オモフトコロアリ。
past / will
2004年11月05日(金) 3年ぶりの。 

今更であるが、私は無精者なのである。
小さな苦労を経る楽しみか我慢するかなら、迷わず我慢するタイプ。
例えば洋服である。アイロンをかけるのが面倒だからと、
実は好きなのにシャツ系の服を買うのをずっと避けていたと言う。
それは実に徹底していて、実家を出て3年になろうと言うのに、
最近までアイロンを持っていなかったという体たらく。
幸いなことに夫はスーツをきる仕事でないから、必要もなかったのだ。
ところがである。困ったことにこの夏辺りから夫がシャツに凝り始めた。
仕方なくようやくアイロンを購入して、本日初お目見えとなった。

実際のところ、私はアイロンかけは苦手ではない。何せキャリアが長い。
実家は兄弟が多かったこともあり、自分のことは自分でやる方針。
小学校3年生の頃には自分の服は自分でアイロンがけである。
中学の頃からは父親のワイシャツまで一緒にやらされていた。
そんな訳でキャリアは20年に上るし、当然下手でもない。
ただ面倒だからやりたくないだけで。

何度もやるのはイヤなので、一度に枚数をこなす。
夫のものと自分のものと、取り混ぜて系7枚。
ピシっと出来上がったときには気分がいいものである。
やり始めればそういやでもないんだよなぁ…。
そこに至るまでがとにかく面倒で嫌気が差すだけで。あゝ、無精主婦。

2004年11月04日(木) 泣きたい時には。 

ここ数日意味もなく落ち込んでいる。
年に何回かそう言う時期が在るので、気にすることもないのだが、
その時期には意味もなく泣けてくるので困る。
最近ずっとかけている有線で、悲しげな歌詞を聴きつけては泣いている。
泣くのは気持ちを昇華するのに役立つと言うから、
泣ける時に泣いておこうと思っている。

私は基本的に自分の感情に素直な性質である。
思った時に思ったことを口にするようにしているし、
笑いたい時には笑い、泣きたい時には泣く。
そんな風に人間的で正直な生活をしているのだが、
反面で怒りたい時には瞬間的に怒っているので短気な人間とも言えるし、
嫌いな相手にいい顔をしていられないので、人間関係は軋轢だらけだ。
大人としてはどうかと思うのだが、それも私である。
今更変えようとも思わない。

そんな訳で「花」とか「ジョンの純な恋物語」などを聴きつつ、
涙を流している本日。後者は生き物を飼ったことのある人にお薦め。
あと1ヶ月ほどで愛鳥をなくして2年になる。

2004年11月03日(水) ご要望は突然に。 

夫がいきなり部屋の模様替えをしたいと言い出した。
模様替えに関しては面倒だからやりたくない、
と言う以上に家具が配置できないと言うまっとうな理由がある。
我が家は要らんところに変な出っ張りが在ったりなんだりするのだ。
しかし賢い妻はここで無下に「イヤだ」と断ってはいけない。
とりあえずどのようにしたいのかを聴いてみるところから始める。
ついで引越しのときに使った間取り図を持ち出して、
部屋のアチコチとモノの採寸をしなおして、無理だと解らせるのである。
ただしそれでも希望の1割くらいは叶えてやらねばならない。
その結果、プリンタが私の頭上にやってきたが、それくらいは何でもない。
今棚においてあるものを全部おろして、分解して、移動して、
組み直してものを載せ直すことを考えたら…。
しかも使いにくくて戻さざるを得なかったりしたら…。
そこでやっぱり面倒なんぢゃねーか、という突っ込みはなかったことにする。

とりあえず希望が少し通ったことで気をよくした夫と、
近所の公園にフリスビー持参で遊びに出かける。
30分ほど童心に返って走り回ったら、2人とも息切れ。もう歳である。
その公園の近所に、野菜の無人販売所を発見。
この葉物高騰のご時世にほうれん草1束100円ですよ。Viva!田舎生活。
と、いうことでこのほうれん草の使い道を考えないとなぁ。

2004年11月02日(火) ダイエットメニュー。 

本日は夫を見送った後、寝なおしたりせずに家事にいそしむ。
いつもより早いスタートの理由は卵である。
今日は朝から88円なのだ。今日こそは買わねば。
と、言う訳で開店30分後に店に到着したところ半数が既になくなっている。
ご近所の皆さん、卵買いすぎです。そんなに何に使うんだ。ブツブツ。

ここのところ夫は体重が気になる様子なので、
カロリーが低い食事を作るように心がけている。
実を言うと実家の父が糖尿病だったので、低カロリー料理ならお手の物だ。
結婚当初はそう言う料理ばかり作っていたのだが、
その頃は味気ないとか何とか不評だったものである。
それが元に戻るだけなのだが、それでいいと言う。
最近は味付けを薄くして素材の味を楽しむ料理にも慣れたらしい。
これからしばらくは食卓をきのことこんにゃくが彩ることになりそうだ。
本当はも少し野菜を増やしたいのだが、高いからなぁ。

ただ実家で憶えてきた私の料理には大きな欠点がある。
実家は今時珍しい6人家族であった。
つまり私の頭に納まっているレシピは6人分が基本なのだ。
気をつけて加減したつもりでも4人分くらいになってしまう。
それを夫は在れば在るだけ食べてしまうのである。
幾ら低カロリーでも食べ過ぎれば太るからなぁ。気をつけないと。

2004年11月01日(月) 自己責任論。 

本日は久しぶりに夫の友人達とチャットである。
どうも中心メンバーがステレオの処分に困っていて、
誰か欲しい人はいないかと探していたらしい。

その会話の中でどこがどう転がったのか、イラク問題の話になった。
それぞれ色んな説があったのだが、参加メンバーが全員毒舌家なので、
ここで披露するのは憚るような表現が横行していた訳である。
その中でも最たる毒舌家のO氏がこんなことを言った。

「敢えて危険な場所に出かけていくヤツの自己責任って言うのは、
 捕まったら相手を殺してでも生きて帰ってくることだと思う」

その自己責任論すげー。と思ったのだ。けだし名言である。
それが出来ないなら行くなと言うことでもある。
派兵の是非はこの際脇に置いて、
人質になる人がいなければこれほどやきもきしなくて良いわけだし。

いや、ホントに。

2004年10月31日(日) 地震・雷・我が家の夫。 

深夜といおうか、早朝といおうか、例のように例の如く、
私は寝苦しくてゴロゴロしていた。外は雨が降っている。
聴くともなしに雨音を聴いていたら、突然轟音がとどろいた。
雷が鳴ったのである。あの音からするとそう遠くない所に落ちたらしい。
すると今日は隣室で寝ていた夫が飛び起きて、こちらを覗き込んだ。

「起こしちゃったかな?今、地震があったんだよ!」
いや、雷だから。空光ってたでしょう。
「え?本当に?俺寝ぼけてたからなぁ。箪笥が倒れたのかと」

まぁ、そう言う時に最初に妻を心配してくれるのはありがたい。(笑)
その後も幾度か稲光が夜空を白く染め替えていたのだが、
最初の雷鳴ほど大きい音はしなかった。夫はいびきかいて寝直してたし。

昨日ダラダラしていた反動か、夫は本日は出かけたいと言い出した。
それならばと買い物に行くことにした。ジャケットが欲しいのである。
最初、アウトレットモールに連れて行ってもらおうと思ったのだが、
夫は気が乗らない様子。どうももう少し車に乗っていたいらしい。
結局、実家近くのカジュアルショップまでドライブする。
多少遠くとも欲しいものが見つかったからいいのだけれど。
他の買い物ができなかったなぁ。しみじみ。ま、いいか。

2004年10月30日(土) 豆マメまめ。 

本日は夫にやる気の出ない日であるらしい。
家中でゴロゴロしていて、至極邪魔なのである。
転がっているならせめて場所を決めておいて欲しいものだ。
冷蔵庫がほぼ空になったので買い物に行かねばならなかったのだが、
夫に動く気がないので歩いていける最寄のスーパーへ出かけることに。

ここの所、このスーパーでは卵が買えなくて困っている。
数日に1度Mサイズを1パック88円で売っているのだが、
買いに行くたびに売り切れ。本日もその例に漏れなかった。
むぅ。明日のタイムサービスでリベンジだ。そう心に決める。
昨夜水で戻しておいた大豆と一緒に煮ようと、鶏肉を買って帰る。
トコロがである。その鶏肉を見た夫が急に元気を出したのだ。
困ったことに、いきなりカレーを食べたいと言い出した。
…気のせいでなければ、数日前会社の人とカレー食べにいったでしょ?
と訊いてみたのだが、何でも豆のカレーを食べてみたいのだそうである。
買い物前に言ってくれれば、ヨーグルトも買ってきたのに。ブツブツ。
仕方なく、牛乳をたっぷり入れてカレーを作る。
出来上がったカレーは至極美味であったから、ま、いいか。

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