Wakako's Diary 道すがら記

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映画二本「中国の小さなお針子」「Bowling for Combine」 - 2003年04月02日(水)

以前おしゃべり系MLで話題になっていた
映画「中国の小さなお針子」を見た。
選択肢のない状況下で、文学が人に与える影響が大きかったという評がわかると同時に、バルザックが一体お針子の具体的に何を変えて山村から都市に出ていったのか、(女性としては?)一歩突っ込んで描いてほしかった。

あと、これまた女性としては、だが、
愛しあって妊娠というのはわかるのだが(これも防ぎようが、、と思うだろうが、山村で手段を期待してはならない!)、
それを相手に黙って処理する、その時の周りの(もうひとりの知識階級出身の青年と、青年が頼みに行った医師)
ささやかな力添えはともあれ、台の上でお針子の流す涙に、
「それはバルザックの(或いは文学の)教えてくれたことじゃないだろ!
(むしろ、反対ちゃうの???)」
と、ちょっとプチッとなった。

個人的には、全体的に、文化大革命という状況下ではあるが、
(男性の視点からの)
フランス映画らしい、「男と女」というか、
well-madeな青春映画だと思う。


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それと、もう一本、「bowling for colombine」を観た。
アメリカの都市郊外のコロンバイン高校で起きた高校生の銃乱射事件と、
それにまつわるアメリカの銃社会を、まぁ、素人目からの視点で、
歴史的な考察も交えながら分かりやすくコミカルに時にシニカルに描く。

今年のアカデミー賞受賞作のドキュメンタリーとなったためか、混み合っていた。

やはり、アメリカの白人中産階級の視点を越えてない部分もあるし、
銃を売っている全国チェーンのコンビニに乗り込む時のやり方も
ちょっと高校生レベルじゃない?って感じだけど
私的にはお勧め。

同じ銃が自由に手に入れられ、所持率も高い隣国のカナダと比較し、カナダでは銃による殺人の発生率はかなり低く、治安がいいため、大都市でさえ、住居の施錠をしない人が大半であることを取り上げ、カナダはお互い話し合って解決する姿勢が強く、アメリカによる他国の空爆に対しても「安易に戦いで解決すべきではない」というマスコミの論調、政府は貧困を解決し、国民の福利厚生に力をいれていることと、

それに対し、アメリカの社会は恐怖社会である(おそらくそれは、対外的なパワーをふるうことを優先し、国内の貧困問題などを解決せず、そこを銃で抑圧する、みたいな)という趣旨であったと思う。

また、2001年9月のアメリカを襲ったテロの首謀者とされる
「ビン・ラディン氏」、かつてソ連との冷戦があった時期、テロリストとしてアメリカが育てた(資金援助した?)ということも、このドキュメンタリーで初めて知った。

「9月11日とは何だったのか」などとアメリカ人やものの分ったような知識人がまるで被害者ヅラ(?)して語ることが多いような気がするが、
それは、アメリカという国が覇権をなすために行なった所業のツケである(もちろん、被害を受けたのは、イラク戦争と同じく、「一般の個々の市民」であり、そのことに対しては、他の戦災・テロ・災害・事故と同様、被害にあわれた方には、心から御悔やみ申し上げる)
と映画を見終わった今、思えてならない。

なお、コロンバイン高校で高校生2名による銃の乱射事件のあった1時間前、アメリカ(クリントン政権)はコソボを空爆していたという。そして1時間後、銃乱射に対して冥福を祈ると記者会見を行なったクリントン氏。


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お取り引き - 2003年03月31日(月)

ネットのオークションで商品を落札したり出品したりしてお取り引きをしていると、今まで見ず知らずだった方とお取り引き期間中はやり取りをする。
その中で、わずかな期間ではあるが、相手の人間性が透けて見えることがある(無機的になりがちな事務的なやり取りの中で見えて来ることだから、プラスのものである)。

このひとは、本当にものを慈しんでいるんだな、リサイクルショップ経営というのも、丁寧に商品を扱っておられるんだなとか、逆に「丁寧で柔らかい文章からお人柄が伺えました。またご縁があるといいなと思える方でした。」とコメントを頂いた日には、じ〜んとしちゃって涙が出てしまった。

お取り引き終了までよろしくお願いします、

というのを、気持ちよいお取り引きができたとき、文字どおりに感じるのだ。

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人柄、だけでは生きてはいけない、のだが、
人柄が潤滑油になって事態が好転することはある。

私が4月から雇っていただいた上で研究・論文指導のチャンスを頂くことや、
m.に気に入られている(と思われる)ことは、その
「またご縁があるといいなと思える方」
という部分に尽きるのだろう。



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人気の大学−ちょっと、受験について/美容院☆ - 2003年03月30日(日)

昨日、予備校の個別指導をしていて知ったが、どうもシガ医大は最近人気らしい。おそらく、地理的な条件(JR沿線であれば、大阪、神戸という阪神地域からも通学可能であり、さらに、名古屋を中心とする東海地方からも滋賀県は近いこと)が大きいと思うのだが(大学の研究/設備/環境が魅力的で、トイウことなら喜ばしい。が、そんなところまで受験生が考えているとは思えない。近隣には沢山旧帝大、旧医大がありますので。。)、確かに、予備校の資料でいわゆるランキングをると、こんなに高かったか?という感じで上がっている(2002年入試結果によれば、同期の桜の新設単科医大浜松医大を始め、旧医大の長崎、旧医専の名古屋市立、三重とならぶ偏差値である)。いささか、安く買っておいた株が上がっている気分である。

もちろん、偏差値は決して入試の難易度をストレートに映すものではない。
まず、このデータは、予備校のモシの受験者のうち、合格者を抽出したものであること。シガ医大の場合、近隣の京都府立、神戸、奈良県立あたりを第一志望にしていたものがセンター得点(あるいは後期合格)により志望を切り替えるケースは多いので、モシの受験者層で見ればそれなりに高くなると思う。そして、たまたま、ランキングで並んでいた長崎、三重はセンター重視だから、入試の力配分としては、まずセンターでちゃんと取ることが必須条件となるが(逃げ切り可能。実際、入試対策として文系出身者に対策が建てやすい。私は当初、センターで逃げ切り可能で、二次試験の理科が一科目であること、旧医大で環境がよく・・九州では九大の次に勢力が大きい・・再受験生が多い長崎を高校の先生から勧められていたし、センター配点が高く二次が英語のみだから前期ダメでも絶対受かるからと太鼓判を押され、後期は三重に出願していた)、今回の予備校の資料でしが医より下になっていた大学の中には、二次配点重視のところも多く、そういうところは、記述力がないと通らない。また、歴史的な状況や、教育内容は偏差値によって優劣が決まるものでは決してない(実際、国家試験は全国どこでも一緒のものを受けないといけないのだ)。

また、偏差値が下だからといって、はいりやすいかというとそれは全く別である。手許のこのランキング表において一番下に位置するA医大とM医大は、確かに数学3Cをすらすら解くことは要求しないかもしれない。が、ユニーク入試ほどばくち的な要素があるものはない。余程腕に自信があれば論文はいけるかもしれないけど、ユニーク入試はね。。それよりは、学力で見てくれる学校のほうが、対策も建てやすいし、ダメだった時も「どうして?」などと考えなくていい。その意味で、手許のランキング表の下から二番目(A大、Y大、S医大、K医大)に位置する大学群は、今年は勉強不足だけど受けるだけ受けたいというなら、Y大は論文入試だからいいかもしれないが(そのかわりばくち)、勉強はして来たから受かりたいというなら、ちゃんと学力で見てくれるS医大かK医大の方がよい。そして、いづれにせよ、どこもむちゃくちゃはいりやすいわけではない。また、ばくち入試だろうとそうでなかろうと、入学後、卒後の生活はまた別個である。どのみち、医学部のカリキュラムをこなしていくことが必須なのである。

受験に関しては、個々人のもっている学力(センターは取れるとか、数学が得意だとか)をうまく活かす方向でやれると楽だ。

そもそも、よい大学、悪い大学、などと一つの物差で計ることは出来ない。
確かに、あそこは国の予算が沢山注ぎ込まれているなど、恵まれている大学とそうでない大学を分別することはできるかもしれない。
が、あなた個人が(いや、私個人が)、そこで何をなし得るかは全く別個である。
入学したら、自分がそこで「満足の行くガクセイ生活」ができているか、できたか、それを胸に手を当てて考えるのが生産的だろう。

・・とまぁ、受験を経験したものには当たり前のことなのだが、ついつい、こういう資料を見ると、進路指導部員だった頃のデータの見方の腕がなる。

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今日は、午後、家庭教師の前に、美容院に行った。キャンペーンをやっているらしく、割り引き葉書があったので利用したら、いつもメンバーズカードの割引きでカット4000円のところがなんと3500円、おまけに、私が日常セットしやすいようにとポイントパーマを勧められ、渋っていたところ、20分しか余分にかからない(パーマ技術は数年前に比べ格段に向上しているのがよく分った。昔長かった頃は、パーマかけようと思ったら2、3時間覚悟だったもん)、三本ロットをまくだけだからプラス1000円です、といわれ、じゃあ、とかけた。ほんと、セットしやすいようにかけただけだから、みてわかるようなパーマじゃないけど、待ち時間なし、ポイントパーマ込みで1時間15分、合計4500円+税なんて、なんかすっごく満足度高かった。それも、安さを売りにしているチェーン店並みだよ、パーマ込みでこれって。「お得」に弱いわたくしです。オートシャンプーはそろそろ病み付きになりそう。

次回は、いよいよ、裾にパーマをかけてふわふわさせる予定。



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COLORS - 2003年03月29日(土)

久しぶりに、堀川丸太町から川端丸太町まで歩いた。夜風が汗を程よく飛ばし、気持ちよかった。

久しぶりに(というほどでもないかな)、cdを買った宇多田ヒカル「colors」
私は、ちょっと前の、才能に溢れまるでそれを持て余すかのようにとんがっていた彼女より、今の宇多田ヒカルのほうが好きだ。柔らかくてしなやかで強くて、落ち着いた感じで、ああ、同性だな、ッて身近に感じられる。

宇多田ヒカルといえばニューヨーク在住だが、ニューヨーク在住のアート系邦人からのメールでの反戦署名が昨日届く。坂本龍一発、鶴田真由経由、ってな具合で、流れ流れて友人から回って来た。

このような市民活動が一体どの程度効を奏すのか、私は知らない。しかし、ほんと、一体この戦争はなんなのだろう?

バグダッドでは、市民がマーケットで買い物をし、家々に住んでいる。

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鶴田真由、実は憧れのお姉さんである。って、常にすべてと言うわけじゃないけど。彼女がデビューした映画「就職戦線異常なし」のころ、いいなッて思った。清楚、知的、女優さん顔。そして、今はちょっと鶴田真由が目標(意味不明な表現だが)。

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倉庫状態改善計画がんばろう!

そう、買い物依存症の果ては、まず、ウサギ小屋(ではないと私は信じている)の空間侵食から始まる。もういいや、これはあるや、と判断し、我慢、というか抑制すること、その反対にある買い物依存症は、お金で全能感を満たそうとする。
お金持ちになって何でも好きにしたいという気持ちがわかるような気がする。働きたくない、優雅に暮らしたい、好きなだけ旅行にいきたい、おいしいものが食べたい、、、、いろいろな願望がそこにはあるだろう、ともあれ、お金がありさえすれば、一国の経済を動かすこともでき、好きなものに身を包むこともでき、島一つだって所有することができる。休日はイビサ島で、明日はパリでお買い物よ、その次の日曜はシドニーにいる旧友に会うのよ。。。

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まるでオフ会みたいに、今日も出張ミニ家族団らん(in the morning time, breakfast)。

そうそう、

これなんです。私が藤井大丸でおととい買ったスカート。是非クリックしてみて!シフォン地のを買おうと思っていったのですが、案外、綿でハリがあるのもイイかな、と。お勧めです。というか、かなり気に入ってます。ネットでも買えるんだ。

水玉とパープルのほうがネットではすでに売り切れになってるけど、インパクトはあるけど合わせやすいのはやはりベージュ(実際はこの写真より薄いベージュ。店員さんはカーキと言っていた)。

ベージュのスカートはよくあるけど、そこに水玉を持ち込むことで、新鮮で、かつどこか落ち着いたデザインです。

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ところで、書留で送られて来たのは成績表であった。
1科目不合格はいたいよう。あとは必死でクリアしたのにぃ。
ともろで、おおかたは良と可が半々で、再試だらけだったそれなりの成績だけど、超笑えるところがある。ってのは、2年次、臨床心理学が秀(過食症と精神医療について書いた。そりゃあ、人生経験分、授業受けてる以上に考え知ってるから、それなりのことがかけますわな。)、余り主体的に参加していたとも言い難いが、試験がよくできたと自分でも思った細胞生理学4実習が優(これは人並みかな?)、そして、神経解剖が秀(笑)。はっはっはっ。って、採点が甘くて不合格は出さずにイエローカードのみ(成績発表時、点が悪かった人は名前が黄色に塗ってある。センセイお茶目です)、おまけに神経解剖は薬理と抱き合わせで、その抱合せられる薬理は再試受けたんだけどなぁアアア?それでも秀ってう〜ん、神経解剖がよかったのかな?舐めてさっさと退出する人が多い中、かなり最後のほうまで粘って書いたからな、答案を。それともみんな秀か優なのかな?

ていうか、秀や優もそこそこあって、多分、成績表自体はごく普通(下から30番目くらい?まんなかくらい?)なのに、一科目不合格と言う、この恐ろしい事態!うわ〜ん。でもいいの。私は実験をするわ。小学校高学年の時は白衣を着た科学者になりたくて、市役所主催の夏の天文観察会にしか行かなかった完璧な幽霊部員だったけど、一年間科学部なんてのにも実は入ってて、試薬を振る姿に憧れてた時期もあったもの。まぁ、やりたいことはやってるとおもいましょう。

上の妹は、私が高校一年生の時、30歳の自分て想像できないと言ったら、「あんたはその頃になったら医者になりたいと言ってるに違いない」と言い、本人は覚えていないらしいが、再受験を考え始めた時、妹の変な予知能力にびっくりした覚えがある(勘がいいのだ)。

臨床をするつもりで今の学校には入学したが、「脳神経と教育」という、学際的な研究に参加できそうだし、そのこと自体、ブンガクブの院生時代に学術交流サークルを立ち上げてて(確かに、組織として不十分だったかもしれないし、周りの友人たちからもいくつか批判を受けたことがあるが、「交流」の意義はあったと思う)、隣は何をする人ぞ、と知ろう、なんてやってたけど、その行くつく先がここかよ、となんだかひとり苦笑している。




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父来る・・出張家族団らん - 2003年03月28日(金)

父はちょくちょく出張でこちらにやってくるのだが、今日、会社や大学めぐりをしにやってきて、春休み中の下の妹もついて来た(今日は私と彼女が手など似ていることを彼女も認めてた)。

今回は、珍しく、訪問先に予定していた会社や先生が不在だったらしく、今日明日、観光と割り切ってた。珍しい。今日は、植物園と下鴨神社にいったらしい。

私はバイトのあと合流して、一緒にごはんを食べた。父は、出張で東京にいった時は、よく、妹二人とごはんを一緒に食べるようにしている。こちらでは大体スケジュールがつめつめでそういうことはないのだが、ああ、東京での出張家族団らんみたいに、出張家族団らんしてるんだな、と思った。
そもそも、この前帰省している時、父は出張にいったり来たりで、ちょっとしか顔合わせてないから、話したかったというのもあるだろうし。

なんか、ちょっと、じ〜んとした。

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留守中、大学から書留が配達されたらしい。不在だったので受け取れず、明日郵便局にいってみる。さらに泣き面にハチの通知なのでは、とかなり脅えている。


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わかこっちのおまぬけな一日。 - 2003年03月27日(木)

今日はお間抜け、というか、普通に、いや、前日眠り過ぎて普通以上に朝はしゃきっと起き、余りはかどらない部屋の片づけをし(たのかな?)、自転車屋さん、郵便局、銀行、と回り、午後からカテキョに行く前に寺町の電気街でデジカメを見て(どうやら大学生協の得売品のほうが安くまともなことをしり)、これはまずヤフオクで競り落とすべし、と意気込んでから、隣の藤井大丸へ。ちょっとわくわくとして入ったのだけど、同じアパレル中心の河原町阪急に比べ、こちらは個性が強い分、入ってるブランドもクリエーター系だったりして全国展開ブランドほどなじみもないものがおおく、あと、値段層が高いので、購買意欲が萎えて来たところに、おおおおお、私はドットフレアースカートを探し求めていたのだが、マネキンがきれいなドット柄のフレアーを着ているではないか!私は吸い寄せられるように商品を確かめ、お約束通り店員さんがよって来て、でも欲しいので計三着試着し、結局店員さんと話し合いながら、丈はちょっと短い方、色は水色に紫のドットはきれいだけど癖が強いから、日常活用するならグレーがかったカーキに水色のドット、と意見が一致して、購入。いやぁ、これはきれいです。デジカメで画像をアップしちゃいたいくらい。。。コットンとポリエステルの不通の混紡なんだけど、ハリのある素材で、長く着れそうです。

午後、家庭教師。嬉しいことに、しばらくほっておいた成果が出たのか、結構英語を自分で意味をとれていて嬉しかった。

いささか言い争うが、いいたいことをぶつけたのはよかったのかな。。

帰り、ふらっと覗いたお店で、若草色の水玉のキャミが売ってて、ノンブランドだけど日本製で安くて良さそうだったので、買うついでに(物欲まっしぐら?)、100円に値下げされてるタイツや靴下を12足買い込む。こういうものは何たって消耗品ですからね。定価580円とかのものが安くなってるなら買っておいて損はない。
ちなみに、ノンブランドだけど流行を敏感に反映させたお店はがんばってる(?)ような気がしちゃう。品質がそれこそ、、ってのもあるけど、そこそこで、こんな値段で、って感心するものもある。まぁ、ものは使われるべく作られるのであって、たんすの肥やしじゃないんだけど。

帰宅後、夕食を食べ、そのあと、メールの返事を書いたりしながらヤフオクに注目。今日はなんと3つ落札。
一つはプレゼント用にするharrisの花柄バッグ。キャンバス地で、イエローに、すっごくかわいい花柄がついている。harrisのバッグは、日本のお店で定価で買うとそれなりに高いのよぉぉ。セレクトショップサイトではそこまで高くないものもあるけど。。
一つはルミノアというフランスのブランドのボーダーニット。これも、定価だと高いのですが、ネットのセレクトショップ・サイトでバーゲンになってて、目をつけていたのが、新品でヤフオクに出ていたので。楽しみ。
この二つは、案外すんなり落札できました(前回、harris花柄バッグのピンクを競り落とした時は、実はちょっと緊張した。いきなりまぎわに入札して来た人がいたから。

で。もう一つが緊張感があったのですよ。これが一番間抜けだ。というのも、デジカメを落札したんです。それも、この前新品を大学生協の得売品で130万画素のPowershotを買って、ひとしきりオークションに出品したあともういいかなと手放してから、あああ、まだまだ出品したいものがある、と必要を感じて、中古で、81万画素のpowershotを競り落としたからです。最後は緊張感がありました。デジカメはやっぱり欲しいひと多いから。あああ、おまぬけな一日の締めくくりに相応しい。。が、6350円+送料610円で競り落とせて、私は満足してます。私に取ってはネットオークションのために必要なものだから。。さすがに、中古でこの画素で9000円程度以上してくると迷ったと思うけど。。

あとは、あまり着ていない8分丈パンツや、おもちゃのデジカメ(35万画素。サンプル画像を見ると結構きれいに映るようなんだけど、私は下手ッぴなのか、オークションに相応しい画像が取れなかった。。)、貰ってないけど使ってない化粧品、そしてもしかしたら家具(ローチェスト)をお譲りしようと思う。

お片付けも、もうちょっとピッチを上げて真剣にやろう。三月はじめにせっかく友人に手伝ってもらって片付江方のに、今は部屋がまた倉庫並みにものがひしめいてて、ひっくり返ってるもの。




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- 2003年03月26日(水)

今日こそは解剖実習に参加しよう、と思っていたのだが、結局、夕方まで眠っていた。頭痛を抑えてバイトへ。なんとなくじめじめしていてすっきりしないし、生活に対してやる気を失っているというか。。
気持ちの上では留年を受け入れ、実験については楽しみにしているくらいだが、体がついていってない感じである。

河合塾から通知が来た。おかげさまでゼミ指導に採用されたが、平日出来ないと言ったのに入っている!なぜ?担当者に明日申し出る。

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ところで、4月7日から実験の補助ということで、「お勤め」が実は楽しみ。思い出せば、大学院の時も在籍しながら(教員免許を取りたかったので、実習するのは在籍している方が圧倒的に便利だったし、単位もガシガシとれたし)、出版社で働いていたし、なんか好きなのかも。。

今の反省点としては、ブンガクブの院生の時も、お勤め気分で、今ある材料でどう仕事するかと深刻にならずに研究してリャアよかったんだよね。芸術家的にクリエイティブにやろうとし過ぎず、サラリーマン、或いはせいぜい日曜大工みたいな感覚でやらなきゃ、しんどくなるよ、と今にして思うのである。



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母の紡ぐ話 - 2003年03月25日(火)

実家から戻って来た。実家では、一番下の妹もおり、当たり前の生活を刻むことができてよかった。
また、実家からは、木箱(コーヒーとかワインとか、入れてあったようなやつね。かつて高校生の時、妹がどこからか取って来て部屋のインテリアとして使ってたもの)を取って来た。
こうして日に日に荷物が増えるので、せっかく3月頭に片付けたのに、私の部屋はまたブタ箱状態になっている。。

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立川志の輔というタレントがいる。野太い声だなと思っていたが、それが訛りだとは余り思っていなかった。母が、「訛りがあるでしょ?」と、話を始めた。

母によれば、あれは、独特の漁師訛りで、以前から富山の人だとは知っていたという。それが、なんと、同じ小学校出身だとつい最近知ったと言う。NHKに「ようこそ先輩」という番組があり、それに彼が出ることになったのだという。そして、以前、といっても昭和30年頃だが、産休の代理で一時母校で教師をしていた母の姉がそのことをかつての同僚から聞き、母に伝えたという。母は見のがしてしまったらしく、再放送を楽しみにしていた。

富山の有名人といえば、私にとっては室井滋である。彼女の細長い顔は、一種の富山らしい顔である。あと、今はあの癒し系サラリーマンノーベル賞受賞者、田中耕一さんね。

いつも帰省すると、母は居間のコタツに(あるいはコタツテーブルに)ハマって、途切れることもなく話を始める。普段しない分をここぞとばかりに、いろいろなことを話す。私は大概相槌を打って聞いている。
今回は、そんなことに始まり、いとこの話から、母方の親戚について、母は紡ぐように話を始めた。まとまりがあるわけでなく、心に浮かんだことをそのまま話しているような感じである。
話を聞いていて、母方の親戚には何人か医者がいることが分った。私が小さい頃、富山の日赤で見てもらったとかいう大叔父とか(そして入院すると電話するとすぐ便宜を図ってもらって個室が用意されたとか、母は嬉しそうに語っていた)、誰某の嫁ぎ先が病院だとか、開業する気がなくてずっとつとめていた誰某とか、、

今まで親戚に医者がいるとは思っていなかったが、どうも、そういう流れで見れば、決して医者は親戚に少なくなく、私が再受験して入り直したり、いとこが再受験していたりするのも何やら自然な気がして来た。

母は、私がいると仕事が進まない、いなくなったらする、と言っていたが、私が邪魔しているトイウより、私がいることで母が話をしている(サービス精神なのか、話したいのか、どちらにせよ)と思う。もちろん、全く目くじらをたてることではないが。。

その他、一番下にも色々と話をしていた。何度か、いつまで松江に住んでいるのかしら、誰かと同居シタイわ、と一番下にも言っていた。そうしたいんだな、そうすることになるのかもな、と思いながら、母と一番下の妹がかもしている妙な調和に、見とれていた。







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- 2003年03月24日(月)

昨日今日と、特筆すべき事項なし。
ただ、朝起きて、昼間活動して、夜眠る、という当たり前の生活を刻む。

mothersのおっしゃることは、そのとおりだと思う。

昨日は、せっせと不要参考書をネットオークションやアマゾンのマーケットプレイスに出品(値段のつけ方がわたしはお人よしかも。。といいつつ、ちょっととりすぎ?って感じで売ってしまうこともあるし。。)。

なお、1999年4月から2000年3月までの英語雑誌timeもこの際処分しようと思っている(一号のみ欠)。世紀の変わり目らしく、ノストラダムスの予言はあたるか、なんてタイトルもあるし、数年前はまだe-commerce勃興期だったということを反映するように、the man of the yearはアマゾン・ブックストアの社長だというところに世相が反映され、the man of the centuryはアインシュタインだというところに納得。

きちんと教材、あるいはご自身の読み物としてご活用いただける方にお譲りしたいと思っている。ネットオークションにも出しているが、ご希望の方は私までご一報いただけるとありがたい。





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「イラクの小さな橋を渡って」 - 2003年03月22日(土)

池澤夏樹氏の「イラクの小さな橋を渡って」読了。この人は、12月にこの書を書き、戦争がはじまることになるとき、それが降りかかる普通の人たちの姿を伝えたかった、と書いている。個人の主観交じりの紀行であるが、本を読み、写真を見る限り、イラクの普通の姿は、隣国のイランと大して違わないのではないか、と思う(数年前、イランを訪れ、個人の手配旅行であったがために、現地の旅行代理店の方のご自宅をも訪ねるチャンスがあった。3都市回ったが、イランは、一度恐喝まがいのお兄ちゃんたちにあった以外は(実害なし)、きわめて穏やかな落ち着いた大国に見えた。今は、首都のテヘラン(数年前で800万都市だった)に地下鉄が走っているという)。嗚呼、はじまっちゃったな、と愕然とし、同時に、本を読み、写真を読む限り、このような普通の生活が成り立たせているインフラもまた、破壊された分は一からやり直しなのだ、と戦争の非生産性を思う。

友人のアイディアでは、国連にでもリングを作り、国家の代表者同士に素手で取っ組み合いでもしてもらい、放映権を売れば、きわめて平和的であるし、商業主義に乗って国連も収入があるし、良いのではないかという。おそらく、オリンピック並の視聴率は期待できるのではないか、と。わたしも戦争がおこるたびにそう思う。国家の代表者同士、あるいは組織の代表者同士が、大平原にでも一列に並んで、素手で取っ組み合いすればよいのだ。それが文化というものではないだろうか。


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