僕が泣く詩は一つだけある。
女の子の名前。
何だろう、名前を呼んでるだけなのにな。
間違いなく僕を突き落としてくれる。
今日久しぶりに読んで泣いた。
女の子が呼ばれるのを、自分が呼ばれているのと錯覚する。
僕は誰に呼ばれているのだろう?
そして誰を呼べばいいんだろう?
自信過剰な自分。
すぐに拒否反応起こして逃げ出す自分。
駄目な自分をまだ認められない。
駄目な自分を許せないのです。
こんな自分は自分ではないと、自分ではないと思いたいのです。
僕は許されていない。
そう、思った。
深い深い断絶を、掘っては埋めて、また崩した。
ネットって何だろう。
わからなくなる。
箱の向こうにたくさんの誰かがいるって考えは、すごくシュールな気がする。
今まで読んだどの文章よりも。
最近日記をたくさんつけてる。
いろんな日記。
なんか、この日記が一番情けない。
そういう空気の日記だ。
この日記はちょりさんの日記でsyuuの日記で、何処まで行ってもしゅう。の日記にはならない。
そういう断絶を骨で感じた。
★
「家」
夕暮れ時になって、僕らはお家に帰る 扉は開いていてお母さんが待っている
けれど僕には扉がない 帰るべき家が目の前にあるというのに 僕のための扉はない
もごもごしている内に、影法師だけが吸い込まれて ぱたりと扉はしまい込まれた ぽろりと僕もしまい込まれた
2004年01月25日(日) |
イカロス号になれたらな。 |
「人力飛行」
僕ら電池式だから、機械王子の羽を借りて あと三百年も眠ろう 朽ちていくだけの世界や、太陽王の我が儘に 流されないだけの魂で
飛べるなら飛んでみせて スカイラークの鳥のように、くすんでいても 愛だけで生きていけるような、奇々怪々な世界も ほら原野に広げる骨の地図で 今飛んで今墜ちる、紙飛行機ほどの頼りなさで
嘆くだけの歌も、笑うだけのテレビも 僕らの原風景になるだろう それなら欠陥少年のボルト抜いて、一発かまして ぐんぐん急上昇大気圏爆破 雲をあなたに届けられたらな
「飼い猫」
布団で待ってる、黒猫の裸 かぼそい爪の跡に寂しさが残っていて 女の腕のようにたわんだ屋根 夜の下に刻みつけられた痛み
興奮は風に乗る 黒い心が家々の窓を叩く その度に猫が鳴くのだ 目を伏せないで 歯車を吐く私から目をそらさないで 胸に顔を埋めて
ちりんちりん、鼻緒の下駄は切っていく 無駄な鐘はつぶしていく 金属が僕らを規定するなら 君の首輪を壊すために旅に出るよ いばらの鎖を断ち切って、夜の町から、夜の町から
何だろう。 分からないけど何かが違う。 どっかで間違えたか。 思えば間違えっぱなしでテストの訂正なんて一度もしたことなくてそれでも適当に人より結果を出すことができた。 それに疑問を抱かなかったのが間違いか。
「頑張るのは嫌だ」
五歳の時に僕が親父に吐いた言葉だ。 五歳だ。 幼稚園児だ。 未来ある若者よりもっと未来がある子供がだ。 親父のショックはいかばかりだっただろう。
そうしてこれまで生きてきた。 好きなことだけして頑張ったという自覚もなく生きてきた。 別に何もしなかったわけではない。 何かをしようと思わなくても何かができただけの話だ。
最近はそうでもない。 何かをしようと思ってやっている。 というより何かをしようと思わなくちゃできないだけの話だ。 ようやく人並みに生活ができるようになったのかもしれない。
そうやって「ふつう」に生きることは苦痛だ。 頑張るのは嫌だ。 ノルマとか勘弁だ。 それでも何かをしようとしてもがいている。
未練がましい。 とっとと死んでしまえばいい。 無くなった方がきれいなことは多々あると知っているのに。 おれは田舎臭い。
あと何年かかるだろう、とか。 きっと僕が野心を抱いたら裏目裏目に出るに違いない。
ライフルは高校じゃてっぺんに立った。 この間ね。 マジだ。 と言ってもまた大会はやってくる。 そこで負ければやっぱり負け犬だ。 最後の勝利者だけが栄光を手にできる。
すべてを手に入れる。 したいことはすべてする。 したくないことはしない。 どっちでもないことはとりあえずやる。
が。したくないことはとくにない。 だから何でもする。 情熱は無料だ。そこいらにいくらでも転がっている。 間違ったことは多い。 でも間違えていないことも多い。
昨日のおれはいったい何を書いているんだ・・・。<笑 などと夜中に日記書くと妙にテンション上がっちゃうことを反省している今日この頃です。
最近は詩を書くか書かないかわからん毎日です。 でも毎日文章は書いています。 文学部行きたくなってきました。 それで何か書いて暮らしたいです。 でもそういうやくざな商売は僕には無理なので小市民的生き方をするのでしょう。
情熱がたりねえ!! 結局情熱が足りないんです。 どっかに落ちてないですか、情熱。
今仲間とかなり普通に芝居を作っています。 絵空事じゃなく現実味のある意味で。 芝居つくりた〜い、じゃなくて。 作る!!って感じになってます。
頑張ろう。 どうやったらしたいことしながら食っていけるのか考えよう・・・。
僕は僕なんで。 まあ、それだけのことなんですけどね。 っていうかそれだけのことに気づくのに長いことかかりましたよ。 あきらめですか? いや、そうじゃなくてですね。もっと前向きなわけです。 僕にできないことは山ほどあるけど僕にしかできないことも山ほどあるってわけですよ。 自信がついたわけです。 あなたみたいな詩は書けないけれど。 あなたも僕みたいな詩は書けないでしょう、とまあこういうわけです。 生意気ですね。 っていうか僕の魂はフリーランスだ。 前世から一匹狼だ。<苦笑 誰かとつるんだりするのは苦手なわけです。 気づくの遅かったですね。
ええ、そりゃ友だちなんていませんよ。 誰かが毎週のように遊びに誘ってくれますけど。 それだけで友だちとは思えませんわ。 一人だけソウルメイトがいますけどね。 それで十分でしょ。 今なら素直にそう思えますよ。 考えてみれば僕はつきあってる女の子よりもソウルメイトを優先しますからね。 内臓提供してもいいぐらいの勢いですからね。 いいんじゃないですか、そうい人が一人いれば。
いろんなことを「しゃらくせえ」って笑い飛ばせるようになりましたね。 詩?上手い?下手?向上?コミュニケート? しゃらくせえ。 単純に好き嫌いだよ、おれは学者じゃないんだから。 それでも他人の評価は気になりますけどね。 自己顕示欲の強い男ですから。
孤高とか憧れますけどね。(笑)
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