避暑地の猫...ひろみ

 

 

指輪。 - 2002年11月04日(月)

誕生日のプレゼントで、彼に指輪を買ってもらった。
彼からもらう初めての指輪。
サイズ直しをしてもらったので、今日取りに行った。

彼は指輪という物を初めて買ったらしく、
買ったときに「どきどきした」と言っていた。
私は指輪が私にとってどれだけの支えになるかわかっていたので、
受け取るのを楽しみにしていた。

私は本来青いものは好きではない。
心が沈んでしまい、苦手なのだ。
だから今回の指輪の石も、透明なものを選んだはずだった。
しかし。
実際受け取って見ると、それは薄いブルーだったのだ。
頼んだ時は透明だったので、私はお店の間違えたのだと思った。
食事の席で気が付いたのだが、私はとたんに気分が悪くなり、
おいしいものも喉いっぱいに詰まった感じで
苦しかった。
彼は私が怒っていると思っていたに違いない。
ただ悲しかったのだ。そして苦しかった。

食べ終わってから、もう一度お店に行った。
そうしたら、石は最初から透明ではなかったことがわかった。
選んだものは確かに透明に近かったのだが、
サイズ直しの場合は違うもので直すので、色も多少異なるということだったのだ。

違うものと取り換えてくれるということだったが、
デザインも素敵だし、何よりも彼が「これが一番いいと思う」
ということだったので、結局それにした。
彼がいいと言えば、私は青くても大丈夫だと思った。
早く指に馴染んで強い支えになってほしい。


-




My追加

 

 

 

 

もくじ
過去  未来

Mail