴びている最中に、女性の「キャー」という悲鳴が…。このご時世ですから「ヘンなヤツが出たのか?プールサイドじゃあ無防備だしどう逃げるかなあ、刃物でも持ってたらどうしよう」と、とりあえずシャワーの下から出たところ、先程の中年男性が頭から血を流して倒れているではありませんか。
インストラクターが手当に駆けつけ、救急車が呼ばれ、男性は運ばれてゆきましたが、その間でも、アクアビクスのプログラムは何事もないかのように始まり、プールにはポップなダンスミュージックが流れるのでした。 私なんて、それが気になって仕方なくてプログラムに全く集中できませんでしたが、結構みんな平然としてて、ちょっとビックリでした。
結果として、その男性は、サウナに入りすぎて貧血を起こして倒れ、倒れた拍子に額を切ったということらしく、救急車は駆けつけたものの、無事に自力でお帰りになったそうですが、無理は禁物ということですね。
2002年04月03日(水) |
極楽フレックスタイム活用中 |
先月末から非常にヒマなので、時間の有効活用を図るべく、今週は朝8時に出社して4時に退社するという毎日を送ることとしました。
いやはや、素晴らしい。極楽とはこのことか。
朝は誰もいないので仕事がはかどるし、午後、陽が高いうちにとっとと会社を後にするこの快感!
ご飯作ったり、スポーツクラブに行ったり、買い物をしたり、掃除をしたり、本を読んだり、お肌の手入れなどなど、帰宅後の「自分の時間」がきちんととれます。仕事着から、(部屋着ではない)普段着に着替えて何かをする。またはドレスアップして出かけるなど、欧米人の夕刻の過ごし方のようで、ほんとにリフレッシュできます。
いや〜労働者たるもの、みなこうあるべきなんでしょうね。仕事の事情の許す限り、このペース維持でがんばってみようと思います。 みなさんにもおすすめですよ〜〜。
で、うちの会社(というよりうちの部署)先行き大丈夫なんだろうか? 先月の総売上、4名でわずか5万円。うひゃ〜〜。
2002年03月25日(月) |
やっとマレーシアGP録画みましたが… |
ひどいですね〜国際映像。私が目の前で見て、大いに興奮したレースとは似て非なるものが映し出されておりました…。
予選はフライングラップ(予選順位を競い、限界走行する“タイムアタック”の周回)がほとんど映されず、アウトラップ(タイムアタック終了後、ピットガレージに戻る周回)ばかりで、各ドライバーがどの程度攻めて、どのコーナーでミスしたかが全く見えません(各コーナーで車の挙動が見えるのが、生と違うTVのメリットなのに)。
決勝も、肝心の部分が故意に省かれているとしか言いようの無い単調な映像…。
あとで思い出したかのようにスローVTRかオンボード映像をちょこっと流すだけ!スタート直後の1コーナーバトルも、フィジコ撃墜も、モントヤとハイドフェルトのサイド・バイ・サイドも…。モントヤVSバトンは流石にちゃんと映ってましたけど(いや〜何度見てもしびれますね)。去年、鈴鹿での「バリチェロのオーバーテイク」もそうでしたが、なんでああいういいバトルを撮り逃すのでしょう。レースを普通に見てれば、次のコーナーで接戦になるかどうかなんてすぐわかると思ってしまうのは単なる素人なのかしら。
ええ、素人ですから言わせて貰います。「マレーシアのカメラ。ド下手!」
それ以外は、スカパなので、こないだのフジ地上波のようなひどいことにはなっていなくて(スタジオ解説小倉さん、解説右京さんだから、当たり前かな)、ほっとした面はありましたが、やはりF1好きで地上波組のYは、「東京のスタジオからの放送部分が多くなっちゃってつまらないよ。俺はレースを見せて欲しいんだけどな〜」と嘆いておりました。
某ネット掲示板でも相変わらず批判の嵐でございます…。 某掲示板では「もう、フジに訴えても無理だから、トヨタ、ホンダ、ブリ、シェルなどメーカーや大口スポンサーに訴えた方が早い」という意見があり、これには賛成です。といっても、面倒くさがりの私はそれらのサイトに書き込みしたり、メールを送ったりはしないでしょうが(多分)。まともなレース放送を見たいなら行動するべきなんでしょうけど…。
いやあ、このまま酷い放送が日本GPまで続いた場合には、鈴鹿のE2スタンド放送席で暴動が起こるのは間違いないでしょうね。最もレース好きが集まる席だから。フジもそれを恐れて警備要員兼務で「花田さん」なんか再び連れてきちゃった日にはもう最悪(笑)。そんなことになったら、せめて放送席周辺でチアホーンを両手に持って鳴らしまくりますか(泣)。
さて、近況。
久々スポーツクラブに行きました。懸念していたとおり、体重がかなり戻ってしまっておりました。う〜。また運動続けて減量しなくては…。
2002年03月24日(日) |
はじめてのおりょうり。 |
Y(彼氏)が妙にうれしそうな電話をかけてきました。週末を別々に過ごしたときは、大体、「何してた〜」って話なんだけれど、よほど楽しいことがあったのかと思ったら…。
生まれて初めて、「自力で料理を作った」ことのご報告でありました。で、すごくうまくできちゃって「俺ってすごいかも」といううれしさ大爆発だったようです。
Yは、現在某所のマンションに一人暮らしですが、実は、生まれて初めて親元を離れたんだそうです(30過ぎて情けない、とも思いますけど、まあ、それは別の話)。で、オトコ兄弟の家庭らしく「家事は母親に任せきり」だったそうで、当然、「飯は作れないし作らない」。したがって、昨年7月の転勤以来約8ヵ月間、米は炊くものの、おかずに関してはすべてコンビニとスーパーのお惣菜で賄ってきておりました。
オトコらしく(?)基本的に肉食獣だし、食べ物にはあんまりこだわらないので、草食獣のワタクシと違ってそれでもあまり問題はなかったようなのですが、さずがに会社の人からも「少しはできるようになっといたほうがいいですよ」なんて言われていたらしく、昨日、ふとスーパーで「お、ちょっとヒマだし、料理でもしてみるか」と思い立ったんだそうです。
メニューはもちろん「カレー」。お約束ですね。 まず、カレールーを手にとり、その箱裏を見ながら、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、肉とカゴに放り込んでいったのだそうですが、「“肉200グラム”って、牛なのか豚なのか分からなくってさー、すげ−悩んだんだけど、肉売り場に行ったら“カレー用”って書いた豚肉があったからそれにした」だの「“たまねぎ1個半”って箱に書いてあったんだけど、1個半買えないから仕方なく2個買った」だの、もう、「初めて料理します」って札を首からぶらさげた30オトコがスーパーをうろうろしている姿が目に浮かんでしまって、笑えて笑えて…。
で、包丁となべはあるから…と部屋に帰って、まずは皮むき。「りんごの皮くらいしか剥いたことなかったからさ、時間かかっちゃって、皮厚のがたがただし。」「たまねぎ切るとほんとに泣くんだって俺はじめて知ったよ、みじん切りとか手のかかることしたわけじゃなくって、ただざくざく切っただけなのに」と今度は、テレビの前に据えたちゃぶ台に包丁とまな板を持ってきて。悪戦苦闘している姿が涙を誘います(力任せに上から押しつけるように切ったんだろうな〜。軽く滑らせるように切れば、あんまり涙は出ないんだけどね)。 次は、材料を炒める工程(奴の言い様を聞いていると、まさにこの言葉がぴったり!)。「サラダ油がなかったから、ごま油使ったんだけど、いいんだよね(いや、ごま油は高いし、香りが強すぎるので普通カレーなんかにゃ使いませんけど…)」「どれから炒めればいいって書いてなかったから、とりあえず全部ぶちこんだ(まあ、高級牛肉の塊を使っているわけでなし、問題ないない、安心して)んだけどさー、炒め加減がわからなくって、生煮え嫌だったからなべの底がすこし焦げっぽくなるまで炒めて水入れた(たまねぎが透明になったら火を止めましょう)」
「で、煮立ったらルー入れてさ、最初は水っぽいかなって思ったんだけど、時間が経ったらすげーいい感じで、うまかったんだ」
はいはい。じょうずにできたのね。よかったねー、おめでとう(拍手)。
経験者の皆様は当然ご存知でしょうけど、本(や箱)を見ながら作るとたいていうまくできるんですよね。で、調子に乗って、次回、自分で作ると大失敗。「あれー、こんな味じゃなかったはずなんだけど」ということに…。というわけで、「俺って料理うまいじゃん」と勘違いしているYに「ふっふっふ、あまいぜ」と方頬で含み笑いしてしまうワタクシでした。
「俺さ、行き当たりばったりだから、次いつ作るか分からないけど、“簡単な料理の本”とかあったら買っちゃうかもな〜」だそうで。ホント可愛いやつ。K嬢の旦那のように、妻顔負けの料理自慢にはなれないでしょうけど、それでもいいから、いつかご馳走してね〜。
初めて料理したときの感動なんて、すっかり忘れていた自分には、とても新鮮かつほほえまししくもうらやましい話でした。 「ところで、アンタ、小学校の家庭科とか林間学校とかでカレーくらい作らなかったのかい?」という素朴な疑問はついに口に出しませんでしたけど…。
※0311もアップしました。
昨日からの雨は、何とか上がったものの、寒の戻りでしょうか、朝から寒々しい天気です。それでも、今日はお花見!朝からうきうきしながら準備に大忙し。結局お弁当は
ちらしずし、おむすび、 ミートチーズのサンドイッチ、ハムレタスサンド、 豚肉コーラ煮(付け合せはブロッコリーとプチトマト)、 大人のサラダ(ルッコラやアボガド、ピクルスを入れる自信作。子供はきっと嫌いなのでこの名前)
という豪華ラインナップに決定。 コレに、幼馴染が出汁まき卵とほうれん草の胡麻和えを用意します。大人3、子供1、幼児1 の所帯にしては多すぎるのは明らかだけど、余った分は私の夜ご飯でもいいし、きれいに詰め替えれば、休日出勤のかわいそうな旦那にお花見気分だけでも、味わってもらえるし。
10時半には完成!一応、昼頃と約束しているのであと1時間くらいF1の録画を見ようかな。
…と、コーヒーをいれつつ考えていたら、もう電話がありました。 「今、駅に向かってるから!」、おいおい、張り切りすぎじゃないの?大丈夫かな?
わが最寄駅で待ち合わせをし、そこから二つ先のサクラの名所&池のある公園を目指します。うちの近くでも、某大学がサクラの時季だけキャンパスを全面開放してくれているのですけど、気分は遠出したほうが盛り上がる…。
というわけで、某駅より徒歩数分。○○池公園にたどり着きました。
サクラは満開、曇天からちらほらと花びらが舞い降りてきます。 屋台も沢山出ていて、子供達は大喜び。
さて、お弁当を広げると…子供は大歓声!口の悪い幼馴染は「アンタ、どーしたの?妙にはりきっちゃって(笑)」といいながらも、「写真とっとこうよ」とうれしそう。急遽誘われた幼馴染の友達かつ私の部活の先輩(中学時代)Nさんは、「うわー、私、何もしてないのにいいのかなあ」と「じゃ、今日の飲み物はおごるよ!」と太っ腹なところを見せてくれました。 ※ 厳しい体育会系の部活だったので、正直言うと今でもNさんには、どうも頭が上がりません。 「もういいかげんやめてよ〜」と言われても、ついつい敬語になっちゃうんです。 若い頃の刷り込みって恐ろしいものですね。
早速、ビールで乾杯!お弁当を食べて、ちびは公演の遊具であそばせといて、いろいろ話をして…。う〜ん、でも、やっぱり肌寒いです。早めに引き上げたほうが無難かな…と思っていると。
子供:「ねぇ、○○やん(私の呼び名)、ウエットティッシュ頂戴。手が汚れちゃった」 (※こういうところで、まず、怒らない私に頼るところは子供って心得ているよなぁ。) 私 :「砂だらけだから、ウエットティッシュじゃだめだよ。そこのトイレで洗っておいで」
とハンカチ持たせてしばらくしたら、泣き顔で戻ってきます。 子供:「○○やん〜。濡れちゃった」
うわ〜〜。トイレ間に合わなかったのね!最近大きくなったから、全くなかったのに!
どうやら、遊びに夢中でトイレに行くことなんて思いつかなかったけど、汚れた手を洗おうと思ったら、実は行きたかったことが発覚、で、そのときにはもう間に合わなかった…っていうところらしい。
幼馴染も、弟はまだしも、姉がやるとは思っていなかったので、着替えを用意しておらず、とりあえず、彼女のトレーナーを着せて…。私の部屋に帰って洗濯して、コインランドリーで乾かすことにしました。
が、子供ってヤツは喉もと過ぎればなんとやら…。屋台のヨーヨーつりがやりたい、だの何だのと、パンツもはかず、母のトレーナーをワンピース代わりに一枚来ただけの癖に…。で、のたのたしていたら、今度は、空から冷たいものが…。
結局、皆で濡れる運命にある日だったようです。わが部屋のコタツがなんとすばらしいものに思えたことか…。
※0312もアップしました!見てね。
2002年03月22日(金) |
0313〜0321更新しました |
明日のお弁当の下ごしらえを終え、豚肉をとろとろ煮込みながら、ようやっと観戦記部分アップしました。短くしようと思っても、やっぱりならないですね。文才がないのを思い知ります。
でも、書いたものを推敲していると、あのマレーシアの熱気を思い出して、再び感動を味わえます。
さあ、明日は花見して、そのあと録画しといたスカパー見るぞ〜〜。
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