裏庭

今までと、かわりなく過ごさねば。 (017)
2003年11月29日(土)

トレーニングに出かける。
といっても、暗くなってから。

それまではだらっだらしてた。
電気もつけず、服も着替えず、そのまま。
背中から根が生えてきそうだったので、時々寝返りは忘れずに。
外の天気を確認するのもかったるくて、
(勿論カーテンはしめっきりだ)
携帯のメールで友人に「天気、どう?」と。
外に一歩もでないのは性分ではないので出かけようと決意。
夕方、バスタブにお湯はって、まず入浴。
外が明るいときにお風呂に浸かるのは贅沢だと思う。
一人で生活しているとき、ひさびさの休みのときは
ささいな楽しみにしてた。
本当、しみったれた楽しみだよ、まったく。

で、トレーニング。9時までしっかり。
(始めたのは20時だったくせに…)
原付で雨の中、帰る。ハンドルをとられて、
とても怖かった。トロトロふらふら走っている後ろから
ずっとライトが照らされて、最初は気にもしてなかったけど、
あとあと追い抜かれてから、職場の人がスピードあわせて
後ろから道を照らしてくれていたと気付いて、
人の優しさというものにこそばゆさを感じた。

そんな一日だった。以上。




Today's life-report writing BGM
track017
『茎』
椎名林檎
「りんごのうた」が発売されたというのに今さらながら、『茎』。アルバム『加爾基 精液 栗ノ花』収録。CCCDということでMacで聴くことが出来ないのが悲しい。大名〜編はなんとなーく、ディ○ニーっぽいと思って聴いてた。アルバムのほうは最近、聴く機会ができたので聴いてみた。アルバム全体に関しては音がどんどん深くなってきているなあ、と。ベース、ギター、ドラムの音がこんなに小さくなってるよ!と。椎名林檎氏の楽曲には女の強さを前面におし出した歌詞が多い、と思う。「弱さ=かわいさ」だった時代って、とっくに終わっているのかも。「いじらしい」って、いいぢゃないですか。
ちなみに蛇足ですが、「葉の家」ではあゆ好きは妹と父(ポスター、部屋に貼っているし…)、林檎好きは弟と葉。

斯くて哭いては惑つては生りませぬ
立つたら強く進まなくては
やつとで呼吸に成つて来ました

如何して? 何故 魘されてゐるの
現実が夢

今日からは生えても芽吹いても仙人草
咲いても悦び過ぎないから
大事な生命 壱ツだけ だうか持つて行かれませぬ様に
哭いたり惑つたり致しませぬ 立つたら弐度と倒れないから
何も要らない 壱ツだけ だうか 誰か 嗚呼



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冬到来
2003年11月27日(木)

寒過ぎて、末梢血管がプチリといっちゃいそうな一日。

かなり心がマイッていたけど、クスリは結局2錠で済んだ。
常習性強いクスリらしいので、なるべく控えてた。
ケチケチ割って使ったりして。朝起きて、不安に耐えられずに
クスリを飲んで、効力強くする為にビール500ml入れてみたり。
実は昨日、クスリを家に置き忘れて、(職場に置いてあったクスリを
全部飲み尽くしたことに気がついた)アオくなってた出勤タイム。

あまりの寒さに、外は辛いので車内で雑談(あたしの車ではない)。
車内は温まりやすいし、暖房すぐ効くし、音楽かかるし、
これはイイ!策。乗る度に間接照明が増えていく車内。
電飾が充実しつつある。おもろい。




Today's life-report writing BGM
track016
『私とワルツを』
鬼束ちひろ
2003年11月27日発売、つまり今日が発売。「trick3」の主題歌。このドラマシリーズは全て鬼束ちひろが担当している。
かなり抉る歌詞。歌声も彼女にしては低いトーン。男性と女性では、平均寿命からすると女性のほうが長く生きるのは皆さんご存じ。年上の男性との年齢差が大きい程、女性が配偶者を失って生活する時間が長くなる可能性大になるワケです。歌詞の中の二人はおそらくそんなところでしょう。年齢差の他に病も考えられるかな?慎重で、臆病で、自信がなくて、それで相手を傷つけることを心配してしまう。それは年も性別も関係なく、考える人は考えちゃうことなんだと思う。いずれにしろ維持できる幸せなんて、どちらかが先に逝く限り、存在するハズがないもんだと、自分はたかくくってるけど。歌詞の内容と、『私とワルツを』というサビが、なぜかシックリくる。あたしのこの11月のフェイバリットソングになりそう。

もうそろそろ口を閉じて
分かり合えてるかどうかの答えは
多分どこにも無い
それなら身体を寄せ合うだけでも


優しいものは とても恐いから
泣いてしまう 貴方は優しいから
誰にも傷が付かないようにと
ひとりでなんて踊らないで
どうか私とワルツを


あとどれだけ歩けるのだろう
きっと貴方は世界の果てへでも
行くと言うのだろう
全ての温度を振り払いながら


失う時が いつか来る事も
知っているの 貴方は悲しい程
それでもなぜ生きようとするの
何も信じられないくせに
そんな悲しい期待で



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Amnesia-wish.
2003年11月26日(水)

【女子供風味ミルクティー、でも大人用】の作り方。
(俺様1人前)
・紅茶の葉 ティースプーン2杯
・砂糖 お好み
・牛乳(丹那牛乳3.6があればそれがgood)200cc
・ヨーグルトリキュール ティースプーン1杯

鍋に、50ccばかし、ミルク、入れる。
弱火で温める。ここぞというタイミングで、
茶葉を投入。沸騰させないよう、目を光らせる。
1分たったら残りの牛乳を入れる。
沸騰寸前になったら砂糖を入れる。
ろ過。ティーカップへ。
そしてヨーグルトリキュールを入れる。

今日は出勤するのが諸事情により、ひっじょーーーーに、
辛かった。家からvogue乗って職場に向かう最中、
ずっとあたしの背中にゴムが付いていて、何かの拍子に
家にびょーんっと帰れればいいのに。と、阿呆なことを考えた。
強張りつつ、笑顔で挨拶するけど、「顔に色がない!」と
姉御・Aさんに言われた。多分、元気がないという意味よりも、
ほお紅、アイラインひいていないといった意味だと思う。

今日一日、気を張りつめていたせいか、
今すっごく眠い。
トレーニング久々にしたせいなのか、
それとも帰宅途中、vogueのチェーンが外れてしまい、
1〜2km程vogueチャリモード&おして帰ったせいなのか。
(トレーニングあとだったから、割と楽に帰宅できた。)
昨日は出勤中に車のホイルキャップがふっとんで、
車に散々踏まれたために再起不能になったし…。
乗り物運が今年は全然無い。無さ過ぎ。


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2003年11月25日(火)

今日の雨は激しかった。山では雷鳴も轟いた。

朝からダウナー系。薬飲んでないはずなのに。
呆然と一日を過ごす。といっても仕事もする。
気付かないうちに、勤務時間終了。

夕方、本をいろいろ職場から借りて帰る。
しばし、読みふける。本屋でみたのって、
どうしてもうさんくささが先立っちゃって、
イマイチだったので、とても参考になる本ばかりだ。
でも、やっぱり難しくてその道の人用だなってのは、ある。

夜8時くらいに、友達から電話がある。
気がめいっているときの電話は、換気口みたいな感じ。

あと3時間で明日になる。


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ナーヴァス
2003年11月24日(月)

もどかしすぎる!天気が。

いろいろと、読みあさる。
ネットだけだけだとわからないので、本屋にでかけようと思う。

そう思って、ふらふら歩いて、公園をまわったり、
橋のたもとでぼんやりしたりしながら、本屋へ。
けれど、あたしが知りたいことが載っている本は
あまりなかった。というか、どれもこれも、
嘘っぽく思えて仕方がなかった。

夕方近く、このままだと薬づけになってしまうと思い、
ツトム氏やseriseriと逢うことにする。
お酒を飲む。本当、無理につきあわせてしまって、
ありがとうねって感じです。

続投は続く。マウンドから降りることは、考えてない。


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一日で「ハイカラロー」
2003年11月23日(日)

天気がそこそこ良かったうえに、休みなので、
誘われて横浜にでかけました。
新鮮だった。

最後の大どん返しをクラって、
気がかなり滅入った。
正直、なんとも言えない感情が腑の中身を
生温い調子でじわっっとキてる。
なんであたしがいいたい事が伝わらないんだろう。
言葉で表現するということが、酷くもどかしすぎて、時々、いらだつ。


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定期的
2003年11月21日(金)

定期的に、職場の人と飲んでいる会?が今日、あった。


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『可愛いらしいもの』
2003年11月19日(水)

『可愛いらしいもの』を貰った。
『可愛いらしいもの』、というよりも、
その『可愛いらしいもの』を私に、と考えた人の発想が
可愛く思う。

少し、わかってきたような気がする。


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死体解剖経験談。
2003年11月14日(金)

どんどん寒くなる。外にいられる時間が限られてくる。

今日の職場は殆ど出張や休暇で出払っていて、静かだった。
はずだった。んが。
なぜか、どうゆうわけか、解剖実習の話や、採血の話に。
(葉のいる職場は医療関係従事者の人が多い)
解剖の話のときは、「フレッシュなやつ」とか、
「焼けた死体が水に漬かって腐乱したやつ」とか、
…。

そういえば、2番目に偉い人が、
ラミネートされたものと何もしていない、ただの紙を見せて
「この紙、こんな風にコーディネートしてくれる?」と
人に頼んでいた。
コーティングを言いたかったのか?
ラミネートがいいたかったのか?
というか、まざったのか?

今年の春、別の事務所に移った女性が、
臨月を迎えて12/2で産休に入る模様。
「1年前は更衣室で『何かいいことないかなー』って
言ってたのに、今や幸せいっぱいだよな〜、○○さん。
あたしもいい続けていればいいことがあるんかな〜」
と、ぼやいていたら、2番目に偉い人がへへっと笑い、
「幸せは待ってちゃ駄目だよ。
男は臆病だから、女性から積極的にいかないと。」
それ、今のあたしに言ってイイんだろーか?
というか、もっと広い意味で言ったつもりだったんだけど…
そんなにあたしが愛情に餓えているように見えたのでしょうか。

今週の出勤平日全て、ウレシイ気分だった1週間だった。
あー。何事もなかったかのように過ごすことが
ほっとしているような、もどかしいような。
どうしたいのか、自分でもよくわからない。嫌だな、嫌だな。


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取り返しのつかない言葉
2003年11月11日(火)

今日は、冷え込み厳しく、雨降り、震える一日でした。

何事もなかったかのようにふるまうことにいい加減慣れ、
今まで謝ることが普通だったのにそれもなくなり、
それがいいのか悪いのか、さっぱりわからなけれど、
少なくとも前にはきちんと向いている、とは、思う。
欲が深くなるって、怖いことですね。

一日中、図書資料室で入力の作業をする。
タブキーを右手の薬指で押すので、いい加減ツリそうになる。
太陽が出ていれば、文句無し絶好環境の室温になる部屋も、
曇った日は寒いったらありゃしない。
脚にトレーナーを掛け、ひとまずひざ掛けの代用。
そりゃ寒いよ、寒そうな格好してるんだもん、そう
笑われたけれど、スカートって男の人から見たら寒そうに
見えるのかな?いや、実際寒いとは思うけど…。

ショートブーツを買いました。
やっすいヤツ。あと、スカート。


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どっぷり日が暮れたよ…
2003年11月10日(月)

前日にそこそこ飲んで、4時間寝て、
特に用があるわけでもないのに、
朝8時過ぎにはすっかり起き上がる。
幸せを、噛みしめる。
今日も雨だ。

早朝未明の約束は錆び、
(連絡も無いよ…捨てられたで。忘れられたで〜。)
夕方にはエチゴビールで満たして、
80年代後半の音楽で耳を癒し、
月曜日は終わる。

日が暮れるのが、早すぎる。
明日は仕事かよ。




Today's life-report writing BGM
track015
『ポプラ』
遊佐未森
作詞・作曲は遊佐未森自身。シングルの他、アルバム『庭』に収録。
季節柄、ポプラ並木や銀杏並木等が映える時期、まさに今時期にお薦め。ぽかぽか温かい日差しとか、自転車ですれ違うおばさまだとか(かごにはスーパーの袋、とか)、空は突き抜けるように青くて、銀杏は金色、とか。なぜか自分のイメージは思いっきり静岡県三島市の三島北高校や日大三島がある通りを彷佛させてしまう。日中に手を繋いで歩くのって勇気いる、ような気がする。しかもしらふで。古い人間かな?話が脱線した、すみません。

ああ 冬がきて 春を待つ つぼみの静けさと

歌詞の部分に入り切らなかったのだけれど、上記のようなフレーズがある。遊佐未森の歌には四季を一年通して歌詞に入れるパターンが結構、多い。四季に関わらず、林檎の花がやがて実を結ぶ様、とか。それがすっごく好き。今という短い時間だけじゃなく、それよりもずっと長いスパンで先を見ていて、なおかつ四季の移り変わりを眺める…といった暮らしの余裕、というのかな?
とにかく、ひなたが似合う、そんな歌です。

街路樹を歩いてゆく
あなたの手をそっととった
垂直に伸びた枝が
急に揺れて息をする

孤独よりも遠く ふさぎ込んでいた日々
冷えた指の先に あなたの手の温度

ああ愛しさも 運命も 悲しみの涙も
この時のなかで いつか受けとめるから
ああ 夏がゆき 秋がきて 枯れ葉が散っても
この星のなかで 歌は鳴り響いてる
すくってくれた ささやかな体温




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11月、だ。 (014)
2003年11月09日(日)

早いものでもう11月。

部屋、片付けようと文具コーナーを整理していたら
Nから電話。「パフェ、食べにいくぞ」
…甘いものが割と苦手な葉に、やや拷問に近い。

何はともあれ、選挙の投票にでかけて、
そのまま迎えに来てもらい、富士市へ向かう。
富士市のクロンボというパフェが大きいことで
有名な店らしいけど、結局はビターなケーキと
コーヒーを頼む。ひたすら、雑誌を読み続ける二名。
金髪ヤンキーがチョコパフェ、黒髪凡人がブラックコーヒー。
異様な光景。

その後、駅で待ち合わせがあったので、三島で車から降ろしてもらう。
雨降りなのに傘持ってないことに気付いて嘆く。
でも嬉しいことに、待ち合わせしていた人が傘を買って
来てくれていたので、助かった。便乗、便乗。
ある店で、その人は4杯、あたしは3杯ビールを飲む。
2件目、その人はビール1、ジントニック2、ホッピー1、飲む。
あたしは冷酒を1合、ウーロンハイと言って2杯、烏龍茶を飲む。
なので、ほぼシラフに近い状態。前回の反省を活かした飲み方。
気がつくと1時過ぎていて、タクシーに乗って帰ることにする。
さしで飲むと、意外な一面が見れる。
ヒトって本当に面白い。

朝4時、その人から電話があって、家に到着したとの連絡。
空が白んで来ている。安心して眠る。
内容はさっぱり覚えていないけれど、めっちゃ幸せな夢を
見たような気がする。4時に寝たのに、目が覚めたのは8時。
でも、なぜかさっぱりしてる。最後の烏龍茶のお陰で二日酔い無し。
「劇的な物」の原因究明は明白になり、
「隠しごと」は雨に洗いざらい流され、
腹わってぶっちゃけ、よきかな、よきかな。




Today's life-report writing BGM
track014
『ミルクティ』
UA
1998年2月リリースされた曲。ちなみにこの曲の前作が『悲しみジョニー』という、こってりアンダーテイストの歌でした。
この曲、最初はプロモをテレビで視聴。白い部屋で、歌うUAの後ろで友達がおどけてるシーンが延々と流れて行く。登場する友達役はUAの実際の友人たち、とのこと。HIROMIXが手掛けたシンプルなつくりに、「ああ、UAってこんな嬉しそうな顔をするんだー」とちょっとビックリした覚えが。
何はともあれ、幸せSONG。今時期ぐらいの気候(11月9日、10日あたり)で、疑う余地ないくらいに余裕たっぷり相手を愛してるという人にオススメ。って、こう言葉にして人に薦めると、この歌は大人ですね。不安も疑念も全て払拭できる程の愛情。これからの季節にお薦め。

迷わないで抱きしめて
やわらかい頬寄せて
離れててもキスをして
ベランダのミルクティー

微笑むまでキスをして
終わらない遊歩道
震えてたら抱きしめて
明日また逢えるかな


迷わないで抱きしめて
なだらかな肩寄せて
離れててもキスをして
生ぬるいミルクティー




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