2002年11月26日(火) |
ジョン・バーニンガム『おじいちゃん』 |
昨日、絵本のお店へウォルドルフ人形を見に行った。 少しキットと木の笛等を買い、 帰ろうとしたとき、 あーちゃんがこしょこしょと私に話してきた。 「おかあさん、 『おじいちゃん』のえほんは?」
この絵本、大好きで仲良しのおじいちゃんが だんだん年老いていき、 最後は残された椅子だけが残っている絵本だった。
とっても深い絵本だ。
きっかけは、ビデオからだったんだけど、 これがどうしても欲しいという彼女の気持ちを ちょっと聞き流したくはなかった。
おばあちゃんとの別れを経験したばかりの彼女の心に 何かが響いたんだとしたら 大切にしたいと思っていた。 今度あったら買おうねといった私の言葉を忘れないでいて そういってきたのだ。買って帰ってきた。
昨日はその帰りに子ども図書館へも寄り、 6冊借りてきた。 その中の 『すきですゴリラ』あかね書房 『こぶとり』ポプラ社 を読んだ。 『こぶとり』は、この本では鬼ではなく天狗だった。 今度、副音館のものも借りてみようと思っている。
2002年11月22日(金) |
『あかちゃんのゆりかご』 |
昨日、小児科で数冊の絵本を読んだ。 できるだけ自分の好きなものを読んであげたいから 好きなの探して・・・というんだけど ここにはいい絵本も揃っていて つい自分でもこれを読みたいというのを見つけてしまう。
昨日は、2冊目を読もうというときに 『あかちゃんのゆりかご』を見つけて すぐに 「おかあさん、これみたいなぁ」と。
じゃぁいいよ という顔で座ったあーちゃん。
でも、これやっぱりとってもよかった。
どうしてだろう? 店頭で手にとったときよりあーちゃんに読んでいると 魅力がどんどん感じられたりする。 声を出して読んでいるせいだろうか? 2人でページをめくっているから??
みんなが赤ちゃんを心待ちにして ゆりかごを完成させていく。 絵もいい。 みんながうれしくなってちいさなゆりかごに寝てみるところもいい。
欲しくなった。
今日、父(娘から見ておじいちゃん)とちょっと遅い紅葉を見に出かけた。 その帰りに私の好きな多治見の絵本やさんの入っている多治見創造館へも出かけた。 あーちゃんはその中の飴やさんも大好き。 でも、父は中高年向きの古本屋さんで立ち止まり しっかりと立ち読みをしていた。 (結局、買わなかった・・・)
いつもはしっかりいる絵本やさんにあまりいないし 絵本が買って欲しくてあーちゃんはきょろきょろしていた。
「あー、これがほしい」と先日ビデオでレンタルした (夢を乗せての日記で書いたかな?) ジョンバーニンガム作、谷川俊太郎訳の『おじいちゃん』を指した。 おじいちゃんと一緒に『おじいちゃん』の絵本を買うなんて いいなと思ったけど 父はさらさらっと見て「こりゃ よくわかんないよ」 なんていってた。 父はやっぱり自分も気に入るものがかってやりたかったようだ。 これはと聞いたものは、家にあるものだった。
「おじいちゃんがね、ゆきですべっちゃうんだよ。」 あーちゃんは気に入ってた。 もう一度手にとって見てみようと思う。
だいたい毎日のように絵本を読んでいるのに つい更新を怠っていた^^。 でも昨日はちょっとこれはメモっておこうと思ったことがあった。
昨日も5冊の絵本を読んだ。 私が「我が家の絵本棚」というコーナーの 絵本をどれにしようかとみていた時だ。
★『おやすみなさいのほん』マーガレット・ワイズ・ブラウン文、ジャン・シャロー絵 いしいももこ訳 副音館書店 ★『ねんころりん』ジョン・バーニンガム作、谷川俊太郎訳 ほるぷ出版 ★『ちへいせんのみえるところ』長新太作 ピリケン出版 ★『どこへいってた?』マーガレット・ワイズ・ブラウン作、バーバラ・クーニー絵 訳 うちだりさこ 童話館出版 ★『テディベアのおいしゃさん』ガブリエル・バンサン作、訳いまえよしとも ブックローン出版
どれもうれしそうだったけど、やっぱり不思議な魅力の長新太さんの絵本、 もう一回読んで・・・とアンコール。
今回、彼女の心に何かが響いた・・・彼女の心を揺さぶったと思われたのが 『テディベアのおいしゃさん』 壊れてしまったテディベアがたくさん出てくる。 耳がとれていたり、目がとれていたり・・・ちがうボタンで付け替えてあったり。 うちにテディベアがいくつかある。 それを持ってきて大事にしようなんてじっと見ていたようだった。
この話は、ちょっと大人向き?? 少なくとも3歳の娘にすべてを理解するのはちょっと難しいように思う。 でも、何かが響いていた。 こどもにとってぬいぐるみ、人形は大人から見るのとちがう 特別の感情や親近感がやっぱりあるのかもしれないと思った。
昨日寝る前に持ってきたのは、 ノンタンシリーズ。 それもとっても短い話のもの。
赤ちゃん絵本でもずっと好きなものは好きにちがいない。 いつまでも、『0・1・2こどものとも』も赤ちゃん絵本のいくつかも 親しんでいきたいと思っている。
それだけでは淋しいし、いろんなお話の楽しさは 知ってほしいけど、 短くてわかりやすい年齢の低い子向きの絵本も 思い出してページを開くときもあってもいいと思っている。 ずっとずっと楽しさを味わっていこう!!
昨日選んだのは、 ★ノンタンシリーズの『おはよう』偕成社 ★ノンタンシリーズ『もぐもぐもぐ』偕成社
半年かずっと開いていなかったこれらの絵本。 久しぶりに見てうれしそう!! 『おはよう』は 細かいところを見て、 スプーンの柄のところにそれぞれの顔がついているところ、 食器をごちそう様のあと各自でかたづけているところなどに 注目していた。 年齢とともに注目するところがちがって面白いなって思った。
『もぐもぐもぐ』では ひたすらくりかえし。 「つぎなんだったっけ??りんごだぁ。」 クイズのように楽しんでいた。
2002年11月04日(月) |
まんが日本むかしばなしの「絵姿女房」 |
半年かもう少し前、日本の昔話にも興味を持って欲しいけど まだ難しいかなと思っていた頃、 ビデオレンタル店で、「まんが日本むかしばなし」を見つけた。 このシリーズのお話は、絵はまさにアニメだし 話の内容も個人的な好みとしてちがう話のほうが 好きなものもあったりするんだが、 (浦島太郎だったかな??) 興味を持って欲しくて借りてみた。
真剣に見ていた。お話が4話ずつぐらい入っていたと思う。 それから何ヶ月かが過ぎて 古本のチェーン店で、いい絵本をがないか見ていたときに まんが日本むかしばなしの絵本が数冊あり、 そのなかにあーちゃんが見た「絵姿女房」の話があった。 それがどうしても欲しいというので、買った。
昨日、たくさんの絵本の中から (うちの絵本、先日数えたら今約300冊でした) それを見つけ出して今夜の絵本に選んだ。
今夜は寝る前に4冊の絵本を読んだ。 あーちゃんが持ってきたのは、 ★『おおきなかぶ』副音館書店 ★『ながぐつをはいたねこ』偕成社 ★『こどものとも0.1.2 ぱんだいすき』副音館 ★『ありのあちち』副音館
★『おおきなかぶ』は久しぶりに持ってきた。 「ねずみさんがきたらぬけたね・・・」 とっても冷静に納得するように??言っていた。 ところで、私の疑問・・・。 猫がねずみを呼んでくる・・・。 いつの世もどこの国でも猫とねずみは仲が悪いというか ねずみは猫の好物ではないのかなぁと 今日読みながら思った。この話では仲良し。なぜかな??いいのかな??と。
★『ながぐつをはいたねこ』 これは、かなり3歳のあーちゃんには難しい。 奥にしまっておいたのにどうしてもこれが見たいと言う。 しかたがないから、解説しながら読んだ。 「途中で難しいでしょ??」と聞いてもやめたくないというので 最後まで読んだ。 わかったかな??でも本人は満足げだった。
★長い話を読んだあとだったので もう短いのにして寝ようと私が提案?? ホントに短くてお気に入りを2冊持ってきた。 『ぱんだいすき』 これは、とってもお気に入り。 パン屋の店頭にパンが並んでいる絵をじっとみて 食パンだけ値札がないことを発見したあーちゃん。 「これはかってだめなのかなぁ。」 ほんと確かに札がない。驚いた。 『ありのあちち』 これも何度も読んでいるからストーリーはわかっている。 まずくてげーげーでおしょうゆのおせんべいが出てくるページで 「のりはのりだけたべるとはにくっついちゃうね」 と不思議な(笑)ひとりごとを言いながら聞いていた。
これで今日はおやすみなさい
絵本の棚をちょっと変えてみた。 私がお気に入りと思っていたものをリビングにおき、 クローゼットのあーちゃんの取りやすい高さの棚に 残りの絵本を入れたりしていた。
クローゼットの中からばかり絵本を取ってくるので すべてそこに入れてみた。
そちらのほうが見やすくて好きなようだ。
昨日は、3冊の絵本を読んだ。 『ニッセのあたらしいぼうし』 『かえってきたガラゴ』 『あらしのよるに』
どれももう何回も読んでいる。 やっぱり好きなところは同じ。
そういえば、昨日は『ももたろう』松井直著 副音館書店 『さるむかし』岩波書店 を読んだ。 『ももたろう』は、とてもいい絵だけど どうかすると子どもに親しみにくいかなと心配していたけれど とてもうれしそうに抱いてもって歩いていた。
亡き母が残してくれたあーちゃんの昔話好き。 何かいい形にしていきたいな。
それから我が家にある絵本を1冊ずつこのえんぴつDIARYで 更新していこうと思う。 ほとんどできたら、ページとして整理しようかな??
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