気ままな日記
DiaryINDEX|past|will
総合病院に、検査の結果を訊きに行った。 相変わらずの混雑ぶり。 「TOMATOさん、内科2番からおはいりください」というアナウンスに促されて中待合室へはいる。 そこには、長いイスが置かれていて、カーテンで仕切られた診察室がずらりと並んでいる。2枚のカーテンで仕切ってあるだけなので、診察室で交わされる会話が丸聞こえである。 はじっこの部屋からはおばあさんの声。どうやら頭を打ったらしい。ともすると彼女の会話が関係のない方向へ流れていこうとするので、担当の医師はいらだっている。 「そんなのはどうでもいいことなんですよ!失神したかどうかが大事なんであってね。ボ〜ッとしてる?食後にワイン飲んだって言ったでしょ。そのせいですよ。CTなんてね、撮ってもいいけど、すごく頭が痛くなってからでいいの。こちらも資源を有効に使いたいんだから!!」と話を終わらせたがっているようだ。 それでも彼女が「でもね、先生、云々」とまたしても話を続けようとすると、医師は「資源のムダなんですよ!」と言い放ち、ついに彼女は頬を赤らめてカーテンから出てきた。 患者が立て込んでいるのはわかるし、ちょっと油断すると関係のない話やよもやま話に流れてしまうので、早く終わらせたいのだろうが、なんだか聞いていて薄ら寒くなった。 中待合室のおじいさんたちにも、この、自分の息子ほどの若い(声からすると)医師が、同輩に向かってこんな言い方をするのが聞こえていただろうが、彼らは眉ひとつ曇らせず、静かに自分の名前が呼ばれるのを待っていた。
4日間にわたる本監査が終わった。 「もし何か見つかったら、担当者の責任だぞ!!しっかり、チェックしておけ。」という課長の一言に、監査の前から、課内はピリピリムード。 課長も、上司としての責任を問われるのが怖いのだろう。 監査の前の作業というのが、つまり、監査委員に見せていいものと、見せてはいけないものを念入りに選別したり、毎日つけてなんていない帳簿を、さも、毎日つけているかのように、もっともらしく作り上げたりという、そういうことなのだ。 実際監査が始まってからというもの、ただでさえ混乱をきたしている医事業務がさらに混乱した。 監査委員に見せろといわれた決裁書類が見つからない、6ヶ月前に請求書を送ったのにまだ支払われていない、去年度の決裁がまだ回っていない、なんだかよくわからないけど、数字が全然あわない、など出るわ出るわ・・・。 産休でひとり休んでいるので、みんな一杯一杯の仕事を抱えている。 この人数で、この体制で、まともに処理なんかしようっていうほうが無理な話なのだ。 ブッチン、とわたしの中で何かがはじけた。
2003年03月12日(水) |
タマちゃん再び・・・ |
帷子川のアゴヒゲアザラシ、タマちゃんが、久しぶりに話題になった。 市民団体が彼を捕獲して、北海道のオホーツク海に放そうとしたが、失敗に終わったらしい。 「元気なうちに保護して、海にかえすべきだ」というグループと、「好きでこの川に来ているんだから静観するべきだ」というグループの衝突。 西区民としての住民票まであるのだから、さすがに騒ぎは大きい。 某ホテルでは、タマちゃんクッキーや、タマちゃんプランと銘打った宿泊プランも、登場したらしい。 ホテル側としては、どっちがタマちゃんにとって居心地がいいかというよりは、(そもそも確認のしようがない)是非とも横浜にいてほしいところだろう。 「まったく、この騒ぎで、川のパトロールの回数がまた増えてしまった。忙しいというのに・・・」 この河川を管理する治水事務所職員のそういうため息も聞こえてきそうである。これもまた、あまりのフィーバーぶりに、知らん顔できなくなった行政側の本音であろう。 ところで、今回の捕獲作戦が成功していたら、西区からの転出届は出されるのだろうか?
2003年03月03日(月) |
映画「戦場のピアニスト」 |
個人的には何の恨みもないのに、人が人を憎み、傷つけ、おとしめる。
人間が人間に、平然とあんなことできるものかとからだが凍った。
その時々の価値観や体制の、なんてもろくはかないものだろう。
最後の場面、客席を埋め尽くした人々の拍手がとても皮肉に響いた。
2003年03月02日(日) |
どうでもいいことだけど、スタンプカード |
買い物をするともらえるスタンプカード。 わたしはこのスタンプを集めるのが苦手である。 店で、「スタンプカード、おつくりしますか?」と訊かれると、つい「はい」と答えてしまう。 それなのに、次回そこで買い物をしても、会計の時に、カードを出すのを大抵忘れる。 「ポイントカード、お持ちですか?」と訊かれても、つくったかどうかさえ覚えていないか、思い出しても、かばんやら財布やらをごそごそするのが億劫なので「いいえ、持っていません」と答える。 そしてまた新しくつくってもらうはめになる。 そんなわけで、わたしの財布やカバンの中には、中途半端にポイント数のたまったスタンプカードがたくさんはいっている。 コロッケ、たこ焼き、たいやき(食生活が知れる)なんかを買ったときのから美容院、レンタルビデオ屋さんのまでいろいろ。 中には、どこの店のものなのかさっぱり思いだせないのもある。 そんなものでも、いつか偶然はいったお店で、同じカードをつくってもらって、「ああ、ここの店のだったのかー」と、納得したいので、とりあえず捨てずにとってある。
ヤ○ザキの「春のパン祭り」が今年も始まった。 パンの袋に貼られたシールを24点分集めると白いお皿がもらえるという毎年恒例の行事。 なぜかわたしはあれには年によっては、はまる。 とりつかれたようにそこのパンばかりを買い集める。 そういう時に限って、他のメーカーのパンが無性に食べたくなってしまうのだけど・・・。
|