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同時単独いりみだれ   2004年03月18日(木)


そらの目が見えなくなっても、かららの態度は変わりません。と言うより、むしろ優しくなったような気が。もしかしたらそらをいじめるようになるかもと思ったりもしたのですが、いらぬ心配だったようです。
もっとも、そらの方はかららを以前より怖がるようになりました。けれどかららは足音もなく近づくので(これってめずらしい?)見えないそらは、ほんの目と鼻の先にかららが来るまで気がつかないんです。

たとえば。
そらが新しいおやつを食べていると、かららは「なになに、なに食べてるの?」とテケテケ駆け寄り、うしろからうにゅ〜と首をのばして覗き込みます。(この覗き込み方がカワイイ) とたんに、「うきゃー!!」そらびっくり。飛んで逃げます。
またある時は、「にーちゃん、なにやってんの?」やはりうしろからテケテケ近づき、そらの背中をチョンと軽くつつきます。(このつつき方がまたカワイイ) そら「うきゃきゃーー!」飛びあがって空中で大パニック。
急に飛び上がってしまうと、見えないので着地できないんですよね。うろうろバタバタ飛び続け。慌てて「そらちゃん!そらちゃん!」と大きな声で呼ぶと、そらは空中で方向転換して私の方へ。飛んできたところを空中でキャッチ! はぁ〜・・・こっちの心臓にも悪いよ。

けれど、2羽同時に放鳥している時の方がやっぱり元気なんですよね。そらだけじゃなく、かららも。単独放鳥だとひたすらまったり大人しく遊んでいるんですが、2羽だとお互いのやってることが刺激になってか、あっちへこっちへよく動くし、表情もイキイキ。^^
かと言ってずっと同時放鳥していると、これまたそらがメゲてくるので頭がイタイ。ボク見えないんだもん。からちゃん怖いもん。いじいじ・・・。しかたないので、単独放鳥と同時放鳥を適度にとりまぜてやってます。

上の写真は、かららがダンボールをガジガジかじりだす音を聞いて「なにやってんのー?」と寄ってきたそら。普段は逃げても、こういう時はちゃんとかららに近づいていく。
ボタンインコ、やっぱり好奇心旺盛ですね。前向きです。
視線が合ってないのがちょっと寂しいけどね。

右の写真はポーズをとるそら。小生意気モデル風。

「お、撮ってんの?ちょーがないなー」
インコちゃんにひょいと足をかけて
「はい、どーじょ。かっこ良く撮れよ」

そらは今でもシャッター音が聞こえると、ちゃんとポーズをとってくれます。写真を撮られる=注目されてる で、嬉しいようです。
でももう見えないんだし、カメラが変わってシャッター音が変わると写真を撮られてるって分からないかも知れませんねー
この間買ったLomo、使えるかな・・・
(てか、動きの早い小鳥にLomoはおそらく無謀。ピンボケ写真量産かと。<分かってるならなぜ買う。<つい。)


そらの不安はパパママ次第   2004年03月17日(水)


これは昨日のそらです。胸を張って堂々と。怯えていません。
こちらがコンペでバタバタしている間に、そらの左目は見てすぐそれと分かるほど白く濁ってしまいました。もうほとんど見えていない・・・と思います。
土曜日からの3日間、朝、時間を気にしながらも1時間ほど放鳥していましたが、その間のそらはおどおどしていつもより怯えているように見えました。左目の白濁が濃くなりつつあるのには気づいていましたので、きっと不安なのだろう、こんな時に一日そばにいてやれないなんて、という思いはありました。

昨日はお詫びのつもりで、いつもより多くの時間をそらのそばで過ごしました。1日3回の放鳥、一回の放鳥時間は各2時間ほど。家事ほとんど放棄。だー、ごめん。
でも、放棄した甲斐はあったと思います。こんないい顔をしてくれるようになりましたから。^^

思うに、そらが3日間落ち着かなかったのは、もちろん視力が失われていく不安もあったでしょうが、それ以上にこちらが落ち着いて相手をしてやれなかったから、なのでしょうね。時間を気にしながら、ほかのことに気をとられながらの放鳥だったので、そらも落ち着かず、より不安になったのではないかなと考えています。ケージから出してやればいいってもんじゃないんですね。
特にそらはかららと比べると用心深くて、こちらにべたべたすり寄ってくるタイプではないのですが、私たちへの精神的な依存度はかららよりむしろ大きいように感じます。
パパもママも逃げないよ。いなくなったりしないよ。だから、安心してそこで羽づくろいしていてね。

かららの産卵は今回も4個で打ち止め。骨盤もしまり、たくさんの羽根が抜け始めています。
これが終わったらケージ移動だからね。覚悟しなちゃいよ!(そらと比べてこの扱いの違いは。^^;)


可愛いミセス   2004年03月16日(火)

コンペ終わりました〜。3日間、異世界にいた気分・・・
私が出たのはワヒネ(女性)・グループの部。12人でナニ・ラヴァイという曲を踊りましたが、あえなく撃沈。練習不足ははっきりしていたし、当然の結果ですな・・・が、ミセス・ソロの部にエントリーしていた友人が、みごと優勝を果たしました!

この部門は強豪が多く、次々と舞台で踊りを披露するミセスたちを見るうちに、正直言って友人の入賞は無理かと思っていました。が、ラストに踊った彼女のフラのそりゃあ素晴らしかったこと! 紫と白のドレスに赤や黄色のかわいらしい花をちりばめたレイと髪飾りをつけ、愛らしく、優しく、たおやかに、時折ちらと色っぽさを漂わせながら踊ったのは、「プア・オレナ」という古いフラ・ソング。森の中にひっそりと美しく咲くオレナの花をうたった優しい曲です。他のミセスたちの踊りが円熟した女性の魅力を感じさせるものだったのに対し、彼女の踊りは初々しく愛らしいミセスの踊り。こんなに可愛らしいミセスがいるものか・・・彼女が踊り終えた時、私は感動して思わず泣いてしまって。^^; 
なんと言うか、自分の踊りがまるでダメだったにもかかわらず、彼女のあのフラを見ることができて、それだけでもう、とても充実した気分になれたんですね。ああ、いいコンペだったなあ、良かったなぁって。
本人も踊り終えた後に大泣き、審査発表を聞いてまた大泣き、まわりも大泣き。そりゃもう大変でした。(笑)
私は今、彼女のあのフラをもう一度見たくてしかたないんです。早くビデオができてこないかなぁ・・・

右の写真は、私がコンペで身に着けて踊ったディンファレの花のレイとカウアイ・マイレのレイ。ディンファレは日曜の夜中に家に帰ってから、早く眠りたい一心でやみくもに糸を通してつくったので、ずいぶんザツですが。^^; 今はリビングルームのカーテンレールに吊るしてあります。リビングには、ほのかにカウアイ・マイレの素敵な香りが漂っています。葉っぱなのに、どうしてこんなに良い香りがするんでしょうね。^^



メゲてもがんばる立ち直る   2004年03月12日(金)


一昨日あたりから、そらの足元がなんだかおぼつかない。ヨタヨタと不安げに歩くのです。おやと思って良く見てみたら、左目にうっすら白い幕が見えてきたような。
この二日間は元気もなくて心配しましたが、でも、今朝はご機嫌で遊んでいました。視力が落ちてゆくにつれ不安になって、またそれに慣れて元気になってを繰り返しているかんじですね。
ひょいと身軽に飛び移ることはもう難しいようですが、クチバシでオモチャの位置を確かめてよじのぼり、また別のところへクチバシをのばしてずりずり体を引き寄せて渡り歩き、なかなかいい顔して遊んでます。
ん、たくましいね、生き物って。(^^)

ただ、一時的に落ち込んで元気がないのか体調が悪くて元気がないのかを見極めるのが難しくって。(^^;
写真はキティちゃんイジメのそら。ごっきげ〜ん♪

明日から月曜日までの3日間、フラのコンペが開催されます。
私が踊るのは月曜なので月曜だけ行けばいいつもりでいたら、甘かった。土日もしっかり手伝いにかりだされてしまいました。3日間、朝から晩まで東京のコンペ会場に入り浸ります。
この間、ボタンズの放鳥は朝だけに。朝もバタバタするけれど、せめて1時間は遊んでやりたいと思っているのですが・・・5時起きかね。(ふぅ)


ニューカメラとかららの紙きり   2004年03月10日(水)


先月は私の誕生日でした。
遅れること1ヶ月、だーからのバースデー・プレゼントが届きました。
いや、「買っていい?」と許可だけもらって自分でネットで調べて自分で注文したんですけど。
ロシア製のトイ・カメラ、Lomo LC-Aです。
デジカメのようなクリアな写真は撮れないけれど、ふわっと味のある面白い写真が撮れるんです。うまくいけば。
これでそら・からを撮ってみたかったんですよね。

写真は梱包をとく前のパッケージ。
細い紐と白い紙がいかにも外国風で可愛かったので。





この小箱が入っていたダンボールの外箱の中には、クッション材として細くきった紙がいっぱい詰まっていました。
ただいま抱卵中のかららがさっそく飛んで行って、クッション材の細い紙をくわえてケージへお持ち帰り。
ダンボールの外箱もガジガジちぎってお持ち帰り。
いや実は、かららの紙きりってほとんど見たことがありません、私。
これまではツマヨウジかカゴか造花しかかじらなかったんですよ。
紙だっていつもどこかにあったはずなので、てっきり紙はあんまり好き
じゃないのかと思っていました。






えいっと最後のひと噛み。
おみごと。
これぞラブバード。





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