フムン。 気がついたら、先の更新から一月たってしもうた。 いかんいかん。
こんな風にサイトを作ってモノカキしてると、サイトを持ってなかった時とはまた違った不安感が出てきたりしますね。 どこかの山の噴火みたいに、忘れた頃にムクムクっと。 こうね。普段は特に気にしないで自分の好きなものを好きなように、キーボードをパチパチしてるわけですが……。
ふと。
「あれ?
このサイトに来てくれてる人たちって……
どんなものが読みたくてここに来てるんだろう?
何を求められてるんだろ、自分は???」
と、なるわけですよ。 ちょっと前まで学園ものだったり、最近じゃ異世界召喚だったり、ネット上の小説サイトのジャンルにも流行があるわけですけど(過分に私見が入ってますが) 自分のところでは、ギリギリ異世界召喚”らしきもの”が引っかかる(しかもまだ書いてないし……)ぐらいで。
お客さんの求める「当サイトの小説らしいジャンル&エンディング」って、一体なんだろうか?
ちなみに
タイトル→内容⇒裏テーマ
白月→異世界風FT⇒欧州風 MB→現代FT⇒ RTX→近未来風FT(?)⇒特撮風
あれ?
MB→現代FT⇒
ここだけうまい言葉が見つからない(笑)
三○志じゃないことだけは確かだ(笑)
……。 JO●Oとか?(ファンにしばかれるって……)
皆さんの求めるジャンルがわかれば、あてはめる言葉もわかるかもしれない(笑)
とりあえず
MB→現代FT⇒なんでもあり
ってことで、よろしゅう。
今更だけど語っておきます。
もうね。 29話以降は、観てるのは観てるんですけど、全く別の物としてみてるんですよ。 え? 何の話って? もちろん、ヒビキの話なんですけど。 nocasterは自他共に認めるイノウエ信者兼タカデラ信者だったんですか、30話を観終えた後、私に向かって 「俺は今、凄い事に気づいてしまった」 「?」 「タカデラは神だという事だ」 と、大真面目に語ってましたっけ。 イノウエ信者になったキッカケはジェッ○マンだったんで、そろそろ思うところが出てくる時期&待ちに待ったタカデラ作品の途中退場劇に、ショックがあったのかもしれません。
さて。
そんなショックを隠しきれない我々。 今更ながら、二人でウル○ラマンネクサスの最終話を鑑賞しました。
映画のULTRAMANと世界観が繋がっているのは知っていたので、30話辺りでビデオ録りのみにし、映画のDVDが出る&観る機会が来るのを待っていたのですよ。
まず映画。 実に映画な作りで親切でした。怪奇物の雰囲気も出てたし。少しずつ化け物的な力を発揮する主人公の姿や、その事を自覚して、化け物を倒す決心を固めて行く過程が無理なく描かれていると感じました。ラストシーン周辺は意外に爽やかで、予想外の感想に自分でもびっくり。 まあ、何よりも、ベッショテツヤがブルース・ウィリスに激似である事に大爆笑! びーずのまっちゃんのギターはある意味邪魔でした。個人的にはCDでモノカキしながら聞きたいんだけど、あの映像にはちょっと……自分の音楽系特撮フィルターが強すぎるのかもしれません。
そしてネクサス。 いやー、憐(ザ・サード)編の最後は、不覚にもぐっと来てしまいましたね。 ミズオが必死に呼びかける姿には、観ている自分は本気であきらめていたので「やめてあげてよ」とか思ってたんですが……そうだった。この作品のテーマの一つが「あきらめるな!」だったのを忘れてた(笑) アルファ・オメガとか、最近、はっきり言ってヒーローらしくないヒーロー(ある意味ダークヒーロー)の系統ばかり観たり読んだりしてたんで、自然にあきらめていたんでしょうね。 そしてあのラスト。
ウルト○マンとライダーの違いって言うのは、来迎神と神になろうとする人との対比で考えるとわかりやすいわけですが、正しく、憐編のネクサスは来迎神でしたね。
そしてクライマックス。 打ち切りの余波で短くなってるのが非常に悔やまれます! 特に最終話! 出だしから衝撃的なシーン(そうなると知っていたのにドキリとさせられた演出でした)だし、ラスボスの描写や過去の所業、来訪者との関係、現在に至るまでの経緯も一話ぐらい使えれば更に深くて面白かっただろうに!
っていうか、nocasterに冗談で言ってた「あのクラゲが来訪者だったりして」がマジっていうのは自分でも驚き&爆笑。 (某所の情報では、どうやらこの世界にあわせて現出している姿がクラゲなのであって、本当は光量質系(だったっけ?そんな感じの言葉)の生き物らしいです)
そしてコモンの「あきらめるな!」 ついにあの子が言ったよ! 最初の頃なんて泣きべそばっかりだったし、憐編のOPなんか膝抱えて姫矢さんが居なくなったショックに打ちひしがれているとしか思えない姿を晒してたあの子が、いつもどやしつけられていた副隊長を、逆に叱咤激励して助けの手を差し伸べるまでに成長したなんて! そして受け継ぐ光! 歴代ネクサスを見守ってきたコモンだけに、それぞれの姿と戦闘スタイルを受け継いで次々変化する姿にはマジで燃え燃え。もうちょっとあの戦闘を長く見たかった! 姫矢編から繋がってきた謎のレーテも開放されて、人々の中にULTRAMANの記憶も蘇り、そしてその記憶から湧き上がる希望=光が、トリニティたるネクサスを更に最強の姿、希望を乗せた方舟=ノアへと変える画面に涙腺がギュッときました。 「だから、世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!」 ……すんません、これはCCAのアムロのセリフです。いや、つい思い出したんで(笑)
そして、TLTの人たち。 隊長の姿には泣けました。リフトに乗ってつい隊員達の姿を確認してしまって愕然としたり、それでも「出動!」の声を張り上げる姿には漢を感じました。 最後の最期に管理官とイラストレーターが手を取り合う姿もぐっときました。 互いに目的は同じだったのに、管理官は悲劇を繰り返さない力を求め、イラストレーターは来訪者とビーストのパワーバランスをはかり続ける事を最優先にした結果、最後の最後まで、表面では手を繋ぎ裏では反目せざるを得なかった人たちでしたが、自分たちでは滅亡を阻止する事が出来ないと悟った後、二人でモニターの中の戦いを見上げる姿には一体化した信念を感じました。それぞれの、たった一人の戦いが終わった姿には脱力感さえ見えて、瞼があつくなりました。
最後にまとめると。 こんなに綺麗に、感動的に終わった特撮なんて、随分久しぶり! 終わり方には非常に感動しました。前半の暗さを押して観続けた価値がありました。 スタッフの方々に心からありがとうそしてごくろうさまと言える作品なんて、初めてです。 いいものを見せてもらいました。ありがとうございます。
さて。
私もあきらめずに、転んでも、何年かかっても、サイト上の物語を終わらせますよ!(決意) ネクサスのように綺麗に、とはいかないかもしれませんけど(苦笑)
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