全角だと123、ABC、半角だと123、ABC。どちらで入力しようがそう問題ない場合も多いけれど、これがエクセルだと全角・半角の違いは致命傷になりかねない。
表計算検定試験2級の範囲だと、データベース関数が出てくるけれど、その条件を表す場合に、全角で「<50」と打ってしまうと、エラーになってしまったり、アルファベットを抽出条件にする場合に、全角・半角が入り混じっていると、正しく抽出されなかったり……。
この全角・半角という表現も、日本語ならではのもの。日本語がONされていない状態では、全角も半角もない。もちろん大文字・小文字というのはあるけれど。
この全角・半角が、エクセルの標準フォント、MSPゴシックだと、さらに識別が難しい。どちらで入力されているか、わかりづらい場合は、フォントをMSゴシックや、MS明朝、つまりはPのついていないフォントを使うと一目瞭然。 ちなみにこのPはプロポーショナルの略。プロポーショナルフォントだと、文字と文字のスペースがなくなり、半角文字だと全角文字だと見分けがつかないのです。
「パソコンの画面が真っ黒になってしまって、どうにも動かない」とAさんからヘルプコール。一番可能性の高い「フロッピーは入ってませんか?」という質問には「入ってないです」とおっしゃる。うーん。突然、真っ黒になってしまって、うんともすんとも言わないなんて、どう考えても良い兆候とは言い難い。 もう少しAさんにお話を伺うと、「最後の操作のときに、いつも押す場所以外を押してしまったのが原因かな」とおっしゃる。 で、わかった、わかった。Aさんのパソコンは95なので、終了画面に「MS−DOSモードで再起動する」が選択肢として出ているので、それを選択してしまったということのようです。 電話をAさん宅のパソコンの前に移動してもらって画面に表示されているものを読み上げてもらうと(英語ばかりで苦労しましたが)、「最後の行にWINDOWSとあります」と確認できました。 そこで、私「E・X・I・T」と打ってもらえますかと伝えました。打てたらエンターを押してくださいね、とも。 EXIT=イグジット、出口という意味なのですが、MS−DOSモードを抜けるというような意味合いですが、抜け出すのはちょっと困難ですよね。
苦労して覚えたDOSのコマンドの数々。そうそう、昔は全部キーボードから入力してコンピュータに命令を伝えていたのです。まるで火打石の時代です。
Aさんのパソコンは「EXIT」で火打石の時代を無事脱出できたのでした。
2003年01月17日(金) |
パソコンの電源は入れておかないと…… |
某高齢者団体のパソコン(一応中級)講座。10日間、35時間の講座で、ワードやエクセルと平行してインターネット操作もカリキュラムに入れました。 パソコンをお持ちの方も結構いらっしゃるので、「メールの実習の折にはこの教室から自宅宛にメールを送ってみたいと思いますので、ご自分のメールアドレスがわかる方は控えてきてくださいね」とお願いしたところ……。 Nさん、「家のパソコンは電源を入れてこないとだめですよね」とおっしゃる。 よくある勘違いですが、メールは相手先のパソコンの電源が入っていなくても送ることはできますよ!! 自分が受信するためには基本的にはパソコンの電源を入れ、メーラー(メールソフト)を起動し、「受信」というプロセスが必要ですが……。 ということをこれからお勉強するのだからわからなくってもちろんOKだけれど、「電源を入れておかないと」と思っていらっしゃる方は、結構多いんだなあ……。
プラザエンジョイスクール「キーボードから学ぶパソコン」の1日目。いつものようにマウス操作に慣れるためにまずは「ペイント」から。 キャンバス(画用紙部分)のサイズを変更するのに、キャンバス右下のゴマつぶのような青い点にマウスの先端を合わせ、サイズ変更用のポインタになったのを確認してドラッグという操作があるのだけれど、これがくせもの。ちょっとでもポインタの先端が合わないと、思うように操作ができません。 一番前で熱心な男性のAさん。これが出来ない! 困り果てたAさんの秘策は……。 マウス自体を動かすのではなく、マウスが乗ったマウスパッドを少しずつ動かしてみるというもの。恐るべし!!
WORD(ワード)やEXCEL(エクセル)といったOFFICE(オフィス)製品のアシスタントがイルカのカイルです。 いればいたでじゃまにされ、いなけりゃいないで「急に消えてしまった」と使う者をあわてさせる、ちょっと困ったアシスタント。 数字の1を押すつもりがF1を押してしまって、突然現れたりします。押した本人はF1を押したということも気がつかないこともよくあり、ますますあわててしまいます。 先週から教室にお通いのBさんもそのお一人。 このカイル、ご丁寧に「ここに質問文を入力し……」などと言ってくるものだから、「消えてください」と打ってみたんですって。もちろん、それでは消えないのだけれど。 「ここに質問文を」のメッセージはESC(エスケープ)で消えます。 カイルの上で右クリックして「表示しない」を選択すると、お帰りいただくことができます。
町内会の役員さんには文書作成がつきもの。以前ならワープロ(今でもという人もたまにはいるが)、今ならパソコンが必要不可欠。 Tさんも会計を担当していらっしゃいます。町内会は12月末でしめて1月が総会というところが多いようです。 昨年もこの時期、総会資料の決算書・予算書を作りにみえたTさん、今年もやってきました。パソコンが欲しい、欲しいといいつつ、まだ購入されてはおらず、教室でレッスンがてら作成していかれます。なんとほぼ1年ぶりに触るキーボード。文字を打つことは何とか覚えているものの、表をつくったり、行を増やしたりという作業は、最初はすっかりどこかへ飛んでしまった様子。 ここのところ毎日雪かき作業だったというTさん、真っ赤に雪焼けされています。 そのせいもあったのか、急に脳みそを酷使したので、「頭に血がのぼったような感じ!」と悲鳴をあげていらっしゃいました。 2時間ほどで決算書を完成させ、予算書も半分作り、「残りはまた明日」と教室を後にされました。
今日から教室のスタート。水曜日なので、道新クラスも3つあり、それぞれ新しい皆様をお迎えしてのスタートとなりました。 午後の「熟年のためのステップアップパソコン」は6名様。5名がパソコンをお持ちで、お一人は購入予定というお客様。購入予定のKさんは全く初めてで、マウス操作に戸惑いぎみでした。「マウス」そのものと、マウスの指し示す「ポインタ」、マウスのボタンを押す操作の「クリック」、さらには「ドラッグ」、言葉の意味と操作を把握するだけでも大変です。それでも、後半はだんだん調子が出てきて、「楽しかった」と言ってお帰りになりました。 パソコンがどんどん普及しているとはいえ、まだまだ右も左もわかりませんといういう方も多数いらっしゃるわけで、皆さんに納得いただける講習をと心がけてまいりますので、今年もどうぞよろしく!
朝の9時20分。HBCラジオに出演。「冬の遊園地大作戦」のメンバーとして電話インタビューに答えるもの。全道放送とは知らなかった。しかし、「冬の遊園地大作戦で何という名前の遊園地を作っているのですか」と聞かれ、絶句。「何とかランド」と呼べるものをアナウンサーサンは期待していたらしい。全道からお客さんが押し寄せたらどうしよう。
夜は雪で埋まったリンクの復旧作業。市役所のショベルカーが出動してくれて氷面は出してくれていたので、スコップで削ってホーキング。動いている分には汗をかくほどなのだけれど、風が出ていて寒かったので、お尻が冷たかった。
すごい雪。70センチぐらい降ったよ! ビルの周りの除雪は大変。初めのうちは雪かきスコップで高く積んでいたけれど、積み上げられる高さじゃなくなり、もう肩も痛くって、スノーダンプでスロープを作って積み上げる作戦に変更。肩の周りが筋肉もりもりになった気分。 それでも力尽きて、駐車場の部分は3分の1ぐらい残ってしまった。灯油タンクまでの道はつけなきゃとスコップを持つも、もう腕が上がらなくって、結局雪の中をこいでタンクまでたどりついておしまい。ここで雪の中に埋まってしまっても誰も助けに来てくれないよな、とまじめに思ったりした。
ノースウェーブを聞きながら、掃除、また掃除の日々。暮れからずっと掃除。でも、やってもやってもちっともきれいにならないの。この2年、病院で年を越したし、そんなんで掃除なんてどうでもいいやと思っていたツケの大きいこと。しかし、暇だからって、これまたちゃっちゃと掃除ができるわけでもなく、あーあ。
ノースでヒロさんの番組中、「2003年、今年を振り返って」というお題でメッセージを募集していて(2日間を振り返るというもの)、1日の迷い犬騒動を書いて送ったら、なんとこれでダウンジャケットが当たった。うれしー。
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