蛍桜

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誰かが嫌いな自分が嫌い

先日、結婚式しました
時間すぎるのが速すぎて、なにがなにやら

みんな「よかったよ!」って言ってくれるけど
社交辞令なのかどうなのか・・・


と相変わらずのネガティブ



今日は仕事中に泣きそう
泣いてしまえばいいんだけどさ
泣き顔ぶさいくだからな





結婚式のスピーチで
「笑顔がステキ」
と言われた

何故かいつも私を褒める時、人は「笑顔がステキ」って言う
でも私は自分の笑顔が嫌い

多分他に褒めるところがないんだろうなって


常に笑顔でいることは心がけているから
(たまに変な所で笑ってるからへらへらしてるように見えるけど)
その印象が強いのは仕方がないんだけど

自分が嫌いな所を褒められるのは
素直に喜べない

私の笑顔はただのよそ行きで
別にステキなもんじゃない





嫌いだと思ってた人がいた

確かに嫌な部分もある
だけどしっかり考えてみたら
嫌いなんじゃなくて「嫌われてる」ことが嫌だった
友達だと思ってたのに「格下」だと思われていて
必要な時だけ友達面されるのが嫌だった

頼られるのも嬉しかったけど
逆に頼られないときは辛かった
結構、独占欲が強いんだ私



ずっと嫌われていると思っていて
会うの怖いな、ってなって
ぐだぐだしてるうちにいつの間にか自分が相手のことを
「嫌い」ってなっていて

この前ひさびさに会話してみて

多分、私は
「この人に好かれたかったんだな」と思って

「嫌われてる」というよりは「ライバル視」されてるのは知っていて
私の結婚も喜んでくれなくて
私の成功も喜んでくれなくて
少しでも私にスポットライトがあたると嫌な顔して
いつも心の中では私をバカにして表面はよくて

いつまでも私が後ろからついてくると思ってたんだろうなって
確かに、人見知りな私は、彼女の後ろにいつも隠れていたから
自分より下の人って認識されてたんだろうなって
そういう人が独り立ちするのは
おもしろくないんだろうなって
わかってた

私にもそういう部分はある
「自分を慕ってくれる人」が好きなんだ
独り立ちした誰かは好きじゃない
「その他大勢のうちの一人」として扱ってくる人は好きじゃない

彼女の気持ちが分かるからこそ、醜い部分がより見えて怖かった


でも、
しばらく距離をとっていたおかげで
会話して楽しい、って思った

そして私も
素直に相手の幸せを喜んであげられてないって気づいた

裏で被害者ぶって泣いてた
今日も泣きそうだった
仕事中なのに

だけど仕方ないよ人間だし

おめでとう、って言えない
言いたいのに

言ってあげたいのにね


私のことを下に見ている彼女に
私が「おめでとう」って言ったら
彼女は勝った気になるだろう

それが嫌、

って思ってる自分が嫌、、、

負けず嫌いはよくないのにね



彼女とずっと友達でいたいと思う、
彼女って本当はいい人だって思う、
だけど、
それを裏付ける事がない

多分、私が見つけようとしていない



共通の友達が
「そっちの友情とこっちの友情は違うよ」
って言ってた


私と彼女の友情より
その人と彼女の友情のほうが
深いらしい


そうだなって思った

影で泣いて影で嫌いになって
私、友達じゃないじゃんって
表面だけいいって、私じゃんって

そりゃ嫌われるじゃんって


「嫌い」にならないことが友情なら
その人の「あいつアホだから許してあげて」
という言葉は本当の友情だろう

全てを含めて、「その人」だって
分かってあげられる人がいるっていいよねって


でも、なんで、
私のことは全て分かってくれないんだろう


そっちをかばわないでほしかった


っていう、自分本位

2012年04月16日(月)

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