幾度と悩んだその先に小さく見えた白い点進む恐怖と退く恐怖虚栄の塊は常に先を進み縁遠き自我は幻の花
蹴り上げた地面は哀しくて追い出されるように飛び立った向かう先々の想い達の行方は掴めない雲のような存在ダネ
奥底に隠れ潜む焦燥感小さな幸福及んで消え去れば残るは思念の制御スイッチ亡くす勇気も見える形に変移する
反転する光と影は知らぬ間に世界を蝕み愚挙な理論も正論化変わらぬ形も移り逝く時と架す
抑え切れない不純な動機は唯、自我への言い訳で歩いた足跡だけには真実の木の実を落としている
隔たれたアナだらけな障害は透ける明日を進む勇気と動かぬ利己心の塊との間で揺れ動く感情の試練
繋がる電波、連なる文字に一喜一憂な毎日でアッチとコッチを行き来する平穏不穏はもう見えない