今日からパソコンのお勉強を始めたHさん。「おれが字を打てるようになるのが先か、くたばってしまう方が先か、時間がないーーー」と、さほどお年でもないのに、おっしゃいます。 ソリティアでマウスに慣れていただき、ペイントをご紹介し、「さあ、30分間、文字を打ってみましょうか」という段になり、まずはローマ字の「あいうえお」。「もう、次のかきくけこにいきましょう」と言っても、「うーん、あいうえおが基本だ」と言って、なかなかやめません。 それでも難なく50音は打ち終え、やおら自分の名前を打ち、これもうまく漢字変換までできたのですが、最後が「せんせえありがとお」。 変換すると、「線背絵ありが十」。先は長い。
1000円の消費税込みの金額を求める式は1000×(1+0.05)。 1000円の5%引きの金額を求める式は1000×(1−0.05)。 少数、分数、百分率の関係が怪しい人、結構います。 これができないと、エクセルで非常に苦労します。小学校5年生で習うらしいのですが、学校で学ぶのはほんの少し。大人になったらたくさん使うのに。 微分、積分、対数・・・、大人になっても全然使わない人は使わない範囲も多いけれど。 「関数」と聞いただけで、「パス」と思う人も多いのだろうな。 とにもかくにも、割増は1+割増率、割引は1−割引率。よーく、覚えておきましょう。
私、渡辺博子は、速記者です。速記の原稿を入力するのにワープロを買ったことからコンピュータの世界に足を踏み入れました。 今でも、月に何本か、テープで持ち込まれたものを文字データにしてフロッピーで納品という仕事が入ります。 このテープがくせもの。外部のマイクから録音したものであれば、例えば1時間の録音なら、集中して仕事をすれば、3時間ぐらいで完成します。 ところが、マイクロカセット、内蔵マイク録音、しかも大人数の会議のテープを持ち込まれることも多々あります。こうなると泣きそうになります。 お客様は「聞こえるところだけ起こしてくれればいいよ」と言ってはくださいますが、ノイズの海から音を拾い集めるような作業になるわけです。音から単語を考え、単語の前後を判断して文章につぎはぎしていきます。 これが、会議に出席していた人なら、テープで聞いてもわかるのですが、テープだけで聞くと、まるで何を言っているのかわからないものなのです。 速記者は特別耳が良いわけではないのです。出張して書いても料金は同じなので(テープでいただくより、その方がずっと作業効率がよいからです)、会議に同席させてください、とお願いしたいわけです。
私は仕事場(教室)と同じビルに住んでいるので、教室は大雪だからといって、お休みになることはありません。しかし、この雪、学校が臨時休校というのは数年ぶりのことではないでしょうかね。 教室は平常営業していても、生徒さんはキャンセルが続出。 そんな中、元気に教室にいらっしゃたのは、午前中は浦幌のKさんと、池田のMさん。十勝東部は帯広に比べると、ぐっと雪が少なかったのですね。 午後は歩いて来れる距離のSさん。歩いて来れるとはいえ、早朝からの除雪の後にお越しになったわけで、さすがに少々お疲れぎみでした。このSさん、「今年はデジカメを買う」と宣言なさいました。
最近の天気予報はよく当たる。 今日はまたまた浦幌町で講習会でした。夜9時過ぎに浦幌町を後にしましたが、浦幌はほんのちょっぴり雨のような雪が降っている程度。豊頃町と幕別町の境界あたりから、うーん、雪かなという降りになってきて、幕別本町あたりで確かに雪、という降り。それが札内近くまで来て、何この雪という降りかたになってきて、国道38号線でもひどいワダチ。 明日も浦幌町の講習会。命がけのIT講習会です。(浦幌の講習会参加者の中に浦幌町消防署の方がいらっしゃり、「物すごい雪だったら、救急車で迎えに行ってあげるから」と言ってくださいました。救急車には乗りたくないので、明日の夕方までにはやみますように。)
日曜日は教室は基本的にお休み。今月は検定試験も何もないので、赤い日はずっとお休み。 去年はIT講習会のうち、中学校開催分が日曜日、2週連続であり、その間に検定試験がはさまると、休みなしが何週間か続くということもあったのに、毎週休めるなんて、なんだかぜいたくな気分です(貧乏性ともいう)。 しかし、お休みだからといってじっとしていられない私は、今日は「冬の遊園地大作戦」の作戦の一つ、「冬の運動会」に出場しました。 長靴アイスホッケーと雪合戦。中央公園のリンクは上々に完成し、なんと雪合戦コートも作ったのです。雪合戦は昭和新山ルールが国際ルールらしいのですが、そこを適当にアレンジして、6人1チーム、6チームで戦いました。私の超下手くそチームは2勝3敗(もっと下手なチームもあったわけです)。そこそこ運動能力のある人のいるチームの動きは、本当にスポーツになっていました。何事も奥が深いものです。
私が19年前に初めて買った富士通のワープロはキーボード配列が「親指シフト」でした。もちろん当時から「JIS」配列もあったけれど、親指シフトの方が高速に入力できるといううたい文句で、私もこちらを選定した次第。 「ご主人が親指シフトしか使えないの」というOさん。パソコン用の親指シフトキーボードを買おうかと思っているとおっしゃっていました。 私も今ではストレスを感じずにローマ字で打てますが、長年慣れ親しんだ親指シフトから離れがたく、5年ぐらい前は2ページ以上ある文章を仕上げなければならないときは、まずは富士通OASYSで入力して、テキストデータでパソコンに落として、てなことをやっていました。 親指シフトというぐらいだから、普通は両サイドについている「シフトキー」が親指のところにあるわけです。「かな」配列がかなり特殊です。慣れるまでには少し時間がかかりますが、慣れたら早いです。 私は今でも、速記の仕事のときには(テープ起こし)もう10年ぐらい使っている富士通OASYS70SX、親指シフトキーボードで仕事をしています。
今日は午後から浦幌町でIT講習会でした。 午後が厚内小学校の会場。夜は浦幌中学校の会場。 国道は全く雪がなく、夏場とほぼ同じ時間で浦幌には到着。 国道から折れて、厚内への道は怖かった。交通量のせいで、こんなにも違うのだ。 厚内で、今年初めて海を見ました。とても穏やかな海でした。 厚内はやはり内陸とは違い、さほど冷え込まないので、学校のリンクが全然出来ないのだそうです。 中央公園にリンクなどつくっているせいで、どこへ行ってもリンクに目が行ってしまいます。 浦幌中学校の前にはそれはそれは立派な町民リンクがあり、巨大な散水車もあり、とてもうらやましーくながめてきました。 19日は「冬の遊園地」の開園式です。
帯広で26日から開催される「あおぞら国体」。 うちにはあまり関係のない話、と思いきや、 全出場選手の名簿入力の仕事が入り、もう大変でした。 17日午後6時にいただいて、納品が18日午後3時。 日中なら手分けして、ということも可能ですが、この時間帯ではどうにもならず、私、頑張りました。 北海道、東北と入力を進めていって、南の方に行くと、どんどん出場選手が少なくなってくるので、はかどるはかどる。思ったより早くに終わらせることができました。 さすがに沖縄県は参加ゼロでした。
初めてキーボードに向かって文字を入力していく人にとって、ローマ字の小さい「っ」はちょっとしたハードル。 何年か前にワープロを少しかじっただけのHさん。今日からパソコンを習いに見えました。ワープロで少しは慣れているかなと思いきや、だめでした。 どうしても「つ」「TU」から抜け出せない。 「発音しないのだから、次の音の子音だけを2回打って」と説明するのですが、四苦八苦。 初日は緊張しているものだし、仕方がない。わかってしまえばどうということはないのですが・・・。 何年も「っ」をXTUで打っているという人にもたまに遭遇します。その方がよっぽど難しいと思うのだけれど・・・。 日本語は本当に難しい。「ず」と「づ」の使い分けとかね。これはまたの機会に書きましょう。 今日はとてもよくできるIさんが「雰囲気」を打てずに悩んでいた。
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