裏庭

14のうたたね 
2004年04月26日(月)

すっかり『もしもの話』が脳裏半回転しきって、
半熟状態で眠るしかなかったときに、
すっかり感極まってしまった。
少しでも待っていてくれた事実。
現実の話に完熟。
夜が明ける。
駆ける。

眠る一日。
深過ぎて夢もみない。
『もしも』じゃない、
現実のみが目の前にあるからあたしは腐らずに済む。

今日はどうしようと、いつも不安で苦しむ月曜日が、
こんなにも、こんなにも。


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ぽろりとでた本音。
2004年04月25日(日)

いつ眠っているんでしょう。

あたしがいつまでたっても外に出ないから笑っているんだろうか。
サディスティック!
追いかけたり、泣きついたりなんて、
そんな恰好悪い事。

優しい言葉をかけられると弱い

そんなこと、気付いていたよ。
酷いことばかり言う。本当のことばかり言う。
あたしを捉えているから、捕えられてしまう。
冴えている冷ややかな観察。
時々は耐えられずに泣いてしまう。
一人の人の前で二度も泣きたくないのに。
それでも、あたしの根のない気持ちは
さっぱりと肯定してみせる。

まだそうやって話しているうちは、
気持ちがあるってこと。


会話の中で試される。
そのたびに十把一絡げに反対のことを言って、
もしもの話なのにいちいち目を反らして、
表情は嘘をつけず、言葉と裏腹に高揚して、
阿呆らしいったらありゃしない。
うっかりしたふりをして、本音を零す。
もしもの話があったなら、
今のあたしの「特定なことに関する不穏な気持ち」は、
ここには今ないであろう旨を伝えた。
表情が変わった。
それっきりその話をしなくなった。
たじろいで、どうするんだ。
もしもの話だって言ってたのは、

もしもなんだから適当にあしらえばいいというのに、
散々もったいぶって出した、意味ありげな答えは重かったか。
でも、もしもの話の中なら、きっと断らない話。
ならその答えは、マニュアル通りの答え。

家に帰り、眠ろうとしていたら夢と現実の間で携帯電話がなった。
ウレシイ電話。

つづく。


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見抜かれたこと。
2004年04月18日(日)

いつの間にか本音を話して、いつの間にかぽろぽろしていました。

いろいろと見抜かれた。
怖いくらい。
話下手なあたしが、
気持ちを言葉を適当に並べただけなのに、
其の中から見いだされた結論。

恋愛に努力しないならば、とそのあとに言われた言葉。

話しているうちに、はたはたと机の上に涙が落ちる音で、
初めて自分が泣いていることに気付いたくらい、
あたしは怖かったし、恥ずかしかった。
赤裸裸にあたしは分析されてしまったのだ。

あたしは本当に心から人を好きになれないのかもしれない。

あまり虐めないでください。


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うれしかったこと。
2004年04月16日(金)

自分の性格について、人にとやかく言われてしまいました。

どうも、あたしは怒れないらしい。
怒る前に困ってしまう。
どうしたらいいのかわからないんだ。

腕を切るのは楽しいですか?

こっそり隠して切って、直後は隠すけれど
そのあとは面倒だから隠し忘れていて、
周りの人の目に触れても気にしてなかった。
周りの人も傷を直接目にしてそれについて話すことはなかった。

茶化してしまったあたしに、

じゃあ左の袖をめくってください。

まっすぐな目にたじろいだ。
こんな風につっこんで聞かれたのは、
きっと後にも先にもこの人くらいだ。
さてはサディストだな。
困ってしまって、泣きたくなった。

大声で叫べばいい

ほかの対策を提案してくれた。
正面から、あたしの行為を否定して、
どうしたらいいかかわりになる方法を
(役には立たないけどさ)
真っ向から話して、ありがとうな気持ち。

自分の中の理想に自分が従おうとしているのが今のあたし。
ほかの、周りの人が求めているあたしなる努力をすれば
いいらしいんだけれど、それって都合のいい人になれってことか?


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chakaさんのjazz
2004年04月13日(火)

半日休暇をいただいて、吉祥寺のとあるjazzbarに行く。

chakaさんはPSY・Sのボーカルだった女性で、
現在はユニット活動やJAZZのボーカリストとして活躍中。

レンガで囲まれた店内で、
のびのびと歌う彼女は、「圧倒的」。
もう魂に響いちゃいました。
CDで聴きなれていた声が、今ここに。
小柄な方ですが、声量はすごいよ?

無理矢理同行してくれたW君、ありがとよ。

今度はchakaと昆虫採集のliveに行ってみたい。
ぜひぜひ。


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空っぽ (何回?)
2004年04月11日(日)

帰る時間でも、明るくなっています。空が。

夕暮れは美しいです。
あたしのやっていることは美しくありません。
何食わぬ顔で、やってのけています。
だめな大人になっちゃってます。
育ちません。

なんでんかんでん、
このまま夏がきてしまうのか。


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捨てられる (032)
2004年04月07日(水)

今日、初めてあたしの傷に触れた人がいました。

陽気が暖かくなったから、
気持ちが溶けてしまったのか。
あたしではなく、
別の場所で。
心がざわつく。

傷に触れた人は、
時々会話をしていると、
うっかりあたしの心に土足で入ってくることがあるので、
時々あたしは嘘をついて、誤魔化すことにしている。
本当の気持ちなんて、本人に伝わればそれでいい。
周りの人に人格を疑われてもいいからなんて思うのは、
やはり自分を大事にしていないのかな?

それでも、その人に傷のこと、
触れられてほっとしている自分がいる。
なんて言って表現していいのかわからないけど、
ありがとうが一番近いかも。
遠回りして、巡り巡ってここまで戻ってこれた、ような。
傷が早く治るといい。

治ったらきっと、夏が来る。



Today's life-report writing BGM track033
『Lemonの勇気』PSY・S

これまたCD整理してたら、出てきたので。
videoアニメの「TO-Y」のテーマソングだったとか。
(…と、検索でひっかかったのさ)
この歌詞のように真っすぐに気持ちを
持てたらいいなあ、、、なんて思う。


忘れてしまおう
Grayな季節
昨日を写した ネガのフィルムを
捨てる勇気!

ただひとつ だいじな想い
抱いているなら だいじょうぶさ

のどをうるおす 愛が枯れてしまっても
光り感じる瞳ひらき 見つめるのさ

握りしめている 
希望のSeed
すっぱい痛みに満ちるロマンを
描く勇気!

なにひとつ迷うことない
君のほほえみふれていれば


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もしもはなんてみじめ(032)
2004年04月06日(火)

もしもという言葉に、異様に反応し過ぎた。

職場での雑談で、
もしも、という言葉を多用する人がいて、
そのもしもに対する答えを求められた時、
あたしはどうしようもなく悲しくなってしまって、
その場から逃げだしてしまった。

もしも、10年前に会ってたら。
もしも、あの子が生きていたら。
もしも、ここにいなければ。

頭に巡る、もしもな話。
もしもなんて考えるだけで、
虚しくなる。みじめになる。
下手な同人誌より最低。

もしもなんて、存在しないことを話したって、
どうしようもないんだ。

そのもしもの話に、
赤面して目をそらしているあたしを
面白がっていたみたいだ。
ただ、あたしは慣れない言葉をかけられたから、
混乱していただけなんだ。
あまり、からかわないで。

もしもなんて、今から目を背けた言葉は
暫く聞きたくないんだ。



Today's life-report writing BGM track032
『夜明けまえ』スガシカオ

1999年、世紀末の歌っぽい。
この歌、「たけしのTVタックル」の
エンディングでかかっていて、
このとき初めてスガシカオさんの存在を知る。
不穏、というか、苛立ち、というか。
現実、先を見据えたイメージ。
久々にCDの整理していたら出て来た。
今、あらためて聞くと、響く歌詞だね。



風の音が やみそうにない夜は
よけいなことを考えてしまう
世界中で ただぼく1人だけが
ゆるしてもらえないような気分さ

今テレビの画面で誰かが
愛のため その銃をとった
風がひどくまたマドをたたいて
セリフがうまく聞き取れないんだ

ねぇ愛という言葉ですましてきた
ずっと昔から あやふやな感じ

今 風がふきぬける この街で
ぼくは目をこらした
空のずっと先に 夜明けを
みつけようとして
しばらく ヤミを みつめた



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空っぽな4月(031) 12
2004年04月04日(日)

4月の雨降り。

日曜日のささやかな楽しみと、
土日出勤のありふれた職場での会話と、
体力が落ちて、肌が衰えたあたしと。

うつらうつらと眠っては目が覚めて、
ふと気付けば朝になり、
いつの間にか空は晴れて、
5日のお昼に家に戻る。

期待することのない季節は
身も心も空っぽです。



Today's life-report writing BGM track031
『卒業』渡辺美里

卒業といっても、学校を卒業という意味も込めて、
もっと広い意味での卒業をさしている歌詞。
桜の描写はすごく少ないけれど、
この歌を選んでみた。
で、歌詞を見て「ぬお!」みたいな。
大人になっても聴ける、そして効く歌じゃないか!と。
一枚きりの切符を握りしめ、
(青春18きっぷだけどさ)
先週「いい日旅立ち、西へ」をしていた
あたしにとっては素敵なBGM。
雨に追われるようにという表現が好きです。


うす紅の 花びらを
屋根一面 積もらせてる
ゆっくりと 汽車が今
春の駅 離れてゆく

卒業できない恋もある
木々の色も 変わるけれど
卒業できない恋もある
一秒ごとにすきになるのに
どうしてきみは
ずっと手を振るのでしょう

さらさらと 雨に追われるように
花は散るらん 一枚きりの切符

ひとりきり 青空みあげても
誰にも 卒業できない恋がある



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