イレコミ音楽
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2010年10月16日(土) 「セレーネのセレナーデ」キリンジ

「セレーネのセレナーデ」キリンジ 2009年

イントロのゆったりテンポの浮遊感で
ペダルステールのここちよい音色が階段を徐々に昇って行き〜
かろやかな口笛が流れ出す〜♪
そして始まる歌「誰もいない世界〜♪」バックのピアノも染みてくる。

ここまで聞くと、え?70年代の邦楽ニューミュージックのレコでは?喫茶ロックかと錯覚しちゃうんですが、実はこの曲、1年前にネット配信のみされていたシングルでした。当時はあまり興味持てず、しっかり聞いておらず...スミマセン^^;;
9月1日にリリースされたアルバム『BUOYANCY』を流し聞きしていたうち、70年代っぽい曲があるぞ?と気になったのあります。

セレーネとはJAXAが開発した月探査機の名前だそうで、色気の加わった難解な歌詞からは宇宙でランデブー的な高樹さんの独自の世界観のセレナーデなのねと解ります。でも、なぜか曲的には70年代を引きずった懐かしさと哀愁を感じられ...とっても不思議な気分になるのでした。

コロムビアのサイトで読んだ高樹さんの短い解説。「いなたさの中にも洗練されたコード感」...いなたさって何?「泥臭い」「ブルージー」さらに「へたうま」ミュージシャンの使う言葉もあるらしいですがいい意味での田舎っぽいとも言うらしいです^^;;なるほど...!

でもね、聞けば聞くほど難解。イントロ、歌の部分、サビ、一旦閉めがあり、エンディングは二次会、三次会まであるんですもの....しかも完成されており、単調ではない。色々なものの融合による広がりを持った浮遊感なのかしら?とにかく素晴しく終わって行く...。アルバムに入ったことで益々この曲が引き立ったのかな♪


ニューアルバムの発売に加えてもうじきツアーも始まります...^^“馬の骨”を生で1人で見た新年から、今年はキリンジのライヴは行くぞーモードですので、もちりんチケットは手元にあり(笑)今回ワタクシは初・キリンジ♪新しく出来たキリンジ友達とワクワクしながら行ってまいりま〜す!!歳に負けずがんばってオールスタンディングしてふくらはぎ筋肉痛になるつもりです♪


<参考アルバム>
『BUOYANCY』キリンジ COCP-35901 2010年






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