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いろいろ日記

2004年11月24日(水) よわい こころ

だめ・・・
どうしても 彼のことが 忘れられない

まだ 少ししか たっていないというのに
少ししか たっていないから 余計辛いのだろうけど・・・

朝 昼 晩 と 携帯メールし合ってた彼との日々。

彼を 感じれなくなることを 覚悟して わたしは
別れを決意したはずだったのに・・・

彼のことで 頭も 心も いっぱいいっぱいになり
落ち込んだり ハイテンションになったり
まさに 更年期障害に突入しそうな感じだ。

せっかく彼が きっぱりと 携帯メールをやめてくれ
気持ちよく わたしに エールを送ってくれたのに
わたしは 性懲りもなく 彼にすがろうとしている

だめだ! だめだ! だめだ!

そう思い また メッセンジャーにはまるわたし
逃げて 忘れようとするわたし

昔のPMとものところへ 久しぶりに顔を出した。
その人は こころ良く 迎えてくれた。

彼のことも 転勤のことも わたしの♂遊びのことも
全部知っているのは この人だけ。
彼に言えないことや 相談できないことも
この人には 話せた。 

夜中の2時3時まで話し込んで 
そのまま その日 彼氏に抱かれることもあった。

わたし  「彼と別れたの・・辛い・・」

PMとも 「時間が癒してくれるよ 大丈夫だよ
      僕がそばに いてやるから」

PMともは以前からわたしと逢いたがっていた。
落ち着いたら 東京から逢いに来たい と言う。
わたしは これまでは そう言われる度にはぐらかしていた。
彼氏もいたし なにより PMともに対してのわたしの気持ちは
純粋に友達というだけの‘友愛の念’しかなかったから。

けれども 今の弱ったわたしの心は フラっと 依存しそうになる。

だめだぁ そんなことして なんになる?
何のために 彼と別れたんだぁ?

だいいち それって PMともに対して とっても失礼なことだ。

わたしは オフメ を入れた。

『ありがとう。 お話できて嬉しかった。
優しくしてくれてありがとう。 聞いてくれてありがとう。
でも わたし あなたに とても失礼なことしてる。
今の気持ちのまま あなたとお話するのは 
あなたに すごく 失礼だと思います。
だから・・・・ ごめんね。
切ってください、わたしのこと。
ごめんなさい。 さようなら。』



2004年11月19日(金) ふしぎなこころ

人のこころって 不思議
この直前の日記の気持ちと今の気持ちは
180度違う。

わたしは 彼を 愛してる 
焦がれて焦がれて 身を焼いている・・・



彼は遠方から 2回来てくれた。
強く結ばれ 絆が太くなったような気がした。

それでも わたしは 彼と別れようと、そう思った。

彼はわたしの事情に気持ちよく 応じてくれた。

「待ってるから・・・
アンに余裕ができるまで 俺 待ってるから」

決して 女々しい言葉ではなく
男らしい彼を感じた。

最後の逢瀬は ついこないだ。

第一幕は閉じ、
わたしたちは 別れはしたが 
それはもしかしたら
始まりなのかもしれない。


新幹線の窓越しに 彼の手が・・
わたしは ホーム側から そっと重ねる。

さっきまで 温かかった彼の体温は 伝わらず
わたしは 頬を 流れる一筋の涙に 苦笑した。

「チュっ 好きだよ」 

声にならない彼の仕草

いつもなら 照れくさくて嬉しくてキュンって歓喜の情念に
身をゆだねていた彼の仕草

「もう 終わりに しましょう・・」

携帯で伝えたわたしの言葉を 
何度も取り消したい気持ちがわきあがる

その陰で 小さいけど でも ほんとうは
これが一番大事な・・・・別の思いも

『家族 子ども 旦那』『家族 子ども 旦那』

呪文のように波立つ心に言い聞かせる
言い聞かせ こどもみたいに かぶりを振る

「わたしの選択 間違ってたのかなぁ〜」
彼の視線を感じながら
独り言みたいに つぶやいた
 
「いいや それで いいんだよ」
彼の優しい声が聞こえてくる

新幹線がゆっくりと動き出しはじめる
わたしは 彼に合掌した 

『ありがとう』
『ありがとう』
『ありがとう』

年甲斐もなく 
手を振り 
新幹線を追いかけ

彼の顔を見続けたくて 追いかけ
消え去るまで 追いかけ

さよなら 愛しいひと
さようなら わたしを愛してくれたひと

『アン、明日からは 
今 自分のできることを 一生懸命やるんだよ。

楽しかったよ。
出会えて よかったよ。
こっちこそ ありがとうだ。

きっと また 逢えることを 信じて 
この先 俺も頑張る!

だから アン 
お前もファイトだ!負けるな!頑張れ!』

彼のメールに わたしは 泣いた 



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