2002年11月14日(木) |
DVDって……(その2) |
DVDについての説明
DVDは「アスキーデジタル用語辞典」によると、CDを超えるものとして、次のように説明があります。
次世代の大容量CD(Compact Disc)。 現在のCD技術をリードしてきたソニーとPhilipsは、CDを超える次世代の大容量光ストレージとして、MMCDの開発を進めていた。またこれと同時に、東芝や松下などの家電大手ベンダは、共同でSDと呼ばれる次世代光ストレージの開発を進めていた。しかしこれら2つのグループは、'95年9月、MMCDとSDを共通化し、統一規格として次世代の大容量CDを製品化することを発表した。これが現在のDVDである。 DVDという名称は、Digital Versatile Disc(Versatileは「用途が広い」という意味)の略とする文献と、Digital Video Discの略とする文献が混在しているが、現在では「DVD」という固有名詞(略語ではない)とされている。 DVDドライブには、読み出し専用のDVD-ROM、ライトワンス機能を持つDVD-R、書き換えが可能なDVD-RAMがある。これらは、CDドライブでいえば、それぞれCD-ROM、CD-R、CD-Eに対応すると考えてよい。
パナソニックの関連ページで見つけた説明も載せておきます。
映像・サウンドのデジタル化が進み、インタラクティブ性が高まるAVの世界と、CPUの高速化・HDDの大容量 化、そしてアプリケーションの進化にともない、エンターテインメントとしてAVの世界も取り込み始めたコンピュータの世界。これらを融合するための環境は、すでに整いつつあるといえます。 しかし、さらに高品位化・高度化してゆく、さまざまなコンテンツに対応するためには、容量 ・フォーマットともに限界に達したCD-ROMなどのCD媒体に変わる、大容量のメディア媒体が必要不可欠となってきました。 そこで、AV機器・PC機器問わず、ハイクオリティーかつインタラクティブなコンテンツを提供するための、大容量 と優れたフォーマットを合わせ持つ「DVD」が生み出されました。 「DVD」は、映画・コンピュータ業界からのそれぞれの要望を満たし、将来のAV&PCのネットワーク時代を実現する世界統一規格なのです。
*アスキーデジタル用語辞典 http://yougo.ascii24.com/gh/toc/ab.html
*パナソニック「DVD」サイト http://www.panasonic.co.jp/products/dvd/index.html
「DVDって?」という皆様、参考になりましたか。 要するに次世代のビデオということですかね。 テープがMDになり、ビデオはDVDになり……。音楽・映像に関する技術はコンピュータの進化とともにまだまだ変わるわけですなあ。
2002年11月13日(水) |
DVDって……(その1) |
先月からパソコンを始められたOさん(60代)。初回のレッスンは教室のマシンを使ったのだけれど、次の週のレッスンにはマイパソコンを携えていらっしゃいました。今日が7回目のレッスンです。
ファイルをマイドキュメントに保存する方法 フロッピーに保存する方法 マイドキュメントにフォルダを作って保存する方法 「保存」「開く」に関しては毎週、少しずつ学んでいるのですが、やっぱりファイルの場所の切り替えや、フォルダを作成する方法はちと難しい。
今日はCDやDVDの話を少ししたのですが、「皆さん、パソコンで音楽CD聴いたことありますか?」とお尋ねすると、Oさん、「僕のも聴けるんですか」とおっしゃいます。「もちろん!!」。Oさんのパソコンを見てみると、CDドライブのところには「DVD」とも書かれています。「DVDも見れますよ!」とさらに続けると、「DVDって何?」と質問されました。
いいな、いいな、DVD。うちにはないのよ、DVD。ものすごーく見たいバレエのビデオがあって(アダム・クーパーが出ているの!)、来日を記念してそれまでビデオで5800円だったものが、DVD版2300円で売られているの! 欲しいな、欲しいなDVD。Oさん、パソコン1日お貸ししてくださいまし。
2002年11月12日(火) |
私は古いタイプの人間です |
何が許せないって、講習時間中にガムかんでる人。かんでるあなたは全く気にならないのだろうけれど、前に立って説明をしていると、くちゃくちゃ動く口元ほど目障りなものはないのです。
数年前のO町での講座でこんなことがありました。風邪をひいてしまってセキがとまらないNさん。講習開始前に「あのー、セキがとまらなくって、ノドあめなめながら授業を受けてもいいですか?」。「もちろん、もちろん」。こういう方もいらっしゃるというのに、マッタクマッタク!!
飲み物持参者も多い昨今。会場によってはPCを使用する関係上、飲食が全くだめというところもあり、ペットボトルをどんと置いてという方はそうお目にかかりませんが、ガムは気になるんだ、ガムは!!
先週、行きがかり上というかなんというか、とある会計ソフトのインストラクター試験を受験しました。 前期の決算書をもとに期首残高を入力し、部門の登録をし、期中の取引について1カ月分は取引合計入力で処理し、続いていよいよ10件ほどの仕訳伝票を入力し、それをもとに幾つかの分析をしていくというのが実技試験のおよその流れ。
試験日前の数日は、さすがにちょっと消化不良気味(胃が痛くなるということはまずない私)。数日前からしか勉強をしないからこうなるわけですが。 結果はともかく終ってホッ。こういうことでもないと、やる気にはならないしね……。
この試験にこぎつけるまで、P社のKさんには本当にお世話になりました。ありがとうございます!(まだ、この先もあるようですが……) 一緒に受けたKさん、これからもよろしくお願いします。
職業能力開発協会の検定試験でした、ワープロ部門、表計算部門、データベース部門、2・3級合わせて8名の方が受験されました。 皆さんはとてもよくできていらっしゃって採点が楽しみです。
3級は基本のレベルなので、練習問題で鍛えておけばなんとかなりますが、2級は範囲が広くなるので大変です。実技はともかく、筆記も難しい! 今回の試験でも、「OSの記憶領域の割り当てと解放……」なんという問題やインターネット関連で特にセキュリティ絡みの問題も多数出題されていました。 「何を材料にお勉強をすれば…」とよく聞かれるのですが、おすすめは「システムアドミニストレーター初級」の解説書です。
職業能力開発協会主催・表計算部門2級だと、例えばこんな問題が出てきます。 ◇商品の一覧表があります。商品にペン赤、ペン青、消しゴム、メモ帳などとあり、この中の「ペン」だけを単価の2割増しにする計算式を求めなさい。 商品名がA列、単価がB列に入力されているとすると、式はこんなぐあいです。 ◆ =IF(LEFT(A4,2)="ペン",B4*120%,B4)
B4*120%はB4*(1+0.2)としてもOK(もちろんB4*1.2もOK)。
ところが、試験に向けて練習に励むTさん。これをB4+(1+0.2)としてしまいました。 これだと、定価100円のものは101.2円にしかなりません。
仮に「*」を「+」としたとしても、表示された答えを見て「???」と気付かなければなりません。気付いて、「ああ、ここは+じゃなくって、*だった」と直せばよいわけです。 式を入れて答えが表示された時点で安心してはいけないのです。 数学的なセンスというのはこういうことを言うのかもしれない。おおよそ答えの予測はできる。それを導くための式が組み立てられるかどうか……。 幾ら難しい関数を覚えていったところで、基本的なこの感覚が欠落していると、実務では全く役に立ちません。
「受取拒否」と聞くと、すぐさま連想するのは住基ネット。普通、受取拒否は、受け取った側が「拒否」という行動に出るものなのでしょうが、今日は届けてくださった方が「『受取拒否』の扱いにしますから」と発言されて一瞬「???」となった私でした。
最近は本屋さんに本を探しに行くよりは、インターネットを利用することの方が多い私。2週間前に、池田のパソコンサークルの教材用にと年賀状のCDつきの本を12冊、インターネット経由で注文しました。1週間後に何の問題もなく届き、続いて同じ本を別の団体用に16冊注文しました。それが今日届く「はず」だったのですが……。
注文品の発送状況もWeb上で確認できて、今日届くなというのがわかったので、着払いの代金も用意して待っていると、日通のお兄さん、やけに小さなダンボールを手に現れたのでした。 私が「荷物はこれだけですが?」と聞くと「はい、そうですが」と、なんでそんなこと聞くのという顔で答えてくれました。「先週も同じものを頼んでいるので、こんなに小さな荷物のわけがないので、ちょっと空けて調べてみてもいいですか」とさらに続けると、一瞬ちょっと困った顔をされました。そりゃあそうですよね。さっさと代金を集金して帰りたいですよね。 でも、箱を空けてみるとそこには注文したものとは違う本が。そこで日通のお兄さん「『受取拒否』の扱いにしておきますから、いいですよ」とあっさりおっしゃったわけです。「拒否も何も、注文と違う品物が来ちゃったんだから、何とかしてよ!」と言いたいところですが、これはお兄さんに言っても仕方がない話。 かくして、都会から海をわたって峠を越えてやってきた羊たちの本は、「受取拒否」されて、再び峠を越えて、海をわたって都会に帰っていきました。
「誰だ! 間違って箱に詰めたのは?」と今ごろ叱られてる人がいるんだろうな。でも、あっちを向いてもこっちを向いても「羊」だらけのところで仕事をしている人もいるんだろうな。どの羊なんだかわからなくもなっちゃうよな。と、ちょっと同情。
帯広市IT講習会は11月で終了。私が担当する講座も今日からスタートのWORD、午前と夜の2講座6日間をこなせば終了。 夜の講座は20歳から61歳までの20名。平均年齢は、今年担当したどの講座よりも若いかもしれません。
20歳の青年の隣にはこれまたお若いお嬢さん。親しげに話をされていたので、「お友達同士で抽選に当たってよかったね」と言うと、「私は最初、ハズレたんだけど、急にキャンセルが出たらしく、受けられることになったの」とうれしそうに話してくれました。 20代前半の参加者は60歳代の参加者より珍しいので、「今までにどこかでパソコン習ったことはなかったの?」と聞くと、「進学校だったので、学生時代は全くやっていなかったので、テキトウにしかできなくって……」と答えてくれました。
よく聞く話で、高校時代はまるでコンピュータに縁がなかったのに、大学に入っていきなり手書きのレポートはダメということで、コンピュータを使わざるを得なくなった、大学では特にコンピュータの授業があるわけではないので、本当に「テキトウ」にやって間に合わせている……。そのまま就職したら、今度はコンピュータはできて当り前のように思われ……。 でも、「ちゃんと覚えたい!」と、こうしてIT講習なんぞに足を運んでくれるわけです。
お年を召した方の一生懸命な姿も感動しますが(講座にいらっしゃるお年を召した方は大概熱心で、最近の私は感動も薄らいでいるかも知れない……)、若者の一生懸命な姿もいいものです。 いつもの講座ではサラッと触れる程度の説明しかしない(時間的にできない)「タッチタイピング」の話を、いつもの倍の時間をとって説明した第1日目でした。
ずっと放っておいた更新作業。始めるとなかなか楽しいのだけれど……。 最近知人を通して紹介されたYさんの名刺には「WWWページコンテンツ制作」とあります。私はYさんにワードやエクセルの「技」(までいかない基本的なお話も含め)を伝授し、Yさんは私にWebページ(いわゆるホームページ)の作り方を伝授してくださいます。 「文字の間隔をちょっと変えただけでも感じが変わるよね」とか、「「戻る」ボタンの表現や置き場所は統一した方がいいよね」とか、「視覚障害者の方のためにも、画像にはテキスト表示がされるようにした方がいいよね」などなど…。
そのあたりは私もちっとはわかっていることだけれど、「ともかく悩むのは「色」だよね」と、Yさんと「色」の話で盛り上がりました。 白黒の世界だと、考えるべきはスペースのとり方。段落間のピッチや、インデントにちょっと気を配っただけで、ぐっとメリハリのきいた仕上がりになります。でも、これがフルカラーだと、1カ所色を変えただけでもすべてのバランスが崩れてしまうこともあります。 「慣れない間は色数は少なくした方がいいよね」という私の意見にうなずいてくださったYさんですが、「色彩検定受けようかな」ともおっしゃっていました。
調子が悪いのはうちのパソコンだけではなかった。生徒さんのTさんも、Fさんも…。
現金1割払い戻しセールで新型ノートパソコンを手に入れたTさん。今日は早速それを携えていらっしゃいました。 ところが、「家で練習していたら、文字は打てるのに、数字が打てない」とおっしゃる。 ノートパソコンの場合、Numキーを押してしまって、文字が打てなくなるというのはよくあるけれど、数字の「12」と打つと「ヘルプ」が表示されて、「5」だけ打っても「45」となってしまい、現象は他のソフトを起動しても変わらなかったので、「これはすぐに買ったところに持っていくべし。たぶん、そっくりマシンのお取り替え、となると思うから」と伝えるとTさん、今日のレッスンをキャンセルしてすぐにお店へ向かいました。やっぱりお取り替え、ということでした。
先日もFさん持参のノートパソコンの調子が何だかおかし。CDをセットしても、読み取ってくれません。違うCDを入れても、音楽用のCDを入れても、ディスクの回転音が聞こえず、「これはすぐに買ったところに持っていくべし」とやはり伝えて、こちらは預かり修理となりました。
うちのエプソンのノートパソコンはもう7年ぐらい使っているけれど、ちゃんと動くよ!(OSは95のままで、ときどきしか使わないけれど)最近のノートパソコンは見るからにひ弱だよね…。デザインはそりゃあかっこいいけど。
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