もういくつ寝ると
始業式
明日明日と
延ばし続けた
ツケが
返ってきて
もうダメだ
何年もやってきたことなのに
いつも延ばし続ける癖が
治らなくて
もういくつ寝ると
死にそうです
こたつに入って
蜜柑の皮を剥く
あなたの手を
見るのが
大好きで
幸せ
そうして
蜜柑を渡してくれて
私とあなたで
半分こ
とっても
幸せな冬の日
さぁ
入りなさいな
あなた様が
願いましたでしょう?
夢を
愛を
私を
さぁ
押して
その扉
開いてみたら
あなた様の望みは
叶うでしょう
が
代価は
ありましょうか?
さぁ
どうぞ
2003年12月25日(木) |
幸セ家族ヲ望ンデハ イケマセンカ? |
どうして
こうも壊れていったのだろう?
私が生まれた事自体が
いけなかった?
周りは
幸せそうで
それが
笑顔で
「そんなことないよ」
なんて
言える人が
羨ましい
私が
必死で望んで
必死で取り繕って
必死で生きてる
それなのに
どうにもならない
これは
いけないこと?
それとも
私がいけない?
壊れる
こわれる
コワレル
そして
望む
のぞむ
ノゾム
2003年12月24日(水) |
クリスマスは 大嫌い |
もうこんなに
寒いのに
バカップルがいて
私は
一人で
寂しく歩いてるのよ
全く
私は
どうしてこうも
寂しいのよ
来年こそ
ぜーったい
恋人見つけて
クリスマスを楽しんでやる!
そう決めたのは
去年で
また今年も
そう決めた
だから
クリスマスは 大嫌い
本当に
そんなに愛してる?
本当に
そんなに分かち合ってる?
本当に
そんなに大切だと思ってる?
こんな時期だから
余計自分が
寂しい気がして
捻くれて
羨ましいと思う
だけど
ふと疑問に思う
この質問に
どれだけの人が
答えを
言ってくれるだろう
なんでそんなに
喜べる?
なんでそんなに
優しくなれる?
それが
本当の本当に
真実なの?
あなたは
あなたのままいて
そうして
私を
ずっと叱ってください
同情など
いらないから
あなたが
叱ってくれる
そんな
関係が
ずっと続けばいいと
思います
あなた様は
いつも威張りなさって
わたくし達を
困らせなさる
あれが欲しい
これがいらない
あれをやってみたい
これをやって
いつも
そう言って
わたくし達は
困ります
あなた様は
何が
足りないと
おっしゃるのですか?
わたくし達は
あなた様に
一言
優しさを貰ってしまっては
あなた様に
従うしかないのです
この世で
一番美しい
真紅を知っていますか?
私の手には
喩えようもないほど
美しい彩りが
塗られています
あなたの目が
優しいような
冷たいような
曖昧な色をしています
私の目はどうですか?
あなたが
欲したのは
この真紅でいいですか?
私に
恋愛の駆け引き
なんてモノは
ありません
だって
私は
あなたを愛しますが
あなたが
私を愛さない限り
愛しません
私は
あなた中心で
恋をするのです
だから
私の愛が欲しいのなら
私を愛してください
2003年12月15日(月) |
できることがない約束 |
なんで
そう破るんだ?
約束は
破る物じゃねーだろ?
できねーなら
するな
俺を約束で
縛り付けて
紐解かずに
消えるのに
そんな
当方もない
迷路に入りたくないのだから
もう
しないでくれ
あなたを愛してました
私の罪は
もう消えません
だけど
愛して止まなかったのです
それを受け取ってくれと言っても
困るだけでしょう
こんな自己中心的な私を
蔑むでしょうね
私の中で
今でも鮮明に思い出される
あなたとの別れ
好きで好きで
堪らなくて
舞い上がっていた
愚かな私を
どうか
もう一度
友人と
言ってはくれませんか?
温かいお湯に
スープの粉を入れて
ゆっくり
スプーンでかき混ぜる
ふわっと
湯気が立ち
マグカップを
両手で持って
ゆっくり
口をつける
そうして
ほっ
と
一息つくのが
ちょっとした
幸せの味わい方
蒼の誓いを
この胸の前に誓います
永遠という月日が
どのくらい長いだろうと
私は
止めません
その誓い
いつまでも
どうか優しき光を
この美しきモノ達へ
あたしの名前
ウサギっていうの
可愛いでしょ?
でも
いつも一人なの
寂しいわ
兎って
寂しすぎると
死んじゃうんだって
あたし
もう死んじゃうわ
寂しいもん
ここ飽きちゃった
違うところ行くね
ぴょんぴょん
空が
声上げて
啼くのは
知って欲しいがため
揚々と
進み
挫けるのは
忘れを確認するがため
消えてしまいたいと
狂い
叫ぶのは
傍に居て欲しいがため
誰か
私を
助けてよ
美しい花よ
お前ほど
美しい物は
この世にありは
しない
血のように
紅い花弁
潤ったように
深い茎
涙を流したように
露が落ちる蜜
お前を
狂おしいほど
愛した者達は
土となる
お前は
残酷なほど
美しい
「可愛いね
可愛いね
可愛いね
君の名前は
××××だよ」
そう言って
可愛がってくれたのは
あなた様
ありがとうございます
それでは
さようなら
どうか
泣かないでください
私は
幸せでしたから
僕は
消すよ
あの絵も
この文字も
色さえも
でも
君が
いくら願っても
君を
消せない
あの人との
想い出も
ごめんね
泣かないで
僕は
ただの文房具
|