快晴の青空と ぽかぽか陽気
少しくらい せつなくなったっていいじゃないか 少しくらい 泣かせてくれたっていいじゃないか
あまりの良い天気に もう無理矢理にでも 笑うしかないような
そんな春の日に
カメラを持って 散歩に出かけた
目に見えて変わっていくもの 目に見えない変わらないもの
移りゆく季節と 変わらない心と
ただ大切にしていければいい ただ大切にしていこうと思う
手に取ったヘルメットに映る空と自分に気付いた 振り返って見上げた先に広がる空はきれいだった
いつも変わらず そこにあるもの
大きなものに守られている気がした 形はないけど包み込んでくれる何か
視線の先の 切り取られた都会の空にさえそんなことを想った 都会の中で独り そう思わないといられなかった
東京で見上げる空はせまくて 大きな空を見たいだけなのに
空の広い所に住みたい ただそれだけ
東京を出たい
ぼんやりと そんなことを想いながら 狭い空を今日も見上げる
泣いたりしてみてもいいよね?
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