池田のサークルでの会話。今日はレッスンの合間にティータイムも。 お茶やらお菓子やらをいただきながらワイワイガヤガヤ。 何の話からだったか、犬のしつけの話になりました。「犬ってちゃんとしつければ散歩のときにオシッコしなくなるんだって」とOさん。途中でオシッコをしてしまったら、そこからすぐに引き返す、というような訓練をするらしい。フムフム。 きっとちゃあんと我慢して帰ってこれたらうんとほめるんだろうなあ。「犬のしつけって、厳しさも必要だけど、まずほめることだよね」と私が言うと、すかさずOさん、「ぼくたちもほめてね」と。ハイハイ。
2003年04月12日(土) |
記憶容量その3(「いまどきフロッピーは流行らない」の巻) |
フロッピーは文字主体のデータを記憶するのにはそう困らないのだけれど、写真に代表される画像を記憶させるとなると、たちまち「容量がいっぱいで保存できません」のメッセージが出てしまいます。 文字は全角1文字が2バイトで記憶できるけれど、画像はたとえそれが全角1文字分ぐらいの小さなものであっても、その画像は点の集まりで表現されているわけで、点の一つ一つが何色であるか、という記憶の仕方なので、たちまち何KB(キロバイト)という単位になってしまいます。
デジタルカメラは画素数や写真のサイズを切り替える機能がついているけれど、切り替えずに使っていると、たいてい美しい画像で、サイズも大きいままなので、一つの写真が1MB近いデータになってしまうこともあります。 画像をコンピュータで扱うのが普通となった今では、フロッピーでは用をなさないことも多いわけで、フロッピーディスク装置がついていないパソコンが主流になりつつあります。装置が必要であれば、別途数千円のUSB対応のフロッピーディスクドライブを買えばOKです。
2003年04月11日(金) |
記憶容量その2(バイトの巻) |
8ビットは1バイト。パソコンがデータを記憶するための基本の単位はこのバイトです。 半角の英字・数字・記号は1文字記憶するのに1バイト使います。日本語の全角文字(ひらがな、カタカナ、漢字、英字、記号)は1文字記憶するのに2バイト使います。
1000バイトなら、半角文字なら1000字、全角文字なら500字分となります。 1000バイト(B)を1キロバイト(KB)とあらわし、1000キロバイトは1メガバイト(MB)とあらわします。さらに1000メガバイトは1ギガバイト(GB)とあらわします。 (厳密に言うと、コンピュータの世界は二進数なので、1024バイトが1キロバイトとなります。) 1000B=1KB 1000KB=1MB 1000MB=1GB
フロッピーディスクはおよそ1MBの記憶容量(厳密には1.44)。 1MBは1,000,000B。半角文字なら百万字、全角文字なら五十万字。 1ページ1,000字の文書だと、500ページ分の記憶容量というわけです。実際は、文字データ以外のデータもあれこれ記憶されるのでここまでは入りません。
2003年04月10日(木) |
記憶容量その1(ビットの巻) |
コンピュータで処理を行うときの最も基本となるデータの量をあらわす最小単位。 1ビットは、二つの状態のどちらかを表現でき、一方を「0」、他方を「1」に対応させれば、2進数で表現することができます。この「0」と「1」を電圧の高低に対応させて、すべてのデータの処理をするのがコンピュータの基本的な原理。 1ビットだと表現できるのは「0」と「1」だけ。 これが2ビットになると「00」「01」「10」「11」の4とおり。 3ビットだと「000」「001」「010」「011」「100」「101」「110」「111」8とおり。 2ビットは2の二乗、3ビットは三乗、4ビットは四乗……、8ビットは2の八乗で256とおりのものを表現できます。 256とおりあると、数字、アルファベットを表現できるわけで、たとえば、 00000000=0 00000001=1 00000010=2 00000011=3 00000100=4 00000101=5 : : 00001001=9 : : 00001010=A 00001011=B というように、割り付けていくわけです。
コンピュータの処理の基本はこの8ビットで、8ビットのかたまりを「バイト」と表現します。 「バイト」は英語で一つかみとか、パクっとかみついた一かたまりのことだそうです。
ちょっと難しかったかなあ……。続きはまた明日。
ディスク(disk)は円盤のこと。 デスク(desk)は机のこと。 引き出しのついた事務用、学習用のものをdesk、引き出しのないものはtable。
ラテン語のdiscus(ひらたい円盤状のもの)、英語のdiscus(競技用の円盤(注、円盤投げの円盤のことでしょう))、disk(丸いひらたいもの)、dish(皿)も同語源。
新聞社の編集作業に携わっている人はデスク(desk)。 ラジオでしゃべっている人はディスクジョッキー(disk jockey)。
パソコンの種類で、机の上に置いて使うタイプはデスクトップパソコン。 電源を入れて最初に表示される画面はデスクトップ。
パソコンの記憶媒体のあれこれはディスク。フロッピーディスク(FD)やハードディスク(HD)、コンパクトディスク(CD)。 ちなみにフロッピーはペラペラ、ハードは硬いという意味。 も一つちなみにディスクの「ディ」はDHIと入力します。
老いも若きもディスクとデスクがこんがらがって使っている人がいっぱい。 「老い」のグループの皆様は、どちらも「デスク」だと思っており、「若き」のグループの皆様はどちらも「ディスク」と発音されたり……。
道新文化センター講座では先週から新たな生徒さんをお迎えしています。 全く初めての方の講座と、多少経験ある方のための講座、検定受験のための講座がありますが、全く初めての方の講座ではまずはマウスに慣れていただく練習です。
マウス、ポインタ、クリック、ダブルクリック、ドラッグと、まずは用語の説明。 「ポインタの矢印は、操作対象に全体を合わせるのではなく、先っちょのところを合わせるようにしましょね」、という説明に始まり、「ほとんどの操作は左のボタンで行いますが、そのうちに右のボタンを使う場面も出てきますからね。もしも、右のボタンを押してしまって、何か表示されてきたら、何も表示されていないところで左ボタンを押してくださいね」と続けるわけです。
ポインタを動かす練習と、ダブルクリックの練習をかねて、「画面右下(インジケーター)に数字が見えますね。時計ですよ。そこをダブルクリックしてみましょう」と説明します。そして、「マウスを時計に近づけたらどうなりますか?」「あ、日付が出てる!」「そうそう、マウスを近づけると簡単な説明などが表示されますので、いきなりクリックせずに、一呼吸おいて、表示されてくるものを確認してからクリックしましょうね」と付け加えるわけです。
「開けゴミ」とか、「開けゴム」では扉は開かず、「開けゴマ」じゃなきゃだめ。 決まった呪文を唱えないと、ちゃあんと動かないのはパソコンも同じ。 呪文のことを「コマンド」と言います。コマンドはたくさんあって、プログラム言語でも違うし、一つのプログラム言語でも、たーくさんのコマンドがあります。
いまをときめくWindowsのパソコンの一つ前の世代はDOSのパソコン。 デスクトップ画面の「マイドキュメント」をクリックすると、ファイル名やアイコンがずらずらっと見えてくるけれど、これをDOSのパソコンの時代は、「>dir c:\windows\mydocument」というようにキーボードから打ち込まなきゃいけませんでした。
Windowsパソコンも根本の仕組みは変わっていないわけで、ときどきこのコマンドを入力したいときが出てきます。 98だと、終了させるときに「MS−DOSモードで再起動する」という方法もあるけれど、2000だと「アクセサリ−コマンドプロンプト」でよいはず……。が、ない。うちの4台の2000のうち1台は「コマンドプロンプト」に進めるのに、3台は見つからない。 あちこち調べて、2000だと「cmd.exe」なるファイルが存在することを確認。ファイルの検索でみーつけた。
それで何をやったの?というと、ハードディスクをちょちょいとね……。
2003年04月06日(日) |
ちきゅうわ一つじゃないぞ |
4月13日投票の知事選挙の公報が新聞に折り込まれてきました。 9人が立候補しているのね。 公報の一人目に載っているのが聞いたことのない山田得生さん。 何かわけがあるのでしょうが、たどたどしい手書きの文字で、しかもすべての漢字にルビが振られています。 このルビも怪しい。「私の主張する政策は次の5点です」とあって、5点の下に「ヒフティン」と書いてある。??? 句点の「。」はすべてハートマーク。??? お花の印の後ろに「月へゆこうよみんな」と書かれている。??? 真ん中に「ちきゅうわ一つじゃないぞ みんなで きずこうよね」と書いてある。???
数年前に、もう誰だったかお名前も忘れてしまったし(山田さんじゃなかったよなあ……)、何の選挙に立候補されたのかも忘れてしまったけれど、この選挙公報に載せるための原稿の作成依頼を受けたことがありました。当時はワープロで作成。これがホントにこのまま載るわけ、と疑問に思っていたら、ホントにそのまま載っていました。
公報の下の方に「※この選挙公報は、候補者から提出のあった掲載文を写真製版によって印刷したものです。」とあります。 選挙管理委員会は一切の手を加えていません、というわけですが、山田得生、おそるべし。
2003年04月05日(土) |
カーソルが三角に…… |
今でもワープロをお使いの方はいらっしゃるわけで、今週は電話でワープロの操作のお問い合わせが2件。
1件目 富士通OASYSをお使いのTさん。画面の文字サイズが全部が半角になってしまったのだけれど……。 OASYSには画面表示が通常表示、横縮小、縦縮小、縦横縮小と変えられるのですが、最初のメニュー画面で変える機種もあるし、文書を表示させて前頁キーで設定画面を出す機種もあるし、はて、Tさんのはどっちのタイプだったかなあ……。 「持っていった方が早いね」とTさん、早速いらっしゃいました。 文書の画面から前頁キーで、というタイプでした。一件落着。電話で済めばよかったものを、申しわけない!
2件目 NEC文豪をお使いのOさん。いつの間にか、カーソルが三角になったのさ……。 文豪は「上書きモード」と「挿入モード」が切り替えられて、上書きだとカーソルは四角、挿入だと三角なのです。 「Oさん、キーボードに「上書き/挿入」とたぶん青い色で書かれているところがあると思うのですが、探してみてください」と伝えると、「あった、あった」。「その下は何というキーですか」とお聞きすると「前削除って書いてあるよ」。「では、左下に青い機能1というキーがあるので、それを押しながら前削除を押してみてください」と言うと、「直った、直った」。はい、一件落着。
TさんもOさんもパソコンを勉強中です。ただ、以前作ったあれをちょっと直せばいいのだけれど、という場面ではまだまだワープロの出番なのですね。 ワープロ文書をパソコンにコンバートもできるのだけれど、せっかく覚えたワープロだし、使える間は使ってあげた方がワープロもうれしいよね。
速記の原稿を起こすときにはいまだにワープロ派の私。親指で変換、無変換が操作できるのがやっぱりよいのだわあ。OASYSでガンガン打って、WORD文書に変換をかけ、WORDの校正機能でチェック、仕上げというのがいつもの作業プロセス。
免許の更新に行ってきました。 3月、4月の試験場は新たに免許を取得する人で大にぎわい。 平日はすいてるかな、と思って出かけたのに、写真撮影のコーナーは長蛇の列。 (更新者と新規の人は別の列だったけれど)
そもそも申請用紙に記入するんだよな、と思って記帳台のあたりを探すも、申請用紙が見当らない。 5年の間に新しい技術が導入されておりました。 「免許証を入れてください」と書かれたプリンタが2台、並んでいるではありませんか。 免許証を入れて待つこと数十秒。それまでの免許証の内容が取り込まれた申請用紙が印刷されて出てきました。両面スキャナ装置&レーザープリンタの複合マシン。フーン。
これに記入するのは名前のみ。便利、便利。 証紙を貼って、今度は視力検査。 おっと、メガネをはずさなきゃ。近眼というより、乱視が強い私、メガネをはずしても輪っかの切れ目は何となくわかる。「はい、合格」と言われて、次の窓口へ。
写真を撮って、2階の講習会場へ。30分間のお話の中心は、5年前もそうだったけれど、十勝型の事故の注意と、今年変わった酒気帯びの扱いのこと。
免許をとったのは30歳を過ぎてからでした。自動車学校に通ってたころは、直線で40キロを出すのが怖くてたまらなかった私。 試験場では学科試験だけでよいはずが、実技の抽出に当たってしまい、試験場のコースを初めて運転するクラウン(たしか)で周ったんだよな。2回ぐらいエンストしてしまったはず。 初心忘るべからず。
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