2002年08月27日(火) |
札幌にて(マラソン大会応援記3) |
コンサートを聴き終えて、再び友人夫婦とサッポロビール園で合流。フルマラソンを走り終えたというのに、元気なだんな様。昨夜とは打って変わって飲むわ、食べるわ、しかし、本当に元気だなあ。 友人が言うのに、「ホノルルマラソンのときなんて、スタートが朝早いので、走り終えてから数時間たって、どうかするとサーフィンに行ってくると言うの」。そう、彼はサーフィンもなかなかの腕前で、台風情報を聞くとじっとしていられないそうです。しかし、やっぱりスポーツに縁のない友人は、付いていったとしても浜辺で本なんか読んでるそう。一見、全然趣味が違うのに、それはそれは仲のよい友人夫婦です。
サッポロビール園は知らない人のいない有名な観光スポットだけれど、逆に地元の人間はまず行かないよねという場所。私も初めて行きました。びっくりしました。大きな建物が三つも四つもあって、総合受付カウンターで予約をして、その幾つかある建物のどこかに振り分けられるというシステム。 建物の内部はお客さんのざわめきと、ジンギスカンの煙が充満しています。皆さんどこから来たのでしょうね。たぶん、8割は道外のお客さんなんじゃないかなあ。 その中にあって私はウーロン茶(車なので)とじゃがいも、とうきび(お肉を食べないので)をひたすら食べている変なお客さんでした。 来年は8月第4日曜日に札幌で宿泊するように今から予定を組んでおくからね、と言ってビール園を後にしたのでした。
マラソンと言えば、記録の集計をどうやっているのか、そこのところに非常に興味がありました。ランナーはゼッケンと一緒に靴ひもに通すようにできている小さなチップをもらうのだそうです(これはゴールしたら返却する)。そのチップがスタート地点、5キロごとの関門、ゴール地点でコンピュータにデータを送信する何らかの役割を果たしているのですが、その秘密は今回は究明できませんでした。 来年はチップの実物を見せてもらって、関門で選手ではなく、コンピュータシステムにじっと目をこらしてしようと思っています。
2002年08月26日(月) |
札幌にて(マラソン大会応援記2) |
25日はゴール地点の中島公園で応援。 友人は選手をスタート地点で見送り、地下鉄に乗って駅北に先回りして声援を送り、再び地下鉄でゴール地点の中島公園で帰りを待つのがいつものパターン。地下鉄は同類の人であふれているそうです。 午前中に別の用事があった私は、ゴール地点には3時少し前に到着しました。トップの選手がちょうどゴールしたころでした。ゴール地点は厳重な通行規制がされており、関係者しか入れません。 この日は中島公園を目指すもう一つの目的がありました。3時半からコンサートホールkitaraで開かれる合唱コンサートを見に行くというものです。車を駐車したところから、kitaraまでは直線距離にすると200mぐらいなのに、通行規制で横断することができず、結局、中島公園を半周することになってしまいました。
中島公園の入り口からゴール地点まで約800メートル。ここの沿道で一般市民が応援していて、私もその一人となったのでした。山口衛里選手が入ってきました。記録は2時間39分35秒の7位。懸命に走っていたけれど、ちょっと辛そうだったなあ。 選手が入ってくるたびに拍手、「○○番、もう少しだよ、頑張れ」と温かい声援が続きます。3時間を少し過ぎたころ、伴走者と手首を結んでゴールする盲人ランナーが入ってきました。いいシーンです。伴走者は途中、何人か交代するそうですが、このスピードだと、もちろん伴走者もかなりの実力を要します。
友人とは携帯電話で連絡を取り合い、彼女の元に私が到着したときには、もうコンサートの開演時間が目前で、結局、友人の顔を見ただけで、だんな様がゴールする勇姿を見届けることはできませんでした。私が去って間もなくゴールしたそうで、記録は3時間16分56秒の497位。すごいです!!
2002年08月25日(日) |
札幌にて(マラソン大会応援記1) |
北海道マラソンに出場する友人の応援に札幌に行ってきました。 東京時代の同期生、彼女は全くスポーツとは縁のない人なのに、だんな様がすごい! 月間500キロを目標にトレーニングを積んでいます。日々、20キロを走るようにしているそうで、自宅が東京都町田市で勤務先が神奈川県川崎市なのですが、この通勤手段がランニング。普通に行くと10キロぐらいの道なので、わざわざ遠回りをしていくという、おそろしい健脚の持ち主です。 ここ数年は8月の北海道マラソンと、12月のホノルルマラソンに出場しており、市民ランナーのあこがれ、サブスリーといって3時間を切る記録も達成しています。
私は前日24日に札幌に向かいました。都心に向かう道のあちこちに、25日の交通規制をお知らせする看板が立っています。北海道マラソンは真駒内競技場をスタートして、中島公園にゴールするという1ウェイで、しかも、ずっとにぎやかな通りがコースになっています。ランナーにとっては1ウェイ、平坦、応援が途切れないという、とても走りがいのあるコースらしいです。
24日の夕食を友人夫婦、私の3人でとったのですが、選手は8時半にはお部屋に引き上げ、残る二人はススキノに繰り出したのでした。 選手が言うのに、ススキノの人出は朝まで絶えることがなく、5時ごろアップをしようと外へ出ると、道路は人込みで走れる状態ではなく、仕方なく中島公園まで行って走るとのこと。本当に一大歓楽街。友人も「新宿歌舞伎町といえども、この規模には負けちゃうよね」とつぶやきます。 さて、前夜祭はここまでで、応援団の我々もその日のうちにそれぞれの宿舎に戻ったのでした。
2002年08月24日(土) |
デジカメ写真の活用法(その2) |
デジカメ写真を取り込む方法はいろいろです。 カメラをパソコンに専用ケーブルで接続して、ファイルの場所をカメラそのものにして選択する方法。 スマートメディアやコンパクトフラッシュといった外部記憶用の媒体(通常「メディア」といいます)をカメラから取り出して、カードリーダー(いろいろな種類がありますが、たいてい数千円です)と呼ばれる装置にメディアを入れて、そこを場所として選択する方法。
さて、その場所からパソコンに取り込む方法も各種あり、その説明はまたの機会にしましょう(お急ぎの方はスクールにレッスンに来てくださいね)。
今回は写真のデータはパソコンにすでにファイルとして保存されていました。 実際にワードに写真を取り込んでいく作業へと進みます。 作成した表のうち、写真を入れたいセルにカーソルを合わせておきます。 「挿入−図−ファイルから」で保存先のファイルの場所を指定します(慣れない間は、ここがやっかいです)。 目的の写真が見つかったら、それを選択して「挿入」ボタンを押せば写真が取り込まれます。 あとはサイズを変更したりレイアウトを変更したりという作業を加え、入れたい写真が何点かある場合は、ここまでの作業を繰り返して行えばOK。 表で組んであるので、罫線を表示したくない場合は、表全体を指定して「罫線なし」を選択すれば表組みにはなっているけれど、印刷される線はない状態になります。
そうしてハガキサイズに必要なものが収まるように文字サイズなども調整して、出来上がり!!
写真そのものにあれこれ手を加えたい場合は、また別の操作が必要ですが、写真をワードならワードに取り込むだけなら、そう難しいことはありません。
それにしても、忘れ物をデジカメで撮影してハガキでお知らせ、よいアイデアですよね! (後日談:実際にこれで数点はすぐに持ち主に戻ったそうです)
2002年08月23日(金) |
デジカメ写真の活用法(その1) |
新得からお越しのTさん。前回いらっしゃったときに、「写真を入れたハガキをつくりたいのだけれど」と言われました。写真のデータはパソコンに取り込んであるとのこと。 今日は実際にハガキを完成させるまでの操作に挑戦です。
デジカメ(デジタルカメラ)で撮影した写真を見て感心しました。夏休みにある団体のキャンプがあり、そのお手伝いに出かけたTさん。忘れ物を持ち主に返すべく、デジカメで撮影して、参加者にハガキで知らせたいということでした。忘れ物は帽子だったり、ジャンバーだったり、計4点。
ワードで作ることにして、まずはページ設定でハガキサイズを指定します。ハガキの場合は余白を極力少なくしておきます(限界値は使用するプリンタにより異なります)。 次にタイトルやお知らせの内容の文章、連絡先などをまずは入力します。
さて、デジカメ写真を取り込みたいわけですが、表に組むと操作しやすいので、必要なセル(マス)数を指定して、まずは表作成。写真の説明用のコメントは別セルにすると処理が楽なので、写真が4枚の場合は、方向はどうあれ、8セル用意しておきます。
さて、いよいよ写真を取り込む作業に進みます。
IT講座のエクセルも終盤の5回目でした。 エクセルの基礎をびっしり学んできたわけですが、ちょっと復習問題に取り組んでいただきました。数字を2列入力していただき、掛け算、式の複写、オートSUM(サム)とごくごく基本の操作なのですが、頭の上に「???」マークの皆さんのなんと多いことか…。 二つのセルに数字を入れて、二つを範囲指定してフィルハンドルをドラッグして連続した数値を入力という段階で半分の方が沈没。掛け算のところでさらに半分の方が沈没。オートSUMまで問題なく行き着けた方は結局四分の一いるか、いないか。トホホホホ。 と、ここで前途を悲観する間もなく、残りのグラフ、データベース機能と講座は容赦なく進んでいくのでした。
夏休みで帰省していた息子が、自分のことをあれこれ記した名刺を作成したいと言い出しました。いろいろ方法はあるけれど、マイクロソフトのパブリッシャーを使えばあっという間にできあがり。自分のホームページのトップ画面を2センチ四方ぐらいのサイズにして貼り付けて、名前だけがやたらと大きい名刺が出来上がっていました。名前は特大なのに、住所、電話番号などは6ポイントぐらいの小さな文字。名前の上にもっと小さな字で大学生、そして自分の趣味の「和製グルーヴ」などと書いてあります。デザイン上、小さな文字を使いたいのはわからないでもないけれど、45歳以上の人に配る名刺は別に作った方がいいかも(私は今のところこのサイズの字でも全く問題ないけれど)。
さて、その名刺の作成途中のものを目にしたSさん、「ぼくもこういうのを作りたいな」とおっしゃいます。現役を引退されて数年たつSさん。肩書は何もないけれど、「だんだんえらくなると肩書がなくなると言うじゃありませんか。名前だけの名刺、いいじゃないですか」ということで作成開始。ちょうどデジカメで撮ってあった写真もあったので、写真入りの名刺がやっぱりあっという間にできあがったのでした。「どこに行って配ってこようかな」と思案顔でしたが…。
2002年08月20日(火) |
マラソン大会(来年に向けて) |
さて、今年の記録の処理が無事終了し、それで仕事は終わりかというと、まだ続きます。 ここが事務局Kさんのすごいところなのですが、なんと、歴代記録をちゃあんと集計しているのです。種目ごとの歴代データです。去年の15回大会までの分は処理済みなので、それに16回大会の分を結合させます。ただ、結合させるのではなく、個人のベスト記録が残るように処理します。すごいでしょ!!(ただし、ここは作業にもうちょっと改良の余地あり)
しかも、Kさんにお聞きすると、参加をお誘いする文書を発送しているのだそうですが、「昨年度○○回の○○種目に出場されたあなたの記録は○○分○○秒でした」と書かれているそうです。すごすぎ!! ここのところも「差し込み印刷機能でこうして、ああして」とちょっとアドバイスすると、目を輝かせてお帰りになったKさんです。 帰り支度のKさんに、「でも、これ以上はやっぱりアクセスですね」とつぶやく私。「アクセス、何ですかそれ?」というKさん。 そこに畳みかけるように「ここまでやるならホームページも作らなきゃ」と言ってしまったのですが、Kさん、しばらくはゆっくり寝てくださいね!!
2002年08月19日(月) |
マラソン大会(申告タイムのこと) |
スカイパークマラソンは申告タイム制といって、「私は5キロ、あるいは10キロを何分何秒で走ります」と申込時に申告しておいて、実際のタイム差で順位が決まるという種目が設けられています。これだとのんびり亀さんにも入賞のチャンスがあるわけで、なかなかの人気種目です。
しかし、これをパソコンでどう処理するかというと、これまた奥が深いのです。昨日の名前の関数のレベルがハーフマラソンだとすると、こちらはフルマラソンのレベル。 知りたい方は教室にいらっしゃいと言いたいところですが、ちょっとご披露しておきましょうか。
Kさんからいただくデータはこうです。 申告タイムのところは10分30秒とか、115分25秒などと単なる文字列データになっています。 これを文字列関数を使いつつ、結局のところは(○分×60)+○秒で、すべて何秒にしてしまいます。
当日の記録は10分25秒なら10.25というように半角数値データで入力します。 これを同じく関数を駆使して秒に置き換えます。 実際のタイムから申告タイムを引き算します。差は秒で出ます。 そのままだと早くゴールしてしまうと、「−5」のように負の記号がついてしまいます。順位は差の絶対値で判定するので、絶対値を返す関数(ABS)で並べ替え用の数値を用意します。
いかがですか、ここまでの処理でフルマラソンの折り返し地点ぐらいかな。このあともああしてこうして、そうしたものが翌日の新聞に掲載されているのです。 掲載されてもまだ、間違っていたらどうしよう、などと心配になってしまいます。
2002年08月18日(日) |
マラソン大会(名前のスペースのこと) |
名前の処理で厄介なのがスペース。名字と名前の間を1スペースという規則でやれると早いのですが、これだと一覧表にしたときに美しくないのです。 そこで、五字どりといって 渡辺 博子 田中 花子 北 美知子 佐々木 香 小早川一郎 のように入力する方法を通常はとります。 ただこれだと、「小笠原雄一郎」などと6文字がきてしまうとはみ出てしまってやっぱりちょっと美しくありません。 最も美しく仕上げるには7字どり。 渡 辺 博 子 田 中 花 子 北 美知子 佐々木 香 小早川 一 郎 小笠原 雄一郎 となります。 これは逆に処理に手間がかかります。 いずれにしても、名字と名前に1スペースあれば、それぞれを切り出して、文字数を数える関数(LEN)、文字を切り出す関数(LEFTやMID)、さらにIF関数などと組み合わせてスペースを調整することはできます。 エクセルの文字列関数っていつ、誰が使うの?とよく知らないうちは思ったものですが、今では私にとって最も使用頻度の高い関数です。
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