こんなこと・あんなこと

2002年03月20日(水) 名前を付けて保存

ワードで作成した文書なり、エクセルで作成したシートなりを新たに保存する場合は「名前を付けて保存」ですね。ときどき、「×」で閉じるときに保存作業をなさる方がいらっしゃいますが、ちょっと危険。あらかた作成したらすぐに「名前を付けて保存」しましょう。後は、適宜「上書き保存」を押せばOK。
さて、「名前を付けて保存」してある文書を開いて修正を加える場合、「上書き保存」だと、修正前の状態ではなくなってしまいます。試験の問題でよくあるのですが、別の名前で保存する指示がある場合は、修正前に「名前を付けて保存」で、別文書として保存しましょう。この時点では名前が違うだけの、同じ内容のものが二つあるわけです。別文書にした後は、やはり「上書き保存」。
最後の最後に「保存」では、やっぱり危険。途中でパソコンが止まったらどうしましょう。修正前の文書を残す必要があるのに「上書き保存」を押したらどうしましょう。
「名前を付けて保存」と「上書き保存」を上手に使い分けましょうね。というあたりを、今日熱心にお勉強されたTさんでした。



2002年03月19日(火) 検定試験

商工会議所の検定試験の名称が変更になりました。
「日本語文書処理技能(ワープロ技能)検定試験」の略称を「日商文書技能」に変更して「日本語文書処理技能(日商文書技能)」となります。
「ワープロ技能」では、ワープロ専用機の検定試験と誤解されることが多いということで名称変更する、とは聞いていたのですが、「日商文書技能」はもっとピンとこないような気がするのは私だけ?
帯広商工会議所の平成14年度の検定試験の日程が決定しています。
文書技能は5月18日(土)に2級と4級、7月7日(日)に3級となっております。
職業能力開発協会の検定日程も現在、作成中。
今月末にはホームページでご案内できると思います。



2002年03月18日(月) Nさんその後

先週の日記に登場のエクセルを始めたNさん。「先生、日記におれのこと、書いたしょ」とおっしゃる。「読んでくださったのですね!」。
「先生のこと、何でもわかっちゃうしょ。池田出身だとか、陸別の帰りに死にそうになったとか・・・」。うーん、よく読んでいらっしゃる。
エクセルの講習は順調に進んでいますよ! 今度は関数をお勉強しますよ!!
平均はAVERAGE、最大はMAX、最小はMIN、数値の数はCOUNT、文字も含めたデータの数はCOUNTA、これを暗記してきてくださると、次回、お勉強する範囲がスムーズに進むのですが・・・。



2002年03月17日(日) バースデイソング

しばらくぶりのお休み。先週の日曜日は「エクセルの1日講習」、先々週は検定試験でした。
さて、昨日たっぷりサークルのメンバーに誕生日を祝っていただいた私ですが、皆さん、まだ祝い足りないとおっしゃる。
教室近くの六花亭本店喫茶室では誕生日のお客様にケーキをプレゼントというサービスをもう何年も前から継続中(他の支店でもケーキサービスはありという情報)。これだけならそう驚かないけれど、お店の皆様がアカペラで「Happy Birthday to you」と歌ってくださる。そんなの絶対恥ずかしいからイヤ、という友人もいるけれど、このサークルのメンバー、皆さんノリのよい方ばかりで、全員集合して開店間もない六花亭へと向かったのでした。
様子をホームページのアルバムに掲載しておきました。ご覧ください。



2002年03月16日(土) 誕生日

3月17日、明日は私の誕生日です。
今日は月1回の主婦の皆様のパソコンサークル。お勉強を終えてから、ケーキとお茶で誕生日を祝ってくださいました。
このサークルの皆様、とにかく仲がよくって、機会をみつけては集まって食事をしたり美術館に行ったり・・・。私もしょっちゅうご一緒します。年代はバラバラなのですが、そこがまたよいところ。女3人寄ればかしましい、と言われているのが、私も含めて8名(お一人札幌に転居とのことで、今月から減ってしまいました)。何時間話していても話し足りず、時間はあっという間に過ぎていくのでした。



2002年03月15日(金) 寺子屋・畳

今日は午後から月2回の池田のサークル。
今までは各自ワープロやパソコンを持参していたのですが、今日から町のパソコンを利用して講習を行えるようになりました。新メンバーも随分増えました。
池田町のパソコンはノートタイプ。IT講習会もこのマシンを使ったそうです。
パソコンがノートタイプというのは別にどうということはないのですが、講習室が和室なのです。これはかなり珍しい。
皆さんお集まりの会場に向かい、引き戸を開けるとそこはさながら「寺子屋」。
普通の会議用テーブルの半分サイズ、しかも和室用のテーブル、写経に使う文机のようなテーブルの上にノートパソコンが置かれ、皆さん座布団の上にしっかり正座でお座りです。
和室に恭しくスクリーンとプロジェクタも設置し、さあ、講習会。
しかし、立って説明すると、いつもと違う目線の高さに戸惑い、座ってみたり、立て膝になってみたりと落ち着かない私。
さらに足元は畳。その昔、ちょっぴり茶道をかじっ私、畳のヘリは踏まぬこととたたき込まれています。「ヘリを踏まない、ヘリを踏まない」と気をつけながら皆さんの机の間を見て回るのですが、だんだんそんなことに気を配れなくなり、最後は踏みまくり。
次回は着物で行こうかしら・・・。





2002年03月14日(木) 確定申告

私は一応会社からお給料をいただいている身なので、源泉徴収−年末調整でほぼ完了なのですが、出張で仕事をした場合に私個人としていただいた報酬が若干あり、さらに医療費控除もありで、毎年確定申告に出かけます。
生徒さんの中には申告期間前にちゃあんと資料を仕上げ、初日に提出するすばらしい方もいらっしゃるのですが、私はからきしだめで、いつもギリギリ。というわけで本日、税務署に行ってまいりました。
今年から申告用紙が変わったので、去年の控えを見て同じように書く、というわけに行かず、税務署員の方のお世話になりました。しかし、毎年、出張扱いの報酬の扱いがある方は「給与」でいいと言い、ある方は「報酬」だと言い、結局何だかわからぬまま今年は「雑所得」で処理。汗だくの税務署の方に「その違いは?」と聞くのもはばかられるし、どっちにしても私の場合、医療費が膨大なので還付されるだけのことだし・・・。
申告用のタッチパネル式のコンピュータのプリンタが確かHITACHI製だったと思います。複写可能なドットインパクト方式。なつかしい!と思うと同時に、1税務署にこの台数だから、全国で何台のプリンタが設置されているのか、てなことを考えていました。このプリンタ、水平に印字が可能で、用紙をセットしたところに戻って出てくる方式でした。これ用に開発されたのかな、とも思いながらしばし観察していました。



2002年03月13日(水) 電卓

今週からエクセルのお勉強を始めたNさん。去年、パソコンを使えるようになりたいとお越しになり、まずはワードをお勉強。その後、忙しくなってしばらくブランクがあり、今度はエクセルを、という次第。
ワードでやることは言うなれば書写。お手本があってそれを書き写していく作業です。もちろん、同じく仕上げるためのあれこれノウハウはあるわけですが。
エクセルはがらりと違います。式を入れなきゃ答えが出ません。この式も、「1+2=3」の「3」を出したい場所(セル)に、「=A1+B1」てな具合に入れなければいけません。これが慣れないと厄介。
そこでNさん、「電卓使って計算した方が早いな・・・」。罫線も、「定規を使って引いた方が早いな・・・」。
Nさんのご先祖様は、マッチを見て「火打石の方が早いな」とは言わなかったと思うけど・・・。
こういう生徒さんにはがぜん燃えてしまう私です。



2002年03月12日(火) ダイ

今日は夜、音更のサークルのお勉強会でした。もうこのサークル何年続いているのか・・・。メンバーのお一人のYさん、「教室のホームページ見ました。こんなこと・あんなことにある「コーヒー1杯19円」って何ですか」とおっしゃいます。「うわあ、見てくださったのですね。ありがとうございます。今日はこのサークルのことを日記に書きますから、また見てくださいね」と約束したのでした。
さて、コーヒー1杯19円。いつも同じではないのですが、これはコマーシャル。この日記のページはいわばレンタル。教室のホームページから、日記のページ「Enpitu」へ自動的に飛ぶようになっているのです。一部有料サービスもあるのですが、私が利用しているのは全くの無料。そこで、この日記のページを運営している「Enpitu」さんは広告主を募り、無料の日記ページサービスを提供するかわりに、広告を貼り付けるわけです。実は「コーヒー1杯19円」は私もクリックしてみたことはありません。クリックすると、広告主さんのホームページに自動的に飛ぶわけです。

さて、今日の日記の題名の「ダイ」ですが、この音更の仕事の帰り道、TSUTAYAに寄って本を1冊買い求め、外へ出たことろで携帯が鳴りました。W先輩でした。今度飲みに連れて行ってくれると約束していたので、この時間に出てこいというのかーーと思ったら、「あのなあ、今、ワープロ打ってるんだけど、ダイ一課とかダイ二課のダイ、弟みたいじゃないダイってあるだろう? これ、どうやって出すの?」。
「何ですかーーー?!、それってタケカンムリの第しか考えられないけど・・・」と答えつつ、ほかに「ダイ」ってあったっけと一生懸命考えました。W先輩、たぶん明日提出する書類を自宅で作成していたらしく、「困ったなあ、これから教室に行っていい?」とおっしゃいます。
ちょっと待って、何もそんな1文字のために車を走らせてくるこたあないでしょうが。とりあえず部首変換を試みてもらおうと思ったら、部首がわかんないとおっしゃる。「で、どんな字?」と聞くと、「木みたいな字で・・・」と説明をしてくれて、私はとてつもなく難しい字を想像していたのに、なんということはない、それって「第」を略した字。みんな手で書かなくなったから、略した字も忘れちゃうよね。先輩、ごめんなさい、日記の材料にしてしまいました。



2002年03月11日(月) 空白(スペース)

OASYSでお勉強中のHさん、苦戦中。ワープロは各メーカー本当にさまざま。OASYSはプロには定評があるのですが、初心者にはまずもって使いづらい機種です。何といっても書式設定(ページ設定)の複雑さ。続いて、削除と挿入のわかりづらさ。
OASYSは通常が上書きモードです。字を追加したいときだけ「挿入」モードにするのですが、同一行内で文字と文字の間に空白を空けたいときだけは「一字挿入」なんという機能を使います。このあたりがとてもわかりづらい。
削除するにも、例えば1行削除したい場合に、特に行単位の削除というのがあるわけではないので、その辺がわかりづらい。改行マークを入れていない行は次行と空白でつながった状態で、ここにも泣かされます。
長年指導してきて思います。「字と字の間に空白(スペース)がある」、「字と字の間を空けたいときには空白を入れればよい」、「空白も挿入したり、削除したりできる」という感覚がもてれば、その後の操作がとてもスムーズにいきます。ともすると、文字のことだけしか考えられず、同一行で文字を動かそうとして「移動」(切り取り&貼り付け)で試みて失敗、というのがよくあるパターン。
目には見えない「空白」を意識する能力は、とても重要なんです。わかってしまえば何ということはないのですが、ときどきこの能力が欠如している、もしくは退化してしまっている方がいらっしゃるわけです。(生活するにはそう必要な能力でもないのでしょうが・・・)
ワープロやパソコンで、その辺の能力も磨きましょう!


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Hiroko Watanabe [MAIL] [HOMEPAGE]

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