気ままな日記
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2005年08月21日(日) 雨宿り

駅前のスーパーで買い物をしていたら、まさかの俄か雨。
自転車をとりに駐輪場に行っている間に土砂降りに。やむなく駅構内に避難。
同じ境遇に立たされた人々で構内は賑わっている。
赤い服を着た崎陽軒の売り子さん、コロッケ家さんの店員さんは、「あらまあ」といった感じで、店先まで出てきて雨の様子を眺めている。
 改札から出てきた人は、急ぐのか、雨の中、強行突破とばかりに飛び出して行く者あり、「晴雨兼用日傘だもんね」と、傘を開いて余裕しゃくしゃく雨の中出て行く者あり、お迎えの車を携帯で頼んでいる者あり。
 気軽に雨宿りができるスペースといったらスーパーか駅ぐらいなもの。
雨がやむまでここで雨宿りするしかない、といった、わたしを含むその他多数の者たち。
それぞれは全く見知らぬ人々同士なのに、どういうわけか、連帯感のような、親近感のようなものが湧くのは、今、ここに閉じ込められているみんなの関心が、間違いなく「降られちゃいましたね」に、一致していると感じるからだろうか。


2005年08月18日(木) 駅前つれづれ

お盆休みが終わったのでまた電車が混み始めた。

最寄の駅前商店街にある店は定着率がいまひとつ良くない。新しい店が開店したなあ、と思っているといつのまにかつぶれている。開店セールの時は、大々的に宣伝をして、大安売りをするものだから、店員さん自ら交通整理が必要なほど、店の前の道路は買出しに来た人々の車で混雑するのだが、その余韻も長くは続かない。
 そのうち建物の改装工事、または解体作業が始まり、はてさて一体ここは以前何の店だったかしらと思い出せなことも珍しくない。
そして最近、開店する店でやたらに多いのが美容院と歯科医院である。
人口密度の多い住宅地のこと、需要はまずまずあるだろう。たくさんあれば客が分散されて、予約もとりやすく、待ち時間も少なくていいだろう。それにたくさんあれば「自分に合う店」も見つけやすいだろう。
それでも数メートルおきに一軒また一軒と美容院と歯科医院ばかりというのもバランスがとれていないような気も。
そう言いつつも、せっかくだからと歯科医院を転々と変えてみたが、他のどの科よりも設備が豪華。ひとつひとつの椅子には薄型テレビがついている。ドラマをやっていたり、アニメをやっていたり、環境ビデオを映していたり、今さっき撮った歯のレントゲン写真が映し出されるようになっているところもある。
ボタンひとつで消毒スリッパが出てくるところ、子供のお遊び広場があるところ、熱帯魚が待合室のスペースを占めているところ、などと数え上げればキリがない。
そして受付譲や歯科衛生士さんのユニフォームもピンク色、明らかに顔の見栄えで採用してない?というような医院もある。
 そういえば明日は歯医者に行くんだった。今も昔も変わらないのは、一本の歯の治療にかかる期間の長さ。ちょっとつついては、「今日はここまでです」。せっかちなわたしとしては一遍に済ませて欲しいなあ、といつも思うのです。


2005年08月13日(土) 実らないからこそ……

書店を徘徊していたら、ワンコインDVDのコーナーに、へミングウェイの、『誰が為に鐘は鳴る』」が置いてあったので、購入して、さきほど観終わった。
 わたしの好きな映画は、遠く過去に遡っても、二百三高地からタイタニック、戦場のピアニスト…など、「命がかかっています」というストーリーものである。
表舞台では銃撃戦や深刻な事件が起こっていて、その陰ではしっとりとした「想い」が流れているという、まあよくあるパターン。結末では大抵、その「想い」は実らない。どちらかが死ぬか去るかする。だからこそ泣けて良いのだといえば良いのだけど、たまには、めでたしめでたし、その後二人は90歳までなかむつまじく添い遂げました、というストーリーがあっても……う〜む、やはりおもしろくないか。
 


2005年08月08日(月) 鉄が足りてません

職場の健康診断。
最近あっちこっちで検査を受けているような気がする。
以前の血液検査で貧血が見つかったので処方された鉄剤を飲んでいたら、胃のむかつき、吐き気があらわれてきたので服用を中止した。ネットで調べたら、鉄剤には、そういう副作用があるのだそうだ。全く説明を受けていなかったので、胃に穴でもあいたのかと思った。
病院に行くと、どこかしら具合の悪いところが発見され、かえって「病人」になってしまいそうなので、極力避けたいものである。
で、これからは鉄は食事からとることにする。どうせならお薬からよりも、おいしいものから吸収したいもの。
もう少し太った方がいいですよと言われたが、やせるのは心理的に励みになるが、無理に太るのはかなり抵抗感がある。とはいえ、せっかくだからとこういう時こそ、ケーキ、甘いクッキー、思い存分食べてやろうと思うのだが皮肉なもので、この暑さ、甘い香りよりも、あっさりザルうどん、冷奴のようなものにしか魅力を感じないのである。


2005年08月02日(火) 暑さ絶好調

両親は箱根に旅行中、息子はテニス部の合宿に出かけたので、ここ2,3日はひとり暮らしのわたし。
せっかくだから、帰りがけに遊んで帰ろうと思うものの、意外に行きたいところは見つからず、それよりも早く帰ってシャワーを浴びてゆっくりくつろぎたいという気持ちが強く、コンビにで冷やしサラダうどんと冷奴、缶ビールを買って帰る。
―気楽だが少し侘しい。

黙々と机に向かっていることが多いせいか、仕事中、ひとりごとを言うのが癖になった。パソコン画面からの問いかけ「終了しますか?」「更新しますか?」」に、いちいち「はい」と声を出して返事したり、意味もなく「でかしたぜ!旦那」とつぶやいたり。
―害はないが、少し危ない。


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