The Five Senses
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2004年11月30日(火) |
MoMA Cafe& Table 50 |
月曜日 土曜日にMoMA改装工事が終り、1,2年移転していたQueensからようやくManhattanへ戻ってきた。 んで新しいところにはカフェもできたようなのでそこでランチすることに。 47丁目で降り、ロッカフェラーセンターの前を通ると、もうクリスマスツリーが立っている。 もうそんな時期だ。離れていてもスギのいいにおいが漂ってくる。
さて、入り口がわかりにくく、うろうろしながらもカフェへたどり着く。 さすが。バーカウンターの壁はワインラックをあしらったもので格好いい。 15分待ちだと言われたので奥のソファでワインを飲みながら待つ。 すぐ席に案内され、とりあえず注文。 私はおなかが全然減っていなかったのでアペタイザーだけ。 タルタルを頼み、YMはカニサラダ。 運ばれてきたタルタルのガラスの器が美しい。YMのかにサラダは絶品。 白ワインを追加で頼んで飲むが、やはり赤のほうがおいしい。
デザートにアーモンドの何とかとフロマンジュを食べるがデザートは感動するほどでもなく、残す。
そのまま私は学校へ。
一旦家に帰り、それからLESのSaltBarで軽く食べてからどこかへ行こうと思って LESまで下がる。10時半頃。 ClintonSt.を探すが、どうにも見つからないので薄暗いスパニッシュレストランに入る。 音楽がすばらしく、内装も木の椅子、キャンドルライトの明かりが温かい。 またワインを頼み、YMはストロベリーのドリンクを頼む。 ワインうまい。タパスにえびとガーリック、グリルドベジタブル、フレッシュアンチョビ、 アペにシーフードサラダを頼むが、どれもおいしくて感動。 出てきたパンとガーリックバターがおいしくて食が進む。 ぷんぷんにガーリックの匂いをさせて店を出、SoHoにあるTable 50 でBobbitoがプレイすると言うので そこまで歩くが、入り口がわかりづらい。 まぁよさそうなところだが、少しゲットー。久しぶりにこんなところへ来た。 まぁ典型的なヒップホップのクラブだが、狭い、暗い。 アンダーグラウンドヒップホップで、さすがに音楽はとてもいい。 私も始めてきた場所だったので少し居心地が悪い。 1,2時間ほどいて帰宅。
2004年11月29日(月) |
Joe's Shanghai&718 Sessions |
2日目。 小龍包で彼の有名なJoe's Shanghaiへいくため、チャイナタウンへ。 私も今回が初めて。 早速小龍包を頼み、そのほかにワンタンと焼きうどんなような上海麺を頼む。 うわさの小龍包はおいしくて食べているときには気づかないのだが なかなか脂っこくて後で胃にもたれる。 ほかの2皿は結局食べきることができず。
その後YMの買い物に付き合い、SoHoへ。 YMがD&Gでセール中の白いコートを買う。ボタンの部分が鍵っぽくなっていてかわいい。 改装されてから初めてはいったが、子供服売り場もできていたり、 中のディスプレイが前よりもずっとおしゃれ。
夜はYMが疲れてギブアップ。 あぁ、本当はこのパーティーに連れて行きたかったのに。。。 寝る準備をしているYMを置いていってきました、718. 今回はOsunladeがゲスト。 6時ごろから始まり12時に終ってしまうこのパーティーに9時半ごろついてしまって後悔。 もっと早く来るんだった。。。 Osunladeということもあり、アフロビートがメイン。Femi Kutiミックス。 もちろん彼の看板の一つChange For Meやジャズビートもあり。 DJがOsunladeからDanny Krivitに変わり、少しジャジーになる。 Osunladeが下に来て端っこを通っていたが、すごい。 鼻に棒を刺していた。さすがヨルバ・ソウルパーティー、メインDJ.
それにしても毎回素晴らしいパーティー。人々もすばらしい。 11時半にフロアを出、BLYと途中まで一緒に帰る。
2004年11月28日(日) |
Cafe Asean,APT |
先週1週間は日本から友人YMが来ていて、まさにNY食い倒れ道中を実行。 ついた日は、知り合いから絶対私が気に入る!!と前々から言われていたところへ。 その名もCafe Asean。 W.Villageを少しうえに行ったところにある、小ぢんまりしたレストラン。 雨が降る中そこへたどり着くと、薄暗くどこか日本の小洒落た小さい居酒屋のような店内は一杯の様子。 そこで、奥のパティオに席があると言われ、そこへ座ることに。 パティオと言ってもビニール温室のようなところで、椅子も折りたたみの簡易椅子。 カバネットを飲みながら、カラマリのスパイシーマンゴソースやサマーロールを食べる。 雨がひどくなるにつれ、雨漏りが段々と私たちの席まで迫り、自分たちで席を移動させ、どうにか場所を確保。 途中でマネージャーらしき人が、とうとう小さいビニール温室の中にさらにパラソルを開く。 アントレにクレイポットで煮込んだ野菜とマロニーのような麺。 シンプルでおいしい。 デザートにブラックライスプディング。
まぁまぁだが、リピーターになろうとは思わない程度の店。
その後APTへいき、最初はファンクがかかっていてよかったのだが、 あとから典型的なラティンに変わってしまいサルサが踊れない私は 私同様、踊りたい青年に2,3度回されギブアップ。 それにしても、あそこは踊る場所がないといえばないが、来ている人のほとんどは踊っていなくてつまらん。 曲はいいが、ドアも最悪。
昨日DJ KrushのCDを知り合いからもらい、夜中1時ごろ帰宅後、 特に聞きたいものもなかったのでCDPlayerの中に入れ、何気なくかけてみる。 一体彼のどの作品なのだかわからないが、とてもいい。
尺八や和太鼓を使って話題になった作品も、とりわけ私の興味をそそらなかったのだが、 いざ聞いてみるととても洗練されているのがわかる。 シャープで弾けんばかりの力強い音を出すアフリカンドラムとは一味違い、 少し間延びした音を出し、深みと温かさを出す和太鼓で海の底まで届くディープなヒップホップを作りだす。
2004年11月04日(木) |
A Not So Great Day In Harlem |
http://www.okayplayer.com/
ふざけんな、何がW2だ。おまえの顔なんか見たくねえんだよ、ターコ。
疲れているのでこんなコメントしかできません。 ただ、結果はわかっていました。これが私がアメリカが嫌いな理由です。 しかし、昨日は家に帰ってきてからずっと選挙速報を流していたのですが、 NYはすばらしいと感じました。ほとんどの地域で80%ケリーを支持、 中には98%と言う数字もあがっていました。ここに住んでいてよかったと改めて思いました。 それにしても、この数字。道理で周りにケリー派しかいないはずです。
いつも反ブッシュ運動やスピーチがされているUnion Squareは今日はどのようだったのでしょうか。 サマータイムが終り、日が暮れるのが早くなったのと、忙しいのが伴って この頃外へ出向く暇がありません。 まぁ選挙について、この国の人たちについては後ほど感想を。
2004年11月02日(火) |
Vote or Die! |
なんとも際どいスローガンですが、セレブが投票しろ、投票しろ!とあちこちでうるさく投票を促しています。
さて、明日はいよいよ大統領選。 学校はあるのか、ないのか??と、選挙権のない私はその心配ばかりしていますが。 私はケリー派ですが、それはケリーがしっかりとしたことを述べているからケリーと言うわけではありません。 私も大半のケリー派と同じようにブッシュがひどすぎるのでケリー寄りなだけです。 しかし、実際のところを言ってしまうとブッシュに再選が決まってしまうような気がします。 ブッシュの頭の悪さはもう知れ渡っていますが、ケリーもケリーでブッシュを押し倒すインパクトが足りないんです。 ブッシュと正反対のデモクラッツのリベラルを今のところ演じていますが、実際彼が大統領になったらどうなるのでしょうか?? それにNY州はデモクラットで、NYCはさらにリベラルな人が多い街なので 回りはみんな’ブッシュ禁止’Tシャツやバッジをつけている人でいっぱいで ケリーのほうが人気がある錯覚に陥るが、 NYTimesを読んでいるとほかの州を見てみると実はリパブリカン州の方が圧倒的に多い。
デモクラッツは日本にも知れ渡っているような比較的リベラルな街がある州だけで、限られている。 大半を占めるその他の州はリパブリカンなんですね。
しかし、ブッシュの人種、性別、経済を含めた社会的マイノリティーへのプレッシャーは本当にたまりません。 GWは典型的な田舎の保守派アメリカ人の代表のようなもので、 全く自分のみになってものごとを考えたことがない人なんじゃないでしょうか? 世界を左右する存在がこのような人では、今のような混乱を招いても仕方がないような気がします。 あぁ、もうこの愚痴は一生続いてしまうので
NYTimes www.nytimes.com
2004年10月25日(月) |
Fighting Match @ Times Square |
イヤイヤ、土曜日終った疲れた寒かった。 別に私は何をしたわけでもなかったのだが、寒くて全身の筋肉を使って疲れたようだ。 SOチームのチームワークがなかなかよく、なぜか観光客まで一緒にバシバシ写真を撮る中、予定より30分前に無事終了。 すばらしい。SO君を見直す。
肉団子 と言う表現の解釈はどうやら2通りに分かれていたらしい。 私はボディービルダーのようながっちり筋肉を持った肉団子のような人たちを、 肉団子のようにむちゃくちゃになって戦わせる、と解釈した。 ほかの人は、文字通り、肉団子をおもわせるぐらいの肉の塊のような人たちを まさに肉の塊となって戦わせる、と解釈したらしい。 まぁ、後者を撮ったのだが。こちらの巨漢と言ったらまさに百巻でぶなのだが、愛嬌があってかわいい人たちでした。
赤が勝つか、白が勝つか、はたまた黒チームが最終的に勝つことになるのか。 Fighting @ Times Square。
2004年10月17日(日) |
718 Sessions 2yrs anniversary |
ただいま フロム ゼアー。 2ヶ月ぶりの718.
今回は2周年パーティーで、バイトも休みを取っていってきた。 パーティー自体久しぶりで、行く前は外も寒くて出かけるのが億劫だったが、 予定通りの九時半にDeepへつくと、もっと早く行けばよかったと後悔。
今回は全てヒット。Femi Kutiのミックスから始まり、BlazeのFound Loveなど。 2時間休憩なく踊り続ける。 いい気分で12時20分、帰宅。
こうなったら水曜のCieloであるRootsにも行きたくなった。
この頃流している曲と言ったら、ここ。 http://www.cieloclub.com/current.htm たまに変な曲が混ざっているが、きれいなディープハウスを流しているのです。
Deep W 22nd st. bet 5th&6th Ave.
2004年10月13日(水) |
New Danger/Mos Def |
テスト不日和。 仕掛けてあった爆弾に自ら突っ込み、自爆。ぼっかーん。 時間も足りず、5問中3問しか解けず。ひどい、ひどい。 それにしても隣に座った女の子は堂々とカンニング。 あれ、オープンブックだっけ?とこちらもノートを開きそうになるぐらいの強気な姿勢。 みんなカンニングをしていると言うが、実際カンニングしている人を見たのは初めて。 なんだかあっけらかーん。
頭をこぶしで殴りながら、学校をあとにし、そのままVirginへ。 今日リリースされたMos Defの新しいアルバム、New Dangerを購入。
素晴らしい。
私に間違いはなかった。 Talib Kweliの時も激しい雨が降る中、リリース当日にアルバムを買うためにVirginへ行ったのだが、 試聴さえもせずに、そのままふらふらとワールドミュージックコーナーでフラメンコを聞いて手ぶらで帰宅。 結局ituneでダウンロード。 実際、アルバムを買うまでもない中身だったのでダウンロードでちょうどよかったのだ。5ドルほどセーブ。 Mos Defも先行シングルでGhetto RockとLove, Sex & Moneyをダウンロードし、 その音とタイトルの軽さから、あぁ、Mosもコマーシャルラッパーになったのだろうか。。 と少し不安を抱いていたのだが、今日は店に入るなり試聴もせずにむんずと陳列するアルバムの中の一つをつかみ、 血迷うことなくそのままキャッシャーへ。
私の勘は正しかった。
買って正解。 今回はヒップホップだけではなく、その幅を大きく広げ、ブラックミュージック全体に焦点を当てたみたいだ。 前回のアルバムもヒップホップの真髄をついているようなブルックリン魂で固められた、 それでいてロックやジャジーなサウンドも取り入れたかなりドープな中身だったのだが、 今回はそれに輪をかけてディープでドープ。いや、ドープでディープ。 ヒップホップをベースにロック、R&B, ブルース、Marvin Gayなどの70年代R&B, ファンク、オールドスクールヒップホップ、とブラックミュージックの集大成が 一つのアルバムで繰り広げられていくのは、痛快ともいえる。 南部の土臭い音から、テネシーへ上り哀愁あるブルース、シカゴでファンク、 そしてブルックリン、ニューヨークでオールドスクールヒップホップといった、 彼らの音楽がたどって来た経路と経過をを垣間見ているようだ。 MarvinやHendrixなどをかなり意識していて、彼らのサウンドも頻繁に入っているのが印象的。
期待していた以上に、いや、今回はあまり期待していなかったので、予想外の良さに少し驚いています。 さすが、Mos Def.
The BeggerではひたすらbegするMos Def. しまいにはロッカーまがいに叫んでいます。 ギャーォ!
MosDef on the web. www.mosdefmusic.com
木曜は授業の後、SKRとSOで食事のためコリアンタウンまで走る。 が、地下鉄を待っていると急に頭ががんがんしてきてうなされる。 豆腐の崩したものやら、なんていうのか忘れたが、ねぎのお好み焼きみたいなのやらを食べながら 話を聞いたりしているのだが、鈍痛が思考を邪魔し どうも会話が壁を隔てて聞いているようで、あまりのれない。
その日はだるくて家に着くとすぐにベッドに倒れこみ、勉強しようと思ったのだがそのまま朝を迎える。 次の日朝起きるとまぶたが異様に重い。と言うか、目が開かない。 これはむくんでいるな。。と思いながら鏡を見てみると、 ぎょえぇ〜、なんと、むくみどころじゃない。 朝からホラー! 右目が潰れている。
そういえば、寝ている途中に蚊の気配で目を覚ましたが、姿が見えないのでほうって置いたらこの始末。 パンチパーマが似合う、ヤンキーも震え上がりそうなほどのこの目つきの鋭さ。 どうにか目を見開いてまぶたを持ち上げようとするともっと恐ろしい顔に。。。
あぁ、くそ。
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