☆ Petite ☆ by sara


2004年12月18日(土) またクラブで

昨日はこの前よりすごく酔った状態でクラブ。あたしに寄ってきた男の香水がすごくて、ずっとあたしの体に染みついていた。くさい…。疲れ切ってシャワーを浴びる暇もなくベッドに入り、朝起きるとまだそのにおいがした。一気に思い出す昨日の夜の出来事。


こんなことを繰り返して何がおもしろいんだろう…。



2004年12月13日(月) 何もない

心にぽっぱり穴が開いた感じがする。何がしたいのかわからなくて、何がほしいのかわからなくて、だけど何かを求めてるの。寂しいのとはまた違う感覚。どちらかというと虚しいに近い。

抱かれることでこの空洞が埋まるなんて考えは嫌だけど、結局そうなのかもしれない。だけど抱いてくれる男なんて周りにいなくって、あたしは結局強い女を演じる。一人で生きていける、男なんて必要のない女。

あたしだって求めているんだよ。空っぽな心ごと、あたしを抱きしめてくれる人を。



2004年12月12日(日) 体が思い出すの…?

昨日の夜は久しぶりにクラブへ。こういうダンスって要するにセックスの再現。知らない男の人がいっぱい寄ってきて、腰をなすりつけて、一緒に振る。ちょっとだけエスカレートするとキスされて胸さわられて、手を股間に導かれる。このくらいで勃つなよ。どんなに誘われてもクラブの外へはついて行かない。でも日本だったらついて行っちゃうのかな…。本当は一人で踊るのが好きなのに、寄ってきた男達を振り払うこともなく適当に相手をする。うまくかわす方法だって知ってるのに、断る理由なんてないから、とりあえず一緒に腰を振る。あたしは後ろ向きだから相手の顔は見えない。吐息が耳にかかって、唇が首を這って、手が服の中に入ってくる。あたしはいつも違う人の顔を想像する。でも…誰なんだろう。

閉店時間になって周りが明るくなると一気に気分が冷めて、一秒でも早くシャワーに入りたいくらい自分の体がものすごく汚らわしいものに感じるのに、きっと体はまだ男の人を求めているんだ。本物のセックスの感覚をあたしの体に思い起こすんだ。

嫌悪感と欲望が混じり合ったままベッドに入ると、信じられない夢を見た。あいつが出てきたの。しかもバイトにいたかわいいなってあたしも思ってた子と付き合っているっていう設定。結局あたしの心にはまだあいつがいて、新しい恋ができないのはそれが理由なのかな。あーいやだ…。



2004年12月11日(土) おめでとうって言えない

あたしがこんなに寂しい思いをして、だけど一緒にいてくれる人はできなくて、叶いもしない思いというかもう思い出になってしまったものにしがみついているのに、あたしが望んでいるものが簡単に手に入る人が周りにはいる。そんな人たちの幸せをあたしは心から喜ぶことなんて到底できない。三年前から全く成長していないよ。わかってるのに。人の幸せを祝福できなくちゃ自分が幸せになることなんてできないって。

更に前は祝福できないだけだったけれど、最近は惨めささえも感じるようになってしまった。きっと女の自分をさらけ出したからだろうな。あたしが彼氏なんていらない人じゃないってみんな気づいたからだろうな。周りの目なんてどうでもいいのに…。

そんなあたしのプライドをぎりぎり守ってくれるのは未来に向けて頑張っていること。あいつらみたいに適当に学校行って適当に就職なんて考えは嫌。だけどそんな小さな足掻きも、もしかしたら崩れてしまうかもしれない。あたしは夢を諦める時に差し掛かっているのかもしれない。そんなあたしを支えてくれるものは何?あたしは何を糧にして立ち上がればいいの?



2004年12月01日(水) あたしは変わった

どんなに恋をしていても、自分の夢がふくらんだら、舞台に立って踊っていれば、その恋のことは全く忘れていた昔のあたし。でも今は違う。充実してるのに夜部屋で一人になると寂しくて誰かを欲してる。誰にも恋をしていないことが心の空洞みたいに感じる。

やっぱりね、あいつがあたしを変えたんだよ。これだけ変えといて何も言わずあたしを行かせるなんてひどいよ。変えたんだから心だけでも側にいてほしかった。


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