震えてること 気付かれた 自分でも気付いていなかったのに 肩から腕にかけて触れたら微動してる
泣きそうで泣けなくって ただじっとしてた 他に頭が回らなかった
妙な安堵感をくれるのは君じゃなくて 気にもとめていなかった他人
裏切られるか裏切るか 所詮他動詞か自動詞の狭い世界で そうならないことが幾つ転がってるのだろう
情緒不安定なときに限って 貴方には繋がらないの いつも諦めきれなくなって 何となく連絡だけいれておく
その繰り返しでいい、と想ってる すぐに返事が来てしまうと 返事ができなくなってしまうから
永遠なんて求めてない 不安材料でしかならないもの ただ微笑んでいて欲しい 作り笑いなんて要らないから
逢いたいなんて独りよがりはやめて 逢わないようにしてみようか
眠れない夜を過ごすより 独りで居る方が幸せかもしれない
笑うだけ笑えてれば 哀しまれない
それだけでいいと想う 大切なものを失うくらいなら
此の手から手放してしまえば せめて傷は増えないであろうから
貴方のこと愛しててもいいですか 片隅に置いているのはいけませんか
誰のことを想い 詩っているのか見えない
きっと特定の人ではないから 本当は既存していない人
そうであれば幸せなのかもしれない 所謂、現実逃避と呼ばれるもの
2004年07月18日(日) |
solubility capselu |
水ばかりでお腹が膨れて 安心できるくらいに睡魔に襲われて 腐蝕したプールを泳いでいたい
温もりが欲しかった ただ其れが得られなかった故に 致命傷ではない行為を測った彼女
静かに ただ静かに 眠り続けていたかった 意識が散乱してしまうから
ジュースの糖分だけ接種してたら 水分なんかおまけみたいなものに思えた
どちらも身体と脳が欲してるのに どちらも本当は要らないものに感じた
蟻の欲してるものが知りたくて 地面の落ちた糖分に群がる蟻を眺めてた
科学的なことなんて興味が湧かない 僕なりの根拠が欲しかっただけ
ねえ 二者択一をしなくていいなら どちらも選ばないっていうのもありだよね
薄れてく好奇心は冷めるばかり いつもあの場所から見ているじゃない
2004年07月12日(月) |
fall into a trap |
震えないようにきつく抱きしめて それから痛みをください 誰かと居た証である痛みを
声なんて出さなくても 突き刺さるから 一人で居るのが解らない
安堵する吐息とピアスのあとが痛む 気付けばそればかりの繰り返し リピーターなんて求めないのに
怯えた僕に気付かず その手を止めないでいてくれれば 見逃したままでいてくれれば(仮)の幸せは得れるのに
線香花火に笑ってた 無邪気で子供みたいで 僕も一緒に笑ってたの覚えてる
きっと鮮明なのはそれだけ あとは不鮮明になったままで いつも霧がかってるから
染み出す痛みは 置き去りにした一時的な感情 締め付けることしか出来ないんだね
移り変わる空に罪は無くて日々違う配置の雲や空色を眺める 折れた針を直そうとして 通れない穴を埋めようとして 結局何も出来ないままほったらかし
知らぬ間に増える痕 僕が望んで増える痕 どちらも何らかの証であって 証明するものにしかならなくて 深く深く残るものではないの
ゴミ箱に捨てたゴミ 戻ってくることのない 大切だったものを廃棄処分
すべては過去形であって現在形ではなくて 未来形のことを会話に出すのは少なくて 原点は過去に戻ってるじゃない 拒絶しても現実は現実でしかないの
どれだけ流れても消えなくて あの窓際の席が僕を思いださせて 同じ席に座ってたかと思うと震えそうだった
またあのときの音を奏でてる 真っ白な知らない部屋で 2人とも知らない未知の領域のこと 断片的ながら未だに残ってる
「初めまして」「ばいばい」 そんな言葉の繰り返しの中で生きてる 貴方は今 呼吸をしていますか
いつの間にか増えてたピアスの数 何か訴えてるようにしかみえなくて 包容するしかできなかった
偶にでもいいから僕の胸で泣いて? そうでもしてくれないと僕は不安で不安で 君のことのところからもっと離れられなくなるから
今日以外の日は晴れなくてもいい どれだけ蝕まれたっていい あのひとに逢いたいから
目に焼き付けて 感触を噛み締めて 忘れないようにする
いかに笑っていられるか いかに不自然にならないように接するか 崩れないか本当は不安で不安で
夜明けには別れが来る 次は何年後に逢えるんだろうね 涙は貴方の居ない日にしか流さない
縛り上げても縛れないなら いっそのこと監禁でもしてしまおうか
他者に微笑みかけないで 僕だけをずっとみてて
ただの独占であり我侭でしかないけど それが僕の願いだから
もう離れないで ずっと手握ってるから
愛してる 君のことを愛してる
踊らされる僕 踊らす僕 廻らないメリーゴーランド 常に微笑む君の寫眞 狂った歯車の破片を拾う
誰の目にも触れない自作自演 面白そうな顔してるのは僕だけだね いつも誰かと居ないといけない君よりは まだ独りで笑っていれそうだった
試す言葉の意味もなく心意を知りたいだけ きっと気付かないふりが大好きなんだね 修復不可能な部品(パーツ)みたい 戻らないことくらい解ってるのに
朦朧とした視界がみたのは 誰かに抱きついてる女の人の笑った顔 見たことのあるような間接的な人
他人(ひと)のものと云う印象 強く強く鮮明に与えてた
幾度か覚えた感覚 呑み込まれるようなフラッシュバック 笑ってる あざ笑ってるようにしか見えない
夢から覚めたのは現実のはずなのに 本当の夢では無い 意識のプールで遊ぶ僕
優柔不断な僕と人間依存症な君 不条理なまでに続く絶やしきれない関係 所詮有意なまでのことですから
あやふやなまでに溺れていよう いつか溺死してしまうまで 自滅するのが目にみえてるから
静かに眠ろう 白い百合に囲まれて 忽せた時間を忘却するまで
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